Windows 11で主導権を取り戻す設定メモ
今回の記事は、OneDriveに振り回されたその先の話。
混乱を鎮め、自分のPCの主導権を取り戻すための具体的な手順書です。
「何が起きたのか?」というパニックの経緯(第1部)はこちら👇
👉 OneDriveでファイルが消えた?デスクトップとドキュメントが2つになるWindows 11の落とし穴
目的:デスクトップとドキュメントを「支配下」から出す
前回の記事で書いたとおり、
OneDrive自体はバックアップとして有用ですが、問題は「使うかどうかを選ばせてくれない自動同期」です。 今回の目的はただ一つ。
デスクトップとドキュメントをOneDriveの管理下から切り離し、ローカル(自分のPC内)に実体を取り戻す。
難しいことはしません。以下の3ステップで進めます。
【実務】主導権を取り戻す3ステップ
ここから実務です。
① 「今の世界線」を確認する(場所とアイコン)
いきなり設定を触る前に、エクスプローラーで「デスクトップ」や「ドキュメント」を開き、以下の2点を確認してください。
雲マーク: ファイル名の横に雲のマークが付いていたら、実体がクラウドにあり、ローカルにはない状態です。
今はOneDriveの世界線です。
パス(場所): アドレスバーをクリックし、C:\Users\ユーザー名\OneDrive\デスクトップ のように、パスに「OneDrive」という文字列が含まれているか?
雲マーク: ファイル名の横に雲のマークが付いていたら、実体がクラウドにあり、ローカルにはない状態です。
② 同期を外す(生活圏フォルダを狙い撃つ)
OneDriveをアンインストールする必要はありません。仕事の「生活圏」であるフォルダだけを同期対象から外します。
- タスクバーの「OneDrive(雲アイコン)」→「設定(歯車マーク)」を開く
- 「バックアップを管理」を選択
- 「デスクトップ」と「ドキュメント」のスイッチをオフにする
- 警告が出ますが「このフォルダーのバックアップを停止する」を選んで進める
③ ファイルを「ローカル」に連れ戻す(最重要)
全同期を外した直後、デスクトップが空っぽに見えることがあります。
これはファイルが「OneDrive側のフォルダ」に残されたままだからです。
C:\Users\ユーザー名\OneDrive\デスクトップを開く- 中身をすべてコピー(または移動)する
- 本来の場所(
C:\Users\ユーザー名\Desktop)に貼り付ける
これで、元の平和なデスクトップに戻ります。

運用ルール:OneDriveは「倉庫」として扱う
Googleドライブ派(Google王国の民)の感覚に合わせるなら、これがベストな着地点です。
- 常駐させない: 毎日触る場所には入れない
- 生活圏に入れない: デスクトップやドキュメントとは切り離す
- 必要な時だけ使う: 重いファイルの受け渡しや、一時的な保管場所(倉庫)にする
つまり
倉庫扱い。
レジストリをいじるような過激な設定は不要です。
親のPCでも「生活圏を守る設定」だけで、事故の8割は防げます。
まとめ|選ぶのは、自分
OneDriveを黙らせるだけで、Windows 11は驚くほど静かで扱いやすくなります。何より、「どこに何を置くか」を自分で決めているという安心感が取り戻せます。
OneDrive、
もうお前の好きにはさせないぞ。
さて、主導権は取り戻しましたが、ここで一つの疑問が残ります。
「なぜこれほどまでにコピーファイルが量産され、地獄のような状況になったのか?」
次回、最終章。Microsoftが描く「クラウド前提の設計思想」とその副作用について解説します。私の半日が溶けた、本当の理由を書き留めました👇
👉OneDriveでコピーが量産された理由 ──それは不具合ではなく「思想」だった
そもそも
何が混乱のトリガーになったのかを
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