コンテンツへスキップ

大山寺のお参りを済ませてまたケーブルカーに乗りふもとの駅まで。
大山寺駅ではケーブルをまたぐ陸橋があるのですが、上り方向の運転士さんに「どちらに向かいますか?」と声をかけられ、「下に降ります」というと、乗り込むまで待っていてくれました。
帰りは、行きにも通ってきた「こま参道」でお土産屋さんを覗きながら、宿へ向かいたいと思います。
天気も悪いし、シーズンではないので参道も閑散としていました。
豆腐懐石の店や土産物の店などを過ぎて 呼び込みがありました。
「美味しいお豆腐食べていきませんか?」
さっき カフェで甘いものを食べたけど、お昼がまだです。
軽く食べていこうと思います。
今夜の宿で 豆腐懐石が待っているので、味噌田楽(こんにゃく)とお蕎麦を1つ頼んで2人でシェアします。
寒いので田楽が熱々で美味しい。
大山で取れた きのこの入ったお蕎麦も美味しかった。


塚本土産店さん。
観光地価格でないのが好感持てます。

店を出ると雨が降ってきました。
天気予報 通りですね。
元々は午後4時チェックインの予定ですが、雨なので もう宿に行きたい。
まだ3時前ですが電話をいれて宿へ向かいます。

こま参道から下る道には宿坊が並びます。
参詣の人たちが寄進した玉垣がかぞえきれないほど残っています。たくさんありすぎて写真取るのを忘れました。

良弁滝

今日の宿、
宿坊「東學坊」さんに到着。
ここは、1600年に創業と伝わる歴史ある宿坊だそうです。
現在の先導師さんは19代目になるそうです。

浴衣を選ばせてもらいました。
お部屋係の方がテキパキといろいろ 説明してくれました。
貸切露天風呂もあるらしい。

ウェルカムティー。
お抹茶に杏仁豆腐 だそうです。


部屋は12畳+6畳に 板の間と洗面 トイレがついてました。この宿でも広い方の部屋だと思います。(うちの家より広い!)

窓を開けると川が流れてる。
ご飯を5時半に頼んで、それまで内湯に入りくつろぎます。何もすることがないのが贅沢ですね。泊り客も少ないので 内湯では1人でした。大きめの家庭用お風呂といった感じ なので 他のグループの人と一緒に入ることは想定されていないのかも。
夕食は1階の大広間で。
5時半になっていくと、もう3組ほど食事が始まっていました。
テーブルセッティングを見ると、今日の泊まり客は5組のようです。
お豆腐懐石をいただきます。
お豆腐づくし。

食事の後は一休みして、貸切露天風呂へ。
事前情報を得ていませんでしたが、ここのお風呂は温泉でした。
雨の中の露天風呂も良いものでした。

夜は時にすることもないので、早く休みました。

翌朝。
雨はますます降っています。
気温もぐっと下がりました。
朝食前にも貸し切ろ露天風呂へ行きます。

昨夜は暗くてよく見えていませんでしたが、まだ作られてから新しい感じのお風呂でした。(写真はありません)

朝食もお豆腐づくし。
和食でしたが珈琲のサービスがあるのは嬉しい。やっぱり朝はコーヒーを飲みたいですものね。

部屋からの眺め

写真がないのですが、この宿坊は、朝のお祓い体験ができます。

朝食後、自由参加ですと言われていましたが、この日の宿泊客は全員参加したようです。
先導師さんが祝詞を上げてお祓いしてもらえます。
帰りには御札もいただけました。
本来は、ここで払っていただいた体で大山に登り阿夫利神社に参拝する順序だそうですが、今日は嵐なので、もう帰ります(笑)
↓「るるぶ大山体験」に載っていたものです。

宿をチェックアウトし、近所のお饅頭屋さんへ。
「大山まん志゙う本舗良辨」
朝7時からやってるお菓子屋さん。

できたてのおまんじゅうを買いました。
1個90円。
まだホカホカでした。

あたご滝バス停まで歩きます。
バスの時間まで「あたご滝」を見物。
昔はこの滝で身を清めてからお参りしたそうです。

バスで
伊勢原駅まで戻りました。
大雨です。

昨日は気が付きませんでしたが、伊勢原駅には大山名物「布招き」がたくさんありました。

※Perplexity の Eliot より:

大山詣りで手ぬぐいを宿坊に吊るす風習「布まねき」は、江戸時代に始まったとされています。この風習は、大山詣りが盛んだった夏山期間(旧暦6月27日から7月17日)に、宿坊の門前に講名を染めた手ぬぐいを掲げることで、講の参拝者を歓迎し、また講の目印とするために行われていました。
この「布まねき」は、特に江戸時代中期から後期にかけて大山詣りが最盛期を迎えた宝暦年間(18世紀半ば)頃に広まったと考えられます。当時、大山詣りは関東一円で信仰を集め、年間20万人以上が訪れる一大行事となっていました。

2日目はあられが降るような荒天だったので、早めに帰路につきお昼には自宅に帰ってきました。つまり日帰りでも行けるということです(知ってたけど)

次は日帰りで天気の良いときに行ってこようと思います。

子供の頃から落語で「大山詣り」 というのを聞いていました。そのころは「大山」は山の名前ではなくて大きい山のことだろうと思っていました。
大人になって東京に住み、 三軒茶屋のところに 「大山道」という道標があるのを見た時に、大山は実在するんだと知りました。

それから 大山はいつか行ってみたい 憧れの地になったのですが、なかなか実現の機会はありません。
東京西部や神奈川に住んでいると、「大山」という名前にはいろんなところででくわします。特に大山詣りに使われた街道沿いには、宿場や史跡、道の名前など今でも残ってるところがあるんです。
さて 神奈川県に住むようになって早6年、大山の山容をようやく覚え、あれが大山だなと横浜からでもわかるようになりました。分かってしまうと とっても分かりやすい。
(うちの近所からの富士山と大山の眺め)
大山は江戸時代から続く山岳信仰の山です(山岳信仰自体は 縄文時代からと言われています)山の麓にはたくさんの宿坊があり、 江戸時代以降 たくさんの講が 団体でお参りにやってきた場所です。
現在も講はあるようですけれども 旅のスタイルは変わってきており、宿坊も料理を出す 旅館 として営業しています。
さてその大山についに行くことにしました。
1月に 徳島に行った時に羽田空港で大山の観光案内のパンフレットを偶然見つけ、よし次は大山に行こうと決めたのです。
徳島から帰ってきて すぐに旅行サイトで色々調べ宿の予約を入れました。
宿の予約は早めのほうがいいけど、それだとお天気が心配。旅行の日程が近づくにつれて、天気予報を何度も見てヤキモキしていました。  
結局、旅行日程の土日のうち、土曜は曇り。でも土曜の夜から雨が降り出して日曜はずっと雨という 生憎の天気予報となりました。
土曜、早めに家を出て雨の降らないうちにお参りを済ませ、あとは宿でのんびりしようと思います。
大山フリーパスというのを買います。小田急線(本厚木から渋沢区間)、神奈中バス、それに 大山のケーブルカーが2日間乗り放題になります。
大山詣り だけでなく 大山 丹沢 あたりの山歩きを楽しむ人たちにも便利なパスのようです。

朝9時に家を出て 相鉄横浜駅でフリーパスを買いました。
相鉄線内はただ往復だけですが、海老名駅からの小田急線まで通しで1枚の切符になるので便利です。

海老名で小田急に乗り換え、伊勢原まで。
伊勢原駅は大山ムードが高まります。
液には観光案内所もあり、地図などももらえ、バス乗り場なども親切に教えてもらいました。

伊勢原からかなちゅうバスで大山ケーブルカー乗り場まで行きます。
土日は1時間に3本と本数も多く、便利に使えます。

フリーパスは単純 往復するだけでもお得になっています。

今は PASMO などで 全部乗れるので関係ないんですけど、手間がなくていいですね。また、現地での優待も利用できるようです。
バス停前にあった江戸時代の大山詣りの様子。
ここから徒歩15分 石段をずっと上がって ケーブルカーの駅まで行きます。途中はコマ参道と言っていろんなお土産屋さんや 宿坊 が並んでいます。
帰りに寄りましょう。


ケーブルカーの駅。

ケーブルカーは最新式のきれいな 車両です。

テーブルカーの終点 阿夫利神社駅。
山ですので 行く先々 ずっと 階段があり ひたすら 石段を登ります。

それでも ケーブルカーに乗れば神社まで40分かかるところを6分で連れてってくれます。
まだまだ 石段が続きます

登りきったところに 江戸時代の大山参りの像がありました。
抱えている大きな棒のようなものは木で作った太刀で、これを 江戸から抱えて行って奉納するのが当時の習わし だったようです。
昔の人たちの体力 すごい!

ケーブルカーで来られるのは中腹の社で山頂には本社があります。
そこやがるには 徒歩のみ。トレッキングの装備が必要
です。
昔はここから先は女性は入れなかったとのこと。
今でもお祓いをしてから入るように と書いてありますね。
境内からの眺め。
あいにく曇っていますが、眼下に相模湾、江ノ島、三浦半島 そして 晴れた日なら房総半島まで望めるそうです。
この景色は気持ちいいですね。
江戸時代の人たちは 江戸からここまで歩いてきて、さらに山に登ってこの眺めを見たら、とても心が洗われたに違いありません。
北の筑波山からも関東平野を一望できますが、筑波山からは海は見えないので、この景色はまた格別ですね。
江戸時代 大山に詣でた後、大抵は 江ノ島 まで 回って 弁天様にお参りをするのが習わし だったようです。江の島が良く見えるので、「次はあそこだ!」とみんなで眺めたんでしょうね。
山のお水を飲めるところがありました。きれいなお水です。

これは豆腐の供養塔。
各県に豆腐商工組合(あるいは 豆腐 油揚商工組合)があることが 玉垣からわかります。手前の四角いのは豆腐のモニュメント??

客殿の一部を改装しておしゃれなカフェができていました。
「茶寮石尊」
ここからの眺めも素晴らしい。


このマスに入っているのは 抹茶ティラミスです。


「石尊」の入り口。
「石尊」というのは大山の信仰「石尊大権現」から来ています 山岳信仰と修験道が合わさった 大山 独自のもの のようです。(石尊権現は全国に勧請されているらしい)

同行の夫は重度の花粉症なのですが、 この環境に連れてきたのは間違いだったかも と反省しました。
カフェの窓の外には杉の花が満開でした。

鹿がいました。飼われているのか?

これが 大山フリーパスです。

またケーブルカーに乗ります。ケーブルカーは2台あって それが 上下で ケーブルに繋がっています

途中の 大山寺駅ですれ違います。
ここで降りて 大山寺へ行ってみましょう。


大山寺は奈良時代に 良弁老師によって開かれそうです。元々は阿夫利神社のあった場所にありましたが、明治の廃仏毀釈によってここへ 移されたそうです。


阿夫利神社に比べて「不遇」といった感じです。
補修工事をしているようですが、あちこちガタが来ている感じもあり、お金がなさそうです。あちこちにお金を入れる箱が置いてあり、「お金お金」という感じがしました。

内観させていただきましたが、ものがそこかしこに置かれていて、とても 雑然としていました。予算がないことと 片付けができないのはイコールではなさそうですけどね。
いつも 等々力不動にお参りをしているので、 お不動様の護摩木勤行は知ってるつもりでしたが、お経の読み方が違いました。色々 流派があるのでしょうね。

「大山詣り」はここまで。
あとは 参道に戻っておやつを食べたり 宿に行ったりです。
後半に続きます。

2日目
朝6:30から朝食が始まるので、一番乗りで食堂へ。

朝食には徳島名物も色々あってたのしめました。鳴門のわかめ、なると金時、徳島丼など。

7時すぎにチェックアウトし、空港へのリムジンバス乗り場へ向かいます。切符を買います。ここはPASMO使えます。

10分ほど時間があったので、駅前ロータリーをぐるりと一周。


郵便ポストに阿波踊りの彫刻が。


ポッポ街はアーケード街ですが、昨夜一人で散歩に出た夫によるとシャッター商店街のようだったらしい。


徳島駅前はヤシの木で南国感があります。

リムジンバスは7:35
30分ほどで空港に到着します。
思った通り、リムジンバスは飛行機の出発に合わせて運行されています。
9時発の羽田行きに乗る場合は、このバスですね。

1時間前に到着したので、少しおみやげやさんを見る時間がありました。

そして10:10、出発からちょうど24時間後に羽田に到着しました。
帰りは横浜までバスに乗ってみました。

土日の2連休を使っての「どこかにマイル」旅。
駆け足すぎる旅行でしたが、日曜日が半日休息に充てられるのも悪くないと思いました。

今回の旅行のお小遣い帳つけておきます。(全て2人分)

◆飛行機:マイルで無料
◆ホテル:13,824円
◆交通費:バス空港〜鳴門途中下車 800円
バス鳴門途中下車〜鳴門公園 700円
バス鳴門公園〜鳴門駅 780円 
JR鳴門〜徳島 860円
バス徳島駅〜空港 1600円
バス羽田〜横浜 2000円
◆観光 渦の道 1020円
◆食事:昼食「あらし」 6820円
    夕食「安兵衛」 6960円
◆お土産:わかめ、柚子胡椒、おかしなど 4428円

合計 41,295円

旅に出たら、土地の乗り物に乗るのも楽しいですね。
鳴門から徳島駅へはバス便のほうが早くて便利なのですが、折角の四国初上陸、JR四国にも乗ってみたいですね。

鳴門駅から徳島駅まで鳴門線、高徳線に乗っていきましょう。

運賃430円。
鳴門駅前には「足湯」があったんですが、時間がなくて残念!

鳴門駅は始発。
とっても古い型の機動車。
キハ47。

ホームにあった「人間愛に包まれた第9アジア初演の地」「なると金時のまち」。

第9アジア初演というのは、第一次世界大戦のあと、ドイツ兵捕虜がこの近くに収容されていて、その収容所でベートーベンの第九が初演されたというものです。収容所のあとが「板東俘虜収容所跡」として整備公開されているそうです。
なると金時はさつまいもですね。
これまで見てきた砂地の畑がサツマイモ栽培に向いているようですね。
車内。
古いです。

整理券を取る方式。
途中の駅は無人が多く、そういうところから乗った人は車掌さんに料金を払います。
座席のクッションはヘタっています。
昔懐かしのツマミを挟んで開閉する窓。

17:03 鳴門発
車窓。
蓮田もありました。

17:49 徳島着
鳴門、徳島間は営業キロで18kmしかないのですが、単線のため途中の駅で何度も待ち合わせするので時間がかかりますね。

駅ビルに入ってる土産物やさんに閉店ギリギリに滑り込みます。

少しおみやげを買いました。
ここからホテルにチェックインします。
今日のホテルは「ダイワロイネットホテル」。
ビジネスホテルです。

荷物をおいたら、明日の朝のリムジンバス乗り場を確認して、晩ごはんを食べに行きます。

バス停は眼の前。

晩御飯は周辺の店をチェックしておきました。
昼が魚だったので、阿波尾鶏が食べられる店に行ってみました。
すると、まさかの満席で入れませんでした。
徳島駅前人が少ないと思ったけど、侮れません。
気を取り直して、2軒目にチャレンジ。
昼からやってる老舗の居酒屋。
安兵衛さん。

間口は狭かったけど、奥に広く上の階もあるようで、無事入れました。
ここも人気店で、活気があります。

お腹いっぱい食べて、駅前散歩してホテルに戻って寝ました。

鳴門公園にバスで到着。
バス停から階段を登って鳴門大橋のたもとまでいきます。

「渦の道」という、橋の上から真下に渦潮を見ることのできる遊歩道があるのです。県営だそうで、入場料は510円でした。

吹きさらしなので、結構寒かったのですが、景色はとっても良かったです。
時間はちょうど干潮の15:20。

瀬戸内海側から太平洋側へどんどん潮が流れていて、滝のように見えるところもありました。
観潮船も2隻ほどでていました。
間近で見るのは迫力でしょうね。
でも酔うから遠慮したいです。
渦の道は途中途中にベンチもあり、渦潮メカニズムの説明板もあり、また、床の一部がガラスになっていて真下が見下ろせる様になっていました。
(ちょっと足がすくみました)

そのあと、鳴門大橋を見渡せる展望台にも行きました。

渦潮を満喫したあとは、またバスに乗って今度は鳴門駅へ。

ボンカレーの大塚食品は徳島の会社なんですよね。
大塚さんの看板がたくさんあります。

1月18日(土)
晴天
飛行機から富士山がよく見えました。

11:30「徳島阿波おどり空港」に到着

小さな空港です。

飛行機を降りたらすぐに到着ロビーに出られ、正面にインフォメーションがありました。「鳴門行きのバスはどこから出ますか?」と聞き、場所を教えてもらいます。チケットは券売機でも買えるそうですが、途中下車する場合は、ちょうどの料金のチケットは買えないので車内で払うことになるそうです。(パスモなどは使えないそうです)

このバスは徳島駅行のリムジンバスです。
われらは「鳴門公園行き」の路線バスに乗ります。
11:40 バスに乗り込みます。

12時頃、「高速鳴門バス停前」という停留所で下車。
時刻表を写真にとっておきます。


バスの車窓から景色を見ていてびっくりしたのが、ここの畑はみんな砂地ということです。海岸の砂浜ならわかるのですが、普通の町中の住宅のそばの畑などもみな砂地。砂が飛ばないようになのか、20センチくらいの高さのネットで柵をしてあるのも興味深い景色でした(写真ないけど)

徒歩15分ほどで、昼食を食べようと思ったお店「味処あらし」に到着。
人気のお店だとは聞いていましたが、まさかの「80分待ち」の表示。

80分待って、食事時間に1時間弱かかったとして、14:30ごろまでにここを出れば、14:54の鳴門公園行きのバスに間に合い、渦潮の見頃15:20にちょうどいいでしょう。

ということで80分待ちました!
店の前に列を作って待っている人は少ない…と思ったのですが、皆さん駐車場の自家用車の中で待っている人が大半だったのでした。
お店の人が、車のナンバーのメモを見て順番が来たら呼びに行ってました。

幸い、椅子が空いたので、座って待つことができてよかったです。
12:15から待って、入店できたのは13:45で、90分待ちでした。
普段は並ぶのが大嫌いな夫も、「これも旅行の思い出だね」と機嫌よく待っていました。

さすが人気のお店で、美味しいお魚を満喫しました。
待ったかいがありました。

イカ刺し

もう一度、先程のバス停まで戻り、鳴門公園を目指します。
15:12 終点に到着。帰りのバスの時間も確認しておきます。

鳴門大橋のたもとに広がる鳴門公園。
さぁ、渦潮を見に行きましょう♫

つづく

行き先が 徳島に決まったので旅程を考えます。
何を隠そう、私はこのプランづくりが大好きです。
なんなら旅行そのものよりも好きかもしれません。
行き帰りの飛行機はもう決まっているので、これに合わせて考えていきます。
今回JALさんから提示された便は、以下の通り。
行き
羽田10:10発 徳島11:30着
帰り
徳島9:00発 羽田10:10着
現地滞在時間があまりありませんね。
徳島空港から市内までの交通手段はバスのようです。
徳島駅までのリムジンバスが800円
時間が不規則なのは、きっと飛行機の到着に合わせて運行されてるのでしょう。その他、路線バスもあるようで、そちらを使うと鳴門方面に行けるらしい。
この交通アクセスを軸に、やりたいことを考えます。
やりたいこと
◆徳島市の中心街を散策
◆ランドマーク的な史跡(お城とか)など見る
◆土地の人気の店で食事
◆アーケード街を歩く
◆ローカルな乗り物に乗る
以上は、どの街に行ってもやりたいことですが、徳島という土地を考えると、もう2つ加わりますね。
◆四国八十八ヶ所巡り
徳島から一番が始まるので、お参りするのも良さそう。
◆鳴門の渦潮
同僚が去年行って良かったと言ってたなー。
調べてみると、お遍路のお寺は街から離れたところにあるようです。
対して鳴門も離れてはいますが、空港からバスで直接行ける。
今回は滞在時間も短いし、鳴門の渦潮を見に行くことに決めました。
鳴門は観光地なので、ホテルも色々あります。2食付の旅館に泊まって鳴門だけ楽しむのもありかも?
でも、翌朝9時の飛行機に乗るにはタクシーで行かないと間に合わないみたい。朝ごはんも食べられないし。そこまでするのもねぇ。
徳島駅前に泊まれば飛行機の運行に合わせたリムジンバスがあります。
ホテルは徳島駅前にとることにします。
渦潮について調べていくと、見頃の時間があることを知りました。潮の満ち引きに関係があるので1日2回渦潮が良く見える時間帯があるのだそう。
その日は午後3:20がピークらしい。
どうせならその時間に見たい。
渦潮は船からではなく(船酔いするので船は苦手)、鳴門大橋にある「渦の道」 という遊歩道に行こうと思います。
昼食は鳴門公園に行く途中で食べましょう。
Google マップでバスのルートを調べ、途中下車して歩ける範囲に、評判のいい店を見つけました。
宿泊:ホテルダイワロイネットホテル徳島駅前
このホテルは リムジンバス乗り場に一番近いので選びました。
晩御飯は市街中心部の居酒屋などが気楽でよさそうです。
これも評判のいい店を何軒か ピックアップしておきます。
こうして旅程が組み上がりました。
徳島旅行プラン
徳島空港に11時30分に到着
そこから路線バスで鳴門方面へ向かう
途中下車してランチ
またバスで鳴門公園へ「渦の道」で渦潮をみる
バスで鳴門駅へ
鳴門駅→徳島駅のローカル線に乗車
鳴門駅前のホテルへ
ホテル周辺の居酒屋などで夕食
1泊
翌朝は早起きしてホテルの朝ごはん
ホテルの目の前から出ている 7:35発リムジンバスで空港へ向かい、帰京。
ざっとこんな感じです。
鳴門の渦潮を見に行くことにしたので、徳島市中心部散策はできなさそうです。でもローカルな乗り物にのるのは盛り込みました。
行程が結構タイトなので乗り物の時刻表はちゃんと調べておきました。
あとは当日の気分で柔軟に対応したいと思います。
徳島駅前の夕食候補
徳島といえば 阿波尾鶏、 それから鳴門の鯛、鳴門金時 なんか もありますけど ま それはいいか
徳島ラーメンというのもありますが、ラーメンよりお魚かな?
夫はお刺身が大好きなので、魚介類 メインで考えたいと思います。
我が家の夫婦で旅行する時には、旅程づくり、街歩きや乗り物選定などについては私の好み全開になるため、食べ物は夫の好みを優先します。
私は食べるものは割とどうでもいいタイプで、逆に夫は観光とかにはあまり興味がなくて美味しいものが食べられれば幸せなタイプです。
ホテルから歩ける範囲の居酒屋を数件リストアップしました。
店の雰囲気は実際行ってみないとわからないので、計画はここまで。

航空会社のマイルサービス
飛行機に乗ったり、提携先のサービス(クレジットカードでの買い物など)を利用するたびにポイント(マイル)が貯まる仕組みをマイレージプログラムなどと言います。貯めたマイルは、無料の航空券や座席アップグレード、ショッピングや宿泊などに使えます。旅行好きや出張が多い人には、使い方次第でお得感が大きく魅力的なサービスです。

私もかれこれ20年ほどJALでマイルをためています。
クレジットカードもJALの提携カードを持っていて、日常の支払いでも何となくマイルがたまる仕組みです。コロナ禍以降、旅行に出かけることが極端に減ったので、クレジットカードのグレードを落としましたが、それでも少しはたまっています。

マイルの特典旅行は便の変更の融通きく点も魅力で、以前は海外旅行にもマイルの特典を使ったりしていました。帰省時はほとんど特典旅行でした。

昨年JALのマイル特典航空券のルールが変更になり、出発日や込み具合によって必要マイル数が変動するようになりました。
国内特典旅行をする場合は、往復10000~40000マイル程度必要です。
例えば、今2月中旬の羽田-熊本往復を予約すると最安で16000マイルかかるようです。込み合う連休などだと、時間によっては片道2万マイル以上必要です。
また、予約の変更には柔軟性がなくなりました。
改悪とも言えますね。
ですが、「どこかにマイル」なら往復7000マイルで往復可能です。
お得ですね。(これも以前は往復6000マイルでしたが)
JALの「どこかにマイル」とは?
JALの「どこかにマイル」は、たった7,000マイルで国内のどこかに行けるお得なサービス!行き先は4つの候補地からランダムで決まり、ちょっとしたサプライズ気分が楽しめます。旅行の行き先に迷った時や、気軽に冒険したい時にぴったり!
新しい場所を発見できるワクワク感が魅力です!

申し込み方法

  • JAL公式サイトの「どこかにマイル」のページへアクセス
  • 出発地と希望条件を入力
    出発空港(羽田、大阪(伊丹・関空)、福岡など)や希望する出発日を選択します。条件を設定したら候補地が4つ提案されます。
  • 候補地を確認
    提案された4つの候補地をチェックし、「この内容で申し込む」をクリック。行き先は予約確定後にランダムで決まります。
  • マイルを引き落とし
    申し込み時に7,000マイルが自動で引き落とされます。
  • 行き先の通知
    予約確定後、ランダムで決まった行き先が通知され、往復の飛行機が決定します。だいたい翌日くらいにはお知らせメールが届きます。
2025年1月「どこかにマイル」
この1月、このサービスを使って国内旅行を計画しました。
1月18日(土) 19日(日) の 一泊二日
行き先はどこでもいいんですが、できれば 大雪などで欠航になるのは避けたい。そこで、何度か行先候補地をシャッフルし、なるべく 北日本の候補地 が少ない組み合わせで申し込みました。
今回の候補地は、
秋田、高知、 徳島、 長崎

(秋田が入っていますが 秋田空港 は冬季就航率は低くないので)
行先が決まるのは、申し込んでから1日から2日かかります。
その間は、この4つの 場所のうち、どこになってもいいように色々旅程を考えます。空港から中心市街までの交通手段、ホテル の候補地など。
1泊2日という短い時間なので、 県庁所在地の街中に滞在して、中心地を散策するような楽しみ方になります。 

1月4日の夜9時過ぎに申し込んで、搭乗便が決まったという連絡が翌5日の正午過ぎにありました。
マイルは2人分で14000マイルが引き落とされました。
今回の行き先は…

ダラララララ タ~~ン

徳島です


わ~お!私にとっては初めての 四国。
徳島 どんなところなんでしょう?


このどこかにマイルはとてもお得に旅行はできる分、いろいろ制約があり、予約の変更 キャンセルはできません。

これからの2週間弱 体調に気をつけながら予定を組みます。

年末年始台湾3泊5日
行程振り返り
1日目:スカイライナーで成田空港へ。昼のタイガーエアで、現地3時半桃園空港着。陳昇の無料画廊イベント⇒車で宜蘭へ、宜蘭夜市で夕食、宜蘭泊。
2日目:宜蘭⇒羅東林業公園⇒太平山〜鳩の沢温泉⇒カバラン⇒西門町金獅楼で夕食⇒台北泊(YMCA)
3日目:友人とカフェで昼食⇒鶏家荘で夕食⇒年越しコンサート
4日目:北京ダック⇒お茶。買い物。博物館。マッサージ⇒帰国(夜行便)
5日目:朝羽田空港着
【日本円】
合計 93,690円
■内訳
タイガーエア 77048円
2泊目ホテルYMCA 6928円(NT1470)
台湾データ通信用SIMカード4日分 1190円
スカイライナー 1300円
朝食おにぎり 437円 
コーヒー 432円
マッサージチェア 300円
免税店の化粧品(Shuuemuraのアイシャドウ)5605円
機内持ち込み用水とおやつ 450円

【台湾ドル】 レート 1台湾ドル=0.2円

合計 NT17,083=85,415円
※実際は昔レートが良かった頃(1台湾ドル=0.28円)の現金を持っていったので、60000円くらいの換算です。
■内訳
◆宿泊や観光
コンサートチケット 3500
3泊目ホテル 福華国際文教会館 3220
マッサージ60分 990
博物館入場 80
◆滞在中食べたものなど
金獅楼(4人分)2398
鶏家荘(1人分) 552
ケーキ 280(本体480)
コンビニ焼芋とお茶 60
コンビニおやつと飲み物(コンサート持ち込み用) 155
パン(楽田) 48
牛肉麺 200
空港のカフェ コーヒー 120
水 75
◆交通費など
タクシー 115
タクシー 80
バスやMTR複数 約150
空港MRT 150
コインロッカー 40
◆お土産や買い物
CD 450
カバランウィスキー 720mL 3000
お試し50mL3本 820
お茶おみやげ150g✗2 600
おまけ(自分で払っていないけど参考として)
大平山エリア入山料 150/人 100/車
温泉 250/人
煮卵6個 100
煮卵竹籠レンタル 20
まとめ
年末年始台北旅行3泊5日 約18万円
今回は、1泊目のホテル代をはじめ、食事代などの大部分を友人が奢ってくれたので、滞在費があまりかかっていません。
自分で払ったホテル代もYMCAは破格の安値でした。
大晦日の台北のホテルはどんどん値上がりしていて、やっと見つけたところもBooking.comで最安値でNT3220=16000円。

飛行機代は、LCC(格安航空会社)のお陰で、以前と同じくらいで行けました。

でもJALとかチャイナエアラインなどのフルサービスの航空会社のには、この時期なかなか乗れませんね。
「台湾も物価がどんどん上がっている」と聞きます。
食事代も上がっていると感じましたが、(以前は牛肉麺は120元くらいでしたが、今回食べたのは200元)それでも屋台はまだ安いし。交通費もまぁまぁ。
高くなったのはやはりホテル代ですね。
コンサートチケットも5年前までは2800元でしたが、今回は3500元(それでもほかの歌手に比べたら安い)
5年ぶりの海外旅行だったので、予算は十分取っていったけど、物欲は減っていました。それでもカバランのウィスキーは3000元=15000円のを買いました。
いまウィスキーはどこも高い。日本のウィスキーも高くて買えませんね(普段は1000円程度のスコッチを買っています)
カバランは台湾を代表する世界レベルのクオリティーの蒸留所。
5年ぶりだったので、奮発しちゃいました。
2018年のGWに3泊で行ったときの記録
滞在費ホテル込みで3万円程度…
安かったね。

4日目 1月1日 台北(帰国日)
朝ご飯のついているホテル。
昨夜遅くて寝たのは今朝の3時半頃、朝はゆっくりしたいけど、このホテルの朝食がどんな感じなのかは見ておきたい気も。
朝ご飯は10時まで。
コーヒーだけでもいいから、ちょっと行ってきましょうか。
朝ご飯会場、広い。
朝食券などはなく部屋番号を告げるだけで入場できます。席は自分で見つけるスタイル。

食事の種類も多くて美味しそうでした。
(ヨーグルト食べたかったけど、それだけはなかった)
このあと北京ダックの会食が決まっているので、果物程度の朝ご飯にします。

泊まっている人も多いのか、満席状態。
私の席も一人客との相席になりました。
この人、若い男性だったんだけど、来ている服が面白い。
長袖のTシャツの前面に日本語の標語みたいなものが書かれていて、背中側には日の丸と青天白日旗(中華民国国旗)、日本の高校の部活名。
???
なんだろう、気になる。
話しかけてみました。
日本語できる人かな?とはじめは日本語で。
「素敵なTシャツですね」
???の顔。
あ、日本語は通じないひとだ。
中国語に切り替える。
片言の中国語で集めた情報によると どうもその T シャツは自分で作ったもの のようでした 日本語が書いてあるのは日本の歌手のファンで その歌手のために作ったもののよう。
わかるよその推しの気持ち!
朝ご飯はうんと軽くしておいて、
チェックアウトまで 部屋でのんびりします。

お昼ご飯は毎年恒例の 北京ダック。
コンサート 仲間のこもさんの誕生日でもあるので 毎年こもさんが 招集して彼のおごり。
なので 私は有志でケーキを買っていきます。
ケーキがダブったら困るので誰がケーキを買っていくか 打ち合わせ。
私が買うことになりました。
MRT で 中山駅に着いて Google マップで周辺のケーキ屋さんを検索。
三越デパートの地下に行けば何かありそう。
駅の改札を出たところで 蛋蛋にばったり会いました。
一緒にケーキを買いに行きます。
待ち合わせ時間にも遅れそうだったので見つけた一軒目でサクッと 購入。
そうしたら周りにもっとたくさん いろんな種類のケーキ屋さんがあったのでした。
もっとちゃんと見てから買えば良かったかな。
北京ダックは中山駅近くの老舗「天厨菜館」。
今回の参加者はコモさん、ベンちゃん 蛋蛋、鳥姐、私の5人です。
北京ダックは 「三吃」(サンチー いわゆる 北京ダックに炒め物とスープがついたタイプ) あといくつか食べたいものを頼みます。

持ち込んだケーキは冷蔵庫に預かっておいてくれたりします。
今回 買ってきたケーキは、冷凍されてて解凍して食べなきゃいけなかったのに、さらに冷蔵庫保管してもらっちゃったから アイスケーキのようになっていました 失敗。

ベンちゃんはこれから松山空港へ向かってそのまま帰国です。
北京ダックを食べた後は、コモさんとも別れ、蛋蛋、鳥姐といっしょにちょっと街をうろうろ。
家族に頼まれていた台湾茶を買ったり、孫文が昔住んだという日本家屋 梅屋敷を見に行ったり。

私は今夜 深夜の便 なので 空港 MRT の駅のコインロッカーに荷物を預けます。
それから西門町に移動し古いスターバックスでお茶しました。

そこで 2人と別れて 単独行動を開始。この旅中、単独行動の時間はとっても短かい。

雨が降ってきました。
博物館にでも行こうかな。
ここからすぐのところに 台湾国立博物館があります。
日本統治時代に建てられた ルネサンス 式の建物です。

行ってみると まだ開館時間なのに今日は人が多すぎるので入場制限をしていて入れないと言われました。

なんと 残念。

すでに博物館に行く気持ちになっていたので、(よくありますよね 何かを食べたいと思ってその口になってしまうと 目当ての店に振られてもやっぱりそれが食べたいっていう気持ち)別の博物館に向かいます。
雨なので タクシーに乗りました。

南海公園の台北歴史博物館。





これはずいぶん昔に初めて台湾に来ていた頃に行ったことがあります。

唐三彩などが展示されていた記憶。

行ってみると 改装中 なのか、展示は少ない 印象でした。
時間は結構あるのでゆっくり 見ました。

内容は台湾の戦後の戦前線後の美術館による 水墨画とか 洋画、
中国大陸の周王朝以降の色々な宝物(故宮博物院が有名ですけどね)

個人的にはこの博物館自体の歴史の展示などが面白かった。

中華民国政府が台湾に移ってきてからの苦難の歴史というものが美術品の側面から語られていて 非常に興味深いものでした。

閉館時間 近くまでいて 博物館を後にしました。

フライトは 深夜 なので 9時ぐらいに空港に向かえば 良さそうです。
近くのお店で 牛肉麺を食べました これが 夕食です。

この後はどこかでマッサージでも受けてそれから空港に向かいましょう。
荷物を預けた 北門駅の近くに、前に何度か行った マッサージ屋さんがあります。荷物をピックアップした後行ってみます。ちょっと待たされましたが1時間の足つぼマッサージ コースを受けました。

空港までの MRT は 時間ギリギリで乗っちゃったせいか 席がなくて結局空港まで立っていくことに。
どのみち 飛行機ではずっと座りっぱなしなので まあいいか。
早め早めに動こうとしたせいか、
MRT でも立ってましたが空港に着いても航空会社のカウンターでチェックイン 始まるまで、ずっと並んで待ちました。
飛行機に乗る際も 待合室に立って並んだり。

そんなに並ばなくてもゆっくり座っていても良かったんですけどね。
帰りは2時間半ぐらいで着いてしまうので 特に寝る時間もない感じです。
夜中なので空港の売店でお水だけ買って乗り込みました。
機内食 も頼んでいません。
羽田に着いたのは日本時間で 朝4時頃。この時間は まだ電車やバスも動いていないので空港で1時間ぐらい時間をつぶさなくてはいけません。
前にも経験がありますが 羽田の国際線ターミナルは 到着ロビー も出発ロビー も レストラン フロアも全て ベンチなどでゴロゴロ 寝ている旅行者で溢れています。

私も出発ロビーのレストラン フロアまで行き 空いていた ベンチとテーブルを確保してちょっと パソコンでネットなどをして時間を潰しました。
横浜駅の始発が動く頃に電車に乗って帰宅しました 家に着いたのは朝6時ぐらいでした。

コロナ禍で休んでいた、海外旅行をついに再開しました。
それまで20年間毎年毎年台湾で年越しをしていましたが、2020年の正月に帰国したとき、武漢で新型コロナの流行が始まっていたのでしたね。
以来、日本で正月を過ごすうちに、「日本の正月ものんびりできていいなぁ」なんて思っていたんです。正月休みに家にいるって、ほんと楽ちん。

でも、今年は「そろそろ行ってみよう」と、出かけてきました。

5年ぶり。
浦島太郎状態かもしれませんね。

【旅程】

2024年12月29日〜2025年1月2日(未明)帰国
タイガーエア台湾
現地泊3泊。
1️⃣伯斯飯店(宜蘭)
2️⃣台北青年国際旅館YMCA(台北)
3️⃣福華國際文教會館(台北)
メインイベントは陳昇の年越しコンサート(大晦日)。
あとは、台湾の友人たちと会ったり、元旦の北京ダック会など。
【初日】12月29日
横浜の自宅を朝7時に出て、日暮里からスカイライナーで成田空港へ。

タイガーエアは第2ターミナルからでます。

5年ぶりに免税店で、ShuUemuraのアイシャドウを購入。
11:25 IT201便 台北桃園空港へ向かいます。
機内食を予約しておきました。無難にカレーを注文。ポップコーンとジュース付き。

現地時間14:45到着(第1ターミナル)
入国審査の列はとても長い。オンラインで入国書類を提出しておきましたので、パスポートを見せて指紋押捺と顔写真撮影でOK。(日本の出入国は無人ゲートでパスポートの読み取りと写真撮影のみ)
友人のタンタンが迎えに来てくれて、車で一路台北を目指します。
台湾ドルとの交換レートは約5倍(つまり1万円⇒2000台湾ドル)。
以前は3.5倍位だったので、円安に泣かされますね。
まず、向かうのは台北富錦街の画廊で行われている陳昇のミニコンサート。
「前門芸術空間」
2日前にアナウンスされた無料のイベントで、狭い会場だから入れるか心配していましたが、1時間ほど遅れていっても入る余地がありました。
ワインや珈琲のサービスも有り。

日本から一足先に到着していたべんちゃんや、数年ぶりに会うMasaoとも再開を喜びました。香港の友人楽も来ていました。休憩時間にはボビーにも挨拶。ボビーの奥さんにも。

終演後は一路東海岸の宜蘭へ行くことにしていました。
急遽べんちゃんもさそいました。彼女はすでに台北の宿にチェックインしていたのですが、1泊分の荷物をもって同行してくれることに。

台北から宜蘭までは高速で1時間程度。
夜8時頃に宜蘭駅近くのボスホテルに到着。チェックインのあと、ホテルの前に広がる「東門観光夜市」へ。
今夜のご飯は屋台飯です。
葱油餅(ツォンヨウビン)

牡蠣入りオムレツ(オアツェン)

ルーウェイ

海鮮羹

緑豆豆花

お腹いっぱいになりました。
おやすみなさい〜。

怒涛の10月が終わり 11月もそこそこ忙しいです。

メモ的に記録しておきます。
10月の初旬は台湾から友人が5年ぶりに訪ねてきました。あれこれ話しながら街を歩いたり 鉄道オタク 居酒屋に行ったり。

10月の12日13日は横浜 ジャズプロムナードのボランティア スタッフとして2日間街角ライブのお世話をしました。
真夏かと思うほどの晴天で 気温も高く 野外での仕事はなかなかハードでしたが2日間 終わった後 ボランティアの人たちと一緒に打ち上げに行ったりしてとても楽しい時間を過ごしました。

それから 10月は神奈川大学の公開講座を毎週1回 受講していました。
歴史哲学思想概論のような授業で、これまた 全然知らない話ばかりだったので面白かったです。
ヘーゲル、 ランケ、ニーチェ…。
何をした人が全然知りませんでしたが。内容はかなり難しくてついていくのが大変でした。
10月の中旬に職場の同僚が急死しました。
連休明けに出勤してこないので ご家族に連絡を取って、様子を見に行ってもらったところ 自宅で亡くなっているのが発見されました。ご家族の意向で お葬式身内だけでやるということで、そういう意味では何の忙しさ もなかったのですが、仕事面では大忙し。自分の仕事量が今までの1.5倍ぐらいになっています。後任の人が多い仕事 覚えてくれるまで、しばらくこの状態が続きそうです。
色々思うことありますが、それはまた改めて。

10月下旬の休みに横浜 ジャズのボランティアで知り合った人が参加しているイベントがあるというので金沢区の野島に行ってきました。
沼には 伊藤博文の別荘もあります。
俳優の西田敏行さんが亡くなったということで Netflix で釣りバカ日誌が全部公開されていました。
今まで見たことがなかったのですが 見てみると 西田さん扮する 浜ちゃんの自宅が野島でした。
「あ、歩いてきた道だ!このお寿司屋さん 今もあるね!」など、夫と盛り上がりました。

11月の頭には大学時代の同級生と5年ぶりに集まる同期会を開催しました。これも幹事をやっていたのでちょっとバタバタ。
80人の同級生のうち20数名が集まってくれました。どんなに時間が空いても、会えばパッと 学生時代の感覚に戻るのが同窓会の楽しいところですね。
なんか 忙しいことが続いたので、11月の3連休の最終日は一人でデイキャンプに行ってかけて焼き芋を焼いてきました。
ひたすら 火を眺めて焼き芋を焼いてリフレッシュできました。

8月24日土曜日、恩師小澤先生の 94歳のお祝いの会が箱根湯本で開かれ、夫婦で行ってきました。
先生はしばらく前に体調を崩されて入院中とのことでしたが、無事開催され、全国から大勢の人たちが お祝いに駆けつけました。
私も大学の同期と誘い合いましたが、 一緒にヨーロッパに行った 皆さんや色々お世話になった方々に再会できたことがとても嬉しく、あちこち挨拶に忙しくとても楽しい会となりました。
会場は 箱根湯本駅に近い湯本富士屋ホテルの大宴会場。

34個並んだテーブルには、それぞれ グリム童話のお話のタイトルがつけられていました。われらのテーブルは「おおかみと七ひきの小やぎ」。
大学時代の友人たちといっしょです。
先生 は 医療スタッフに助けられながら車椅子で入場され、皆からの祝辞などを嬉しそうに聞いていらっしゃいました。
また 誕生日ケーキも用意されていて、 お孫さんたちからの祝福の言葉や 花束贈呈などもありました。
88歳の米寿のお祝いの時は先生の講演会が催されましたが、 今回も先生からのお話の時間があり、後進へのメッセージを力強い言葉で話されていました。

ご家族によれば 、ご体調は 一進一退のようですが 、この会を非常に楽しみにされて リハビリなども頑張って来られたとのことでした。
まだまだこれから やりたいお仕事の話なども、意欲的にされていました。
そのあとは先生の活動の関係者や、(私とは違い)立派な研究者となられている教え子の皆さんからの祝辞が続きました。ドイツの研究者仲間のウター 先生からのお祝いビデオメッセージなども届いていました。
米寿のお祝いの時は、私たち筑波の教え子たちにも声がかかり、同期の友人が祝辞を述べました。今回はそういう オファーがなかったので、ないものだと気楽に構えていたら、 会場入りした後 お世話係の方から 「祝辞の時間ありますよ。お願いしますね」と簡単に言われてしまいました。
えー 聞いてないし!
でも、こういう会で話をさせてもらえるのはとてもありがたいこと。
私なりに精一杯努めました。ぶっつけだったので、話はまとまらずボロボロでしたけど、まぁ気持ちが大事ですよね。 こういうものは 。
1人当たりの時間は2分ぐらいということでしたが、適当に話したら 5分も喋っていました。こんな機会はもうないと思いますが、何があってもいいように練習しておきたいと思いました。

参加者は全国から 300名ほどが集まったということです。
昔ばなし大学も今年で32周年、 そのお祝いも兼ねての会なので、昔ばなし大学の皆さんが中心で、数年前に「中欧の旅」をご一緒した皆さんも何人ももいらっしゃっていましたし、7年前の25周年大会でお目にかかった秋田の方々、小澤昔ばなし研究所の皆様との旧交を温めました。
私のテーブルはつくばの仲間たち、その他先生が筑波にいらっしゃる前の日本女子大学時代の教え子の皆さんのテーブル もありました。
会の終盤には先生の息子さん(!)のギター弾き語り などもあり、 なかなかのサプライズ。先生も最前列でとても嬉しそうにご覧になっていました。
会の時間は12時から4時までの4時間もとってあり、参加者とゆっくり話をすることができました。長丁場 なので 先生は途中で一旦が退席なさり、控え室で休まれていたようです。
最後は先生の弟さんの幹雄さんの指揮で賛美歌の「山辺に向かいて」 を歌いました。この歌は昔話 大学の会合では必ず歌われれるものです。

先生の体調を考慮して、先生に個人的に声をかけるのは遠慮しました。
(コロナやその他の感染などを避けたいということでマスクも推奨されていましたし)

いつも通り、愛と情熱のあふれる会で幸せな気持ちになりました。
会の終了後は、同じホテルに1泊の予約をしていたので、チェックインして、しばし筑波の友人と部屋でおしゃべり。
日帰りの人はだれもいなくて、みな箱根に宿を取っているとのこと。
湯本の駅前商店街で軽く飲もうかと繰り出しました。
箱根湯本も外国人観光客がいっぱいで、お店にも英語メニューが標準装備。日本の観光業界の進化はすごいですね。
昭和感漂う居酒屋で二次会。
学生に戻ったような気分でした。
箱根もまだまだ暑く、結局今回の箱根行きは、先生の祝賀会と友人たちとの居酒屋と、翌朝の温泉街散歩だけでおわりました。
もう少し気候の良いときにまた遊びに来たいなと思いました。

ほんとに今年の夏はあつすぎます。


神奈川大学のエクステンション講座(公開講座)で、連続受講している橘川先生の講演会があるというので町田まで行ってみました。
神奈川大学の公開講座、春の5回シリーズは先週で終わったのですが、ちょうど6回目のような位置づけ。
主催は神奈川大学の同窓会町田支部(?)のようです。
だれでも無料で参加OKとの話だったので、お言葉に甘えて。
会場は@「町田ぽっぽ」という半分公共の場所のような施設、中庭に面してスタバがあっていい雰囲気です。
町田駅にはおそらく初めて下りたったのですが、ものすごくひとが多くて「都会!」というのが第一の感想。
講演の中でも、町田は古くから「交通の要衝」という話がでましたが、まさにそんな感じです。

知らなかったのですが、この講演会は同窓会の会合の第2部のような位置づけだったようで、参加者の大半はその関係の皆さんの様でした。
・・・私なんかが来てしまって、なんかすみません。
橘川先生にも始まる前にご挨拶しました。
先生もさすがに私の顔を覚えてくださったらしく
「今日の話はね、先週までやってた話にだいぶかぶるところがあるんだよ。だから、もう聞いた話だなって思うと思うよ」
なんて、わざわざ前振りをしてくださったり。
講演の中で、渋沢敬三宅にあった「日本常民文化研究所」が、神奈川大学に移ったいきさつなどについても聞くことができました。
宮本常一の本でも読んだことのある「九学会連合合同調査」のことなども。
法学部の教授で政治思想が専門の橘川先生が、なぜ常民研の仕事をするようになったのか、のお話も改めてちゃんと伺えて有意義でした。
(わたしも、なんでなんでなろうと不思議に思っていたのです)
にしても、古文書を読むの先生の専門とも関係があったのかな?
こんど機会があったらそんな話も聞いてみたい。
そもそも神大のエクステンション講座で橘川先生の講座を受講するようになったのは、日本の政治思想「ナショナリズム」について興味があったから。
全く触れたことのない分野の話で、チンプンカンプンながらも面白いなと思いつつ受講していたのですが、だんだん回を重ねるごとに民俗学よりになってきて、あれれ?
小澤俊夫先生の「昔ばなし大学」も文学方面だと思っていたら、やっぱり民俗学だったし。
大学生の時に宮田登先生の授業も履修放棄してしまうほど、難しいと思ったのだけど、ここに戻ってきてしまってる感あります。

一周回ってやはりここに来るのか?
などと思うと可笑しい。

JR の 首都圏のかなりの範囲を 最低運賃 150円だけを払って ぐるっと回れる いわゆる大回りの旅をやってきました!

大回りとは?
下の地図の範囲のa 駅から b 駅まで行く場合、どんなルートで行っても、最低料金で行けるという特例です。
もちろん 改札を出てはいけませんし、同じ駅を2回通ってはいけないなどのルールがあります。また切符は当日限り有効です(日付をまたいでも終電までは乗れます)

スタートは JR 根岸線 石川町駅です。
Suica や PASMO でも乗れるようですが 旅情を高めるため 150円の切符を買いました。
石川町からですとお隣の駅、関内や桜木町まで行ける切符です。

7:51購入

旅のスタートです。
まず 根岸線の終点 大船へ向かいます。
8時3分 石川町駅発。
日曜日の朝 下り線はガラガラです。
大船 到着8時28分。

朝ごはんを食べていなかったので 大船駅構内のベックスコーヒーで食べます。

朝ご飯 2人で1090円です。


大船からは 東海道線下り、9時発熱海行きに乗ります。

東海道線はそれなりに人がいましたが 何とか 席を確保して 茅ヶ崎へ向かいます。

この 大回りの旅を思いつく きっかけとなったのが、YouTubeの鉄道ファンの人の動画。乗り鉄とか言われるファンの人たちは 「この列車は何系」とかよく話していて、ちんぷんかんぷんですが(笑) それっぽい写真を撮ってみました。
東海道線で乗った車両は「モハ E 230」、
モーター付き ということで、は普通客車ということのようです。
は JR東日本 (イーストのE)
後の数字は 型番や 製造番号のようです。

茅ヶ崎 到着9時15分。


次は 相模線に乗って 終点 橋本まで行きます。
相模線は単線でした。
初めて 乗りました。
相模線はそれほど 本数がないので 茅ヶ崎で少し待ちます。
ホームに財布が落ちていたので 改札の係員の人まで届けたりもしました。
9時27分 茅ヶ崎発橋本行き。

10時半 橋本 到着。
相模線は単線 なので、途中 何度も上下線の待ち合わせをしました。
ずっと空いていましたが、 橋本が近づくにつれ 人がどんどん 乗ってきて この混雑になりました。
橋本からは横浜線に乗って 八王子へ向かいます。

10時40分

八王子駅で八高線に乗り換えます。
八高線は八王子と高崎を結んでいる線ですが 途中 川越線も並走しているようです。
自分でボタンを押して ドアを開けるタイプの車両です。
高麗川で八高線は北へ向かいますが、 この車両は川越線に入って川越へ。


12時24分 川越 到着。

乗ってきた車両はモハでした。

ちょっとお腹が空いてきたので 川越駅をぐるりと 見学。

川越の これ何でしたっけ?
火の見櫓?時計台?
ラーメン屋と蕎麦屋もあったのですが もうちょっと我慢して 大宮でご飯を食べようと思います。
川越駅の乗車位置を知らせる サインは 川越名産のさつまいもの 絵柄が!

川越からりんかい線直通新木場行きに乗って大宮へ向かいます。


この車両も ガラガラ。

大宮駅には20分くらいで到着。
大宮駅はとても大きな乗換駅で新幹線も通ってますから 駅ナカのお店が充実しています。
いろんなお店があったんですが 人もその分 多くて大賑わい。
今日は和食のお店に入りました。

美味しそうです!
贅沢しました!
かなり満足したので大宮から一気に 東京上野ラインで横浜に帰ります。
13時53分発 熱海行き。

14時52分 横浜に到着しました。
運良く1両目のボックスシートに座れました。

横浜から関内まで移動して改札を出ました。出発から7時間以上経ってました。自動改札機ではピンポンと鳴って通ることができなかったので、係の人に「大回りしてきました」と言って出ました。

夫は本を読み進めることができたみたいで喜んでました。
私は車窓の景色を見たりいろんな車両に乗ったりが楽しかったです。
これは前の日にちょっとプランを立てたものです。
この通りには行かなかったけど。
なかなか楽しい遊びでした。 また次は別のルートで回ってみたいと思います。
房総一周とかもやってみたい。

3回目の授業がありました。
今日も 三郎兵衛さんの話の続きからです。
三郎兵衛さんは村でいろいろ 揉め事を起こす問題がある人だったそうですが、
のちのち時代が下ると「三郎兵衛」家ということになって名望家チックになっていくようです。

さて また時 国行けから見つかった 古文書で三郎兵衛さんの家の商売がわかります。
これは 曽々木の 三郎兵衛さんが、同じ能登半島の宇出津の人から
4人乗りの船を買った時の証文です。

さらに下の古文書は三郎兵衛さんがその4人乗りの船を今の山形県酒田沖にある 飛島 という島に冬の間 係留 しておくために 通行手形を求める 願い書 です。

下のは 古文書の資料はついてなかったのですが 翻刻された資料です。
三郎兵衛さんが能登半島から4人乗りの船で松前から若狭のあたりまで色々なものを運んでいたということが この 古文書から分かっているそうです。
この頃の三郎兵衛さんは 「組頭」 ということになっているようです。
トイレを作った人とは別人物かもしれません 代々 三郎兵衛を名乗っているのでしょう。
今日は 能登半島の時国家の話から、
佐渡の船登源兵衛家古文書、
さらに瀬戸内海の 二神島〜二神氏の古文書の話にまで及び、
古文書調査と考古学的な発掘調査を照らし合わせる話など、非常に興味深いものでした。

能登時国家にて発見された 古文書を使った授業を継続中です。

古文書を読む 授業ではないのですが、資料には 古文書がバシバシ と出てきます。

これは道にトイレを作って訴えられた男の話です。
江戸時代はなかなか 愉快ですね。
【参考】
この授業はこの愉快な話がメインではなくて、「水呑百姓だ 頭振りだ 貧農だ」と思われた人たちがどれだけ 豊かな経済活動をしていたか という証拠の古文書という文脈で登場しています。
この道にトイレをはみ出して作って訴えられた三郎兵衛という男は、
身分こそ農地を持たない 「頭振」ですが、お金はたくさん持っていたらしいです。

2

4月、本屋にNHKの教育講座のテキストがずらりと並んでしますね。
中学生のころから「基礎英語」とか語学講座のテキストを何度買っては挫折したことか!(笑)
最近は、NHKのテキストを買うことはほとんどないのですが、先日コーナーに行ってみてたら、発見がありました。
教育テレビの「3か月でマスターする世界史」
毎週木曜日です。
アジアから見た世界史、世界文明や世界宗教など、新しい視点でとてもワクワクします。
そして、ラジオも新しい番組が始まりました。
今年度の古典講読は、島内景二先生の名場面でつづる「源氏物語」。
今年の大河どらまが紫式部だからかもしれませんね。
一昨年だったかの古典講読が、島内景二先生の「紫式部日記」だったのですが、この先生の話し方がとても聞きやすくとってもファンになったのです。(そのあと本も買いました。このブログにも書いたはず)
島内景二先生再登場!今年は52回にわたってこの源氏物語をやるそうです。たのしみ~~
まだ1回しか聞いていませんが、なんと第1回は「湖月抄」と森鴎外の話からです。引き込まれます。
番組は聞き逃し配信がネットでも聞けるんですよ

NHKは今年は源氏物語関連の番組多くて、別の番組「カルチャーラジオ 文学の世界」でも13回シリーズで、林望さんの講演の番組もあって面白かったのですが、林望先生の話し方は、内容盛りだくさんで早口でちょっと聞き取りに難しいところ有り。録音の問題かもですが、ラジオなので、聞き取りにくいのは大変です。去年の古典講読が万葉集だったのですが、その担当の先生も早口で聴きとりが大変でした。

島内先生はゆっくりしゃべってくれるので、私に合います。

数年前から「朝日新聞ポッドキャスト」のファンです。
このメディアは、パソコンやスマホで聴ける音声コンテンツで、ラジオと同様のものですね。
動画がYoutubeなら、音声はPodcastといった時代です。
ポッドキャストは、好きな時間に好きな番組を選んで聴くことができるのがいいんですよね。今は、ラジオ番組もPodcastに保存して繰り返し聴けるようになっているものもあります。
朝日新聞のポッドキャストは、コロナ禍の時期に始まり、記事の背景や、記事では語り切れなかったことを記者自身が肉声で話してくれるというのがとても面白くて、すっかりファンになりました。
2022年には朝日新聞本社で開かれたイベントにも行ったほどです。
はじめのころは配信される番組をすべて聞いていましたが、どんどんポッドキャスト部門も充実してきて番組数も大量になっています。そんな中でも政治記者の秋山さんや冨名腰さんが登場する番組が好きです。
さすがに今は追いきれなくなって、タイトルを見て面白そうかな?というのを拾って聞いているのですが、最近、とても興味深い番組がありました。
朝日新聞ポッドキャストは、記者や編集者経験者から構成されている「音声チーム」員が番組を作っているのですが、チーム員は普段はMCやミキサーを担当し、ほかの部門の記者さんがゲストで登場するのが多いのです。
でも今回は、おなじみのチーム員さん本人が書いた記事についてでした。
聞き進めると、その若手記者の祖母が特殊詐欺(いわゆるオレオレ詐欺)にあってしまったという内容でした。しかも成りすまされた「孫」というのがその記者本人だったという話。
犯人グループの「受け子」が逮捕され、起訴され、判決が下り・・・・
この記者は、被害に遭った自分の家族、そして加害者側の犯人とその家族に取材して10回連載の記事を書いたそうです。(この連載もとても面白かった)
こういうことってあるんですねぇ。
それだけ、この犯罪が頻繁に起きているってことなのだと思いますが。
番組はめちゃ面白かったし、特殊詐欺に騙されないのは難しい、ということもよくわかりました。私の身内も気をつけてほしいなと思いました。
音声番組
【関連記事】
(連載初回)「孫助けたい」信じた電話 100万円渡した祖母と受け子がたどる道
https://www.asahi.com/articles/ASS3M63J2S25DIFI009.html?iref=omny
だまされた人を「ほめてあげて」 特殊詐欺が「間接的殺人」になる時
https://www.asahi.com/articles/ASS3T3CY0S39DIFI001.html?iref=omny

能を習っている友人の舞台があると言うので 国立能楽堂へ行ってきました。

喜多流一門(?) 発表会のトリにお能があります。

今年の大河は 紫式部が主人公。

源氏物語は10代の頃に漫画の「あさきゆめみし」を少し読んだ程度、あとは 古文の授業で習った 桐壺のくだりぐらいでほとんど内容を知らなかったのですが、最近せっせと 源氏物語の現代語訳とか情報 仕入れています。
今は YouTubeでも解説がいろいろあるし、 現代語訳の朗読も何種類も YouTubeにあるんですよ。
漫画で読んだ時には 「光源氏ってひどい男だ」ぐらいにしか思わなかったのが、さすがに大人になってくると人間の感情のヒダとかわかるようになるようで、今は紫式部ってすごい人だなあと思っています。
さて この「葵上」というお能ですが、
シテは 六条御息所です。葵の上は出てきません、と言うかいる設定なんですけれども 着物(小袖)が1枚 舞台前方に置かれていて、 これが病に伏している 葵の上という設定です。
能のこういう 簡略表現は非常に興味深いですよね。
友人がこのシテを務めます。
素人なのにすごいことですよね!
周りを固めるのはそうそうたるプロの皆さん方。
発表会なので入場無料、
とても 堪能させていただきました。
友人に感謝。
お能の六条御息所は 葵上を取り殺すことなく、横川の僧都に調伏されて成仏するというお話 なんですね。
源氏物語とは違う展開です。


大河ドラマ光る君へのストーリーには源氏物語の盛り込まれているようです。

雨夜の品定めのシーンもありましたね。
鳥籠から雀の子が逃げてしまって出会うというのもありました。

どうも 六条御息所的に生霊になるのは明子女王の線がありそうですね。どんな展開になるのでしょうか?
ワクワク。

私の職場は長いこと隔週週休二日制で、第1・3土曜を休んできた。(つまり第2・4・5土曜は出勤)
土曜日は客先からの電話連絡なども少なく、集中して仕事が進むという良い面もあった。通勤電車もガラスキだったし。
平日に有休を割と自由に取って旅行とか行ってたので、まあこの体制も悪いものではなかった。(でもやはり6連勤は体にこたえます)
そんななか、コロナの規制も緩和された昨年春から会社の体制を見直し、完全週休二日体制になった。毎週連休があるのはやっぱりうれしい。
身体も楽!
ところが、スタッフの入れ替わりなどがあり、私自身の平日休みが取りにくくなった。(パートさんが増えて、毎日会社の戸締りをして帰る担当が私しかいなくなったため)
そこで、有給休暇を完全消化するために、平日の午前中に半休をとることにした。だいたい木曜日の午前中は休むことにした。
月火水と3日間働いて、木曜日に半休とって、あと金曜1日働けば、2連休!
いいリズム。
もはや6連勤とかやっていたのが信じられない(笑)
きょうも木曜日で午前休をとった。
のんびり空いた電車で出勤。
ちょっと用事があったので、はやめに会社に顔を出して、それからまた外出して近所を散歩していたら、声をかけられた。
あら!
時々会社帰りに身体を癒してもらっているアロマセラピストさん。
こんなところでばったり会うのは初めてのこと。
きけば、あちらも陽気に誘われて散歩に出てきたのだとか。
「わたしも今日は午後から出勤なので散歩してるんですよ」
近所の寺院の境内まで散歩するというので、わたしもお供させてもらう。
そのお寺は私もしょっちゅう昼休みの散歩に出かけているところ。
他愛もないおしゃべりをしながら、てくてく。
「ちょっとお線香を買いたいんですよ」
そうか、お寺ってお線香とかも売ってるんだ。あまり考えたことなかった。
アロマセラピストさんなので、香りにはうるさいのだろうなぁ。
「お寺によっては、珍しいお線香を売ってるんえすよ。前にここで買ったこの香りがよかったので、リピートです」
みると何種類かの線香があり、見本も置いてあったので香りを嗅ぎ比べ。
へ~。
犬も歩けばなんとやら、ひとりで散歩しているだけでは体験できないことを体験させてもらった。今度はお寺でお線香買ってみようかしら。

2月10日、夫に誘われ、新宿のサンモールで上演された舞台「川辺市子のために」を観賞しました。
前情報なく見たのですが、かなりショーゲキ的な経験になりました。
シアターサンモールは地下にある小さな会場です、ステージの前と右側に客席が広がり、舞台と観客との距離が非常に近く、臨場感が際立っていました。
物語は、恋人からのプロポーズの翌日に突然姿を消した女性・川辺市子の壮絶な過去と真実を描いています。物語の展開は予想以上に引き込まれました。

笑いはほとんどなく、キリキリと心臓をつかまれるような緊張感の中、展開するストーリーと役者の演技。演じていた人たちは、きっと毎日相当こころを消耗したんじゃないかと心配になりました。
この作品はもともと2015年の舞台作品で、同じ戸田彬弘が監督もした別のアプローチの映像作品「市子」が昨年末から全国公開されています。杉咲花さんが市子の役に扮しているそうで、その映画も非常に話題になっているようです。

今回の舞台は再演です。
久しぶりにこんな緊張感のある舞台を見ました。
映画も見てみたいと思います。

ちょうど、今日からアマゾンプライムで配信始まったようです。

時々見に行っているスタンドアップコメディアン 清水宏さんのイベントへ行きました。

今回のテーマは 「万葉集 サザンオールスターズ」。
みんなのうた。
みんなの歌とはどういうことか?
そして ゲストは俳人の今井聖さん。
知らない人でしたが 「街俳句会」という句会の主宰をしている方だそうです。清水さんはその句会に時々参加するようになったのだそう。
へー。
実は私も数か月前から、父の主宰している句会に飛び入り参加してるんです。俳句の基礎もわかってないのですけど、みようみまねで。
プロの俳人の方の話を聞くなんて初めて!
受付で紙とペンが配られて「よかったら 俳句をつくって提出してください」と言われました。
前半は 清水さんのスタンダップコメディ。
万葉歌人の気持ちになって裏を読んでいく話面白かった。
休憩をはさんで、後半は今井さんとの対談になり、俳句 をどういうスタンスで作るか、俳句の挑戦の話などになりました。

まず誰かに似た俳句はダメ。
どこかで見たような情景とか 絵はがきのような俳句はダメ。
予定調和、定番は面白くない。
倫理的にまとまっているのは つまらない。
などの話があり、 なるほど俳句とはそういうものか!と目を開かれる感がありました。
今井さんの話し方も非常に面白く、俳句をやらない人たち(今日のお客さんの多くはそういう人だったと思う)も話にひきこまれてたようでした。
最後には俳句の批評がありました。
清水さんが自分で作った俳句を5つほどホワイトボードに書きだします。さすがコメディアンの方の作品で、私なんかとはぜんぜん違う尖った作風。
それをさらに添削しながら尖らせていく先生。
うわーおもしろい!
対談が始まる前の休憩時間に、希望者の俳句が集められました。
私も1分くらいで何とかひねり出して提出したのですが、最後にそちらの批評もしてくれました。
今井さんの句会参加者もいらしていたようで、玄人っぽい句が次々と披露されます。すごいなぁ。
私の作った俳句も取り上げてくれて批評してもらえました。
 春めくやスタンダップに笑う夜
「これは 挨拶句と言います」
俳人が一夜の宿をお世話になる時など、家主に多少のおべっかを使うような感じで挨拶する社交の句、という解説。
なるほど、たしかに。勝手にこのイベントにちなんだ句を作るのだと思ってしまっていました。イマイさんの話を聞く前に作った句なので、趣旨にまったくあってなかったと、自分でも思ったけど。


私も「誰にも似てない句」に挑戦してみたいな、と思いました。

次の句会の題は「春めく」。
頑張ってみよう。


会場の隣町珈琲は、いろいろな文化的イベントが開催されている商店街のブックカフェ。
https://tonarimachicafe.jp/

最近とみに仕事のストレスが多いこともあり、解消のために2週連続でデイキャンプです。

先週は久しぶりに車を借りてテントも持ってやってきました。
テント張りもしばらくやらないと忘れちゃいそうだから。
練習練習。
寝袋も一つ買ったので夫に寝心地チェックしてもらいます。
今回は完全に私主導です。普段は夫にお願いする食材準備も自分でやりました。
デイキャンプでゆっくりする時間も取りたいから、網で焼けるエビ、ソーセージ、焼鳥串盛り合わせです。
あとはカップ麺とインスタントコーヒー。
前の日に駅ビルのスーパーで食材を買うついでに、スポーツ用品店で寝袋の下にしくマットも買っておきました。2000円くらい。

今回のサイトは開けた畑の横です。

風もない日でリフレクターはなくても良かったのですが、これがあると温かさが違います。

割と安価に買える赤海老。

家で串にさしてきました。
焼き鳥盛り合わせは冷凍のものを買っておきました。
これまで何度も焚き火をやって、ようやく料理の際には炭にすれば良いと気が付きました。薪を燃やして炭を作って挑戦です。

ご飯を食べたあと、寝袋体験してもらいました。この寝袋は、アマゾンのランキングで一位になってたもの。5000円以下で買える化繊のものです。3000円位のインナーシュラフと合わせます。

夫の感想は、はじめは暖かくて気持ちよかったけど。寝ているうちにだんだん寒くなってきた。夜は無理では?

とのこと。
まあ、テント開けてたしね。
冬の宿泊をするならシュラフカバーとかもっと工夫が必要でしょうね。

最後ににカップ麺で温まってもらいました。
今回の調理は網焼きとメスティンでお湯沸かすだけの簡単なものばかりだったので道具も少なく済みました。でも焚き火で使ったメスティンはすすで真っ黒!!
今週は今から出かけます。
一人で電車で行くので荷物を極力軽くします。
椅子の代わりにマット持参。
幅とるので網棚にのせました。

今日もかまどのあるサイトを予約しました。焚き火 関係のものを持ってこなくていいので楽なんです。

今日の私のキャンプ 風景です。

前回 メスティンが真っ黒になったので、今日はポケットストーブで固形燃料でお湯を沸かすことにします。


かまどは 焼き芋用に。

昨日まで 雨だったから 薪がちょっと燃えにくい。


昨日はみぞれが降るような寒い日だったのですが、今日は春めいた空気。

天気も良くて気持ちいい!
今日は朝10時から午後2時までの4時間。
リフレッシュできました。

最近 2週続けて 「ブラタモリ」で鎌倉を取り上げていました。
月曜日は建国記念日でおやすみ、思い立って鎌倉へ 行ってきました。
ただ鎌倉に行くんじゃ面白くない。
鎌倉のハイキングコースを歩こうという 意気込みです。
私の住んでいる 横浜市から山伝いに 鎌倉へ行くことができます。
このルートがなかなかお気に入りです。
横浜の山も鎌倉の山も標高は 150m もないので とっても気軽に登れるのですが、私はズルをして 標高 120m ぐらいのところまでバスで上がります。
この地点を見つけるのに国土地理院の標高の入った地図とバスのルートマップを 首っぴきで調べ上げました(笑)

ここから見ても富士山がくっきり綺麗です。住宅地の切れ目 からすぐ登山道(ハイキングコース)が始まります。

思い立ったのご朝ごはんを食べている時だったので、スタートは遅く、もうすでに11時です。

横浜市内のハイキング ルートは 案内板も多く 迷いようがありません。
歩いてる人もそこそこいるので、一人でも寂しくはありません。
昨日少し雨が降ったはずなのですが 道も乾いていて、整備がしっかりなされているなという印象です。

横浜市栄区の住宅地の向こうに 富士山がくっきり。


よく見るこの植物は何でしょうね?

横浜市 最高峰 大丸山です。
頂上からは金沢八景方面を見渡すことができます。


こんな感じの道を歩いて行きます。
ずっと尾根を歩くので 日に当たるところは とてもポカポカです。
富士山が綺麗に見えるとついつい 写真を撮ってしまいます。富士山って 見飽きるっていう事がない山ですね。

市境広場というところに来ました。

横浜市と鎌倉市の境だと思うのですが、
ここからしばらく尾根がずっと市境になっています。
この辺からいかにも 鎌倉といった 風情が出てきます。

数年前からずっとこの状態の倒木の根っこ。


天園まで来ました。

ここが横浜市の最高地点 らしいです。
横浜市 中心街も見渡せるし 鎌倉方面も見渡せるまさしく市境の尾根です。
鎌倉市 中心部が見え始めました。


天園は尾根のところが開けて広場のようになっているので、絶好のビューポイント、休憩ポイントです。たくさんの人たちがお弁当を食べてました。

天園ハイキングコースの中で私が一番の難所だと思っているところです。
岩山を登ります。


登ったところ。

車が見えるのは鎌倉カントリークラブというゴルフ場のクラブハウスがあるから です。
倒木で通せんぼになっていますが 正しいルートです。

このコース 唯一のロープ場。
ここは登ったことしかないけど降りる方が怖いでしょうね。

十王岩までやってきました。

ここからの 鎌倉市街 それから 由比ヶ浜の景色は最高です。若宮大路がまっすぐ
に海までつながっているのが分かります。
海は太陽の光でキラキラ輝いて まるで鏡のようでした。
きっと 頼朝さんとかもここから鎌倉の街を眺めたに違いないと思います。
この辺りまで来ると運動不足が祟り、 足がもつれるようになってきました。
木の根っこがたくさんある道なので転ばないように気をつけなければ!
一人で来ているので怪我したら大変です。

本日の目的地 建長寺裏までたどり着きました ここからの富士山も綺麗に見えます。

ここからは長い石段で建長寺へおります。建長寺の拝観料は500円です。
鎌倉のお寺は 谷戸という山に入り込む谷に作られていますので、境内がとっても 細長い。


河津桜かな?きれいに咲いてました。

タモリさんも訪れていた建長寺の禅の庭。まだまだ雪が残っていました。

法堂。

地蔵菩薩像

この靴はブラタモリでも話題でした。
下駄箱にはちゃんとお坊さん それぞれの名前が貼られていました。


ごーる!

途中で休憩もたくさんしましたし、
建長寺は500円も払ったんだからと 方丈などの見学もさせていただいたので、距離の割に時間はたっぷりかかっています。
チョコなどの行動食 しか持っていなかったので お腹すきました。北鎌倉の駅まで歩いて駅前のお蕎麦屋さんで お蕎麦を食べて帰宅しました。
歩いたルートを3 D 化するアプリがありました。
面白い!

1月4日、仕事始めでした。
毎年この日は、午前中に近所のお不動様へ行き、大護摩に参加します。

(長嶋さんのお名前が毎年あるのをみるとなぜかホッとします)
護摩木勤行で
いっぱいご真言をとなえたあとは、
境内でおみくじを引くのが習慣。
今年は「吉」でした。
去年も「吉」だったのですが、内容は今年のよりもぐっと厳しい感じでした。今年の方が全体的にいい感じ。
ヨカッタ。

去年はとにかく仕事が辛くて、ストレス半端なかったので、今年は少しでも上向くといいなぁと思っています。ストレスについては、自分の気の持ちようもあるはずなので、今年はあまり抱え込まないようにする練習したいと思います。
プライベートというか精神生活では、2023年は「生まれ変わった」(あるいは「カラがむけた」)感覚があるので、そういう面では幸せでした。具体的には、この歳になってようやく家計の把握に成功した。(へんな浪費をしなくなった)とか、交友関係なども整理しなおせたなど。
これには、コロナ禍の影響も大きかったのですよね。
ゆっくり自分を見つめる時間を多く持てたのはとても良いことでした。
今年は、仕事上の難題にぶつかった時のメンタルをコントロールできる自分になりたいと思います。難題が解決するのが一番だけど、おそらくこういうのは「一難去ってまた一難」でしょうからね。
皆さま、ことしも日記を書きますけど、よろしくお付き合いのほどお願いします。

2

今回の年末年始は12月29日から1月3日まで休み。

12月29日
日中は ひとりでデイキャンプ。
10時から午後6時まで。
風もなく ひなた では 汗ばむほどでした。

スモークチーズに挑戦。
備え付けのかまどのあるサイトで、持っていった焚き火台は出番なし。

12月30日
今日から3日間は夫も休み。(3連休なんてめっちゃレアです)
正月の食材の買い出しへ。
まず近所のスーパーに行って、ずっと手元に溜まっていたビール券をまとめて 9枚 使いました。
その後 電車に乗って みなとみらいへ。
お魚屋さんで刺し身だけ購入。

12月31日
年末の街を散歩。
1時間かかる「ハマのアメ横」洪福寺松原商店街まで歩いて行くことにする。
途中で横浜橋商店街、藤棚商店街なども通りながら。
松原商店街は魚屋さんにすごい行列ができてました。あまりの人の多さに何も買わずに退散。(ま、年末の買い出しは全て終わってましたけどね)

松原商店街

松原商店街の魚屋さんの前 すごい人だかりでした。マグロを買う列は100人以上並んでた!

こちらは横浜橋商店街 (ちょっと望遠 使ってます)

夜は 紅白と、あといつも行っていた台湾のカウントダウンコンサートのオンライン 中継を 見て 年越し。

年越しコンサートをオンラインで見ながら 辰年に突入。12年前の初詣でもらった干支の器で。


1月1日
今日まで夫は休み。
元日には洗濯しないものと思っていたけど ベランダに出てみたら、ご近所の皆さんあちこち洗濯物干してた。晴れるの 今日までだから 慌てて洗濯。お雑煮食べてから水筒持参で山下公園まで散歩。
風が強い。

山下公園の 氷川丸。

夕方 能登で地震のニュース。横浜も結構長く揺れた。
大津波警報。
詳細は分からないけど心配。落ち着かない気持ちのまま、あんこを炊きました。

1月2日
朝 ニュースを見たら能登地震の被害が拡大していました。
ニュースをずっと見ているのも辛いのでネットで映画を見たり ドキュメンタリー番組を見たりして過ごしました。
夕方、そろそろ ニュースを見てみるかなと テレビに変えたら 今度は 羽田空港で飛行機が燃えている映像が飛び込んできました。
今年はお正月からハードなニュースが続きますね。

地震や事故で被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。

1月3日
休みは今日まで。
出かけようかなとも 思ったけどもう1日のんびりすることにしました。
本を読んで、明日からのお弁当を作って6日間の休みが終わります。
登山家の評伝。


お弁当5食。


「ああまたか」と、思ってしまったら負けだと自分を戒めつつ。

安倍派と二階派事務所に特捜が、というニュースを朝日新聞デジタルの「タイムライン」というリアルタイムの報道ページで見てました。

高木毅っていう安倍派の議員の名前があって、知らない人だな、どんな経歴の人かしら??

とネット検索してて驚愕。
全然知らなかったけど、日本人っておおらかだなとつくづく思うに至りました。
↓↓↓
高木毅
高木毅 - Wikipedia

高木毅 - Wikipedia

今年の笑い納めとして(?)落語を聞きに行きました。
柳家喬太郎さんが好きなんです。
林家彦いちさんも。
そのお二人が横浜に来るんだったらいきたいな!
気がついたときはすでにチケット発売からずいぶん経ってたので、後ろの方の席しか残ってなかったけど。笑い納めとか言っても、今年落語を聞きに行ったのはこれで三回目。東京を離れると、やっぱり少し遠のきます。Youtubeではよく聞いているんですけどね。
喬太郎さん、彦いちさんのほかは、三遊亭白鳥さんと漫才のニックス。
ニックスも見るのは数年ぶりです。
チケット買ったときは残席少なかったのに、行ってみたら2階席の後ろはガラガラでした(我らは最後列)
チケット販売の闇を感じる。
一人目の三遊亭青森さんから彦いちさんまで三人続けて新作落語。
面白い。
彦いちさんの「熱血!怪談部」面白かった~。(彼は発声が好き)
彼の落語を初めてきいたのは寄席での「遥かなるたぬきうどん」とか言う登山モノ。めちゃくちゃ面白く、一回で「彦いち」の名前を覚えました。彦いちさんは落語界きっての登山家らしく、ご本人の作品かと思ってたら、白鳥さんの師匠である三遊亭円丈さんの作だったみたい。
円丈さんは聞く機会なかったけど、すごい才能なんだな。
(で、この「熱血!怪談部」は彦いちさんの作品)

番組表。
喬太郎さんは主催者から「古典で」とお願いされたそう(笑)
新作づくしでも喜ぶお客さんも多いと思うけど、やっぱり一本くらいは古典で今年を笑い納めたいというお客さんもいるかも知れませんしね。  
周りに人が少なかったこともあり、ホール落語だったけど割と気楽に喋ったり笑ったり楽しめました。
喬太郎さんは膝を悪くしたのか、正座ができなくなっているようで、講談の釈台とかクッションとかが高座に出てきてました。
大変そう。話は面白かったけど。
ご自愛いただきたいものです。

会場は横浜関内ホール
ここ、横浜の市民会館的な扱いらしい。(小さいけど)
馬車道商店街に面していていろんな催しやってます。(去年はジャズプロムナードのコンサートできた)
落語だと客層はおじさん、おじいさんが多いので休憩時間の女子トイレがこまないのは助かりました。
関内ホールは家から歩いていけるのも嬉しい。
横浜は東京に近く、私も毎日東京まで通勤している横浜都民ですけど、東京までいかなくても、ここだけで完結して楽しめるイベントもたくさんあります。成るべく休みの日は遠出しないで過ごしたいと思うようになりました。

天気良し。
関内ホールまで歩く途中の横浜公園(横浜スタジアム)前から日本大通りのイチョウ並木を臨む。
ここから海の方に向かって、土地は盛り上がっています。
開港前、手前側は内海で沼のようになっていたそうです。
この先の高くなっているところが砂州で「横浜村」と呼ばれていたところ。
横浜の原点なんです。
今はこの道をまっすぐ行った先が、象の鼻パークと大桟橋です。