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グラナダ版ホームズ『マスグレーブ家の儀式』


字幕無し鑑賞日記。英語だけで頑張ってマス。

原作ではホームズがワトスンに若いころに手がけた事件を語って聞かせる体裁ですが、このドラマでは現在進行形の事件になっており、ワトスンも一緒にマスグレーブ家に招待されます。

他の出演者の服装からするとそんなに寒くない季節のようですが、ホームズは寒がりなのでしょうか?それともジェレミー・ブレットが寒がったのかな?馬車の上でも屋敷の中でも大きなショールに包まっていますね。
これほかのエピソードでもぐるぐるもこもこホームズが見られますから、中の人の都合だったのかもしれませんね。

この週末旅行(?)になぜかホームズは古い事件の記録が詰まった、ブリキの箱をもちこんでいます。ワトスンが興味津々で聞きたがってるのに、その箱の上にドンと足を投げたしたりして、けちんぼホームズです。

ワトスンがホームズを部屋に呼びに来て、ブリキの箱がノーマークになってたのを見て、うきうきするんですけど、すぐにコカインの注射器を発見して。暗い表情になるところが、愛情を感じてとても素敵です。
そしてコカインを打ったホームズはやたらハイ。
うーん、見てる方が辛いなぁ。
そしてその反動なのか、翌日はワトスンたちが朝から狩に出かけていっても、自分だけベッド(しかもブラントンの?!)でごろ寝。調子出てないですね。
正しい週末の過ごし方ともいえますが・・・・。

ところで、英語のわからないところが沢山あります。
聞き取れないところが80%ですけども。
聞こえてきたところでも意味がわからないのが沢山。

冒頭、ホームズが馬車の上で
「屋敷はFreezing!」...寒いっていってるの?
古いから、底冷えしそうではありますねー。

ブラントンがクビを言い渡されるところ。
「たった1週間ですか?せめてフォーナイトお願いします」
って4晩じゃおかしいですよね。
しかも複数形に聞こえない。

仕方がないので、原作の英語版を見ながら聞き取ってみました。
わ~~~!
なんとこのグラナダ版は登場人物の台詞まで忠実なんですね。
原作と同じようにしゃべっているので、とても理解の助けになります。

フォーナイトって聞こえた部分は「fortnight」でした。
意味は?
調べたら、2週間のことだって!イギリス英語らしい。

マスグレーブの儀式は原作も大好きです。宝探しのわくわく感がなんともいえない面白さ。
映像化は成功していますね。
ロケ地の関係でか宝探しのルートは原作どおりではないですが、船に乗ったりして更に素敵になっています。

それと、このエピソードは音楽もいいですね。
いつものテーマ曲がシェークスピアの時代の音楽のようなアレンジになっていました。チェンバロ演奏で、更に時代がかった雰囲気たっぷりでした。。

もひとつ、ブラントンの俳優さん、声が素敵ですね。

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