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ジェンロン君│2006シンガポール

Posted on June 16, 2006

ジェンロン君に初めて会ったのはもう10年も前になる。
ボビーのファンになるよりも前、彼も私もまだ20代だった頃の話。

あれは、ある中華明星のファンクラブ(!)の企画旅行で行った台湾でした。
私にとって記念すべき初台湾上陸!
オプショナルツアーで連れて行ってもらった台北のライブハウスで、ギターを弾いていたのが彼でした。
アメリカンロックのコピーをするバンドで、そのバンド自体、別にどうという感想はなかったのですが、旅の高揚感もあり、休憩時間にビールを飲んでるバンドのメンバーに話しかけ、写真を撮って、サインをもらったりしたのです。

まったく中国語が話せない頃で、なんの話もしませんでしたが、棒立ちして面白くなさそうにギターを弾く、ハンサムな彼は印象に残っていました。
でももう二度と会うことはない、旅のスナップのひとつだと思っていました。

それから、月日が流れ、いつの間にか陳昇の大ファンとなり、台湾に通うようになっていた私は、ある年の年越しコンサートのステージで、また彼に会ったのです。
(会ったわけじゃないですね。正しくは「見かけた」)
彼は、その年メンバーが一新された陳昇のバックバンドのギタリストでした。

「あのときのハンサムな彼じゃないの?!」
客席から、ボビーそっちのけで、その彼ばかり凝視してしまいました。

いろいろあって確認できたのですが、果たして、ほんとうにその彼でした。
実は、彼自身はそのことをあまり覚えていませんでしたが、写真を見せたら思い出してくれました。
それ以来、仲良くしてます。

彼の地元の烏来にも招待してくれましたし、私たちの結婚パーティーにはボビーをつれてきてくれたし(これは何より嬉しいプレゼント!)、去年緑島のコンサートの時には、泊まるところがなくて困っていた私たちを自分の部屋に泊めてくれました。

最近では、私の友達というよりはY氏のことが好きらしい・・・のですが。

はじめのころ、ボビーのバックバンドにいても借りてきた猫みたいだったのが、最近はすっかりなじんで、音楽監督的なこともしてるみたいです。
新しい彼女とも幸せそうだし。
音楽じゃ食べていくのはきついと言ってたけど、最近はどうなのかな?

がんばっていってほしい友達です。

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