地震発生時、一番頼りになったのがネットだった。
特にツイッターは周りの人と連絡を取るのにもとても頼もしかった。
しかし、そのおかげでデマもすごい勢いで広まっている。
そしてそのデマは真実よりも真実らしい。
ツイッターでは、デマをデマと知らずに信じて広めてしまう多くの善良な人々がいる。
この便利な道具の刃の両面を見るようだ。
さて、原発のニュースに関して、香港の友人がフェイスブックで「逃げろ」としつこいくらいに言って来る。
「そんなに心配しなくても大丈夫」だと何度いっても、
「日本人は政府から真実を知らされていない。政府はパニックを恐れている。アメリカもそういってるじゃないか」
と言って来る。
善意なのは分かっているが、結構つかれる。
香港では、相当大げさな報道がなされているのだろうか?
香港でも塩や粉ミルクなどの買占めが起こっているらしい。
面白いのは、台湾の友人は誰一人そのようなことを言って来ないということだ。
報道のなされ方が違うとしか思えない。
でも先ほどの「パニックを避けるため、日本人は操作された情報しかしらない」
というのは、いかにもありそうな話だ。
デマかどうかは、分からない。
今の私に分かるはずもない。
でも、デマというのはいかにも真実らしいものなのだと思う。
今の私は、比較的楽観的に原発の件を眺めている。
もちろん、最悪の事態が起これば(最悪がどういうことなのかテレビでは話していないけど)原発の周囲には人が住めない地区ができるかもしれないし、周りの農産物にも大きな被害がでて、風評含めかなりの経済的打撃があるだろう。
でも人の健康被害は、結果的にはほとんど心配ないのではないか?一瞬で原爆みたいな核爆発は起こりえないらしいし、そうすれば逃げる時間は十分ある。
東京は原発から230キロは離れている。
それよりも、停電で交通事故にあったり、心配のストレスで血圧上がったり、そっちのリスクの方が高いかも。
そう思ったのはこちらの二つのサイトを見たから。
これが真実かどうかを知るすべも私にはないけども、心の平和をもたらすには効果的でした。
台湾からの応援
香港だけでなく、中国でも日本は危ないと、大勢の中国人が帰国しています。わたしの会社でも中国のかなりの人が帰国しました。中国語の先生も帰ることになりました。
と、偶然見つけた台湾のこんな音楽。
台湾の人たちは反応も早いですね。
http://www.youtube.com/watch?v=TpPqg1mJDEQ
hanyuさん
お久し振りです。
在日の外国人たちが帰国しようとするのは理解できます。
私も海外にいてそういうことになったら、まずは帰りたいと思うし。
台湾の人たちはホントに日本人をちかしく思ってくれているんですよね。
それに対して日本のほうはあまり台湾に関心が薄いと常々感じていて心苦しいです。
昨夜台湾でチャリティー番組があり、台湾総統まで参加して日本円で20億円以上の義捐金を集めたそうです。
中国語の勉強もかねてみています。
http://ja.justin.tv/wow1917/b/281802873?
私の中国語の先生、ワーホリで滞在中の友人も帰国することなく日本の日々を過ごしています。不安は日本人より大きいはずなのに、より冷静で頭が下がります。
Unknown
ありがとうです。2時間、わかるようなわからないような。という感じで見ました。
誰がいくら。と金額を叫ぶところが凄いなあと思うものの、本当に台湾の多く人たちの日本への愛情には驚きました。
そして、わたしのブログに載せたのですが、http://www.youtube.com/watch?v=mhpnzhn7cK0
は、知っていましたか?
そして、何かこの掌にメッセージを書く。という運動?のようなものがあったのでしょうか?
hanyu07さん
こんにちは。
手のひらにメッセージを書くの、地震のあと台湾の人に紹介されて動画を見ました。心が温かくなりました。
運動に関しては、詳しく知りません。
また、台湾のチャリティー番組での議案金は番組終了後も増え続け、今日の発表では日本円で40億円を超えたそうです。ただただ驚きと、感謝です。
あの番組を見て中国語学習者として感じたことは、ああいった場面では、普段聞き取りにくい若者の話す中国語も比較的聞き取りやすくなるんだということです。
一言一言言葉を選んで話すからでしょうかね。それと使われる語彙も限られてくるので、聞き取りしやすくなりますよね。
幫助,受災,困難,心意,愛心,祈禱,...