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ロンドンの青いレンタル自転車


計画時に書いた記事
ロンドンで自転車

現地レポート
ハイドパークでサイクリング

ロンドン市は自転車乗りの市長さんになってから、かなり自転車環境整備が進んでいるようです。以前はヨーロッパの中では自転車後進国だったのがずいぶん進んだそうです。
そして今、ロンドン市内各所にレンタル自転車の駐輪場があり、市民や観光客の足になるべくがんばってます。

同じようなレンタル自転車が台北にも登場したんですよね。
東京もそうなるといいな~。でもその前に自転車道路の整備が急務ですね。
このままでは自転車対歩行者、自転車対四輪の事故が増えるばかりです。

さて、3月にこの自転車について調べていたときは、1日1ポンド、1週間で5ポンドの契約料だったのが、急に倍に値上がりしていました。
現在は、1日2ポンド、1週間で10ポンドです。

でも1日2ポンドでも安いですよね。
一日だけ利用しました。
主にハイドパーク内。
ヘルメットもないし、車道はやっぱり怖いので。

上の写真のような自転車の駐輪場(ドック)が街中にあります。
ドックにある青い色の柱に申し込みのパネルがついています。
タッチパネル方式。
ここでまず申し込みをします。(借りるときもココで手続き)
1日契約か7日契約かを選び、諸条件を読んで同意したあと、
クレジットカードを読み取らせ、暗証番号を入れるだけ。
日本語表示に出来るので簡単です。
成功すると、レシートが出て、画面には残り時間が表示されます。

そのまま自転車を借りる場合は「自転車を借りる」ボタンを押します。
画面の指示に従っていくと、暗証番号の書かれたレシートが出てくるのでそれを取り出します。
次に好きな自転車を選んで、その自転車の前輪留めの部分にある1から3までのボタンを暗証番号どおりに押します。(暗証番号は1と2と3の組み合わせの5桁)
ちゃんと押せたら、ランプが緑になるので、そしたら力をこめて自転車を車輪止めからバックさせてはずします。これが結構チカラ要ります。

暗証番号がプリントされてから10分以内に自転車を出さないと、その番号が無効になるので注意。

自転車をドックから取り出したら、30分以内は追加料金なしで利用できます。
つまり、次のドックまで30分以内にたどり着いて返せばよいわけです。

こうやって乗り継いでいくと最初の2ポンドだけで24時間利用できると言うわけです。
ただし、一度返却したあと10分間は再借り出しできませんので、散歩するなりして時間をつぶしましょう。

ココの自転車、特殊な自転車なのか、強烈に重かったのと、ハンドル(&前輪)が90度まで曲がらなかったので、慣れるまでちょっと怖かったです。
サドルの位置は、自分で簡単に調節できますが、ドックにたくさん自転車あるなら自分にあった高さのを選べばよいかも。
3段階(多分)のギアつきでした。
荷物カゴなどはないのですが、ハンドルのところに荷物載せがあり、紐がついているので、小ぶりのバッグなどはそこに固定できます。上の写真で茶色いバッグをそのように固定しています。

クレジットカードがないと利用できませんが、クレジットカードさえあれば、ほかの身分証は不要なので便利です。また貸し出しの履歴の印刷なども出来ます。旅の記念になりますね。

私は、ハイドパーク一周と、ハイドパークからサウスケンジントン駅辺りまでの広い道しか使ってませんが(公道怖い)慣れたらチョコチョコ乗るのにはとても便利だと思います。

0 thoughts on “ロンドンの青いレンタル自転車

  1. プロコル

    ロンドンチャリダー
    >力をこめて自転車を車輪止めからバックさせてはずします。これが結構チカラ要ります。

    そうなんですよね。
    中々取り出せず、何回か貸出操作をやり直しました。
    他の外国人観光客も取り出せず、お互いに「困ったね」ポーズをしたものです。。
    どうやら「壊してもいいや」位の力加減がコツのようですね。

    現地の方は定期利用の為のICチップ(のようなもの)で、通勤にも利用していて完全に生活インフラ化してますね。

    東京もなんちゃらピックに向けて、お城のレプリカを作るんじゃなくて、是非こういう部分にお金をかけて欲しいものです。

    返信
  2. YOKO

    プロコルさん
    こんにちはー!
    プロコルさんはロンドンで大活用されてましたね!
    一般道もバシバシ走ってらして尊敬しました。
    怖くなかったですか?

    あのレンタル自転車、無人ステーションだし、屋外野ざらしだしで、多少壊れている輪留めなどもありましたが、概ね管理も良く安心感ありました。
    ただ、すごく重くて、女性や子供だと扱いが大変だよねーと思いました。
    出すときも入れる時も、本当に壊すくらいの力をかけないといけませんもんね。

    東京もこんなものが整備できたら素敵ですね。
    自転車だけではダメで、自転車道の整備が急務だと思います。
    自転車乗りの交通ルールの啓蒙も。
    国民の健康にも、CO2排出削減にもいろいろ寄与するはずですよね。

    返信
  3. kedama

    に、日本語
    パネルはこんなにはっきり「日本語」なんですね!すごい。

    この自転車整備は素晴らしい。
    東京では盛んに取り組まれていると思っていたのですがそうでもないのですか。

    持論ですが、自転車運転については、小学校でちゃんと授業で仕込む(?)べきです。自転車運転技術、そして対自転車、自動車、歩行者について学ぶべきです。小さな頃から。
    自動車免許の無い(知識不足)子供や女性の自転車事故が多すぎますよね。

    ところでYOKOさまからのお土産、やはり私のところで紹介させて頂きました。うふふ!
    もし記事内容等で不都合ありましたらお知らせ下さいね^^

    返信
  4. YOKO

    自転車教育
    kedamaさん

    >持論ですが、自転車運転については、小学校でちゃんと授業で仕込む(?)べきです。自転車運転技術、そして対自転車、自動車、歩行者について学ぶべきです。小さな頃から。
    自動車免許の無い(知識不足)子供や女性の自転車事故が多すぎますよね。

    全く同感です。
    「ルールを知らないで乗ってるんだろうな~」と思う人に毎日何人も出会います。
    特に「右側通行」はルール自体知らないんだろうなと思ってしまいます。
    (そしてものすごく数が多い)

    小学校の必須科目にしたほうがいいですよね。
    私の通った小学校は、学校の中に教習所のミニチュアみたいなコースが作られていてそこで安全教育がありました。上級生になると自転車の教習もあって免許制度になってたらしいです。
    残念ながら転校したので自転車教習は受けられませんでしたが。転校後の学校ではそういう教育があったかどうか覚えがありません。

    でも自転車は左側通行、無灯火・二人乗り禁止(でも隠れてやってたけど・・)などは教わりました。

    いまは、ヘッドフォンつけて走ってる人、かささし、スマホ見ながら・・・・とかたくさんのキケン運転がありますよね。

    どうなってるんだろうと思います。

    記事拝見しました。
    すごく丁寧にきれいに写真も撮ってくださって、感激です。
    あこがれのポンちゃんが気に入ってくれたなんて!!!!

    返信

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