ご覧になっていますか?
今NHKでやっているシャーロックホームズの人形劇。
三谷幸喜氏の作で、少年シャーロックホームズが活躍する学園ドラマです。
この出来がものすごく素晴らしい!
ひそかにこれは世界をとれる作品ではないかと思っています。
シャーロック・ホームズ物語のファンもそうでない人も楽しめるつくり。子供も楽しめるし、大人はもっと楽しめる。人形劇なのにしっかり内面を表現できてるのにも驚きます。
BBCの「SHERLOCK」もそうですが、作り手がホームズ物語の「オタク級」のファンと思われ、小ネタが満載です。「21世紀探偵」のナツミさんがSHERLOCKの元ネタ検証をやっていらっしゃいますが、こちらの人形劇も探すの大変なくらいちりばめてある感じです。ナツミさんもう一個ブログ立ち上げませんか?(えへへっ)
「三銃士」のときから印象的だった人形が魅力的!
学園ものだから凶悪事件が起きないのも安心。
正典の主要人物がみんな学園内にいるという斬新な設定。
モリアティもアイリーンアドラーもロイロットも一堂に会してしまうのですよ!なんて豪華!
そしてシャーロックのキャラが何とも愛らしい。
これはSHERLOCKでもグラナダホームズにもなかった描かれ方で、私は萌え死しそうになってます。(たぶんそういう方多数でしょうね)
設定が少年というだけで何割増しにも魅力的になるのに、保健室のアイリーンアドラー先生に薬を飲ませてもらう学友を羨ましそうに見たり、アイリーン先生が部屋にやってきたら大急ぎで部屋を片付けるとか、可愛すぎ。
推理の物語も原作を何重にもひねってあったりして楽しめます。
あと何話やるんでしょうか?
どんどん作って楽しませてほしいです。
人形劇いいですよね!
実はつい昨日も、「もう一つブログ作りたい」というようなことを叫んだところです……まるでYOKOさんのこの記事へのお返事のようでしたが、たまたま今回の更新をまだ拝見していなかったのです!黙想の内容をホームズに見抜かれたワトスンのような気持ちです。
きっともう優れた検証サイトさんがたくさんあると思うのですが、「自分で見つけたい」と思わせられちゃいますよね。それだけ、密度の高い作品なんだと思います。
記事中でYOKOさんが詳しく書いてくださっているように、とにかく、全方位に渡って素晴らしい!シャーロッキアンの欲望を満たしてくれながらも、「子どものためのお話」であることを放棄していないのがとてもいいと思います。私はワトスンが愛おしくて仕方ありません!
もう、次回が最終回なんですね!
しかも「最後の事件」冒頭を思わせる今週の幕切れ。
寂しい~!「帰還」作って欲しい~!!(失踪するかどうかもわからないのに気が早過ぎる)
ナツミさん
私もこの記事書いてからナツミさんとこの「叫び」を拝見。シンクロにニヤニヤしていました。
人形劇素晴らしいですよね。全方位にわたって素晴らしい。今度は子供も見ることができる!
「SHERLOCK」ファンのお母様方が、S2E1をお子さんに隠れて見るのが大変!なんて話を聞いたことがありましたが、この人形劇は大丈夫ですね。
これぜひ本国へ輸出してほしい。
絶対受けると思います。
海外旅行の楽しみに、現地のホテルのTV で日本のアニメを見るっていうのがあるんですけど、このジョンやシャーロックが英語をしゃべったり、中国語やタイ語をしゃべってるのを見たいですね~~。人形劇だとあからさまな「吹き替え感」もないし。
次回が最終回なのですね。
でも最後の事件があれば帰還があり、ミツバチまで永遠に続けていけるのもホームズ物語の魅力。楽しみです。