愛読している「半七捕物帳」ゆかりの場所を訪ねてきました。
半七は日本のシャーロックホームズ!
もちろん、ベーカー街、スコットランドヤードなどのように舞台になる土地があります。
八丁堀の組屋敷や小伝馬町の牢屋敷。
今日は、東京メトロ一日乗車券を買ってたずねます。
八丁堀!
ここは与力同心の組屋敷があったところですね。
今朝読んでた「河豚太鼓」という話でも、「八丁堀の旦那のところに報告に」という下りがでてきます。
組屋敷がどこにあるのかわからなかったので、芭蕉の句碑とか、堀部安兵衛の石碑などみて、そこから日本橋まで歩きます。江戸時代の距離感を味わいたくて。(日本橋の観光案内所でもらった観光地図に組屋敷跡の記載もあったので後日再訪予定)
八丁堀のシブイ建物。
日本橋!
三浦按針屋敷跡。
を通って、小伝馬町の牢屋敷跡へむかいます。ここもによく登場します。
牢屋敷跡は今は「十思公園」となっています。隣に十思スクエアという公共の施設があり、銭湯も入ってました。多分もとは小学校。
ここは、江戸時代に時を告げる鐘が置かれていて、その鐘も残してありました。
牢屋敷跡の発掘状況
この牢では安政の大獄で吉田松陰たちが処刑されているので、小吉田松陰終焉の地として石碑がありました。
小伝馬町から浅草へ向かいます。
隈研吾さん設計のの観光案内所。
8階展望台からの眺め。
仲見世。
浅草寺へ向かいます。
すごい人!!外国からの観光客がたくさん。そして、大きなキャリーバッグ持ってる人が多い。
五重塔のところを左に行くと…。
ありました!
ここに、昭和24年に作家のみなさんが岡本綺堂を讃えて立てた石碑があります。その名も「半七塚」
ここには他にもたくさんの石碑があります。
喜劇人の碑
映画弁士の碑
さて、これから神田の半七親分の家のところへ行ってみましょう。
ホームズで言うところのベーカー街ですね!
半七親分の家は「神田三河町」にありました。今の住所だと内神田です。鎌倉橋の近く。
でも面影なんて探せません。
ビルの間にしっかり残るこのおいなりさんは江戸時代からのもの。信心深い半七親分もきっとよくお参りしていたことでしょう。
『神田區三河町壹丁目鎮座御宿稲荷神社ハ天正ノ昔徳川家康公關東移封ノ際武藏國神田村ノ郷士ノ家ニ授宿セラル其庭中ニ宇迦能御魂ノ神祠アリ後幕府ヨリ公ノ足跡ヲ止メラレシ紀念トシテ社地ノ寄進有ケレバ茲ラ廣ク世ニ御宿稲荷ノ大神ト崇メ奉レリ。尚徳川氏江戸城ニ入城セラレテノチ此地ニ三河國ヨリ臣下ノ永住スル者年ト共ニ増加シ遂ニ三河町ト稱スルニ至レリ大神ニハ爾来衆庶ノ崇敬歳月ニ加ワリ神徳灼トシテ輝キ又今回崇敬ノ人人相議リ時代ノ推移ト共ニ事跡ノ散逸センコトヲ考慮シ神殿ノ改修ト共に其縁起ヲト乞ハルル儘ニ謹ミテ一言記シ奉リヌ
昭和八年五月十五日 社掌 髙橋國憲 霞峯吉田彦書』
この縁起によると、このおいなりさんは家康公により整えられたらしい。
また、ここに三河出身の家来たちを定住させたので「三河町」というようになったというはなしです。
切絵図を見ると、武家地に挟まれるように町人地があったようです。こんな細い路地に町人地の名残があるのかな。
今日はここでおしまい。
次の機会には、お話の舞台になったところを訪ねてみようと思います。
ガイドブックも出ているんですよね。
また図書館でかりてこよう。
半七親分
イヤー、楽しそうな散策ですね。ドイルのホームズもロンドンの街がよく描けていて読者はその場所へ行ってみたいという欲求にかられますよね。半七物も同じことが言えます。東京に住んでいると休日にはそんな過ごし方も出来るのですね。ジツにうらやましい・・張り切ってお願いします。「ここはあの作品のあの場面出てくる所ですよ・・」というようなサービスがあると言うことありません。
半七親分
イヤー、楽しそうな散策ですね。ドイルのホームズもロンドンの街がよく描けていて読者はその場所へ行ってみたいという欲求にかられますよね。半七物も同じことが言えます。東京に住んでいると休日にはそんな過ごし方も出来るのですね。ジツにうらやましい・・張り切ってお願いします。「ここはあの作品のあの場面出てくる所ですよ・・」というようなサービスがあると言うことありません。
礁さん
コメントありがとうございます。
楽しそうでしょう?
突然思い立って、あまり下調べもせずに出かけたのですが、なかなか楽しかったです。
これは一人でウロウロしたのですが、半七捕物帳にもファンがいるのでそういう人と一緒に歩けばまた楽しいかもしれません。次回はいつになるかわかりませんが、期待しててください。
半七捕物帳は、江戸が舞台でいろんな地名が登場します。
「かむろへび」の小日向とか、「白蝶化」の護国寺、などは場所をしっかり調べたので、又出かけようと思っています。
礁さん
コメントありがとうございます。
楽しそうでしょう?
突然思い立って、あまり下調べもせずに出かけたのですが、なかなか楽しかったです。
これは一人でウロウロしたのですが、半七捕物帳にもファンがいるのでそういう人と一緒に歩けばまた楽しいかもしれません。次回はいつになるかわかりませんが、期待しててください。
半七捕物帳は、江戸が舞台でいろんな地名が登場します。
「かむろへび」の小日向とか、「白蝶化」の護国寺、などは場所をしっかり調べたので、又出かけようと思っています。