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吉田松陰も歩いた〜横浜元町の歴史

やっと再開した図書館へ行って借りてきた本。
通勤時に少しずつ読んで、ようやく読み終わりました。
「横濱元町古今史点描」
開港150年の頃に出版された本で、元町の町会を中心に作られたようです。そのため、とにかく元町にこだわった編集で素晴らしい。
毎日元町を一丁目から五丁目まで歩いているのでとても興味深く読みました。
街の歴史ではあるのですが、ペリー上陸時、接待をした石川家の話や同じとき松代藩から派遣されてた佐久間象山も元町(当時はまだ元町とは言わず横浜村)に滞在していたとか、黒船に乗り込もうとした吉田松陰も元町をウロウロ(正確にはここに滞在していた佐久間象山のもとを訪れた)していたとか。
そんな話を読んでから街を歩くと色々想像できて楽しさ倍増です。
以前野毛山公園へ行ったら、佐久間象山の顕彰碑があって、なぜかな?と思ったのですが、横浜開港の恩人というだけでなく、実際に足跡があったとは知りませんでした。
開港前と開港後では街の地形も結構変わってしまっていますが、嘉永後期の横浜の俯瞰図が想像の助けになってくれます。
昨日は元町商店街を歩きながらここがまだ田畑だった頃に、歩き回る吉田寅次郎くんと金子くんを想像しました。
この風景から想像するのはかなり難しいデスが。
空は変わらないはずですね。

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