居候がいるので一日休みをとって遊びに付き合うことにした。(というか私が遊びたいので)
あまり計画もせずのんびりすごし、午後は三浦海岸まで出かけて海を見てマグロを食べた。
そして夜、近所の銭湯に行くことにした。
週末のホームパーティーに来た人が彼を「黒湯温泉」に連れて行ってくれた。
大喜びで帰ってきて、
「天然でしょ?」
「温泉でしょ」
「こんなに近いのにどうしていかないんですか?」
と言われて、じゃあと、やってきたのはまた別の銭湯。
池上六丁目の「桜館」
普通の銭湯料金で入れますが、黒湯温泉もあり、休憩所や、露天風呂もあるらしい。
自宅からタオルと小銭だけ持って、てくてく歩くこと15分。
1時間後にね、と約束して私は一人女湯へ。
平日の夜、洗い場は三割くらいの占有率で、程よい混み具合。
年齢層はかなり高め。
設備はジェットバス、黒湯、水風呂、サウナ(別料金)など。
体を洗って、白湯に軽く入ってから黒湯へ。
先客2人。
静かに入ってたら、なんだかんだと話しかけられた。
「おねーさんとこのご主人、うるさくない?」
え?うるさくないかって?
何の話かな?
「いや~別にうるさくはないですけど・・・」
「今どうしてるの?おうち?」
「男湯に入ってます」
「なんだ、ラブラブじゃん」
面白い。
そのあとメンバーは変わりながらも、おしゃべりに花が咲く。
私はもっぱら、近所の銭湯情報を収集。
こういう銭湯に来てるおば様(おばあさんも多い)方は、銭湯好きなのでいろんなところに行ってるみたい。
特に大田区は銭湯多いし。
あそこは、ぬる湯だとか、あそこはビールが飲めるとか、いろいろ教えてもらいました。
あとできいたら、男湯では全くおしゃべりなかったんだとか。
そうなんだ~。
湯上がりにコーヒー牛乳。
また行こう。
銭湯
大田区に銭湯が多いなんて初めて知りました。やっぱり庶民の街なんですね。
銭湯ファンてどこにでもいるものですね。おばちゃんたちと会話がはずんだ様子がなかなかリアル。そしてちゃんとオチまでついて楽しい雰囲気でてる。
町興しに遣える文章ですよ。区役所はこんなのに目を付けて行政に生かさなきあ・・
東京で銭湯
礁さん、調べてみたら大田区は東京23区で一番銭湯多いのだそうです。次が江戸川区でその次が足立区だそうです。(お金持ちが住んでいないイメージですね)どんどん減ってはいるようですが、まだ、東京には銭湯が生き残っています。
20年以上昔に横浜市の郊外に住んでいた頃、アパートのお風呂が壊れて銭湯に行く必要性が出たのですが、周りには全くなくて、電車に乗って何駅か離れたところまで行った覚えがあります。それに比べたら都会はたくさん銭湯がありますね。
そうそう、今まさに大田区は銭湯で町おこしのようなことをやっていますよ。
銭湯のパンフレットや銭湯マップなど、羽田空港にも置いてあります。
銭湯の裸のつきあいは楽しいですね。皆さん、たぶん家にもお風呂有るんでしょうけど、広いお風呂に入りに来る人たちが多いんでしょう。実は今の家でもお風呂が壊れて、一週間くらい銭湯生活したことあります。その時もあちこちの銭湯に行きました。
東京の意外な楽しみ方です。
台湾の友人が大喜びしたように、観光客にも楽しんでもらえそうですね。
過去記事
「お風呂が壊れて銭湯へ」
2013年の3月のことでした。
http://blog.goo.ne.jp/travel_diary/e/d3a58c264fdfe5ba7981c719ceec93a7
Unknown
湯船につかっておしゃべり 男はしません
理由? 結論から言うと了見がせまいのです
一人静かに苦悶していたいのです 男同士は敵なのです 山の中の温泉ならおしゃべりができます 息抜きですし休戦中ですから
見かけは単純ですが 男はつらいものです
銭湯では戦いなのですね!
ゴジさん、示唆に富むコメントありがとうございます。
日常の延長にある銭湯では、戦闘態勢なのですか。(はからずもダジャレになってしまいました)まさしく「男はつらいよ」なのですね。
でもでもなぜ「苦悶」なのですか?
「極楽極楽~」ではないの?