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大英博物館 第1ラウンド


天下の大英博物館です。
午後4時半頃にやって来ました。
金曜は夜8時まで開いてるのだとか。

大英博物館 British Museum
Great Russell Street London WC1B 3DG
入館無料, open daily 10.00~17.30
Fridays until 20.30

「大英帝国が華やかなりし頃に洋の東西を問わず、考古学者たちが掘りに掘って持ち帰ってきた文化遺産がひしめいている博物館」だという先入観に心躍らせて入館。

入ってみたら、予想をはるかに超えるすごさで、展示室を1~2室も見たら、大海原の真ん中に浮き輪もなく放り出されたかのような、心細~い気持ちになってしまいました。
果たして岸まで泳いでたどり着けるだろうか?

昼間行ったレストランのためにパンプスを履いていたのも、泳ぎの自由を妨げる一因ではあったものの、やはり、とにかく展示品が多すぎる!
説明は全部英語だし、間違いなくおぼれてしまう。
これでガイドブックでもあれば浮き輪代わりになったんだけど、宿に置きっぱなしだし。最後の砦、オーディオガイド(日本語版がある)は、全部出払ってるそうだし。

ここは大洋横断は諦めて、自分の好きなところでちゃぷちゃぷ泳ぐか!

どうせ一度に観終われるはずもないのだし。
また、来る機会もあるでしょう。
ここは、大英博物館第一ラウンドと思って、気軽に見ていこう。
そうすれば溺れることもあるまいよ。

前置きが長くなりましたが、私の大英博物館第一ラウンドは小さくて可愛い古代のものを探すツアーに決定。


ネズミの形のbaby feeder ってなんだろ?哺乳瓶?
紀元前3~4世紀シチリア。

詳細

こちらはイルカの形


サンダルばきの足の形のオイル壺。
紀元前6世紀のギリシャのもの。


埴輪にしか見えません。
キプロス クレタなどのもの。紀元前8から13世紀。


テラコッタのランプ。
いろんなデザインがあって素敵です。
1世紀北イタリア。


アフリカ人の顔の形のランプ。銅製。
口から火を吹くデザインが印象的です。私はユーモラスなデザインと思ったのですが、火がついた時に顔が照らされてきっととても美しいとは、この写真を見た友人のBFの弁。
1世紀 ローマ


銀製の茶漉しと漏斗一体型の器具。
とても精巧で模様も美しい。ワインを濾すためのものみたいです。
三世紀、ローマ。


手足が動いてお人形遊びができる子供の玩具。
紀元前5世紀のギリシャ


とても精巧に作られた胸像、頭に金具がついています。秤のオモリです。


獅子の形の花瓶。顔が可愛い。
紀元前6世紀 エジプトかロードス島。


人だかりで見えなかったので、通り過ぎてしまったロゼッタストーン。


大英博物館の初期の形。
ザ博物学!
心が落ち着き、またざわざわとする、美しい部屋でした。

大英博物館第二ラウンドはいつかな?

4 thoughts on “大英博物館 第1ラウンド

  1. arip

    Unknown
    大英博物館とローマのパンテオンを比べるとやはりそっくり。8本柱がポイントなのでしょうか。

    大英博物館のミュージアムショップで何を買ったか気になります。

    返信
  2. YOKO

    aripさん
    ヨーロッパの、建築にローマって、多大な影響を与えているのでしょうね。デザインもそうですけど、きっと、はじめは工法とか強度などの面でローマ式が、安心だったりとか。
    お子さん方は、去年のパリ、ロンドンから、ルーツをたどるように今年はイタリアに行けて、とてもいい実地勉強になりましたねー。

    大英博物館の売店には行きましたがあまり欲しいものがなく、結局、館内マップ2ポンド也が記念品となりました。

    返信
  3. arip

    Unknown
    子供がそういう目で見てくれれば良いんですが、気づかないでしょうね。
    その前がギリシャ、エジプトでベネチア、ジェノバの後がスペインとなるんでしょうね。

    返信
  4. YOKO

    aripさん
    子供らちはは大人のようにはいかないでしょうけど、でもきっと記憶の片隅に残って、改めて勉強したり、テレビで見たりする時に、「あ、ここ知ってる!」って、より興味が湧きますよね。そういうきっかけになりそうですよね。
    私もバチカンの写真など懐かしく拝見してますよー。

    返信

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