9/10の関東地方への記録的豪雨による茨城県常総市の水害のニュースには心を痛めるばかり。
翌日には宮城県でも洪水があり、テレビ画面やインターネットで伝えられる様子に自然の力の大きさを感じています。
河川堤防の決壊による大きな水害はその2か所のようですが、床下、床上浸水の被害はかなりあちこちで起きているようです。
微々たるものではあるけど、赤十字の義捐金口座に送金しました。
群馬大の片田教授が話していましたが、どんなに高い堤防を作っても万全にはならない。危険を危険と感じ取って自分で身を守る行動が大事だ。その行動できる人間を育てることが防災だとのこと。本当にそうだと思います。
ここ数十年はそれ以前に比べて治水がかなり改善されてきて、台風の度に浸水するなどということは無くなっているようですが、それでも最近は台風の規模自体が大きくなる傾向もあり、ひとたび何か起きれば被害が大きくなるのですね。
私なんて防災意識がかなり低いので、戒めたいと思いました。
ところで、今回大きな被害の出た「常総市」、耳なれなくてどこのことかピンときませんでした。
「水海道」や「石下」といわれて、ハッとしました。
つくばのすぐ隣。
小貝川を渡った向こうなのですね。
小貝川と言えば昭和61年に大きな水害があって、その時も近くてびっくりした覚えがあります。
山には山の怖さ
平野には平野の怖さ
都市には都市の怖さ
それぞれ常にリスクをしょって生きていることを心したいと思いました。