もう1ヶ月も前の話になりますが、逗子にある友人のご実家で開催される資料展に行ってきました。
古いものがたくさん保存してあるお宅で、せっかくだから家族以外の皆さんにも見てもらいたい。ということのようです。


先祖伝来の甲冑や、御下賜の着物などの珍しいものや戦前戦中戦後の懐かしい物なが登場するそうです。
行ってみるとごくごく普通の現代的なお宅で、蔵があるとかそういうことではないのですが、物置に古いものがたくさん保管されているのだそう。
ご自宅で開くということでかなり準備が大変だったようですが、熱意に脱帽。(友人は今は九州に住んでいるのですが、この準備のため、毎月のように帰省してました)

これは昭和40年代のものですね。
戦前のボートゲームのようです。
その名も「大東亜ゲーム」
印度双六。
どうやって遊ぶのでしょうか??

四書五経。
個人宅にもあるものなんですね。
びっくり。
文久元年と書かれた箱に入った漆器。
年代物の重箱もありました。
徳川将軍家からの拝領品。
綿の入った着物や子供用の着物。
明治になる頃に色々家臣に分け与えたのでは?という話でした。
それでも今日まできれいに保管してあるのがすごい。
甲冑。
これは鎧櫃に入って放置されてたそうで、友人はネットで鎧たてを探して買ってました。ご先祖は佐々木盛綱の子孫らしい。

これは戦前の主婦の友だったか、婦人クラブだったか、そういう雑誌の広告欄。
新宿育ちという80代のお母様があれこれ説明してくださるのが興味深い内容。子供時代の思い出話もおもしろく、またゆっくりお話を伺ってみたいと思いました。テレビの中でしか知らなかった東京山の手の話し方で、こういう方本当にいらっしゃるんだなあ。
写真はあんまり撮らなかったんですが、
博物館で見るような東京の区分地図観光地図鉄道案内地図など色々ありました。
その他昔の雑誌、レコード多数。
戦時中の衣料切符とか、
大正時代の築地小劇場のパンフレットなんていうのもありました。
お宝の山!
聞くところによるとまだまだ紹介しきれないものがたくさん物置にあるそうです。
お母様の話だと「次は海外関係のものをの資料展をやりたいわ」とのこと。
楽しみです。