台湾文化センターのイベントに久しぶりに行ってきました。
9月の下旬に上野で開催された「台湾プラス」というイベントで久しぶりに台湾の音楽をいろいろ聞いて、やっぱりいいなぁと思っていたところに、この無料イベントのお知らせがとびこんできました。
音楽は好きな方だと思うけど、今は生活が忙しくて、なかなか新しいものが聞けなくなっています。もう10年以上そんな暮らし。寝る前など、ゆっくり空いた時間は落語を聞いていることが多い。その次が本の朗読で、その次がクラシック。昔はよく新しいものを探していたポップミュージックはライブだけで聞いている感じ。ライブにはそれなりに出かけていて、生で聞くと、やっぱりよいなぁと思います。
さて、この桑布伊サンプーイさんは、台湾原住民、プユマ族の人らしい。プユマといえば、先月ライブを見に行った陳建年さんも同じですね。先日、台湾で脱線事故がありましたが、あの列車の名前がプユマ号でした。台湾の台東あたりに住んでいる民族です。
イベントの中でも説明があったのですが、この「プユマ族」というのは間違いらしいです。日本で「プユマ族」と言っている民族に当たるのは、中国語では「卑南族」、現地語では「pinuyumayan」と呼ぶのが正しく、「プユマ」はその中の一つの部落の名前だということでした。しらなかった!
サンプーイさんは、台東の知本近くのピヌユマヤンとのこと。
声が良くて、人柄もいい。
原住民の歌手の皆さんって例外なく人柄がいいと感じます。気難しい感じがなくて、少しはにかんだ感じもありながらフレンドリー。
歌の他に、ピヌユマヤンの文化や生活、歌のことなどのトークもあり、大へん興味深い内容でした。「口琴」「鼻笛」なども披露してくれましたが、鼻笛ってきれいな音ですね。驚いたのが、民族の伝統衣装の装身具に日本の硬貨が使われてるんです。という話。
展示してあったので詳しく見てみたら、昭和16年とか17年の10銭硬貨でした。
10銭硬貨はじめて見ました!!
イベント終わりに、CD販売されていたので購入し、サインもいただきました。