昨日、感動的な出会いがありました。
蒲田の工学院で開催されていた、トリビュートトゥ蒲田 蒲田今昔という展示会に行ってきました。(2回目)
大倉陶園の模型の展示のところで、おばあさんに「これはなんですか」と声をかけられました。
書いてある説明をざっとお話したところ、「ここはお花が綺麗だったんですよー」と昔の話をしてくれました。
いろいろお話してみると、大正13年生まれ、今88歳の地元の方でした。
まさに梅ちゃん先生の時代を蒲田で過ごしてきた人です。
蒲田の古い写真のコーナーでは、目が悪いので説明を読んでもらえれば、という申し出があり、こちらは、写真についてるキャプションを読み、そうすると、その写真に関連する昔話を聞かせてくれました。
空襲の時も蓮沼にあったご自宅はギリギリ焼け残ったそうで(隣まで建物疎開だったらしい)一時期焼け出された知り合いなど1軒に7世帯でくらしたそうです。
「いっぱいだったんだけど、父がね、押し入れは夜はあくからと、更に知り合いを受け入れたりしてね~」
子供の頃には、蒲田にあった各務クリスタルの社長の子供と友達で、ガラスにかけらをもらっては磨いて楽しんだとか、
蒲田の環八陸橋が出来上がる時には、橋がつながる瞬間を夜中に見に行ったとか、
蒲田駅の地下通路の写真を見ながら、
「あなた、爆弾の落ちる音ってきいたことある?蒲田の地下道で上を電車が通るときの音と同じよ。一度近所に爆弾おちたんだけど、10メートル四方のクレーターみたいな穴になったのよ」
戦中は松方公爵邸に女中奉公(行儀見習いでしょうか?)に入り、貴族の暮らしを垣間見た。戦中なのに、毎日パンと牛乳とバターが届けられていたそう。お屋敷には医学を学びに中国の要人の娘さんが下宿してて、そのベッドの美しかったこと!名前聞いたんですけど、王何とかさんです・・・だれかな?
戦後焼け野原になった蒲田、蓮沼のご自宅からJRの列車が見渡せ、また南は六郷橋まで見渡せていたそう。また、蒲田駅東口に闇市が出来、今の亀田家具やさんのところにバス停があったそう。
大倉陶園の工場には庭に花がたくさん植えられていてとてもキレイだった。チューリップなど球根をとるために植えていたようだ。花が咲くとすぐに切ってしまうので、たくさんもらって帰った。
戦時中の建物疎開の時には、線路からその方の家のところまでの家を壊した。柱をガーっと根元から切って、縄をつけてみんなでひっぱるとぺっしゃんこになった。その方の家はお風呂場が引っかかり、お風呂場を壊すことになった。そのため戦時中は庭に置いたドラム缶のお風呂を使っていた。~~星が見えて気持ちよかったわ~
蒲田駅前の闇市の話などもしてくれました。
そのほかにもいろいろお話を聞きましたが、なんといってもこちらにあまり土地勘がなく、出てくる地名や建物、店名などに覚えがないので、残念でした。
でもめちゃくちゃおもしろかった。
「笑点を見ないと!」と、帰りは歩いて帰られました。
またお会いしたいなーーー。
お名前も聞きませんでしたが。
聞きたい昔話
得がたい経験をされましたね お年寄りでも戦中の昔話をされる人は余りいないと思います
多分YOKO様の人柄でしょうか その方も
気持ちよく話せたのですね 2人とも素晴らしい時間旅行を経験されましたね 梅ちゃん先生
私もみています 年寄りの必修番組ですので
聞きたい昔話
得がたい経験をされましたね お年寄りでも戦中の昔話をされる人は余りいないと思います
多分YOKO様の人柄でしょうか その方も
気持ちよく話せたのですね 2人とも素晴らしい時間旅行を経験されましたね 梅ちゃん先生
私もみています 年寄りの必修番組ですので
聞きたい昔話
ゴジさま、コメントありがとうございます。
私は昔の話(特に戦時中ごろまでの)を聞くのが好きなのですが、祖父母からは結局あまり聞けず、かといって見ず知らずの方とお話しする機会などはそうそうあるわけでもなく、まさに千載一遇のチャンスでした。
ほんとに素敵な時間旅行となりました。
この方の素敵だったところは、とても記憶が鮮明でお話も理路整然としてました。また、耳が遠くなったりしてなくて、展示会のような静かなところでも、大声で話さなくてもよかったこともたくさんお話できた理由でした。
一番聞きたかったのは蒲田の空襲のことでしたが、やはりこれはちょっとお聞きするのにためらわれました。
その方もご家族には、あまりこういう話をされないそうです。もったいない・・・。
でも自分もそうだったから、人のコト言えないです。
私今更ですが、特に祖父に話をいっぱい聞きたかったです。でも戦前~戦中の話を聞いたのはわずか1回だけでした。
本当にもったいなかったです。
梅ちゃん先生、今のところカーネーションほどの面白さはまだ感じられませんけど、だんだん展開してきましたね。
聞きたい昔話
ゴジさま、コメントありがとうございます。
私は昔の話(特に戦時中ごろまでの)を聞くのが好きなのですが、祖父母からは結局あまり聞けず、かといって見ず知らずの方とお話しする機会などはそうそうあるわけでもなく、まさに千載一遇のチャンスでした。
ほんとに素敵な時間旅行となりました。
この方の素敵だったところは、とても記憶が鮮明でお話も理路整然としてました。また、耳が遠くなったりしてなくて、展示会のような静かなところでも、大声で話さなくてもよかったこともたくさんお話できた理由でした。
一番聞きたかったのは蒲田の空襲のことでしたが、やはりこれはちょっとお聞きするのにためらわれました。
その方もご家族には、あまりこういう話をされないそうです。もったいない・・・。
でも自分もそうだったから、人のコト言えないです。
私今更ですが、特に祖父に話をいっぱい聞きたかったです。でも戦前~戦中の話を聞いたのはわずか1回だけでした。
本当にもったいなかったです。
梅ちゃん先生、今のところカーネーションほどの面白さはまだ感じられませんけど、だんだん展開してきましたね。