半七捕物帳の「化け銀杏」という話に「森川宿」という地名が出てくる。
そこの旗本屋敷から日本橋に帰るときに提灯の火を消してしまったら、もらえる家もない寂しい場所という描写。
「本郷の町までいけば火を貸してもらえる」という話で、どんな田舎?!と思う。
ずっと地図を眺めていたが、ついに行ってきた。
ここ。
町名のついた宿屋が残る。
現役らしい。
この写真では見えないけど、大学のクラブの合宿遠征なんかでも使ってるみたい。
旅館の建物。
いつ建ったのかな?
求道会館
ちょうど「クラムボンの会」というところの催しが行われていました。
(林洋子さんの米寿記念公演)
歩いていくと、昔ここに住んだ文人たちの足跡を辿れる。
石川啄木の下宿跡。
今はマンション。
坂が多い。
質屋伊勢屋跡
樋口一葉も通ったんだって。
この奥が樋口一葉の家のあとのはずだけど、入れなかった。
近くには時々こういう古い住宅が残っている。
真砂町まで歩いた。
とにかく坂と階段だらけで自転車ではおとずれない方がいい場所。