シャーロックで英語を勉強しようという試み。
よくわからないところは特に赤色にしてありますが、全面的に自信はありません・・^^;コメントお待ちしています。
(銀行)
PA:Flew back from Dalian, Friday. Looks like he had back to back meetings with the sales team.
大連から戻りました、金曜に。どうやら営業のチームと続けてミーティングがあったようです。
back to back:背中合わせに、連続的な
SH:Can you print me up a copy?
コピーをとっていただけますか?
PA:Sure.
もちろん。
SH:What about the day he died? Can you tell me where he was?
彼の死んだ日はどうです?どこにいたかわかりますか?
PA:Sorry, I’ve got a gap. I’ve have all his receipts.
ごめんなさい。空白です。彼の領収証を全部持ってます。
gap:割れ目、隔たり、隙間、空白、ギャップ
(スコットランドヤード)
D:Your friend...
君の友人は・・・
JW:Listen, whatever you say, I’m behind you 100%.
いいですか、あなたが何を言おうとも、私は100%あなたの味方です。
behind:に味方して; …を支持して.
D:He’s an arrogant sod.
尊大な奴だよな。
JW:Well, that was mild. People say a lot worse than that.
ああ、それはやわらかいですね。他の人はもっとひどい言い方をしますよ。
D:This is what you wanted, isn’t it? The journalist’s diary.
これだね?君がほしいものは。あのジャーナリストのスケジュール帳。
(銀行)
SH:What kind of a boss was he, Amanda? Appreciative?
彼はどんな上司でしたか?アマンダ。見る目のある人?
appreciative:目の高い、感謝の
まだ美術品の密輸をしてるとは気づいてなかったはず。
吹き替えでは「やさしかった?」と訳されていて、シャーロックはこの時点では漠然と聞いていて、それに対するアマンダの答えで、後の会話がつながるようになっています。
「やさしい」という意味までは辞書に載ってなかったのですが、この時点ではシャーロックは(人事評価的にも)「見る目があるか?」と大きな意味で聞いたのかな?そしてアマンダが正直に、「お金大好き」なエディーの性根を暴露したってことかな。
PA:Em, no. I don’t think that’s the word I’d use. The only things that Eddie appreciated had a big price tag.
ええと、いえ、その言葉はあまりふさわしくなさそうですね。エディーが評価するのは、高価な値札のついたものだけでした。(直訳:エディーが評価する唯一のもの、それには高額の値札がついていました)
SH:Like that hand cream. He bought that for you, didn’t he? Look at this one. Got a taxi from home on the day he died, 18 pounds fifty.
あのハンドクリームみたいに。彼があなたに買ったんじゃないですか?
これを見て。家からタクシーに乗ってます、死んだ日だ。18ポンド50。
PA:That would get him to the office.
オフィスまで乗ったんじゃないでしょうか?
SH:Not rush hour. Check the time. Mid-morning. 18 would get him as far as...
ラッシュアワーじゃない。時間を見て。午前中の遅めの時間だ。18ポンドで行けるところなら、だいたい...
Mid-morning:午前半ば。午前中のオフィスアワーの中の真ん中あたりのことらしいです。9時から仕事なら10時半ごろ。10時から仕事なら11時とか。流動的な感覚のようです。
PA:The West End! I remember him saying.
ウエストエンド!彼がそういったのを覚えています。
SH:Underground. Printed at one in Piccadilly.
地下鉄。ピカデリー駅で1時の刻印。
PA:So he got a tube back to the office. Why would he get a taxi into town and then the tube back?
じゃあ、彼は地下鉄でオフィスに戻ったんですね。なぜタクシーで街に行ったのに帰りは地下鉄だったんでしょう?
SH:Because he was delivering something heavy. You wouldn’t lug a package up the escalator.
なぜなら、何か重たいものを配達したからです。荷物を引きずってエスカレーターに乗らないでしょう?
lug:引きずる、ぐいぐい引く
PA:Delivering?
配達?
SH:To somewhere near Piccadilly Station. Dropped the package, delivered it, and then…stopped on his way. He got peckish.
どこか、ピカデリー駅の近くへ。荷物を降ろして、配達して。それから・・・(カフェのレシートを見て)途中で寄り道を。お腹がすいた。
peckish:お腹がすいてる、怒りっぽい
Unknown
こんばんは~~
ちょこちょこっと出たり入ったりすみません!
この講座に来るといつもシャーロックのこと思い出せるし新発見もあっていいです。
今世の中がホビットとスタートレックになってて(なってないない!!ごく一部のみ)
シャーロックの写真が懐かしいとさえ感じるスピードです。師走です。
*Appreciative ふーむ!YOKOさんの考察に納得です!
私もこれは、上司としての彼を質問しているので、「感謝してくれる(部下に)」の意味だと思いました。
それは彼女がヴァンクーンの部屋にあった化粧品と同じブランドのハンドクリームを持ってるのに気づいたから
言ったんだと思うけど。高級ブランドだから、ふたりの関係が密接だと察して!
そして彼女の返事はこうとりました。
「うーん、いえ。私はその言葉を彼には選ばないと思います。彼が感謝するものと言ったら高額の値札がついたものだけ。」この台詞、彼女は彼に恋してたけど、自分は充分に愛の見返りをもらってなかった=感謝されてなかった。という含みがあると。
でも彼女は「価値のわかる」としてとってるとも読めますね!
このへんの、会話の二重構造みたいの、かなり好き!
世間から取り残されてます・・・ww
しましまさん
>今世の中がホビットとスタートレックになってて
わかりますぅ。
私のツイッターのシャーロッククラスタの皆様(100人くらい)のTLもほとんどシャーロックでなくなってますもの^^;
でも私自身はスタトレにもホビットにも乗り遅れてまして、ここでちまちまシャーロックの和訳です。
まぁ、こういうファンもいてもいいでしょうということで。
Appreciative の二つの意味をうまく使った台詞なのかもですね。どっちにも取れるようにしといて、それぞれがそれぞれの思惑で話しているという。
二重構造いいですよね!
で、そういうのって、字幕や吹き替え見てても気がつくチャンスがないんで、こういう風に訳してみてよかったと思える瞬間です。
アマンダの言葉には、やさしくなかった(元)彼氏への恨み節も含まれていますよね。言わなくてもいいことまで言ってしまって、鋭敏な探偵に見抜かれちゃうという、ミステリーではよくある展開ですね。