BBCドラマ「SHERLOCK~シャーロック」 S1E2 The blind banker 「死を呼ぶ暗号」の台詞を読みながら、ちょっと苦手な英語も勉強しちゃおう~という企画です。
(バーツ)
SH:We’re just interested in the feet.
我々が興味があるのは足だけだ。
MH:The feet?
足?
SH:Yes, do you mind if we have a look at them? Now, Van Coon. Oh!
そうだ。見てもいいだろうか?次は、ヴァンクーンだ。おお!
D:So…
ということは・・・
SH:So either these two men just happened to visit the same Chinese tattoo parlour. Or I’m telling the truth.
ということは、この二人の男がたまたま同じ中国人の刺青店に行ったのか、それか僕が真実を言っているかだ。
D:What do you want?
何が欲しい?
SH:I want every book from Lukis’s apartment. And Van Coon’s.
ルーキスのアパートにあった本全部。そしてヴァンクーンのも。
D:Their books?
彼らの本?
(221B)
SH:Not just a criminal organisation. It’s a cult. Her brother was corrupted by one of its leaders.
ただの犯罪組織じゃない。カルトだ。彼女の兄はそのリーダーの一人によって悪の道に染められた。
corrupt:堕落させる.買収する.改悪する
JW:Soo Lin said the name.
スーリンが名前を言っていたな。
SH:Yes. Shan. General Shan.
そうだ。シャン、シャン将軍だ。
JW:We’re still no closer to finding him.
まだ彼を見つけるのに、全く近づいていない。
SH:Wrong! We’ve got almost all we need to know. She gave us most of the missing pieces. Why did he need to visit his sister? Why did he need her expertise?
ちがう!我々はもう少しで知る必要のあることを全て知るところだ。彼女は失われたパーツのほとんどのものを与えてくれたんだ。なぜ彼は彼の妹を訪ねる必要があったか?なぜ彼は彼女の専門知識を必要としたか?
expertise:専門的技術[知識], ノウハウ.
JW:She worked at the museum.
彼女は博物館で働いていた。
SH:Exactly.
その通り。
JW:An expert in antiquities. Of course, I see.
の専門家だ。もちろんだ、わかった。
SH:Valuable antiquities, John. Ancient Chinese relics purchased on the black market. China’s home to a thousand treasures hidden after Mao’s revolution.
高価な古美術品だ。ジョン。古代中国の遺物だ、ブラックマーケットで取引される。中国は千もの宝物が隠されている。マオの革命の後。
relics:歴史的遺物
be home to:~~がある
Mao’s revolution:これは文化大革命を指すってことでいいのかな?歴史的宝物が隠されたというならやっぱり文革ですよね。
JW:The Black Lotus is selling them.
黒い蓮がそれを売っている。
SH:Check for the dates…here. John, “arrived from China four days ago”. Anonymous. The vendor doesn’t give his name. “Two undiscovered treasures from the East.”
(ネットのオークションページを見ながら)
日付をチェックしてみろ...ここだ。「中国からの品物、4日前」匿名。売主は名前を明かしていない。「二つの未発見の東洋の宝物」
JW:One in Lukis’s suitcase and one in Van Coon’s.
ひとつはルーキスのスーツケースに、もうひとつはヴァンクーンののに入っていた。
SH:Antiquities…sold at auction. Look, here’s another one. Arrived from China a month ago, Chinese ceramic statue. Sold for four hundred thousand.
古美術品...オークションで売買されていた。見ろ、ここにも別のがある。1ヶ月前に中国から到着した。中国の陶器の像。400,000で売れてる。
JW:Look. A month before that. Chinese painting. Half a Million.
見ろ。その1ヶ月前だ。中国の絵画、50万だ。
SH:All of them from an anonymous source. They’re stealing them back in China and one by one they’re feeding them into Britain.
全て売主は匿名だ。やつらはそれらを中国で盗んで一つ一つイギリスに供給していた。
JW:Every single auction coincides with Lukis or Van Coon travelling to China.
どのオークションもルーキスまたはヴァンクーンの中国への旅行と同時に起きている。
SH:So what if one of those men got greedy when they were in China? What if one of them stole something?
それで、彼らのうちの一人が中国にいたときに欲張りになったとしたらどうだ?
JW:That’s why Zhi Zhu’s come.
だから、ジジュがやってきた。
Unknown
こんにちは。
今回も特に疑問のところほとんどないですね。
文化革命は、Mao'sと書いてあるから毛沢東の革命に間違いなく、イコール 文革ですね!!
ロンドンで会った中国人の人はLeader Maoと呼んでたなあ。
しましまさん
今年もマイペースでやってまいりますので、どうぞお時間のあるときに覗いてみてくださいませ~。
リーダーマオなんだ!
だいたい、毛沢東はモウタクトウだと思ってるから、なかなかピンと来ないのですよね。でも中国語ではたしかにマオなので、中国人の名前や地名に関しては英語話者の方が有利だな~と思うときがありますよ。
ルーキスたちが行ってたのは大連でしたが、にほんごだとダイレンですもんね。あまんだちゃんはダーリエンって発音してたな~。
Unknown
なるほどー!
YOKOさん、中国名を日本式に音を変えてしまうってのが、目から鱗です!
いや、知ってたけど、今回ピンと来たのですけど
日本語での音があるとどうしてもそっちに合わせたくなる。毛がマオでなくモウ、とね。
香港なんかは例外ですよねえ。。。上海とか。それなのになぜ北京はホッケイでも英語のベイジンでもなくペキンなんだろ?!
あやや、すごい脱線しましたが、私今まで英語で外国の地名が変わることを、英語話者の奢りと思ってたんですけど、日本も中国名を言語で読めないってことは、
英語話者もドイツ語やイタリア語をそのまま読めないから、違う名前になったのか、と思い当たりました。
ウィーン → ヴィエナ
トリノ → チューリン
ミュンヘン → ミューニック
じゃないですか!
・・・・はははは、学がなくて外国読みがわからないから自分の言葉式にしちゃった、のかもですねえ!!
現地語発音
しましまさん、どうも、興味深い話題をありがとうございます。
漢字文化圏(日本、中国、韓国など)ではお互いに感じの読み方を違えているので、自分たちの読み方で読みがちですね。近年韓国とはお互いに現地語で呼称するという取り決めがあるらしく、「かんこく」「いるぼん」と言う国名は例外ですが、そのほかは人名地名全て現地語の発音で読むのが慣例ですね。昔の人は「プサン」を「ふざん」といいますけどね。
逆に、中国語圏とは、お互いの国の発音で読むことになっているので、「おんかほう」「しゅうきんぺい」ですもんね。これ英語ニュース見るときもさまたげです。
これと同じことが、ヨーロッパ語族(というかローマ字文化圏)にもあるようですね。漢字は読めないからオリジナルの発音にするしかないけど、ローマ字で表記するなら、自分たちの読み方で読んじゃうんですよね。
昨日グラナダの「ボヘミアの醜聞」見てたら、ホームズが「セントピーターズバーク」って言ってました・・・どこだ~っってなりました。サンクトペテルブルクですね。
トリノがチューリンというのは知りませんでした!聞いても絶対分からない・・・