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海外のファンでいるということ

To be a fan from overseas.

今年も陳昇の誕生日に合わせ、カードを送った。
もう20年近くになるか。
去年はカードに絵を描いて送ったら、それがコンサートの公式Tシャツの図案に採用されるという嬉しいサプライズもあった。毎年せっせとカードを送り続けた労をねぎらってくれたのかと思ったりする。

海外のファンは、かなりのハンデがあるけど、その分アドバンテージもあるとよく思う。

ハンデは、何と言っても情報が入りにくいこと。
今はインターネット(さらにはSNS)があって相当改善したけど、それでもテレビやラジオでの露出にはなかなかお目にかかれないし、イベントやコンサートにも気軽には行けない。行こうと思ったら時間もお金もかかる。(そして私には言葉の壁もある!)

一方、アドバンテージと感じるのはやはり外国人であるという物珍しさ。良くも悪くも目立つ。ファンの中でも、ナニナニ?って取り囲まれるような雰囲気にもなるし。ファンレターを出しても印象的だったんだろうというのは想像にかたくない。

これが世界的なスターの場合は、海外ファンであることのハンデも少なくなり、同時にアドバンテージも少なくなるんだろううけど、陳昇の場合は、台湾ローカルのアーチストだからね。海外ファン(しかも中国語圏でない外国からは相当珍しいと思う)として、面白い体験を色々させてもらった。

その分相当のお金と労力を費やしたのも間違いない。
旅費、更に中国語の勉強、レッスン費、時間!!!
自分でも涙ぐましいほどの努力だと思う。

イスンファンについては、陳昇にかけたほどの労力をこれからかけるなんて、考えただけでも気が遠くなるけど、せめて行きたいコンサートに行ける程度の自由さは手に入れたい。
でも、それがとても大変(泣)

やっぱり尻込みしないで、言葉の勉強と人脈作りをコツコツやるしかないか。
どちらも一朝一夕にはできない、大変な仕事だけど。
ああ、悩ましい。
海外のファンでいることは悩ましい。

It's very hard to be a fan from overseas.

0 thoughts on “海外のファンでいるということ

  1. Tongyi

    陳昇
    陳昇の歌の歌詞を検索してたらこのブログを発見、すこしですがよませていただきました。
    陳昇・周華健は私の台湾留学時代にはまってしまって、今も偶にギター片手に歌ったりしています。帰国して17年(?)ほどたつので、今の台湾の流行歌は全く分かりませんが、当時は日本のカバーが多くてよく歌っていました。陳昇・周華健・五佰・張宇…沢山好きな歌手はいるけど、そこまで情熱をかけることはなかったなぁ…
    でも陰ながらの台湾POPSのファンではいたいです!

    返信
  2. YOKO

    Tongyiさん
    はじめまして!
    コメントありがとうございます。
    陳昇がらみでのコメントすっごくひさしぶりで嬉しいです。
    どの歌詞でこのブログがヒットしたんでしょう?
    台湾に留学されていたのですね!周華健もいいですよね。私も台湾への入り口は「周華健」でした。初めて台湾に行ったのが1997年の周華健の(いまは台北小巨蛋の建ってる)台北市立体育場での青空コンサートでした。

    わたしもTongyiさんと同じく、今の台湾ポップスには疎くなってしまいましたが、陳昇の新譜だけは追いかけていて、コンサートにも年に一度は出かけています(今年は例年になく1月、3月、7月、10月と4回も行くことに!)
    来週緑島でコンサートあるので行ってきます。緑島に行くのも12年ぶりです。台風が来ないように祈っているところです。

    ギターが弾けるのですね。
    うらやましいです。
    どんな曲を弾いてらっしゃるのでしょうか?またよかったらお話聞かせてください。

    返信

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