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熊本地震から1年

去年4月中旬、熊本では最大震度7を記録する地震が2回起きました。熊本に起きた地震は、日本列島どこにいても安全なところはない、と思い知らせてくれました。また、あんな大きな地震が立て続けに2回も起こるなんて、自分たちの知識の当てにならなさも思い知りました。

先月帰省して、復興はまだ手を付けたばかりということも実感してきました。
災害列島である日本、ほかにもたくさんの被災地があります。
被災直後、いちばんにきめ細かく支援の手を伸べてくれたのが被災経験のある人たち・自治体等だったのも印象に残っています。
災害の多い国なのは仕方ありませんが、そこから学んでいけば「叡智」というものが蓄積されていくはずだと信じたいですね。

今現在グーグルマップの航空写真やグーグルストリートビューで熊本を見ると、被災直後の様子が見えます。(ストリートビューは去年の9月のもので、航空写真は5~6月位じゃないかと思います)おそらく時がたてば、どんどん更新されていくでしょうから、少し残しておきたいと思います。


うちの実家の近所。
屋根のブルーシートは先月もあまり変わっていませんでした。
写真中央の道路におかれているいわゆる「震災ゴミ」の山。
どんどん増えて大変でした。


健軍商店街ピアクレスのアーケードとスーパー「サンリブ」。
サンリブには重機が入って解体作業が進められているようです。アーケードはまだ壊れたまま。
先月帰省した時に行ったら、アーケードはきれいに修繕されていました。サンリブは更地になっていました。


実家近くの小学校。
校庭に避難者の自家用車がたくさん停まっています。
いつごろまでこのような状況が続いたのか、よくわかりません。
学校自体は5月の連休明けから再開されましたが。


こちらは益城町のグラウンドです。
テレビのニュースでもよく見た、益城町の避難所です。
トラックにテントが張られています。
これは登山家の野口さんたちの支援だったんじゃなかったでしょうか。


見るのが辛い写真ですが、益城町の様子です。
全壊している家屋がたくさんあります。地震の怖さが伝わります。


水前寺公園です。
湧水で満たされていた庭園の池が半分干上がっています。
この池に水が戻ってきたのはいつでしたっけ?


ストリートビューでみた2016年9月のスーパーサンリブとアーケードの様子。
更地になっていますが、アーケードの修繕はこの時点ではまだのようですね。

AMAZONでは「がんばるけん!くまもとけん!熊本県フェア」というフェアをやるようですよ。熊本の美味しいものを食べて飲んでみてください!
私の今日のお勧めは、これ!
「パール柑」先月帰省した時に(おそらく初めて)食べて、おいしいい!!!ってなりました。東京にももって帰ってきて、夫にも食べさせたら「おいしい~」って感動してました。デコポンも美味しいけど。パール柑あっさりしてていいですよ。

 青秀 熊本産文旦(パール柑)
 くまもと風土
 株式会社コムセンス

0 thoughts on “熊本地震から1年

  1. 礁舎

    身につまされる
    こういう写真を見せられると、まざまざと記憶が蘇ります。もう1年か・・速いもんですね。

    ブログに大塩平八郎の古文書をアップしていますが、その檄文の中に
    「地震火災山も崩れ水も漫るよう外ニ色々様々の天災流行し終に五穀飢饉に相成候ハ皆天より深く御誡之難有御告ニ候」
    という箇所があります。

    天変地異が起こるのは皆マツリゴトの歪みから来るので、そこを正しなさいという天からの誡めである。という考え方なんですね。

    この論に立てばマツリゴトを正しくすれば災害はなくなるという、俄には信じがたい説なのですが、しかし、こう立て続けに災害が起こってみると、前近代の思想のなかにも、馬鹿にできぬ真が含まれているのでは・・思ったりもします。

    今日熊本では震災1年ということで首相が来て催事がありました。

    返信
  2. YOKO

    Re:身につまされる
    礁舎さん、地元の方にとっては見るとさらに辛くなる写真でしたね。すみません。
    天災が悪政のせいとは思いませんが、天災が災害となって行く過程では悪政の影響は計り知れませんね。

    隣の国の問題も悪政による災害に近づきつつありますね。今、生まれて初めてそういう意味でのぞっとする感じを覚えています。

    返信

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