「他人は変わらない」の続き。
さて、二人の関係において、「どちらかが変わらなければ事態が好転しない。」
と言う場合、ついつい相手にその変化を求めるのが人情なのだけど、
それでは事態は硬直状態のまま。むしろ悪化することもある。
だから、自分が変わるしかない。
ここまでは、頭ではわかる。
でも実践が難しい。
「私ばっかり変わるなんて、損だ!!」
「こっちは苦しんでるのに、相手は何も変わらなくていいわけ?」
関係がこじれてくると、こういう不思議なネガティブ感情にも支配されがち。
人間関係に損得を持ち込んで、うまく行くためしはないという話もあるけど、損得の話は個人的に大好きなので(タイプ5の特性かな?)この線で考えてみよう。
変わるということにはエネルギーが必要。
いままで「これでいい」と思っていたことを変えるのだから、苦痛を伴うかも。
こんなに苦労して変わるのに、相手は何もしないなんて!
悔しい。
二人のことなんだから、二人で変わるのがベストじゃないのか?
二人で話し合ってベストな解決策を見つけたい。
と言う人がいるかもしれない。
(私なんか完全に、こう思うタイプです)
でも、話し合いで100%分かり合うことは無理だし、
二人で変わるといったって、相手を変えることは無理なんだし、
結局、どうしたって自分が変わるしか道は残されていない。
「自分も変わらない」と言う選択肢もあるけど、
自分が変わるか、変わらないかで、損得勘定してみると・・・・
多少苦しくても自分が変わったほうが、結果的には得なのですね。
自分を変えない=事態は好転せずむしろ悪化するかも
自分を変える=事態が好転する可能性が大きい
理屈っぽくなっちゃった。
気がついたシリーズの備忘録なので、お許しを・・。