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陳昇2013跨年コンサート雑感

今回で19年目の陳昇跨年(年越し)コンサートです。
今年のテーマは「20歳の練習曲」ん?どういう意味かな?

私も連続16年目となり、回りの台湾人からもかなり驚かれてしまいました。
家族の理解や、環境、運(?)にも感謝です。
家族が病気になったり、あるいは婚家が正月は全員集合!的な家風だったりすれば、毎年台湾で年越しなんて勝手なことできなかったでしょうから。毎年「今年で最後かな?」と思いながらも参加できることに感謝しています。正月一人日本に残り仕事している夫にも感謝です。

さて、今回は日本から見に行ったのは私も入れて4人。
最近の不動のメンバーになっています。(べんちゃん、COMOさん、Mayさん、私。なんとMayさんは1泊2日の強行軍)
今回のチケットは30日のぶんはベンちゃんにネットで買ってもらい、31日の分は台湾のファンの一人ががまとめて買うというので、便乗させてもらいました。

30日は11列目中央。31日は4列目中央でした。
チケット代はいずれも2800NT。

あとは、思いつくまま雑感を。

・全体的におしゃべりが少なく、どんどん畳み掛けるように歌い続けていくタイプのコンサートで、非常に満足感が高かった。

・1日目は少々、バンドとの不調和も見られたが、2日目はその点も解消していた。

・バックバンドは最近のパターンで2チーム。ギター2人、ベース2人、ドラム2人、キーボード1人。そこにゲストでストリングスとピアノが加わってた。バンドメンバーはかなり入れ代わりがあり、特にギターが全部変わっているのが、「変わった感」が強かった。
リードギターがこなれてない感じで、この点は友人とも皆一致した意見だったけど、とにかくギターが浮いていた・・・。残念。今後に期待。

・曲のアレンジがかなり変わっていて、これはどれもこれもよかった。
特にストリングスパートはよかった。よく眠れた(こら!)

・なにしろ5~6時間続くコンサートなので(しかもそれを2日連続で見るので)観客にも体力が必要です。歌ってる人たちはもっと大変だとは思うけど・・・。去年かなり後ろの席に座ったら、寝放題で、コンサート終了時も爽快だったので、今年もそれに倣い、何も全曲一生懸命手拍子したり乗ったりする必要はないのだー!と言う気構えで見ましたら、1日目は全然疲れませんでした。2日目は4列目ど真ん中と言うこともあり、やはそこで寝てるのも気が引けるので(もちろんほんとに眠るわけじゃないですけど)終わったときはかなり肩がパンパンになってました。手拍子のしすぎか・・

・ボビーは2日間とも終始ご機嫌で、怖い感じが全然なくなってた。
でも客席から来た花束は受け取ってあげたらいいのに・・・。

・阿VON、造形がよかった。かっこよかった!アーロンクオック(郭富城)みたいだった!今回は阿VONとボビーのハーモニーは美しかった。

・黄さん、黄さんの登場時客席が以前ほど沸かないのがちょっとさびしい。お客さんの層が変化してるから仕方がない。黄さんが新寶島康樂隊をながく離れていたので、新しいファンには印象がないのだろうと思う。

・ゲストは1日目は林凡。名前は知っていたが見るのは初めて。

・2日とも登場のゲスト「北京さん」こと「左小咀咒」。もうこれで4年連続登場。これはかつての劉若英の立ち位置では?半メンバー化。
北京さんは「ナイヤルワ~ン」の歌にも参加し、北京語で「本來就是一家人」と歌ってました。そうか、そうか、ここ北京語パートなかったら、ボビー=台湾語、黄さん=客家語、阿VON=パイ湾語、北京さん=北京語でバランスもいい。

・北京さんはすっかり台湾に慣れ、台湾の観衆も北京さんに慣れた様子。北京さんの歌は歌詞がスクリーンに出るので、「平安大道」などは私もカラオケよろしく歌ってしまいましたよ。

・北京さんは新譜が出たばかりらしく、なんとロビーで手売りしてました。そして全部にサインを入れてました。もしかして見掛けに似合わずいい人なんじゃ・・・?台湾価格は大陸価格の三分の一らしい。買いませんでしたが・・・ごめんなさい。

・二日目は、董事長樂團と文夏先生もゲストで登場。
お酒の早飲み競争などが開催されて、この辺の雰囲気は、いつもの跨年コンサート。董事長樂團はじめてみました。
文夏先生は普段着でかわいいセーターと帽子でした。

・台湾でも反原発のムーブメントが盛り上がっているらしく(台湾には原発が二箇所あります。台北に近い北海岸と南端の墾丁)ボビーも反原発の歌を今回の新譜で歌ってるようでした。
コンサートでもその歌をやりましたが「(核廃棄物を)総統府に捨てろ!」と言う歌詞があるのか、スクリーンにその字幕が出たら会場が大盛り上がりでした。またロビーでも反原発のステッカーを配ってたり、たぶんそういう団体が参加してたんだと思います。手づくりっぽい横断幕があり「福島を台湾で再現させるな」とありました。ボビーだけでなく、ほかのアーチストも年越しイベントで反原発発言(アジ?)をしてたニュースも見ました。
私自身は反原発の立場ではないので、ちょっと微妙な気分でした。好きなアーチストだからと言って、何から何まで同意できるわけはないのです。

・ピアノで登場した人は、20年間ボビーの曲を編曲してくれている人だと紹介されていましたが、初めて見る人でした。後でわかりましたが、王繼康さんでした。ピアニストには見えない雰囲気の人でした、武術家かお坊さんに見えました。

・1日目は11列目の10番という通路側の席で、横を歌手の皆さんが何度も通りましたが、ボビーには握手を求める勇気がありませんでした。黄さんが通ったときは握手してもらった。2日目は通路から3番目の奥まった席ではあったのですが、勇気を出して握手してもらいました。(こういうことにいまだに勇気がいるって辺りが・・・ボビーが昔かなり気分やだったのが関係してます。無視されるかもしれないと思うと怖いんですよね。)2日目はアンコールの「台北付近」で私たちの前に来て、「キスキス!」と催促されました。きゃーー!
今回は終始ご機嫌だったようでした。

・コンサート終了後、ロビーで知らない人に声をかけられ「YOKO!さっきのキスの写真撮ったから送るね!」と言われましたが、果たして誰だったのか???どうやって送ってくれるのか?謎です。友達の友達?

・コンサート会場では1年に1回コンサート会場だけで会う昔なじみの友人にたくさん会いました。これまた楽しからずや。

2 thoughts on “陳昇2013跨年コンサート雑感

  1. imustak

    Unknown
    新年快樂!!
    あけましておめでとうございます。

    満喫されていますね。羨ましいです。
    16年連続って凄いですねぇ。
    来年は20回目という区切りがいいコンサートなので、出席したいなぁって思ってます。
    ご一緒できればいいな~。

    昨年はコンサートでは訪台しなかったので、今年は行くぞ~~!

    返信
  2. YOKO

    Re:Unknown
    コメントありがとうございました。コンサートは毎回思いますがもとが取れる感があります。
    来年は20回なんですよね。なんとしても行きたいですね~!面白いLiveは春節開けにやる春酒ライブと、夏の間に行われる野外コンサートです、こちらも楽しいので機会があればオススメします。

    返信

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