コンテンツへスキップ

青木繁没後100年記念展覧会


今年は青木繁が亡くなって100年になるのだそうです。
青木繁といえば「海の幸」など有名な、明治の洋画家です。
28歳の若さで、結核のためにこの世を去ってから100年とか。
先日のNHK日曜美術館で特集をしていたので、見に行くことにしました。

絵画の展覧会なんて何年振りでしょうか!

学生の頃までは頻繁に出かけて行ってましたけど、大人になってからはほんとに行かなくなってしまいました。

青木繁は福岡県久留米の出身で、ブリジストンの創業者石橋氏がコレクターとして有名です。で代表作は、久留米の石橋美術館が持ってるのですが、中学か高校生の頃、家族で久留米に見に行ったことがありました。

熊本から出て美術館に行くなんて事は、当時の私にとっては大事件だったので、印象深いできごとでした(その割りにいつのことかは覚えていない)
もしかすると、28年前の「生誕100周年」にあたるころの展覧会だったのかもしれません。


ちょうどこの日は1日休みをとっていたので、空海展ももう一回見ることにしました。(先日行った時は全く何の知識もなかったので)それと法隆寺の宝物館ももう一回見たかったし。


今回は、オーディオガイドも借りました。
なんと声の出演は、映画「空海」で空海役を演じた北大路欣也氏。

平日なのに、この前17日に行ったときよりもえらい混みようでした。
たぶん、この展覧会の客層から言って、朝早い時間の方が込むのでしょう。
係りの人に聞いたら、再入場もできるらしいし、オーディオガイドももう一度借りられるらしいので、いったん退場して、宝物館を先に見ることにしました。


涼しげな宝物館前の池。


さきに昼食にしました。
宝物館に併設のレストランはホテルオークラから出てるので、お値段もそれなりでしたが、美味しかったですよ。

宝物館は展示の飛鳥仏コレクションもすごいのですが、この建物のスッキリしたところも気持ちがいいですね。

ゆっくり宝物を見物して、さらに本館二階の国宝室で一遍上人絵巻を丹念に見て、2時過ぎに空海展に戻りました。混雑はいくらか緩和されていました。


お土産物コーナー

でもオーディオガイドと仏像鑑賞手引書のおかげで、前回よりより楽しめました。

やさしい仏像の見方 (とんぼの本)
西村 公朝,飛鳥園
新潮社

この本は、1983年出だされたもので、仏像の美術的な鑑賞の仕方ではなく、
「仏像とは何か?」
という初心者の疑問に、ものすご~~~く平易な言葉で答えてくれてる本なので、おすすめです。10年以上前に買っていたのですが、読んでなかったみたい。今回勉強になりました。


上野から東京駅へ移動し、八重洲地下街を歩いてブリジストン美術館へ。


「海の幸」のポスター


「わだつみのいろこのみや」のポスター

100年の節目にふさわしい、部作品の数で、見ごたえありました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA