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東京国際映画祭 COMPETITION部門の映画を見てきました。
エドモンド・ヨウ監督 マレーシア「破裂するドリアンの河の記憶」 ワールド・プレミア だそうです。(とはいえ、この映画祭での上映の3回目の回だったので、舞台挨拶などは無し)

この監督さんはまだ20代でこれが長編処女作とか。

上映前にロビーで監督さんを見かけた夫が駆け寄りサインをもらっていました。
お!サインがカタカナだよ。
「エドモンド楊」って書いてくれました。

日本橋のコレド室町にあるTOHOシネマズスクリーン6。
満席でした。当日券目当てに劇場まで来てた友人にばったり会ったのですが、彼女はチケットが買えずに泣く泣く帰って行きました。やっぱりコンペ部門は舞台挨拶なくても人気なのですね。

今回は、夫の誘いで見に行ったので全く事前情報なし。それならあらゆる先入観なしで見たほうがいいかなということで、映画祭プログラムの紹介文なども読みませんでした。

オープニングはキャメロンハイランドの茶畑の景色から静かに始まります。
マレーシアだなぁ。
低予算なんだろうとは思うけど、静かな中に若い監督の思いがあふれかえっているような映画でした。主人公が少しずつずれていくようなオムニバスのような印象もある筋立て。見知ったKLの景色も出てくるものの、音が絞ってあるので印象が全く違いました。

女優さんたちがきれい!
そしてどのシーンもカメラのアングルや画面の色が一コマずつ心に残る。
何か「はずしてる感じ」のある構図。
違和感というのも違うけど・・・。

印象深かったのは、高校の歴史の授業。
入試対策の教科書まる覚えの授業でなく、自分たちの国や周りの国の歴史の事件を生徒たちが調べてきて芝居仕立てで発表するというもの。タイの民主化運動、フィリピンの民主化運動、それに日本のからゆきさんの問題が取り上げられていました。
それに対比するように「今起きているレアアース工場建設と環境破壊問題」。これがリアルにマレーシアで起きている問題なのかは勉強不足でわかりませんが、一般的にどの国でも起きている話ですね。日本も原発問題をかかえているし、まさに今香港で起きている傘運動も。

大人数のエキストラが使えなかったのか(?)、工場建設現場も学校のシーンも、デモシーンも人が少ないのですが、それが却って詩的な効果をもたらしていたように感じました。

時々心象風景のような抽象的な画面が挟まるので、その部分ちょっと理解しにくかったのですが、あれはイメージでとらえてもいいのかな?
運動に参加する高校生の子供時代?焚書のようなイメージのシーンがあるけれど、そこがわからなかった・・・。

テーマについて、はっきり「これです!」と声高に言わない分(言ってる部分も結構あったけど)ぞわっとするような感覚が残りました。
静かに始まり静かに終わったのもよかった。マレーシアの映画はやはり面白いですね。そして監督の才能も。

上映が終わり、ロビーに出ると監督さんのほか、主演の俳優さんがいました。
声をかけると満面の笑顔。
かわいいい~~~~~!!
画面で見たときはごつい印象だったのですが、実物はわりと小柄でとにかく笑顔が可愛かったのでした。
Koe Shernくん。ファンになりました。

映画は基本的に北京語で進みます。
女優さんたちの北京語きれいな発音で聞き取りやすかった。
時々広東語やマレー語は挟まるのがマレーシアぽかったけど、こんなきれいな北京語で日常生活してるのかなと思いましたが、その辺は詳しくわかりません。

夫の感想は
「きれいな人がいっぱい出てきた。それだけでもう、いい映画。」
だそうです(笑)。

以前は何本も精力的に見ていた東京国際映画祭ですが、今年はこれ一本で終わりそうです。

<追記>
監督とツイッターでやり取りしました。
ギモンの部分も思い切って質問してみました。
私の下手な中国語には目をつぶってください。

やり取りを簡単に翻訳しますと・・・


私:英語や中国語で感想を言うことはできないんですが、一番印象深かったのが、高校の歴史の授業の場面です。ああいう授業はマレーシアでは普通なんですか?

監督:普通じゃないです。りん先生の教え方は特別です。

私:ありがとうございます。では、監督はあのような授業は監督の経験ですか?それとも完全な創作ですか?

監督:創作です。昔先生たちがああいう風に授業してくれたらと思っていました。

私:よくわかります。私も林先生の歴史の授業受けてみたいです。

監督:^^

私:もう一つ質問があるのですが…抗議行動する人たちのアジトでホイリンが子供時代の彼女(と私は感じましたが)抱きあって、上から燃えた紙がひらひら落ちてくる場面ですが、あれは何を表しているのでしょうか?マレーシアの歴史に何かそういう事件などがあったのでしょうか?私完全に間違った理解をしてるかもしれません。すみません。

監督:あれは、夢もしくは記憶です。ホイリンもミンも二人とも同様に夢と記憶の中で生きています。ああいった夢は彼らの心境を表しているのでしょう。

私:わかりました。あれは具体的な事件を表しているのではなく、心境の表現なのですね。ありがとうございました。

監督:いえいえ、質問ありがとう。

ゲームというものは、遊ぶ人たちが面白く感じるように工夫されているもので、やはりはじめてしまうと面白いですね。前にも書きましたが、このゲームはプレイグラウンドが現実世界なので朝晩の通勤時などに移動することでポイントを稼いでいく事が出来て面白いのです。私もはまってしまいました。日々コツコツとやっていく事でルールも覚え始め楽しくなってきました。たぶんあと1か月くらいは、ハマっていることでしょう。

今から書く内容は単純に自分のための記録です。
ゲームの用語が出てくるので、やってない方にはちんぷんかんぷんかと思います。すみません。全くくだらない内容なので読み飛ばしていただければ幸いです。


2014.10.21 夜
始めたばっかり。ルールもよくわからず、ただ、歩いてポータルを見つけたらハックするだけ。


2014.10.25 朝
レベル2になりました。
白い中立のポータルをたまたま見つけて、キャプチャーしてみました。


2014.10.26 夜
ingress2周年記念のキャンペーンが始まり、ガンガンポイントを稼げるようになりました。レベル3になりました。ハックボタンを長押ししてボーナスを稼ぐ「ぐりふはっく」のやり方を覚えました。記憶力悪くて図形をなぞる成功率はとても低いですが。会社の行きかえりに遠回りしたりして、行けるポータルを制覇してみたりもしました。


2014.10.28 昼
ingress仲間に遊び方を少し教わりました。
味方のポータルにMODを設置するということを覚えました。なかなかレゾネーターを刺すチャンスはめぐってこないので、地味にMODを設置しています。メダルが1個増えました。これはユニークポータル100か所になるともらえるモノのようです。

あと12000APでレベル4になれます。
がんばろー。

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天気の良い日曜日、ゲームのイングレスの経験値アップのため、ウォーキングにでかけました。あちこちのポータルをハックしながら途中、七五三の参拝客でにぎわう神社の前でスケッチしたり。

知り合いにばったり会って立ち話したりしながら、てくてく歩いていたら、イベントの幟を見かけました。もらったチラシ↓

幟を持ったお兄さんにチラシもらって話を聞くと、こんなイベントでした。

===大田区の町工場跡を利用したイベントスペースで、町工場で実際に使われている道具や機械の部品を色鉛筆で紙に写し取るという体験ができるらしい。===

ここからすぐ近所だし、面白そうなので行ってみることに。


↑こんなとこ。
大田区にたくさんある町工場。
一度入ってみたいと思っていたんだ~。


朝ドラ梅ちゃん先生で実際に使われた機械。
松坂くんが、新幹線の部品を一生懸命作っていましたね。


そしてこれが今日の主役!
機械の部品や工具たち。


こんな感じです。
オフィシャルFBページから拝借しました。
私が写ってる写真です。


裏に道具を貼り付けて色鉛筆で表からこすります。


本日の私の作品。
この色鉛筆は油絵具の成分が使われてるのだそうです。
はじめての体験で、とても面白かったです。

東京工科大学の酒百先生がいらして、お話を伺いました。酒百先生はこの他南千住や新潟県の十日町などでも写し取る活動をされてるそうです。

オオタノカケラ公式

紹介ページ
http://event.japandesign.ne.jp/2014/10/6208/

東京工科大学の記事
http://www.teu.ac.jp/information/2013.html?id=283

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新しいスマホにしてから、インターネットに常時接続できるようになったので、話題の「ingress」というゲームを始めてみました。あまりオンラインゲームとかコンピュータゲームはやらないのですが、このゲームはグーグルの地図と連動しているということで興味をひかれました。

やってる人の話をきくと、ゲームとしてはそんなにはまらないけど、近所にこんなところがあったんだ!とか、そういう他のを知る楽しさがあるよ。散歩が楽しくなるし、歩くから運動にもなる。とのこと。

早速ゲームのアプリをインストールして、初めてみます。
ルールがさっぱりわかりませんが、そういうのはやっていくうちになんとなくわかってくるでしょう。

まず青チームか緑チームか、どちらの陣営につくかを決めます。世界中が青と緑に分かれて陣地を取り合うゲームです。私はとりあえず「緑チーム」になりました。そして名前を決めて登録。最初はトレーニングとか、チュートリアル的なメニューも用意されていました。

まだレベル2なので、全然よくわかっていませんが、やっていることは外を歩いていて、ランドマークになるようなもの(公園とか石碑とか神社とか)が陣地(ポータルと呼ばれている)に設定されていて、そこへ行ったら陣取り行動(ハックと呼ばれている)をするというそれだけです。

通勤途中でも、公園などで立ち止まって「ここポータルかな~?」なんて調子で確認しています。必ず青か緑の陣地なので、「あ、ここ味方だ」「あ!敵陣に入ってしまった!」とかどうでもいいことにワクワクし始めました。

普段何気なく歩いているところを舞台にしたゲームなのが面白いですね。
旅行で訪れた場所でもゲーム続行できるのも楽しそうです。

このゲーム、レベルが上がって行って実働部隊になれれば、いろいろ楽しみ方あるようですが、まだまだ先は長い。まずはお散歩時の暇つぶしとしてぼちぼちやってみます。

ソーシャルゲーム課金の新しいカタチは「Ingressお賽銭」

などネタの宝庫
ingress速報

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台湾で手に入れた新しいスマートフォン。
ASUSのZENfone5。
SIMカードが2枚入る仕様です。

どれを入れようかな~^^

もちろん、日本で使う時には日本で使えるSIMを入れます。
写真ではdocomoと書いてあるものです。
これがワイヤレスゲートの月々480円でデータ通信使い放題のもの。(遅いけど今のところ全く問題なく快適に使用中)

で、あともう一つのスロットにはどれを入れようかな~。

持っているSIMの一部を並べてみました。
大きなSIMはもうこのスマホには使えません。
サイズが合わない。

赤と白のは今回の台湾で使ったセブンモバイルのもの。
日本ではローミングなどはできないです。
ピンクのは去年イギリスで買ったTモバイルのもの。
もうチャージしていないので使えませんが、チャージすれば使えるのかな?

あと、写真には写ってませんが夏のアメリカ旅行のために手に入れたデータ通信専用のSIMもあります。
これは無期限で使ったデータの分だけ支払いが生じるタイプのカードで、アメリカのほか、世界の60か国くらいで使えるというもの。日本でも使えるけど。うっかり使って課金されると困るので、入れないでおこう(笑)

結局デュアルSIMとか言ってもあまり使い道がないのでした^^。

凝り始めると止まらない性格。
毎日絵を描いております。
描く時間はみじかいですけどね。


通りかかった公園の桜の木。


河原の景色とみなもに反射する太陽。


土手と川下の橋。

だいたい5分位で描いてしまって次に行くという感じでやってます。あきっぽいので。

線が決まらなくてグチャグチャにしてしまいがちなので、もう少し綺麗な線で描く練習をしたいですが、これからの課題ということで。


秋の空はきれいですね。


ねこ。

このところスケッチブックに何か描くのが我が家で大流行り。


雑誌の写真とか真似して描いたり


美人が描きたくてDVDのジャケットを題材にしたり。


しつこく描き足し。


昔描いた絵、2003年サイパン。

絵かくのたのしい。
思ったとおりに描くのが難しくて、ちょっとイライラしちゃうけど。
かき続けていけば少しずつうまくかけるのではないかと思ったりしてるとこ。


今回の台湾旅行での台湾ドルのレート。
両替場所、松山空港の銀行。
20000円が、5406台湾元になりました。
1円 ⇒ 3.663台湾元

その他、クレジットカードで払ったものの一部の明細が来たので見てみたら
1円 ⇒ 3.667台湾元
でした。あれれ、レート悪くなってる。

やっぱり一時に比べると円安ですね。
以前は1台湾ドルが3円くらいという感じで旅行してたのですけどね。
1台湾ドル3.7円あるいは4円という頭でいなくちゃですね。

タイを知るための72章【第2版】 (エリア・スタディーズ30)
綾部真雄
明石書店

タイについてのいろいろなことが網羅されているらしい。
来年一月のバンコク行きまでに読むぞ!

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今年の誕生日には思いがけないサプライズがありました。

今年も近所の飲み屋さんで10月生まれの人の合同誕生会を開いてもらったのですが、そこに見知らぬ若い女性がやって来ました。可愛い個性的な女性です。不思議なことに誰も彼女のことを知りません。

夫だけがニヤニヤしてる。
どうも夫の知り合いらしい。

夫がこういう席に新しい友達を誘うのは珍しいことではないので、そういう人かな~でもどこで知り合った人だろ?なんて思ってました。

彼女の手には見覚えのあるグレーの大きな袋がありました。
「LEMON」
懐かしい。
絵画サークルに入っていた学生時代、大学にこの店の支店があり、私もよく画材を買ってました。
もしかして、彼女は絵を描く人かな?

あ!
わかった!

先月行ったアートブックフェアで夫が買った絵があった。
その作者さんではなかろうか?

女のカンは恐ろしいものですヨ。
ドンピシャの正解でした。
ブックフェアでは夫と別行動してたので、私はその作者さんには会ってなかったのです。
いつの間にこの席に誘うほど仲良くなったんだろう?

夫がニヤニヤと嬉しそうです。
なんか、隠してるな。

自己紹介なども済んで、彼女が持ってきたLEMONの袋に入っているものはプレゼントだとわかりました。
夫が発注したらしい。

開けてみてびっくり。
絵の中に私がいました!

三年前に台北に行った時に撮った写真から描き起こしてくれたものらしいです。ステキなプレゼントに感謝!

この作者さんは鈴木まりやさん。
線が印象的な絵を描く方です。
ご本人もとってもかわいらしい女性です。

余談。
夫は最近スケッチブックを持ち歩きよく絵をかくようになりました。不思議に思ってたんですけど、きっかけがこの彼女の絵との出会いだったのですね。

誕生会の席で夫がスケッチブックを取り出しました。
そしたら、そこにいた人たちが「私美術部だった!」「私も!」とみんなでスケッチブックを回してクロッキー大会になりました。

何年も付き合ってる友人たちで、英語&中国語学習者だったり、台湾好きだったり、いろいろ共通項あったのです、絵まで共通していたとはびっくりでした。

類友・・・・


花束もいただきました。かぼちゃ入りで可愛い!ありがとうエイゴちゃん。
早速絵にかいてみました。

振くんたちと別れ、またタクシーでホテルへ。荷物をまとめてチェックアウト。ホテルには蛋蛋が来てくれました。彼の名前で泊まったので手続に立ち会ってくれるのです。が、なぜか会計が済んでました。

・・・怪しい。

幾らだった?と聞くと、2泊で7000元というので払いましたが、どう考えても安すぎます。よく仕事でこのホテルを使うと言ってた振くんの彼女の話によると、割引効かせても1泊6~7000元するそうですよ。

かなり蛋蛋が負担してくれてるんではなかろうか???
大いに怪しい。

でも「ほんとの値段はいくらだ?」なんて迫っても教えてくれないでしょうし、ま、この分はまた彼が日本に来た時にでもお返しをすることにしましょう。

荷物を持ってタクシーに乗って一緒にブランチを食べにでかけます。お店は決めてます。知り合いがオープンに関与した日系のカフェです。「行ってきたよ!」って報告しなければ。

まだお昼前だったので予約無しで入れましたが、午後からはずっと予約でびっしりといってました。すごい人気です。

国父紀念館駅近くにあるMee's Cafeという店です。


武田双雲氏の書が掛かっていました。

頼んだのは、スフレドリア、パンケーキ、オムレツ、パスタなど。

お味はまぁまぁ。
お値段は安くはないけど、蛋蛋によれば類似の店よりリーズナブルな感じがするとのこと。店の雰囲気など悪くないです。

驚いたのは、昨日の朝食の時に会ったなおちゃんがまたこのお店にもやってきたこと!
これにはなおちゃんもびっくり仰天。
よほど縁があるようです。

ここのお勘定は私達が持って、このままタクシーで空港へ向かいました。
空港で会社へのお土産などを買い、無事搭乗。機内では韓国映画の「怪しい彼女」を見ました。面白かった。
着陸前には台風の影響もあり少し揺れましたが、予定通り夕方羽田に到着。すぐに来たバスに乗って自宅へ。あっという間に家につきました。

楽しかった。
台湾の皆様お世話になりました。
またね~~~!

さて、酔っ払って私たちの部屋に泊まった振くん。
翌朝私たちがシャワー浴びたり、荷造りしたりしてる時もずーっと動きません。よほど疲れてたんでしょう。

そして荷造りも終わる頃お目覚め。頭痛いみたい。お腹も痛いみたい。大丈夫かな?チェックアウトまではまだまだ時間があるので、しばらく3人でベッドでゴロゴロ。
青春だなぁ(笑)

9時ごろになりようやく彼もしゃんとしてきた。
彼が自分の彼女の家に行ってコーヒーでも飲む?と誘ってくる。そうだね。ちゃんと送って行った方がいいかも。

ということで3人でタクシーに乗り彼女の家へ。ホテルから割とすぐ。彼女に家に来るのは2回目。朝っぱらから押しかけていいのかな~などと思いつつも、まぁそこは台湾だし、変な遠慮はしないどこう。

彼女はこのところ骨董の仕事をしているらしい。何年か前に会ったときは、webデザインの仕事してると言ってたけど、どうも古美術の方が本業のようです。なんでも中国で開かれるオークションでの買い物に関して、クライアントにアドバイスするのが仕事なんだとか。オークション主催者側の仕事なのか、個人収集家が顧客なのかこの辺のことは私の中国語力では、よく理解できなかった。でもとにかく彼女は美術品を見る目を持っていて、価値がわかるそうなのだ。

そういえば、彼女の家のリビングにある書棚には古美術関係の本がずらり。前に来たときはちっとも気がついてなかったな~。そしてそのオークションに出る商品の値段を聞いてびっくり。何億するようなものの取引にかかわっているらしい。ひゃ~~!お金持ちっているのね~。

別世界の話を聞きながら、彼女の淹れてくれたコーヒーをいただく。日本から買って行った頼まれモノの空気清浄器の使い方の説明したりしてたら小一時間たちました。
そろそろホテルに戻ってチェックアウトせねば!

おじゃましました~。
帰りに杭州で買ったというお茶をいただきました。
高そうな錫の茶壺に入ってました。本とは別の人へのお土産だったと思われます。
ゴメンナサイ。
でもありがとう。

熱炒で夕食を食べてる時に、日本の友人からメッセージが入りました。もし時間があったら台湾映画のDVD買ってきてください。とのことでした。指定の映画は「看見台湾」というドキュメンタリー。見たことないけど知ってます。

夕食後、「これからどうしますか?」の問いかけに
「DVD買いに行きたい。まだ開いてるお店あるかな?」

歩いてすぐのところに台湾のアキバ「光華商場」があるので、そこに行けば買えるだろうということで、腹ごなしを兼ねて歩いていきました。

長安東路から市民大道に出て、昼間スケッチした華山を通過し、しばらく歩くと新しいビルに入った「光華商場」。で、私たちはそのビルではなく脇道の路面店のCDショップへ。
「学友唱片」って蛋蛋は言ったけど、レシート見たら「合友」になってた。名前変わったのかな?「学友」ならもう十数年前に来たことあるんだけど。

無事に指定のDVDは見つかり、夫も好きな台湾ドラマのDVDセットが買えてご満悦。MRTでホテルに帰ることにしました。二人とはホームでお別れ。反対方向です。我々は一駅で最寄りの駅に到着。コーヒーが飲みたくなり駅前のマクドナルド「マックカフェ」でラテを購入。すごく本格的カフェでした。カウンターもハンバーガー売るところとは違ってた。日本のマックカフェでもそうなのかな?

コーヒー持ってホテルに帰り、また少し休憩(寝てた)したあと、今日は仕事で一緒に夕食を食べられなかった振くんから電話。11時半ごろだったか。夜中でもいいから会おうと約束してたのです。

「これから行くよ~ご飯食べる?あ、お腹いっぱい?じゃお酒?何呑む?ビール?ウィスキー?」

しばらくして仕事疲れでヘロヘロになった振くんが、それでも笑顔満面でお酒とコンビニ袋に山盛りのおつまみを持ってやってきました。これから部屋で深夜の宴会です。


お酒!

いいホテルに泊まってるおかげで、ウィスキー飲むのにちょうどいいグラス、氷のルームサービスなど不自由なし。氷はこんな夜中なのに2回も持ってきてもらって、ありがとうなのです。氷を持ってきてもらうなんて経験したことなく(よくビジネスホテルに泊まると廊下に製氷機あったりするのは見たことあったけど)ホテル案内をすみずみまで読んで氷の頼み方探しちゃいました(笑)

振くんはギタリストです。今日のお仕事は新竹でテレビ番組(歌番組)の収録だったとか。まるまる1日(朝10時から夜10時まで)休みなしで50曲分収録したって!5回分の番組になるらしい。11月から放映だそうで、見るチャンスがあるといいなぁ。

ところで、彼とは基本的に中国語での会話です。
これまで、蛋蛋もMasaoも日本語不自由ないし、昨日会った人たちは日本人だしで、全然中国語をしゃべる機会がありませんでした。そういえば、昨日行ったセブンイレブンのレジの人も普通に日本語応対だった。あまりの違和感のなさに「にひゃくごじゅうえんです」とか言われてもしばらく日本語だと気付かなかったほど!

二日目の夜中まで来てついに、中国語三昧です。やっぱり本場に来たんだからこういう機会はほしいもの。

振くんの仕事の説明なども全部中国語で行われるわけで、理解するのに相当時間がかかりました。

驚いたのは彼が先々月病気をして体重が7キロも減っちゃったという話。なんでもとある歌手のコンサートの仕事で北京に滞在中に食べたものに農薬が残留していて、その影響でひどいことになったそうなのです。
夜中に全身が硬直し動けなくなり、病院に運ばれたらしい。結局それから1か月半療養で仕事もできず、体重は7キロも減って大変だったようです。スゴイやつれてた。今日12時間仕事したというし、お酒飲んで平気なのか??

でも彼もうちの夫が久しぶりに来たのが嬉しいらしく、カパカパ飲んでる。「痛風がね~やばいんだよね~もうビールはやめたよ~」などと言いつつ、ウイスキーをカパカパ飲む。

話は主に彼の仕事の音楽業界の話、彼の恋人のやってる骨董品業界の話、などなど。すごく勉強になった。

「3時でお開きにしよう」と言っていた彼だが、3時近くになったら、突然酔いつぶれてしまいうんともすんとも言わなくなった。

あららら。
このまま寝かせておこうか。
おうちの人が心配するかもしれないけどなぁ…。
でもかなり酔っぱらってるので、ここに泊めることにして、私たちも寝ました。

まるで学生みたい。

お昼を食べて公園を散歩してタクシーでホテルに帰って昼寝しました。6時半ごろ台湾の友達の蛋蛋とMasaoがホテルまで来てくれました。一緒に晩御飯を食べに行きます。

「台湾料理がいい」

という夫のリクエストもあり、「熱炒」の店に行くことにしました。「熱炒」というのは、ここ数年台湾で大流行している台湾風居酒屋です。安くておいしくて入りやすくて楽しいです。この手の店ばかりずらっと並んだ「熱炒」ストリートと呼んでいいような場所もあります。

店の構えは割と大きく、通路からそのままオープンエアでつながっています(たぶんこのつくりだと飲食店全面禁煙の台湾でも喫煙できるものの思われます。それも人気の一因かも。こっちはちょっと困るのですが、でも外に向かってオープンなので室内で吸われるよりずっとましです。)

そして気取らないテーブルと丸椅子。
ビール会社のキャンペーンお嬢さんがいる(ミニスカート!)ところも多し。外には生けすや氷の上に乗った海鮮などの素材がずらっと陳列してあったりします。最初に注文取りに来てくれた人が、今日のおすすめとか話してました。

通路にもテーブル出ています。
もともと、台湾のこの亭子脚の下は私有地でお店の持ち物ですから何ら問題なんですよね。

中の雰囲気はこんな感じ。
若い人多めですかしら。大勢で宴会したり、にぎやかです。

メニューは豊富。
ここにないものも頼めます。
パウチしてあって、その上から赤鉛筆で書き入れる方式。
頭イイ!それにエコだ。

まずビールを頼みました。
台湾ビールの製造から18日以内というビール。
美味しい。
ちょうどその日は青島ビールのキャンペーンガールがいて、青島を勧められましたが、最初はこの台湾ビールで!

これお昼ご飯時の写真ですが。このビール。
その名も18days!


麻婆豆腐 100元


今日の刺身盛り合わせ ?元


酢豚みたいなもの。100元


なす炒め。100元


ニラ炒めかな。すごくおいしかった。たぶん100元


やき魚 ?元


空芯菜炒め。 80元

ほかにもエビやイカやサバの塩焼きとかいろいろ食べました。
青島ビールもちゃんと頼みました。


一皿が80~150元でリーズナブル!
4人でいったいなん皿食べたかわからないほどです。しかもご飯は無料でお代わり自由!太っ腹。
ほんともうお腹いっぱい。
二人にごちそうになっちゃいました。
なのでいくら使ったかは不明です。
(昨夜に続きまたごちそうになってしまった・・・。)

この手のお店は居酒屋っぽくて日本人には使いやすいと思います。店の名前に「100元」とか「生猛」とか「熱炒」とか書いてあるのですぐわかると思います。長安東路一段にはこの手のお店がずらりと並んでいます。ネオンでわかります。

私たちが行ったのはここ
33区熱炒
台北市長安東路一段63-1号

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自転車に乗って、「華山文化区」という公園に行きました。
もともと、お酒の工場だったところです。専売公社的なところの管轄だったので、今は跡地が公園になり工場の建物はそのままカフェ、アートギャラリー、ライブハウスなどに姿を変えています。
町の中心という立地もあり、休日には大勢の市民でにぎわうところです。


古い建物が残されています。


永瀬正敏の写真展をやってました。
映画KANOの撮影時に撮りためた写真でした。チャリティーになるようで、1枚8000NTで販売されていました。映画も見てるし、興味深かったです。


夫とそれぞれ好きなところでスケッチしました。


上の写真の風景を描いた夫の作品。
(勝手に載せたら怒られそうだ・・・^^;)


林森公園へ移動。


のんびり周りの人たちを眺めつつスケッチ。

鳥居があります。明石元次郎の墓のところに建てられた鳥居だそうです。ここは、日治時代墓地だったところで、戦後バラックが建てられ、墓石なども全部家の材料に使われ、この鳥居も柱に使われていた時代が続きました。1997年、バラックの撤去が完了し、ここは公園として整備されました。明石元次郎の遺骨は移されました。

鳥居の顛末について詳しい記事です。
http://twoffice.exblog.jp/16157684

そういえば、私が台湾に初めて行ったのが1997年でした。

台北の街もどんどん変化しています。

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朝ごはんを食べていったんホテルに戻りました。せっかくいいホテルなんだから部屋でのんびりする時間を取らないともったいない気がする。貧乏性です。

蛋蛋が、「今日はどこに行く?」「何する?」「車で案内しましょうか?」「いつも台北ばっかりで台湾のいいところ全然行ってないでしょう。」とかいろいろ言ってくれるのだけど、夫の「のんびり過ごしたい」という一言で、夕方まで予定も決めずにウロウロすることにしました。

ホテルの部屋の窓から見下ろすと、U-bike(台北のレンタル自転車=自転車シェアリング)のステーションがすぐそこに見える。よし、自転車に乗って気ままにウロウロしよう。歩くより疲れないし。


これがステーションです。
私はもう何度も借りていますが、夫は初めて。
借り出しの登録をします。


ステーションには必ずあるこの機械で登録をします。

まず、画面に従って登録画面へ行き、自分の携帯電話の番号を打ち込みます。するとSMSでパスワードを送ってくるので、それを入力します。次に自分の持ってるPASMOみたいな交通カード「悠遊カード」を読み取らせて登録します。カードは同じ電話番号で5枚まで登録できるらしいです。

登録が完了したら、好きな自転車を選んで、その自転車が繋いである機械に「悠遊カード」をピッとします。簡単です。
30分以内に返せば無料です。

借り出した自転車。
かごもあるし、鍵もついてるし、三段変速です。

これに乗ってとりあえず近くの華山文化区へ行きます。


これが当日のルート。緑色のニコニコマークが、自転車のステーションです。あちこちにありますよね。○のついてるのが、今回使ったステーションです。
ホテル前から借りて、いったん華山で返し、そのあとまた借りて鶏家荘の近くで返しました。そのあとはお酒飲んだのでタクシーで帰りました。

天候が良い時なら、これを使って交通費ゼロで観光できますね。
楽しい~♪

華山ではスケッチしました。
これについてはまた別の記事に書きます。

お昼を食べた「鶏家荘」の写真載せときます。
何回来たかわからないほどお気に入りの店です。

プリンはやっぱり絶品でした!
満腹満足!

2日目の朝は7時くらいには目が覚めたかな。

朝ごはんはつけてないので、前々から行きたいと思っていた「阜杭豆漿」に行く計画です。ここはとても有名な朝ごはんの店で行列必至なのだとか。急ぐ旅でもないし、ホテルから歩いてすぐなので行って来ようと思います。

シャワーを浴びたりテレビを見たりダラダラしていたら9時になってしまいました。歩いて行って行列を見つけて最後尾に並んだのが9:11でした。
こんなに並んでいます!!
どうしましょう。
笑っちゃうくらいの行列です。

スタート地点!

45分くらい並んで、やっと曲がり角まで来たところ。

車の大きさで大体の縮尺はつかめると思いますが、航空写真に示した黄色の線の部分が全部行列です。2列になって並んでました。「ここから」と書いたところから並び始めて2階の店で注文するまで80分以上かかりました。

地元の人も多いですが、日本語も飛び交ってました。
日本人旅行者にも人気のようです。


50分くらい並んだ頃後ろを見たところ。すでに私が並び始めたころより列が伸びてます。


やっと建物に入れます。
お店はこの2階です。当然階段までびっしり人です。


並び方案内図が貼ってありました。


1時間以上経過。やっとお店に入れました。


オープンキッチン。作ってるところが見られます。フラッシュ禁止です。


買いました。
豆乳と揚げパン類です。
しょっぱい方の豆乳は絶品でした。
甘い豆乳と揚げパンは・・・・もともと好きじゃないので(笑)
今度行くときはしょっぱい豆乳ダブルだな。

この店に並び始めた時にやることなくて暇なので、行列の写真を撮ってツイッターとかに載せたんです。
そうしたら、宜蘭に住む友人のなおちゃんから「あと1時間半後もいるかな?」とメッセージが。そうして1時間半後、やっと買って席を見つけて座ったところになおちゃんがやってきました。出勤途中だったようですがわれらを見つけてくれました。

この会話を知らなかった夫はびっくり仰天していました!!
なおちゃんサプライズをありがとう!

二人の会話

YOKO 9:16 これはほんの一部!(行列の画像)
Nao 9:27 一時間半後にはもう並んでないかなぁ…
YOKO 9:34 ここ通るのかな?
Nao 10:05 はいー。あと25分後くらい!
YOKO 10:15 二階に上がりました。
Nao 10:16 おお!着いたらこそっと探しに行きます!ってまだ並んでるんですね!

U氏の奥様と淡水老街で落ちあい、夕食に出かけました。
連れて行ってもらったのは、淡水紅樓中餐廳

高台に建つ100年の歴史を持つ建物(昔の豪商の邸宅だったとか)に入っているレストランです。注文はU氏にお任せにしてしまいましたが、週末だからかコース料理のみの設定だったようです。


こんな素敵な建物です。


前菜。パッションフルーツのゼリー。


サラダ。


刺身の舟盛り。ん?中華料理店では???


ごはん。


魚の蒸し物。


肉!


お皿に観音様のアート。


海鮮鍋。


更に肉と野菜。


デザート(果物とお汁粉)

おいしかった~~~!
そしてお腹いっぱいになりました。
料理の写真撮り損なってるのがある気がする。。

上階は喫茶店になっているようでした。
また庭にはバーもありました。
雰囲気の良い店です。

たぶん値段は高いでしょうね。ご馳走になってしまったので、いったいいくらだったのかちゃんとわからないのですが・・。U氏ご夫妻、ご馳走様でした^^

駅まで4人で戻って、我々はまたMRTで台北市内へ戻り、ホテルにチェックインしたのでした。夜11時過ぎてた!
広い部屋でとても快適でした。

ホームページで見てきました。
淡水紅樓『無菜單料理』(11品)というのを頼んだようですね。4人だと一人680NT+10%サービス料。飲み物別。

昼食後、蛋蛋と別れMRTで淡水を目指します。今日の夕方、淡水にある淡江大学で働いている友人に会うことにしているのです。


ホテル最寄りの駅は板南線の「善導寺」。淡水までは台北駅で一度乗り換えして赤い淡水線で終点まで。

淡水駅。

約束の時間まで少し余裕があったので、淡水川の観光地区をうろうろすることにします。

名物のお菓子のお店。


屋台。


この辺りは「淡水老街」といっていつ行っても観光客でにぎわっています。

大学までは淡水の駅からバスに乗ります。本数はたくさんありました。

大学へ向かうのは小さいバスです。乗ってみてなぜ小さいバスなのか分かりました。大学までは狭い道をクネクネ通るのです。

学内のバス停で友人U氏と待ち合わせ。学内を案内してもらいました。


この大学は開学60数年になるそうですが、これはその頃からの一番古い校舎。木造瓦屋根です。映画に出そうな風景。


中もレトロです!!木の机と椅子。
U氏も週一でこの教室で授業するそうです。こんなにレトロですけど、ちゃんとコンピュータのプロジェクターなどの設備はあるそうです。

キャンパスを歩いているとU氏の学生や上司に会います。そのたびに紹介してもらう我々なのでした。


さすが台湾。緑の多いキャンパスです。大木だらけ。

「学食見たい!」という私のリクエストで連れて行ってもらいました。が、淡江大学の学食はフードコートでした。八方雲集などもありました。


夕方なので誰もいませんでした。この他に喫茶店もありました。

次に先月できたばかりの「村上春樹研究センター」のある建物へ向かいます。外国語研究棟かな?村上春樹研究センターについては先日日本のニュースでも取り上げられていました。

村上春樹:「研究センター」が台北郊外の私立大学に
毎日新聞 2014年09月22日 19時17分(最終更新 09月23日 16時32分)

このブログを読んでいらっしゃる方ならご存知かと思いますが、実は私は「アンチ村上春樹」です。アンチを名乗るのも申し訳ないくらいで、読んだことある作品は5~6冊なのですが^^;読むたびになんだかもやもやイライラさせられるのです。
が、U氏が台湾で村上春樹研究をしていることもあり、過去に数回村上春樹論(?)を戦わせているので、興味はあったのです。この間の同期会でも、さんざん酔って話してたらしい(^_^;)


U氏もまずは、という感じで案内してくれました。
行ってみたら鍵がかかっていたので、隣の研究室に声をかけてくれたら、副センター長の先生がもてなしてくださいました。研究者でもなく、村上春樹ファンでもないただの旅行者なのに大変恐縮です!


中の様子。
村上春樹関係の書籍がずらり。


オープンしたてなので各地からのお祝いの花で埋め尽くされていました。

副センター長は落合先生という言語学の先生で、センター設立のいきさつや日本と台湾における村上研究の現状、そして今後の活動予定などいろいろ教えていただきました。とってもいい方でした。ありがとうございます。

村上春樹の小説の文体が志賀直哉に似ているという話やアメ文翻訳風の文章だと思われがちだけど、実はすごく漢語を多用していて、割と古い文章でもあるというお話が印象的でした。

私の付き合っている世代の台湾人の間では村上春樹は人気ですが、今の大学生くらいの世代になると日本のブランド力はそれほどでもなくなっているようで、日本語学習者のモチベーションが変化しているらしく、その点を頑張りたいともおっしゃっていました。

学界としての活動は私にはチンプンカンプンですのでともかくとして、一般人にも分かる範囲の活動としては、村上春樹の翻訳本を出版している会社が、台北の天母に村上春樹をテーマにしたカフェを作るのだそうです。
興味のある方ぜひ行ってみてください。

来年には小倉で村上春樹研究の大会があるそうです。

研究センターの次はU氏の研究室にお邪魔して(本と資料だらけでした~)図書館に行きました。


図書館入口。


図書館の壁に李登輝さんの額(?)が掲げられていました。


図書館9階からの景色。淡水の街が一望できます。
天気が良ければあの有名な夕陽を見ることができたんでしょうけどあいにく曇っていました。

あ、図書館に入るには受付でパスポートを預け、入館証をもらいます。

そんなこんなしていたら結構いい時間になりました。これからU氏の奥さんも交えて夕食です。またバスに乗って淡水駅へ下りていきます。

ホテルのロビーで蛋蛋に会う。
今回は彼がホテルを予約してくれた。
いつもはそんなことないけど、今回はうちの夫が久しぶりに台湾に行くということで色々世話を焼いてもらえたのだと思う。アリガトね。

まだ時間が早くて部屋には入れないので、荷物を預けて電話を開通させに行く。

まず、台湾のネットで買ってもらったスマホを受け取る。
夜な夜な台湾のスマホの通販ページを見ながらチャットして、相談して買った
ASUS Zenphone5 3Gタイプ5000台湾ドルに、700台湾ドルの純正カバーをつけてもらったもの。

わ~い!


赤くて大きい方が新しいスマホです。

SIMは台湾大哥大のを使うつもりだったんだけど半年以上台湾行が空いたので、期限が切れてる。また、レギュラーサイズのSIMだったので新しい端末用にマイクロSIMに変えてもらわなくちゃらない。手続きしに台湾大哥大のショップへ行こうかなと思っていたら、蛋蛋に預けておいたセブンモバイルのSIMをもう入れてくれていた。(?あれもレギュラーSIMだったはずだけど…)

で、7-11でデータ通信の手続きをすれば使えるというので、さっそく最寄りの7-11へ。

そういえば、前々回、去年の10月に来たときにも7モバイルのSIMでインターネットしようとしたんだけど、SIMが対応してなくて結局できなかったことがあった。その問題は解決してくれていたらしい。(2G対応のSIMを3G対応に交換してくれてた)ありがたい友人だ。

セブンイレブンでデータ通信の申し込みをするのはとても簡単。
日本のコンビニにもあるLOPPIみたいな機械~アイボンといいます~で申込。


上の段の左から2番目の「7mobile 上網儲値KA」というボタンを押して、必要な日数の商品を申し込んで、印刷したものをレジに持って行ってお金を払うとパスコードがもらえるという仕組み。

私は3日使い放題タイプ250NTを申し込みました。
レジで精算してパスコードををもらい、7-mobileに電話をかけて音声ガイダンスに従ってパスコードを入力するだけで完了、SMSが送られてきます。

初回だったので、蛋蛋がサポートにAPNの設定方法を聞いてくれました。
また使いこともあるかもなので、手帳にメモ。

何から何までお世話になりました。
次は自分でできると思います。

7-11のいいところは、空港に店があること。
台湾大哥大の場合は松山空港にはショップがないので街中まで移動してからでないとネット使い放題の手続きができない。(松山にあるのは中華電信のみ)
7-11なら並ぶことなくibon端末で簡単に買えるのがありがたい。

SIMも7-11で買えます。(身分証明書が2種類必要です。)

ネットを開通させて、牛肉麺を食べに行きました。

4


時系列で旅行記書いてみます。

午前11:30には台北松山空港に到着しました。
(写真は松山空港のセブンイレブンにあるOPENちゃん)
空港でいくらか両替して、タクシーでホテルへ。
ホテルの中国語名は知っていたけど発音が曖昧。「喜來登~シーライダン」。運転手さんに通じなくて、仕方なく英語で「シェラトン」と言うと通じました。

「英語で言ったほうが通じるねー。」

と、運転手さんにいじめられましたが(笑)、その後は中国語で会話。運転手さんは気のいい人で親日家。日本のどこだと聞かれたので東京だと答えると「あーすさんちゅー」がどうのこうのと言う。ええええ?なんの話?と思ったら23区の事でした。大田区と答えると、羽田空港の近くですね。とかやたら詳しい。

科技大学の前を通るときには、ここは日本時代に1899年台北工業学校として開学して、その後台北高専となり、科技大学になった。

華山文化区の前に来たら、ここは樺山資紀の名前から来てるんだ。

とか、いろいろ説明してくれました。
お父さんは86歳で日本語世代。北海道に連れて行ったらとても喜んでいたとか。お父さんはゼロ戦乗りだったけど、戦争末期油がなくて飛べなかった。とか。そんな話をしてくれました。ゼロ戦のことは「零式爆撃機」というのかな?「りんすー、りんすー」と聞こえるけどはじめ全然わからなかった。

ホテルまで195元。
ホテルについたら友人の蛋蛋がロビーで待っていました。


航空券JAL利用 一人6万円強
台湾ドルレート 約3.7円(ううう)

10月3日(金)
朝8:50羽田発→台湾時間11:30台北松山空港着。
タクシーでホテルへ。運転手さんにぎやかな人で、道みちのランドマークを観光案内してくれました。
シェラトンホテルのロビーで台湾の友人蛋蛋と待ち合わせ。今回は彼の持ってるクーポンで安く泊まらせてもらえるとか(ホントカナ?)チェックインには早いので、荷物を預けて行動開始。
まず、セブンイレブンで携帯のデータ通信3人間使い放題を申し込む。新しいスマホを受け取りいろいろいじってみる。

昼食は近くで牛肉麺。

MRTで淡水へ。
少し老街を散歩した後、友人U氏の勤めている淡江大学へ。
友人とおちあい、学内見学。古い校舎や学食、図書館など。そして最近できたばかりの「村上春樹研究センター」副センター長さんがいらっしゃっていろいろお話を伺えました。

U氏夫妻と淡水老街の「紅楼」で夕食。情緒のある建物でした。
夜11時ごろホテルに戻り、部屋に入りました。
1万5000歩以上歩いてました。

10月4日(土)
ゆっくり起きて、ホテル近くの有名な朝ごはん屋さん「阜杭豆漿」へ。おそろしい行列でしたが1時間半近く並んで食べることができました。おいしかった。並んでる時に暇だったのでツイッターにつぶやいたら、在住の友人なおちゃんがやってきました。びっくり!

ご飯の後は少し昼寝。午後ホテルの前にある貸自転車YOUBIKEのステーションで自転車を借り出し、華山文化区へ。スケッチ。昼食はまた自転車でいつもの「鶏家荘」へ。

タクシーでホテルへ戻り、また昼寝。

6:30 蛋蛋とMASAOがホテルまで来てくれて、夕食を食べに。台湾居酒屋「熱炒」へ。長安東路の熱炒通りへ。お腹いっぱいごちそうになりました。

そこへ日本の友人から「可能ならDVD買ってきて」のメッセージ。じゃあということで歩いて台北のアキバ「光華商場」へ。無事DVDを購入し、ホテルに帰りまた休憩。
11:30別の友人振栄くんが仕事終わったということで訪ねてきた。途中で電話してきて「酒は何がいい?ビールかウイスキーか?」と聞くのでウイスキーをリクエストしたらボトル2本持ってきた。これまであった友達は全員日本語ができる人ばかりだったけど、彼は中国語のみ。勉強になった。3時でお開きにするはずが、振栄くん酔いつぶれてしまった。ソファで寝かせた。青春だ。

10月5日(日)
朝8時目が覚め、荷造り始める。9時ごろ振栄くん起きる。一緒に彼のGFの家に行き、コーヒーをごちそうになり、少しおしゃべりしてホテルに戻る。蛋蛋がまた来てくれてチェックアウト。一緒にパンケーキ屋さんへ行く。

食べていたら、なんと昨日会ったばかりのなおちゃんにばったり!ものすごい縁です。一緒のテーブルで食べ、われらはそのまま空港へ。
2:20発の飛行機
6:30羽田着。家についたら8時でした。

楽しかった~。


10/3 18:30 雨の羽田空港に降り立ちました。

楽しい旅行となりました。
2泊3日でしたが、割と盛りだくさんでした。
旅の記録はまたぼちぼち載せていきます。

今回のハイライトは
・「村上春樹研究センター」表敬訪問
・台湾でスケッチ
・100元居酒屋
・深夜の酒盛りで酔いつぶれた(人をホテルの部屋に泊めた)
・同じ人に2回ばったり会った!
・予約のとれないパンケーキ屋さん

です。
お楽しみに~!

3年半ぶりの夫婦での海外、台北週末旅行です。
羽田空港は国際線ターミナル拡張されて、日本橋ができてました。木村屋とかにんべんとかの老舗ショップも増えてました。羽田空港は頑張ってるなー。

現地時間お昼には台北につきます。
今日は台北郊外の淡水に行って大学見物する予定です。

いってきます。