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先日の横浜シティガイドさんと歩いた馬車道で「ガス灯」のことを聞きました。
馬車道には「ガス灯」が復元されて、夜になると灯されているのだそうな。
それは見に行かなくては!
もちろん、これまでも夜に馬車道を歩いたことは何度もあるのだけど、意識していなかった。
こんど仕事帰りに寄ってみよう。
さてこれは別の日、仕事帰りに山下公園に寄って撮った花壇の写真を夫に見せました。(夫は通勤コースが反対方向なので)
その中にこの写真があった。↓
「山下公園のところで撮ったのだけど、馬車道のガス灯と同じデザインだね~」なんて話しながら。

そして、日曜の夕方、何やらネットサーフィンしてた夫が
「こないだの山下公園のライトの写真、あれほんとのガス灯みたいだよ」と言い出した。
「山下公園から海岸通り、馬車道までガス灯プロムナードっていうのができてるんだって」
調べていくと、こういうことらしいデス。
文明開化の灯りつながる 横浜中心部に遊歩道完成
| 神奈川新聞 | 2019年11月12日(火) 05:00
海岸通りに新たに整備されたガス灯=横浜税関前
 横浜市中区の中心部にガス灯プロムナード(遊歩道)が完成した。市は海岸通りの約1500メートルに31基のガス灯を新設し、馬車道通りから山下公園通りまでL字型に総距離約4キロにわたり計149基のガス灯で結ばれた。

 海岸通りは「クイーンの塔」として親しまれる横浜税関や日本郵船歴史博物館など歴史的な建築物がそろう。新設したガス灯は10月31日に開かれた「横浜ガスライトフェスティバル」で点灯した。

横浜ガスライトフェスティバルで、ガス灯に火をともす六川さんら=10月31日、馬車道商店街
 山下公園通りは1985年に東京ガスが40基を、馬車道通りは馬車道商店街が60基を設置した。市は万国橋通りに18基設置し、官民挙げて夜の街の魅力アップにつなげてきた。

 文明開化の象徴とされるガス灯は1872年、日本で初めて横浜でその火がともされた。市の担当者は「新市庁舎移転先となる北仲通地区方面から関内地区への回遊性も高めていきたい」と話している。
あれはガス灯だったの?!
いつも通ってる山下公園通りにガス灯が並んでともっているの?!
馬車道まで行かなくても見られるの?
これは見に行くしかない!
暗くなってからの外出は久しぶり。
大みそかに山下公園で花火を見て以来では?
山下公園通りから海岸通りまでガス灯を見て歩きます。
山下公園
ガス灯とホテルニューグランド
山下公園中央口(向こうに氷川丸)
シルクセンター前、レストランSCANDIA前。
向こうに横浜税関クイーンの塔が見えます。
おまけ。
改修工事中のマリンタワー。
こんな風にライトアップされていたんだ~。
みなとみらいの夜景
中華街善隣門

全く不要不急のお出かけとなりました。
久しぶりに8時前後に出歩いたのですが、飲食店もほとんどしまってしまうので、深夜みたい。
中華街も昼間の喧騒がうそのように静まり返っています。
100円ショップだけ営業してました。

街が静まり返ってる。
横浜駅周辺はわからないけど。
CoCo壱番屋は配達してるからネオンがともっているのかな。

予約しておいた本を借りに図書館へ行ってきました。
入り口にビニールシートで隔てられた臨時のカウンターが設置され、そこで貸出業務が行われていました。
建物のホールにあったベンチなどの休憩スペースにはシャッターが下りていて閉鎖。
何もそこまでしなくても。
と思ってしまいます。

5/11までとなっているが、ズルズル長引くことも十分ありえるハナシ。
実際、他区の図書館ホームページには「当分の間休館」と、期間を明記しないところもあったし、みんな延長されると思ってるでしょう。
係の方に話を聞いたら、予約の受付は休館期間中も可能らしい。良かった。それなら休館が長引いても、本に飢えることにはならなさそう。
休館が長引かないのが一番ではありますが。
今日借りてきたのは三蔵法師の「大唐西域記」と
仏教学者藤本晃氏の本。
この方、佐々木閑先生と論争になっているようで、どんなお説なのか確認したく借りてみました。

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緊急事態宣言の発出により、色々な施設が閉まるが、世田谷区図書館がまた閉まるのだそうだ。
2回目の緊急事態宣言時の対策が緩やかだったことを反省し、3回目はかなり強めにしたのだろうが、図書館の閉館はいただけない。
変異ウイルスの感染力がかなり強いということで、対応が強化されたのはわかる。しかし、ウイルスが人を介して拡大していくという原則は変わりがない。
であれば、やはり人の密集対策を一番にするべきである。またマスク無しで大声を発するような場面を規制することも必要だろうが、図書館はそのどちらにも当てはまらないはずだ。
公共の図書館は休業指示が容易だからやったのか?
非常に安易だと言わざるを得ない。
百歩譲って、不特定多数が大勢集まるかもしれないから閉館するのだというのなら、入場人数制限をすればいいだけの話であって図書館そのものを閉める必要はどこにもない。
というようなことを思ってネット上でちらりと意見を述べたところ、
「不特定多数が触る本を介して感染するリスクは低くない。図書館などは不要不急なのだから、命とどっちが大事なのだ?」という論調で反論してくる人がいたが、リスクゼロを求めるならもう一歩も家から出られなくなる。
リスクゼロを求めるのは現実的ではないし、相変わらず満員電車が放置されているような現状で、図書館を閉めて「対策やってます」と言われても、こんなことで感染者が減るのだろうか?と疑問に思う。


これまでの1年間でこの感染症について色々わかってきた。
感染ルートは飛沫とエアロゾルと接触
そのための対策は、人混みを避け、マスクを装着し、大声を出すようなあるいは息遣いが荒くなるようなことを近距離(あるいは閉鎖空間)ですべきでない。
ドアノブや色々な物品を触ったことによる接触感染は手洗い消毒をすることで防いでいく。
対策はこれが基本のはず。
リスクを科学的に評価し、ある程度のリスクは取った上で社会生活を営んで行かなければ人間社会そのものが壊れてしまう。
そのことをこの1年で学んだはずだ。
図書館では誰も大声を出さないし、そもそも会話をする場所ではない。本を色々な人が触ると言うが、一冊の本が1日に何人の人に触られるのか?図書館利用人数と蔵書数を見れば、非常に確率が低いことがわかるはずだ。
そもそも利用する前後に手を洗うのは基本だ。
変異株がこれまでよりも恐ろしいから対策の強化が必要だと言うのであれば、電車の1両あたりの利用人数や、商業施設・飲食店などの床面積あたりの利用人数を制限する方が優先順位が高いと思う。


飲食店での酒の提供禁止は厳しい措置ではあるが、理由がわかるし納得できる。
都心への人の集中が問題であれば、百貨店の休業も理解できる。

図書館などのリスクの低いところを閉鎖して「やってる感」を出すのではなく、本当に効果がありそうだなと思える科学的根拠に基づく対策を打ち出してもらいたい。
納得できれば多少の痛みを伴っても協力できるというものだ。
1年も時間があったのに医療体制を整えてこなかった関係者の怠慢には言いたいことはいろいろあるが、それはまた別の稿に譲る。


都立図書館は閉館、国会図書館は入場制限。
画像にある世田谷区図書館は、予約して手配完了していた本の受け取りだけはできるらしい。同じ都内でも新宿区、中野区、足立区、江戸川区、大田区などは時短対応などはあるにせよ図書館は休館しないそうだ。練馬区、北区、千代田区は閲覧のみ停止(貸出業務は継続)。板橋、中央は完全休館。ざっと調べただけでも対応がずいぶん異なる。
きっと現場ではぎりぎりの攻防があったのだろうと思われる。
現場責任者の考え方の差が出ているのだろうか?

佐々木閑先生の仏教講義を視聴している話は先日書きましたが、あれは、コロナによる大学のオンライン授業がきっかけだったそうです。
その配信をするにあたって、同志社大学の小原克博先生の「授業のための動画作成──急場をしのぐためのスイスイ動画作成術」というYoutubeの動画を参考にしたという話も講義の中に出てきました。
小原先生というと、NHKラジオの文化講演会という番組で、佐々木閑先生と合同で公演されていたのを聞いたことがありました。
先日のこと、いつものようにyoutubeで佐々木先生の講義を視聴したあと、小原先生の講義動画が関連動画に上がってきました。
小原克博「日本宗教への導入」(講義「日本宗教」第1回、同志社大学)
2015年の同志社大学での講義を撮影して、さらに編集して、youtubeにあげていらっしゃるのでした。
えっ。
同志社に授業料払ってないケド、これ見ていいのでしょうか?
さすが、ネットを活用した講義の先駆者、小原先生です。
講義のレジュメなどもダウンロードできたり、なにしろその学期の講義がすべてアップロードしてあるのです。
雑音も入らない。
板書(というか資料)も見やすく編集されている。
など、非常にハイクオリティで視聴者にストレスがありません。
それになにより中味が面白い。
(まだ4回くらいしか見てませんけど)
自分が学生のころ、講義をこんなに面白いと思ったことはありませんでした。
あったかもしれないケド、あまり記憶にない。
なぜ、今見るとこんなに面白いと感じるのでしょう?
学生のころ受けた講義はよくわからない言葉が多発してついて行けなかったみたい。あの頃の自分のレベルが低かったってことかな?
放送大学を見たこともあったのですが、あれもあまり面白くなかった。
なぜかな?私の受け入れ態勢の問題かな?
小原先生の講義動画はとても面白いです。
噺も面白いし、かたい話の中に身近な話も混ざっているのも面白く感じる理由かも。
しばらく、この先生の講義動画も見て、日本の宗教を概観していきたいと思います。
Youtubeって学ぶのになかなか良いですね。
東大も模擬授業とか、講演会などの動画がたくさん上がってます。
今、旅行にも行けないし、友達とも会わないし、時間があるのでこういう楽しみが見つかってよかったです。

国土地理院のインターネット上の地図「地理院地図」があります。
これまでも昔の航空写真を見て楽しんでいましたが、新しい使い方を見つけました。
地理院地図ってあらゆる地点の「標高」がわかるんです。
もちろん地図には等高線も入っていますが、そこを読み取らなくても、調べたい地点の標高が小数点第一位まで表示されるんです。
例えば、私の自宅建物の前の道は2.9m、裏手の駐車場は3.5mです。
この標高表示がなかなか便利なのです。
GWに横浜のハイキングコースを歩く予定です。
自然いっぱいの山道を歩くのは楽しいのですが、上り坂は嫌いです。
できるだけ楽をしたい(笑)。
そこで、この地理院地図の出番です。
登山と違って、街中のハイキングコースなので、たくさんの入り口があります。
入り口にはバスで向かうとします。
どのバス停で降りて、どの入り口から入るのがらくちんなのか、調べました。
※バスルートとバス停は地理院地図ではわからないので、グーグルマップでチェックしておきます。
候補に挙がった二つの入り口とそこへの最寄りのバス停。
上のは高低差10mで行けますが、
下の方だといきなり55mを登らないといけません。
入り口にたどり着くまでに消耗しちゃいますね。
これでルートが決まりました。
地理院地図、ブラボー!!

読了。

去年図書館に予約しておいたのが、ようやく順番が回ってきた。
ジャレド・ダイアモンドやスティーブン・ピンカーなど海外の知識人たちにインタビューや寄稿してもらったものをまとめたのだそう。
主に去年の4月5月ぐらいに書かれたものが中心。
そう考えるともう1年が経っており情報としては多少古くなっているが、それでもとても面白く読めた。雑誌の特集をまとめたようなもので、重版などはされないのだろうけど。

世界の第一線で活躍する学者の皆さんであるが、当然ながらその未来予想はそれぞれ違っている。
AIの進化について脅威だという人、楽観的な人。
中国が脅威となるかならないか。
アメリカの民主主義や分断についての悲観・楽観。
おまけのように日本についても語ってくれているが、熱く語る人もいれば、たいして関心がなさそうな人もいた。
私なりに思ったことは、日本の喫緊の課題は男女格差の是正だ。そのことにより超高齢化社会を支える労働人口の減少などについても多少の光明が見えるというものだ。
今読んでいるのは、この本にも登場するスティーブン・ピンカーの「暴力の人類史」。これが力作すぎてなかなか読み終わらない。飛ばし読みしてるのに、読み終わらない(笑)
でもすごい本だ。
なんとしても最後までたどり着きたい。

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みなさん、こんにちは。
いい季節になってきました。
仕事帰りにぶらぶら横浜夕暮れ散歩してみました。
(4月は時短勤務で早く上がってるので明るいうちに横浜につきます)
きれいな写真を撮りましたので、のっけまーす。
夕やけ色の氷川丸
向こうに見える水鳥はスズガモです。
ユリカモメはもう旅立ってしまったと思われます。
山下公園「未来のバラ園」。
少し咲き始めました。

山下埠頭(動くガンダムがいるあたり)からみたみなとみらい

動くガンダム。
平日はさすがに人が少ないですね。

アメリカ山公園。
そろそろバラが咲き始めてます。
岩崎ミュージーアムの壁のバラ。
港の見える丘公園~沈床花壇のミカンの花。
港の見える丘公園~沈床花壇の噴水。
ここのバラはもう少しかかりそう。
山手外国人墓地の横の坂。
夕陽が舗道に映えています。

横浜に引っ越してきて2年近く、自分なりにあちこち歩いてきて、この「ヨコハマ散歩」のカテゴリーにも記事がたまってきました。
2019年夏に引っ越してきた当時、横浜ではいろんな町歩きのイベントがあり、生活が落ち着いたら参加しようと思っていました。が、このコロナで全くそういうイベントはなくなってしまいました。
自分で勝手に歩くのもいいけど、一度ちゃんとガイドさんに案内されてみたい。イベントがないなら個人的に頼でみよう!と、先日「横浜シティガイド協会」というところに連絡してみました。

横浜シティガイド協会のホームページによると、個人的にガイドを頼む場合は、ガイドさん一人で5人までOKで2500円(約2.5時間)と決められているようです。初めてなので、モデルコースの中から「元町·中華街·山下公園」というコースを選びました。
当日。
少し早めに待ち合わせ場所に行くと、首からIDを下げたガイドさんがもう待っていらっしゃいました。まずはご挨拶。
こちらの希望がわかっていた方がガイドさんも案内しやすいと思って、2019年に引っ越してきた横浜在住者であることと、もっと地元の歴史などを知りたいということを申込時に伝えていました。

モデルコースでは「元町〜中華街〜山下公園」となってましたが、ガイドさんがもっと盛りだくさんな計画を考えて来てくださったようで、元町から中華街〜横浜公園〜日本大通り〜象の鼻〜赤レンガ〜馬車道〜関内」というコースになりました。これを2時間半で回るということです。(全てすでに何度も行ったことのある場所ですが、テーマは「再発見」なのでそれでいいのです)
アイスブレイク(=はじめに打ち解けるための軽い世間話)として、こちらから「ガイドになった理由」をききました。そうすると、「人と話すのが好き。特に知らない人に会って話す緊張感がまたいいんですよ~」とおっしゃっていて、このガイドさんの人柄がわかったような気がします。
元町や中華街は近所ですし、ガイドさんの説明も知ってることが多かったですが、それでも、さすが話が整理されててわかりやすく、社交的なお人柄ですぐに楽しく会話が弾みました。
中華街を通って横浜公園に着く頃には、ガイドさんにもこちらの横浜知識レベルが分かったようで、説明ポイントに到着すると、まずガイドさんがクイズを出してこちらの知識を確認してから説明を始めるという形になっていきました。お互いに無駄がなくていい方法です(笑)
中華街大通りはヒトがいっぱい。
ここは遠くから見るだけにして、先へ進みました。

もちろん、ガイドさんに案内してもらってようやく知ったようなこともいろいろとありました。

写真は馬車道のルートインホテルの入り口に展示してあった馬車。
こういうものは連れてってもらわないとなかなか存在を知ることができませんね。
案内をしてもらっている様子です。
コロナの中なので屋外でマスクもつけていますが、それなりに距離を取って行動します。

コロナの前には横浜のあちこちの施設でボランティアガイドの話を聞くことができました。お願いできる時はいつもお願いするのですが、さすがに個人的な話までは伺う時間がありません。

今回はたっぷり2時間半(実は3時間ぐらい結局かかってしまいましたが)一緒に行動するので、個人的なお話も伺うことができました。
通り一遍の話を聞くよりもむしろそちらの方が私としてはメインの目的だったのでした。(教科書的な歴史の話は、案内板や本を読むと書いてあるのです)
70代後半(とお見受け)のガイドさんはまさにハマっ子で、元町や中華街、赤レンガ倉庫あたりをどういう感覚で見ていたのかとか、どのあたりで遊んでいたのかとか、映画はどこへ行ってたかとか(関内ホールの場所には昔東宝会館という映画館があったとか、洋画ならピカデリーだとか)そんなお話もチラチラ聞くことができて大変楽しい街歩きとなりました。
個人でガイドを頼むなんて初めての体験でしたが、密も避けられるし、お話の水準は高いし、とても良かったです。お世話になりました。
次は今回のガイドさんの生まれ育ったエリアを個人史的なお話を聞きながら歩いてみたいなと思います。
また、歴史オタクみたいな方と歩くのも楽しそうです。ガイド協会で見つかるかはわかりませんが、地元の郷土史家さんと歩くチャンスもあったらいいな。
まだ旅行もままならないので、今年は遠くへ行かず、地元で活動していきたいと思ってます。

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今年になってからひょんなことから、仏教学者の佐々木閑先生のyoutube動画を見はじめました。固い内容ですがとても分かりやすい。
すっかりはまっています。
佐々木閑先生のことを初めて知ったのは、NHKの「100分de名著」という番組でした。この先生の話面白いなぁと思ったのがきっかけで、本も買って読みました。
それから2年が経ちました。
佐々木先生は京都の花園大学という禅宗系の大学の教授です。
コロナのために昨年4月から大学での対面授業ができなくなり、オンライン授業に切り替わったことが、このyoutubeを始められるきっかけだったそうです。
大学の講義なので、本来は履修学生だけに公開されるものだと思うのですが、一般公開になっています。というのも、先生の講義にはもともと社会人の聴講生がたくさんいたそうですが、それらの人たちはコロナ禍で履修すらかなわなくなってしまったということで、動画を一般に公開されたのだそうです。おかげで私も拝見できるのですね。
これがその記念すべき第1回の配信です。
オンライン講義なんて全くノウハウがない中、てさぐりでYoutube配信されるようになったそうで、先生の表情が固い(笑)
佐々木閑「仏教哲学の世界観」1-(1)
「仏教哲学の世界観」なんてタイトルも硬派ですが、結局、内容は一般向けにかなり平易に仏教の歴史を紹介するものになっています。
以下のようにシリーズ化されてます。
1.「仏教の誕生」24回
2.「ブッダの生涯」55回
3.「ブッダの教え」25回
4.「ブッダ亡き後の仏教」20回
5.「阿含経の教え 」43回
番外編も入れると1年間で170回ほどの動画講義が配信されました。
せっせと見続けて、ようやく先日追いつきました。
昨年の秋ごろからは大学の対面講義も始まって、オンライン授業はしなくてもよくなったらしいのですが、内外からの反響がよかったそうで、結局そのまま一般向けの講義動画の配信が続きました。(よかった!)
この4月からは、また新しいシリーズが始まりました。
佐々木閑の仏教講義 4「仏教再発見の旅 1」(「仏教哲学の世界観」第7シリーズ)
ずーっと拝見していると人柄も伝わってきますし、すっかりファンになってます。NHK文化センターの講義もオンラインで受講することにしました。今月末から月に1回の6回シリーズです。
Youtubeと合わせて勉強続けます。
いつもながら興味が出るとそればかり!になりがちな私ですが、いつまでこの興味が続くでしょうか…。

元町商店街を歩いていたら、子供服のファミリアさんのショーウィンドウにくまモンが!!
トートバッグだ。
ファミリアのマスコットのクマと手をつないでる。
ファミリアのクマよりサイズがちょっとだけ大きい。このサイズ感は誰が決めるんだろう?
こういうくまモンはなんだか穏やかないい子に見える(笑)
ファミリアのクマと言えば、この巨大な人形のイメージがあるのでくまモンより大きいと勝手に思ってた。
でもこんなのもあるから、ファミリアのは子熊なのかもしれないな。
くまモンだって5歳だけど(きっとクマの5歳は立派な成獣だろう。知らんけど)
上の二つはいずれも去年撮影した写真。
毎日前を通ってるのですが、時々かわいくてつい写真撮っちゃう。
調べてみたら、コラボ商品がいろいろあるみたい。
Tシャツもある。
ちなみにこのトートバッグは3300円。
くまモンの誕生日の3/12に発売だったんだって!
ここ横浜でもこんな風に時々くまモンに出会うことがある。
こちらは、このあいだ入ったレストランの入り口にいたくまモン。
なぜくまモンなのかは不明。

野菜料理だけを出すベジタリアン(ヴィーガン)のお店。

こちらは、畳屋さんの店先にあった幟。
畳屋さんにはくまモンの出没率高し。
これは去年の秋、元町商店街のコメダ珈琲に登場してたくまモン。
くまモンいると写真撮らずにはいられない。

混まないうちにと、早起きして赤レンガ倉庫へ。
ガーデンネックレスの一環の花畑がきれいです。

てくてく歩いて横浜公園までもどって来ると、何やら別のイベントが。

「よこはま花と緑のスプリングフェア」
昨日から明日まで開催らしい。

まだ早いのでテントの皆さんは準備中。
満開のチューリップを見てから、中華街で朝ごはんを食べましょう。


中華街で朝粥。

ここ萬珍樓は高級店なのでテーブルの間隔も広いし、感染対策もきちんとしているので安心。そして朝ご飯はそんなに高くない。写真のお粥単品なら900円。
ご飯のあとは、山下公園の花壇展へ。
花壇の展示は去年も見たけど、これはガーデンネックレスではなくて、スプリングフェアの一環だったのですね。1963年から開催されているのだそうです。

投票すると花の種がもらえます。
スタンプラリーに参加すると各所でまた種子がもらえます。

スタンプラリーでまわった産業貿易センター会場では蘭や万年青、エビネなどの花の展示をやってました。
ここは、屋内なので入る前には体温測定もあります。

そしてまた横浜公園へ戻り、スタンプラリーを完了。
ガーデンベアの缶バッチと花の種をもらいました。

横浜に来てからこういうスタンプラリー的なイベントによく参加するようになって缶バッジとかよく貰います(使い道ないケド)



公園に点在するテントは市民団体などの出展。
緑区の新治市民の森愛護会のテントで、竹のザル(700円)と竹炭(2つで200円)を買いました。お買い得ですね~。

大事に使おうと思います。

おまけ。

日本大通りのチューリップ。

公園で昼ビール。

横浜公園にはベイスターズのカフェがあり、オリジナルのビールを売ってます。キッチンカーもやってきていて、おつまみも少し買いました。
横浜スタジアムでは、阪神との連戦。
今日もこれから試合あるようで、少しずつ全身青で固めたファンが集まり始めいました。

4月8日花まつりの日には、せっかくだからお寺に行ってみようと思い、おなじみの九品仏浄真寺へ行ってきました。
今年は桜があっという間に咲き散ってしまったので、桜を見ることはできなかったけれど、新緑が美しい。



東京世田谷区奥沢にあります九品仏浄真寺には、9躯の阿弥陀仏があるけれど、ただいま順繰りに京都だったかの修復するところに出張中です。


こちらは修復を終えて戻ってきた阿弥陀様。ピカピカしています。


こちらは本日の主役お釈迦様。

釈迦如来です。
お誕生日おめでとうございます。

九品仏浄真寺には誕生仏などはなくて花まつりと言っても法要が行われただけのようでした。甘茶をかけてみたかったな、ちょっと残念。
来年は別のお寺へ行ってみよう。
境内は新緑が美しい。
ほとんどがもみじ楓です。秋にはこれが真っ赤に色づきます。
下の写真の左手に見える石の橋の下には三途の川が流れているそうです。そして渡った先は閻魔堂。お賽銭を入れると閻魔様の声を聞くことができます。

仁王門

境内に加藤楸邨の句碑がありました。
長年通っているお寺ですが気づいていませんでした。
ここにお墓があるのだそうです。

「しづかなる力満ちゆき螇蚸(はたはた)とぶ」

そしてこちらは阿育王の塔。
この4月から佐々木閑先生のyoutube動画では阿育王にまつわる歴史の話が聞けるみたいです。


天保年間ものものらしいです。

お釈迦様の誕生日ということで便乗してケーキ買って食べました(笑)九品仏商店街にある「パティスリーサトウ」さんで。ここのケーキどれを見ても芸術品のように美しいです。


九品山 唯在念佛院 淨眞寺 (浄真寺)

Pâtisserie Sato

「この本を書くことができたはのは、自分にとって本当に良かったこと」
と著者自らがどこかで話していた本。
読了。
科学史概略(結構なボリューム)から仏教に話が及ぶ。
科学者と釈尊への「ラブレター」だとあとがきに書かれている。(この本を書くのに3か月かけたそうだがその期間が恋愛期間だったのだとか^^)
文中に何度となく著者の科学者への憧れが表出してくる。
そんなところに人間くさい佐々木先生を発見して嬉しくなる。
が、科学史概説の部分は私には難しかった。
万有引力、
相対性理論、
量子論…。
進化論はすこしわかったけど、数学史に至ってはまだチンプンカンプン。
何度も読み返す必要がありそうだ。
仏教については「釈迦の仏教」と「大乗仏教」について、それぞれ一章ずつ割いている。大乗仏教についてはかなりぶっちゃけた書きっぷりで痛快だった。
2006年の本なので先生もまだお若いのだ。
個体特性:寒さに弱い に大いに親近感。
釈迦の仏教と大乗仏教がそれぞれ優劣つけがたい(そもそもどちらが優れているなどという比較の対象にはならない)という説明に、「パターチャーラーの物語」が使われていた。この話、知らなかったけど、すごく納得だった。
釈迦の仏教と大乗仏教とは、それぞれ必要な人がいるというのは先生が色んな所で語っていることだけど、今までで一番良くわかった。
 
全てを失い、悲しみのどん底で物狂いのようになっていたパターチャーラーを釈迦が救い、彼女は出家して安寧を得た。
しかし・・・と先生は言う。
「もし、パターチャーラーの子供の一人が生き残っていたら?」
家も夫も両親も子供も失って悲しみのどん底にいることは変わりがないけど、一人残った子どもを育てなくてはならないなら、出家はできない。釈迦の仏教では救うことができない。彼女は在家のままこの悲しみ苦しみと対峙していかなければならない。大乗仏教の出番だ。
と、こういう話。
私はまだどちらも必要としてないから、宗教的に仏教を信じる段階ではないけど、仏教2500年の歴史には大いに興味がある。
「犀の角たち」が2013年に文庫になった。
たぶん文庫版の加筆もあるだろうから、買うならこちらかな。

アマゾンのレビュー見てると、佐々木閑先生を嫌いな人がいるんだな~と思う。なんかものすごい長文で否定してる人いるけど(レビュー欄で)なんなんだ?あの情熱は?

今年も横浜が花で彩られる季節の到来です。
ガーデンネックレス横浜2021開幕しました。
去年はコロナでバラ園が立ち入り禁止になったり、寂しいことになりましたが、今年は気持ちよく花を愛でたいものです。

駅に登場したパンフレットスタンド

山下公園
花壇の花が咲きみだれています。


中央の黄色いの、チューリップです。

まるで蓮の花みたい。
象の鼻テラス会場。

今月下旬には桜木町~運河パークを結ぶロ-プウェイも開通。
横浜エアーキャビンという名前なのですね。
横浜市限定のチューリップの新品種「ラバーズタウン」
花弁の上部にフリルが入り、咲きながら白色からピンク色へ花色が変化する移り咲きの品種~とのこと。

もう咲いてるバラがありました。


蘇芳の一種。


4月はチューリップ、5月はバラ、6月は百合です。


観光巡回バス「赤い靴」号もガーデンベアのラッピング。

これから6月まで横浜は花であふれますよ~。
楽しみです。