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ロシアがウクライナに軍事侵攻し、大きな戦争になるのではないかと背筋を寒くしています。もしかして第一次世界大戦の始まるときはこんな感じだったのではないか?
戦車がウクライナの冬の大地を進む様子を見て、今でもやはり戦車なのが意外だったり、世の中の動きについて甘い考えだったんだと気が付かされてます。
なんとも落ち着かない、暗い気持ちになってしまったところで、本を読みました。
図書館に予約して、随分順番待ちしました。手に入って一気に読みました。
文庫だしこれは買って手もとに置きたいな。(と思っだけど絶版なんでしょうか??)
著者の京須さんは圓生百席などの録音盤のプロデューサーで、6代目圓生最晩年に一緒に濃密な仕事をした方。
そして文章も素晴らしい。
まるで圓生師がそこで喋ってるかのような錯覚。確かに声が聞こえてくる。
おすすめします。

今年の春節は2月1日でした。
深夜12時、カウントダウンイベントを覗きに行ってきました。
入場制限あって中には入れませんでしたけど。
カウントダウンは日本語と中国語。
54321!春節新年快楽!
爆竹が鳴らされ、獅子舞が始まります。
私のところからは、赤いコートのカメラ係さんに遮られ、よく見えませんでした。
獅子舞のアップ(一瞬見えた)
媽祖廟に貼られていたイベント予定。

媽祖廟のお神輿くぐり抜け。

中華街のランタンが、今年は横浜各所に分散展示。そこを巡るスタンプラリーがありました。

9箇所回ると、一枚300円の紅包くじが3枚もらえます。

豪華賞品があったのでワクワクしながら運試し。

結果は…
唐揚げ粉をたくさんもらいました!こんなにあっても…(笑)
tigerビールのパスケースは嬉しかった。ちょうど買おうと思ってたとこだったので。くじは300円ですが、赤レンガ倉庫で使える300円分のクーポンがもらえるので実質タダみたいなものです。早速赤レンガに行って400円のコーヒー買うのに使いました。

くじ引きイベント最終日。

最後にもう一度ひこうかなた思ったけど、終わってました。片付けの最中でした。

ことしの春節もオミクロン蔓延と重なり、中華街のイベントはかなり中止になってしまいました。休んでる店も多かったし、火事もあったり…。

でも龍がいい運を運んてくれるでしょう。きっと。
 

佐々木閑先生のyoutube仏教講義をずっと見てます。
そこで最近登場したのが南条文雄。
もちろん全然知らない名前でした。
幕末生まれの真宗大谷派のお坊さん(学僧)で、明治九年に英国に渡り、当時ヨーロッパで進んでいたインド学、アジア学、仏教学に触れてサンスクリットを学んだ方。日本最初期の文学博士であり、大谷大学の学長などを務めた方なんだそう。
お坊さんの英国留学ってどんな感じだろ?
と興味をそそられ、図書館から借りてきました。

戊辰戦争の頃、本願寺が像兵を組織して、それに加わって1年余訓練に明け暮れていた話。

すごく秀才だったため、本山の学寮に入って頭角を現していた頃の話。
お坊さんだけど、夜の街に通ってお酒を飲み、いつも同じ女性たちが迎えてくれた話。(笠原さんはその女性との間に一男をもうけていたのだそう)
留学するのは周りに秘密だったこと。
横浜、神戸、香港、シンガポール、セイロン、スエズ運河、マルセイユと航海した話。
英国についてから英語を始めた話。
下宿での初日、ガス灯の消し方がわからず、フッと吹き消してしまいガス漏れ騒ぎになった話。
イギリスでは日本人学生会があり、持ちわまりで研究発表的なことをやっていた話。
アメリカ周りで帰国した話。
大陸横断鉄道にも乗っていらっしゃいます。
ペッペさんが見つけた仏舎利をタイの王様から譲ってもらえるとのことで、お迎えに出かけた話。
知り合いが洋行するというので挨拶に行た際に「いつかはインドへ仏跡巡礼に行きたいんですよね」と話したら「じゃあ、You一緒の船に乗っちゃいなよ。お金1000円かしちゃうからさー」と言われて、そのまま家財道具まとめてお寺に預けて、ほんとにインドに行っちゃった話(奥さん同行)。
これすごい。
1000円ってすごい大金でしょう。
ぽーんと出しちゃう人もすごいけど、すぐにのっちゃう南条文雄先生もフットワークが軽い。
船中で出会った乃木希典氏が「インドは物騒なところだから」と懐剣を渡そうとした(ケド固辞した)
仏教学の世界学会がフランス領インドシナ(トンキン)で開催されてそこへも参加。イギリス留学中に知り合いになった人たちと再会する。
日清戦争後、荒廃した中国の寺のお経を保全(と言っていいのか?日本に持ち帰る)のために清国慰問団が組まれたという話。
ミンビ暗殺事件のあとで、朝鮮の宮殿に幽霊が出るということでお坊さんに読経供養をしてほしいという要請があった話には驚いた。罪悪感が幽霊を見せている?
また、この時の同行者には「覚王山日泰寺」の塔建設のため、中国の寺から仏塔を移築しようという計画をもっていたことも興味深い。
佐々木先生の仏教動画。
先生が「濃厚接触者」となったことや体調不良だったとのことで1週間ほどお休みがあった。(おとといから復活!ぱちぱち)
久しぶりに鎌倉円覚寺の横田南嶺老師のYoutubeも観たのだけど、佐々木先生のことに触れていらして、みんなつながってるなぁなどと思ってちょっとうれしかった次第。

「断捨離」なんて、昔は言わなかったし「だんしゃり」と書いてもパソコンで変換できなかったものですが、いまはもう一発で変換できますね。
2年半前に引っ越しをしたときに、かなりの荷物を減らしました。
家具や食器、服、それに本も。
もう減らすものはないだろうと思っていたのですが、まだまだありました。
そして、いったん手放してみると、案外困らないものだなというのも分かりました。
【炊飯器】
1年くらい前に手放しました。
以来、ご飯は鍋で炊いています。
全く困らないことにびっくり。
しばらく手持ちの鍋を使っていましたが、
昨年秋に数年ぶりに帰省した夫が、実家に眠る炊飯用の鍋をもらって帰ってきました。
煤で真っ黒ですが、お義母さんがぴかぴかに磨いて大事に保管してたらしい。もう60年くらい前のものらしいです。子供のころ「へっついさん」で使っていたという夫の思い出の品。
その鍋が大活躍しています。
ふつうの鍋と違って吹きこぼれないように工夫されています。
ほかの料理にも使えるし。軽いし。気に入ってます。
【固定電話】
いつのころからか、固定電話には勧誘や営業の電話しかかかってこなくなりました。
災害時には強いといわれていたけど、昔の停電してても使える電話と違い、ひかり電話は電気がなければ結局使えないし。
携帯とネットがあれば十分と思われるので廃止しました。
【テレビの録画機能】
あれば便利なんだけど、録画しておいても見ないことが多くなりやめました。
NHKなんかは見逃した番組(地上波だけ)1週間配信してくれるNHKプラスというサービスを始めたし、似たようなものが民放にもあるけどそもそも見たい番組はないし。
いまはテレビよりYoutubeなどを見ることが多く、テレビ見なくても困らないんですよね。
時間もとられるし。
生活が変わってきましたね。
身軽になれるように、今後も不要なものから自由になっていきたいなと思います。