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私の職場は長いこと隔週週休二日制で、第1・3土曜を休んできた。(つまり第2・4・5土曜は出勤)
土曜日は客先からの電話連絡なども少なく、集中して仕事が進むという良い面もあった。通勤電車もガラスキだったし。
平日に有休を割と自由に取って旅行とか行ってたので、まあこの体制も悪いものではなかった。(でもやはり6連勤は体にこたえます)
そんななか、コロナの規制も緩和された昨年春から会社の体制を見直し、完全週休二日体制になった。毎週連休があるのはやっぱりうれしい。
身体も楽!
ところが、スタッフの入れ替わりなどがあり、私自身の平日休みが取りにくくなった。(パートさんが増えて、毎日会社の戸締りをして帰る担当が私しかいなくなったため)
そこで、有給休暇を完全消化するために、平日の午前中に半休をとることにした。だいたい木曜日の午前中は休むことにした。
月火水と3日間働いて、木曜日に半休とって、あと金曜1日働けば、2連休!
いいリズム。
もはや6連勤とかやっていたのが信じられない(笑)
きょうも木曜日で午前休をとった。
のんびり空いた電車で出勤。
ちょっと用事があったので、はやめに会社に顔を出して、それからまた外出して近所を散歩していたら、声をかけられた。
あら!
時々会社帰りに身体を癒してもらっているアロマセラピストさん。
こんなところでばったり会うのは初めてのこと。
きけば、あちらも陽気に誘われて散歩に出てきたのだとか。
「わたしも今日は午後から出勤なので散歩してるんですよ」
近所の寺院の境内まで散歩するというので、わたしもお供させてもらう。
そのお寺は私もしょっちゅう昼休みの散歩に出かけているところ。
他愛もないおしゃべりをしながら、てくてく。
「ちょっとお線香を買いたいんですよ」
そうか、お寺ってお線香とかも売ってるんだ。あまり考えたことなかった。
アロマセラピストさんなので、香りにはうるさいのだろうなぁ。
「お寺によっては、珍しいお線香を売ってるんえすよ。前にここで買ったこの香りがよかったので、リピートです」
みると何種類かの線香があり、見本も置いてあったので香りを嗅ぎ比べ。
へ~。
犬も歩けばなんとやら、ひとりで散歩しているだけでは体験できないことを体験させてもらった。今度はお寺でお線香買ってみようかしら。

2月10日、夫に誘われ、新宿のサンモールで上演された舞台「川辺市子のために」を観賞しました。
前情報なく見たのですが、かなりショーゲキ的な経験になりました。
シアターサンモールは地下にある小さな会場です、ステージの前と右側に客席が広がり、舞台と観客との距離が非常に近く、臨場感が際立っていました。
物語は、恋人からのプロポーズの翌日に突然姿を消した女性・川辺市子の壮絶な過去と真実を描いています。物語の展開は予想以上に引き込まれました。

笑いはほとんどなく、キリキリと心臓をつかまれるような緊張感の中、展開するストーリーと役者の演技。演じていた人たちは、きっと毎日相当こころを消耗したんじゃないかと心配になりました。
この作品はもともと2015年の舞台作品で、同じ戸田彬弘が監督もした別のアプローチの映像作品「市子」が昨年末から全国公開されています。杉咲花さんが市子の役に扮しているそうで、その映画も非常に話題になっているようです。

今回の舞台は再演です。
久しぶりにこんな緊張感のある舞台を見ました。
映画も見てみたいと思います。

ちょうど、今日からアマゾンプライムで配信始まったようです。