コンテンツへスキップ

能 葵の上

能を習っている友人の舞台があると言うので 国立能楽堂へ行ってきました。

喜多流一門(?) 発表会のトリにお能があります。

今年の大河は 紫式部が主人公。

源氏物語は10代の頃に漫画の「あさきゆめみし」を少し読んだ程度、あとは 古文の授業で習った 桐壺のくだりぐらいでほとんど内容を知らなかったのですが、最近せっせと 源氏物語の現代語訳とか情報 仕入れています。
今は YouTubeでも解説がいろいろあるし、 現代語訳の朗読も何種類も YouTubeにあるんですよ。
漫画で読んだ時には 「光源氏ってひどい男だ」ぐらいにしか思わなかったのが、さすがに大人になってくると人間の感情のヒダとかわかるようになるようで、今は紫式部ってすごい人だなあと思っています。
さて この「葵上」というお能ですが、
シテは 六条御息所です。葵の上は出てきません、と言うかいる設定なんですけれども 着物(小袖)が1枚 舞台前方に置かれていて、 これが病に伏している 葵の上という設定です。
能のこういう 簡略表現は非常に興味深いですよね。
友人がこのシテを務めます。
素人なのにすごいことですよね!
周りを固めるのはそうそうたるプロの皆さん方。
発表会なので入場無料、
とても 堪能させていただきました。
友人に感謝。
お能の六条御息所は 葵上を取り殺すことなく、横川の僧都に調伏されて成仏するというお話 なんですね。
源氏物語とは違う展開です。


大河ドラマ光る君へのストーリーには源氏物語の盛り込まれているようです。

雨夜の品定めのシーンもありましたね。
鳥籠から雀の子が逃げてしまって出会うというのもありました。

どうも 六条御息所的に生霊になるのは明子女王の線がありそうですね。どんな展開になるのでしょうか?
ワクワク。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA