コンテンツへスキップ

「それから」夏目漱石

本日読了。

漱石先生ファンを自認する私ですが、漱石先生の小説はあまり読んだことがありませんでした。
ようやく読む気になった代表作。
でも、途中までは辛かった。
村上春樹の辛さに通じる。
主人公に魅力ない。
否、負の魅力しかない。
イライライライラ。

でも最後まで来て急展開して、今までグダグダしてたのはなんだったのと思うほど、あっけなく終わるんだけど、でもラストがよかったなー。
あのラストを明治時代に書いてるんだ。
夏目漱石が文豪って言われて、お札にもなってて、今も読まれている理由がわかる。

ラストの赤の洪水にハートを射抜かれました。

代助たいがいにしろよ。って思ってたけど。
まだ、30前なんだもんね。
青春物語だったんだなぁ。
応援しようという気になりました。ちょびっとだけ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA