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四苦八苦

釈迦は人間の苦しみの根本にあるものは、大きく四つあると言ったそうだ。

すなわち 四苦 生・老・病・死

それから2000年以上がたち、釈迦の時代とは一見すると別世界になったのではないか?
しかし、いまだに四苦は何の解決もしていない。

実は、わずかに「病」だけは、医学の進歩で治せる病気が増えたと思っていたのだけれど、根本は変わってないのではないかと思う今日この頃。

確かに昔は死病といわれたものが今ではほぼ治せるようになった。
天然痘、結核、これら、赤痢・・・・
けれども、以前はなかった病気の原因が生まれた。
放射能による内外の被曝など。

この2000年(厳密にはこの100年?)科学を進歩させた人間はいろいろな病気を克服してきたけれど、一方で同じ科学の進歩により、人間の手に負えない病を作り出してしまった。

皮肉なことだけれど、結局はつじつまが合ってる・・・。
住環境の改善で、感染症が減ったのに、その反面アレルギーを発症する人が増加の一途をたどっている。
これも見えない神の手によるつじつまあわせか?

いま、また、人間の幸せとはなんだろうかと考えている。

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