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数年前から「朝日新聞ポッドキャスト」のファンです。
このメディアは、パソコンやスマホで聴ける音声コンテンツで、ラジオと同様のものですね。
動画がYoutubeなら、音声はPodcastといった時代です。
ポッドキャストは、好きな時間に好きな番組を選んで聴くことができるのがいいんですよね。今は、ラジオ番組もPodcastに保存して繰り返し聴けるようになっているものもあります。
朝日新聞のポッドキャストは、コロナ禍の時期に始まり、記事の背景や、記事では語り切れなかったことを記者自身が肉声で話してくれるというのがとても面白くて、すっかりファンになりました。
2022年には朝日新聞本社で開かれたイベントにも行ったほどです。
はじめのころは配信される番組をすべて聞いていましたが、どんどんポッドキャスト部門も充実してきて番組数も大量になっています。そんな中でも政治記者の秋山さんや冨名腰さんが登場する番組が好きです。
さすがに今は追いきれなくなって、タイトルを見て面白そうかな?というのを拾って聞いているのですが、最近、とても興味深い番組がありました。
朝日新聞ポッドキャストは、記者や編集者経験者から構成されている「音声チーム」員が番組を作っているのですが、チーム員は普段はMCやミキサーを担当し、ほかの部門の記者さんがゲストで登場するのが多いのです。
でも今回は、おなじみのチーム員さん本人が書いた記事についてでした。
聞き進めると、その若手記者の祖母が特殊詐欺(いわゆるオレオレ詐欺)にあってしまったという内容でした。しかも成りすまされた「孫」というのがその記者本人だったという話。
犯人グループの「受け子」が逮捕され、起訴され、判決が下り・・・・
この記者は、被害に遭った自分の家族、そして加害者側の犯人とその家族に取材して10回連載の記事を書いたそうです。(この連載もとても面白かった)
こういうことってあるんですねぇ。
それだけ、この犯罪が頻繁に起きているってことなのだと思いますが。
番組はめちゃ面白かったし、特殊詐欺に騙されないのは難しい、ということもよくわかりました。私の身内も気をつけてほしいなと思いました。
音声番組
【関連記事】
(連載初回)「孫助けたい」信じた電話 100万円渡した祖母と受け子がたどる道
https://www.asahi.com/articles/ASS3M63J2S25DIFI009.html?iref=omny
だまされた人を「ほめてあげて」 特殊詐欺が「間接的殺人」になる時
https://www.asahi.com/articles/ASS3T3CY0S39DIFI001.html?iref=omny

「ああまたか」と、思ってしまったら負けだと自分を戒めつつ。

安倍派と二階派事務所に特捜が、というニュースを朝日新聞デジタルの「タイムライン」というリアルタイムの報道ページで見てました。

高木毅っていう安倍派の議員の名前があって、知らない人だな、どんな経歴の人かしら??

とネット検索してて驚愕。
全然知らなかったけど、日本人っておおらかだなとつくづく思うに至りました。
↓↓↓
高木毅
高木毅 - Wikipedia

高木毅 - Wikipedia

朝日新聞がやってる音声番組「朝日新聞ポッドキャスト」を2年近く前から、熱心に聞いています。
新聞もデジタル版を講読していますが、昔から「新聞記事って日本語の意味は分かるけど、ニュースの重みがわからない」と思っていたのでニガテなんです。でもこの音声番組(好きな時に聞けるラジオみたいなもの)は、記事を書いた記者さんが登場して紙面に入りきらなかったことや、記事の背景などを実際に語ってくれるので、そのニュースがこの社会の中でどういう意味を持つのか、わかりやすく頭に入っていきやすいのです。
その「朝日新聞ポッドキャスト」(朝ポキ)が、秋分の日にリスナー参加型のイベントをやるというので応募して出かけてきました。
会場は築地にある東京本社です。
先日浜離宮ホールでのコンサートの時、初めて来た朝日新聞東京本社ビル。
きょうはその中でのイベントです。

イベント内は撮影録音禁止だったので、外にあったフォトコーナーをパチリ。

PODCASTというメディアの利用者は20~30代が多いらしく、このイベントも「就活生が~」とかいう話もあったりして、私なんて対象外かな~などと心配していましたが、年齢層的にはもっと上の方もいらして、ホッ。

考えてみたら新聞自体の講読層はもっと高齢層に寄ってるんですものね。
午前中は、音声事業に進出してるほかの新聞社の方も登場してのトークセッション。朝日新聞、東京新聞、沖縄タイムス、読売新聞、毎日新聞、神戸新聞、中国新聞の方がいらしてました。
皆さん「紙面」というのが主な戦場である新聞社で音声事業やってるってことで、社内で冷遇されてたりとか(?笑)お悩みが共通してるようでした。
そんな楽屋の話はともかく、音声の可能性には希望を持っていらっしゃるご様子。頑張ってほしいです!
午後は記者さんたちや、ゲストで招かれた人気ポッドキャストのパーソナリティーの方々との自由懇談タイム。その間に、番組収録体験や地階の新聞印刷工場見なども同時に行われたそうです。(そちらは少数の希望者の方のみ)
私は、普段朝ポキ番組内で話を聞いてる新聞記者の方と実際にお話しする方で楽しみました。
●政治記者歴約30年、酸いも甘いも知り尽くす 秋山訓子さん
●自らコードを書き、取材でサイバー犯罪を追い詰める 須藤龍也さん
●アフガニスタン・金正男氏殺害、特派員型事件記者 乗京真知さん
のブースをまわり、お話してきました。
車座になって(椅子だけど)自由に記者さんに質問を投げ、それにこたえてもらうというもの。5人~20人くらいの人が増えたり減ったりしながら流動していくのです。これがすごくよかった!
喫茶店で話してるみたいなノリですよ。

秋山さんの政治家インタビューとか好きなので、秋山さんのブースには制限時間いっぱい90分貼りつきました。秋山さんのブースに来る皆さんは若い人も多かったんだけど、質問がめっちゃしっかりしてるので、うわ~私なんて発言できない~って一瞬気後れしましたが、喫茶店の会話のノリなのでえいっと質問もできました。

大人になれた感じがする(笑)
サイバー犯罪の須藤さんは、Macの画面を見せながら取材時の写真なんかも使って、臨場感たっぷりに話してくれました。
「私のパソコンは大丈夫?」「マイナンバーって安全なの?」みたいな素人質問にも丁寧に答えてくれて、怖い話のなかにも安心感ももらえました。
海外特派員の乗京さんは、タリバンの話と妖怪アマビエの話を同じレベルで語ってらしてちょっとびっくり。目の前の興味や伝えたいことについて同じ熱量で飛び込んでいくお人柄が短時間でも伝わって、この人に会えてよかった。という気持ちになりました。

面白いイベントでした。
マスメディアの大会社でやったのに、なんか高校文化祭みたいなローカル感。
手作り感満載だったからかな?
「読者ホール」というスペースだったのですが、普段は社会科見学の小学生などが利用してるようです。記念撮影をしてその写真を入れた「号外」をお土産にもらいました。

これからも聞きますよ。

朝ポキ。

台風14号が過ぎ去りました。
被害はなかったですか?
台風が去ると、「おたくの屋根がズレてますよ」とか言って強引に屋根を見ていく業者風詐欺師が発生するらしいので、どうぞお気をつけて。
ツイッターで見つけた話題ですが、いろんな体験談があるものですね。
このツイートに対していろんな人が体験談を語っていますので、一番下の「返信を読む」をクリックしてみてください。

あまりまとまっていないが感想をメモっておく。。

自民と維新の躍進が予想されて始まる前から気が滅入るようだった。

ウクライナで戦争が起きていることを利用して、防衛費を倍にするとか、核武装論とか、本気にしてる人も多そうで。
なので、気持ちを切り替えて「女性候補応援」選挙ととらえなおす。
そうなると投票したい人が何人も出てきて、明るい気持ちになった。

女性代議士を増やしたい。
女性なら誰でもいいというわけではないケド、こんなに少ない状況、増えなきゃ話にならない。

個人的には2票投じて、1勝1敗。

私にしては上出来。
以下「よかった」こと。
大阪の辻本さん当選
愛知の伊藤さん当選
社民党の福島さん当選
東京で山添さん当選(男性だけど)
水道橋博士当選(男性だけど)
以下「残念」だったこと。
神奈川の浅賀由香さん惜しかった。
参政党やN党みたいな新しい戦い方で議席をとっていくスタイルは、馬鹿にしないで注目しないといけないだろう。
それにしても参政党の集会は見事に「ノーマスク」集会〜マスクしてる人ほとんどいなくてびっくりした。
選挙の最終盤で起きた、安倍さん銃撃事件。
手製の銃でというのがなんとも驚きだったけど、政治家の皆さんはおおむね冷静に選挙を続けたようでよかった。
でも、実際に街頭演説に立っていた全国の候補者たちは、震撼しただろうというのは想像に難くない。
それでも政治家というものは、敵であれ味方であれ、やはり政治的に利用するのだろう。
強かですね。
選挙の街頭演説中を狙われたので「民主主義の根幹が」とか「言論の自由が」とかいう人たちも多いけど、私にはちょっと違うように見えた。
通り魔とかストーカー事件とかに近い印象(単に近くで狙いやすい機会が街頭演説だっただけで、選挙は関係なかったのでは?)。
まだわからないことが多いから、続報を待ちたいが。
殺人良くない、暴力良くない、のは当然。
この事件の影響も見ていきたいと思う。

安倍さんの事件を受けて、フェイスブックなどで台湾の知人友人たちがどんどん追悼投稿している。まるで震災時のように。日本の友人にはあまり見受けられない反応。
自国の政治家でなければ、凶弾に倒れた気の毒な政治家と単純化できるのかもしれない。

改憲勢力がぐんと増えた。

これからちゃんとした議論ができていくのか?
しっかり見ていかないと。
日本のこれからのために。
追記。
誰かが、「安倍さんの悲願の改憲やり遂げたい」とか言ったそうだけど、それ、もう関係ない。安倍さんがやりたかったからではなく、これからの人に必要な議論をしてくれないと困る。死者のためのものではないのだから。
いや、その発言も死者の政治的利用かな。
それを受け取る有権者の方の見極め力が問われている。

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小学生の柔道全国大会廃止

「行き過ぎた勝利至上主義が散見される」
https://www.asahi.com/articles/ASQ3K72D7Q3JUTQP00H.html

子供のスポーツがこんな酷い状況におちいっているとは知らなかったが、この決定はよかったと思う。

オリンピックを見ていても思うことだけれどもスポーツをめぐる人々の考え方が病的になっていると思う。

ロシアのフィギュアスケートの10代の女の子、「この歳でこんなに?!」と思うような素晴らしい演技を見せてくれたけれど、その裏にドーピングや大人の汚い思惑が嫌と言うほど見えていた。10代でほとんどの選手がボロボロになって競技を去ってしまうという話もきいた。


この柔道の話も根っこは同じものがあると思う。
子供の頃からスポーツするのはいいことだと思う。体を動かすことは楽しいし健康にもなる。チームプレーも楽しい。

でもそこに、小さいうちから才能を見出して強化するとか、学校の名前を上げるために有力選手を集めてくるとか、オリンピックの金メダルの数を毎回毎回意識するとか、スポーツの本質から離れたことに躍起になる大人たちがいる。
それが健全なスポーツを歪めている。

東京2020をめぐる色々なことを通して、私はもうオリンピックは廃止して欲しいと思うようになった。あんな大きな大会じゃなくて競技ごとにバラバラに開催したらいいと思う。
オリンピックのためにテレビ各社がお祭り騒ぎを繰り返すのももううんざりだ。

「オリンピックに人生をかけてきました!」という選手の悲壮な姿に感動をもらう人々という構図もいびつだ。それはいわゆる「パンとサーカス」という文脈での「サーカス」に過ぎない。
そんなものはもう見たくない。
札幌冬季五輪招致なんてやめてほしい。



山下さんの今回の決断には賛同する。
子どもも大人も自分のスポーツを楽しんだらいいのだ。

ひょんなことで、「政治家一族」ご出身の方と話をする機会があった。
いや~、面白かった。
こういう人っているんだな~。

その方のおじいさんが戦前の代議士、おじさんも、いとこも、きょうだいも、親類縁者代議士だらけ。その中には首相経験者も。

さらにはからずも奥様のお父さんも代議士。

こういう環境に育つと政治家が身近なのでしょうね。

ご本人も子供のころから「政治家になりたい!」と思って、学生のころからずっと準備をしていたのだそう。
でも人生いろいろ事情があって、若いときには政治家になれず、40代でようやくチャンスがあり選挙に出たのだそうだ。でも落選して、再起はならず結局別の道へ。
こういう人と初めて話した。面白かった。
政治家を目指す人っていったいどんな人なんだろう?と思っていたけど、接することができてよかった。

いまは全然違うお仕事されてるけど、それでも話をしてると、今でも政策を考えているらしいのがわかる。さすが、子どものころから政治家になりたいと思ってらしただけのことはあるなぁ。

私とは多分考えの違う方だとは思うけど、とっても刺激になり面白かったのでした。機会があったら、また話を聞こう。

今回の選挙は「自民党に入れたくない」という票がかなり「維新」へ流れていたようで、それはそれでいろいろ思うところありますが(ポピュリズムへの警戒とか)違う話を。
神奈川県民ですが、東京12区に注目していました。
公明党の太田さんの引退後の議席を争う選挙区で、公明(選挙区での新人)、維新新人と共産党の元職池内さんが出ていました。
池内さおりさんは残念ながら落選。
候補名簿3位で比例復活もなりませんでした。
共産党は比例に惜敗率を導入していないそうですね。
比例2位で当選した候補は惜敗率54.6%、池内さんは惜敗率71.2%。
もし惜敗率を導入してたら・・・と思うと残念です。
女性の権利やジェンダー平等問題で、共産党以外からも幅広く支持を集めた候補だったはずなので。
それにしても、なぜ惜敗率を導入していないんでしょうね。
これまでの実績なんかで決められてるのかもしれないけど、選挙なんだからやはり票をもとに決めたほうがいいのでは?
共産党って、変わらないところがいいのかもしれないけど、こういうところ自己変革することでもっと支持が得られるのではないでしょうか。
ジェンダー平等はほんとどうにかしてほしい。
私が社会人になる前に「男女雇用機会均等法」って画期的な改革あったけど、そのあと何かあったっけ???
世界に大きく後れを取ってるこの分野、前進させないと!!

今日は衆議院選挙。
いつもながら投票率が気になります。
関東地方は天気が下り坂。
でも全国的にはまぁまぁのお天気のようですね。どうか投票率が上がりますように。
私は今回は期日前投票しました。
国民審査もしっかり考えて☓つけてきました。

注目してるのは東京12区。
神奈川2区、13区。
です。
いい結果を見たいです。

生まれてはじめて街頭演説に能動的に参加してみました。
というのも、菅元首相が近くで応援演説するとわかったので。
一度くらいみておいてもいいかな?と。
全く心に響かない話を繰り返す首相は一体どんな人だったんだろうとこの目で見てみたくなりまして。
バスに乗って行ってきたのは、神奈川6区の松原商店街(ちなみに私は神奈川1区、菅さんは2区)

旧東海道保土ヶ谷宿手前にあるこの商店街、そんなに大きなところでもないので、一体どこで演説があるのかな?

バスを降りてすぐ、候補者のポスター持った人に

「菅さんはどこに来るんですか?」と尋ねましたら親切に教えてくれました。支援者と思われたんだと思います。ビラももらったので、候補者本人にも目ざとく見つかり、ふかぶかとお辞儀をされてグータッチまで求められてしまいました。
商店街は歩行者天国になっているので商店街の外れに須田さんの車が効くようですそこまで行ってみるとすでに SP とかがたっていて、商店街の役員さんと思しき人らによる場内整理が始まっていました。神奈川新聞の記者も脚立を持って取材の構え。でも、狭い路地で集まってる人30人くらいかな。

「本人」もやってきて菅さんお迎え体制に。

予定の時間をずいぶん回ってようやく「菅前総理がお着きになります!」というアナウンスが流れ、みんながスマホを向けるようになりました。

随分小さな人だなというのが第一印象。

ようやく人の隙間から顔が見えました。

この後菅さんは商店街を少し歩いて会場の公園に向かうという話。人混みは嫌なので公園に先回りして待つことに。商店街近くの小さな児童公園でした。

集まった人はざっと見回して200人程度?
ドブ板っぽい手作り感。

菅さんが登場すると、さすが地元。

もり上がってました。
初めてこういうのに行ったので(これまでは大きな駅前とかでやってるのにたまたま通りがかったくらい)比較できないけど、人少なすぎでは?と思いましたが。
北朝鮮ミサイルで野党(特に立憲と共産)を攻撃。「日米安保に反対してる人たちに任せられますか?どうですか?」と。
首相としての実績として携帯料金値下げと不妊治療保険適用をアピール。
応援の候補本人が横浜市議だったのでこういう問題に気がつくのは市議出身だからと言ってました。
首相の仕事としては小さいと思うけど。会場からは「そうだ!」とか「菅さんありがとー!」とかいう声が飛んでました。さくら?本気で?

私の感想は「原稿見なくても話せる人だったんだ。」でした。
このあとは千葉の方を回るといってました。ここは一応6区のエリアでしたが、数ブロック先は2区、菅さんの選挙区なので、応援というよりほぼ地元でしたね。40〜50代くらいの人が多いのが印象的でした。


でも、ちょっとしたお祭り感あったので
他の候補者の街頭演説とかも能動的に見に行こうかなとおもいました。
明日は横浜駅西口に維新の党首来るらしいけど、どうしようかなー。
元首相なのでSPついてます。眼光鋭い。

 
またまた新聞記事。
今日の朝日新聞。
熊本の話題です。
謎すぎる記事だ。
「歴史が踏みにじられている」って何?
は?
踏まれてるのはたかがプレートで歴史の本質ではないし。
歴史を記したプレートが広場にあって読ませるっていいアイディアだと思う。お金かけて作ったのに、またお金かけて撤去って???
そんなクレーム無視したらいいのに。
事なかれ主義極まれり、神経使う場所がずれてませんか??
それで思い出したんだけど、ヨーロッパの古い教会に行ったときに床がびっしりとお墓になっていました。
墓碑銘がびっしり並んでいて〜と言うか床材がそもそも墓碑銘で作られていて、
いうなればお墓を踏みつけながら見学をすることになるわけですよ。もちろんそのお墓の部分に柵なんかもしてなくて、じゃんじゃか歩ける。
ロンドンで見たところなんかはその教会お墓の上にカフェが作られてた。普通にいすとテーブルがお墓の上に置かれていて、みんなそこでお茶飲んだりご飯食べたりしてるの。
さすがにここまで行くと文化が違うなあと思いますが、たかが文字盤が踏まれることくらいって思っちゃう。これは玄関の敷居を踏まないっていうようなことにも通ずる日本の精神文化なんだろうか??

これも朝日新聞から。
政治学者の岡田憲治さんへのインタビュー記事。
過去記事にもなんどか書いている岡田先生が朝日新聞に載っていたので読みました。岡田先生の話は、たとえ話が多く、加えてわりとニヒルな感じもあるのですがこのインタビューは読みやすかった。記者さんの功績か?(先生失礼なこと言ってすみません)
この記事についているコメント(朝日新聞のデジタル版にはコメントプラスという機能ができて、記事について識者のコメントを読むことができます。)も賛否両論でなかなかよかったです。
これは2年くらい前に出た本ですが、インタビューの内容にも重なっています。
 
今度の総選挙、リベラルがどれだけちゃんと仕事をしてくれるか、疑問を持ちつつも期待しています。
2018年、いい年したおとななのに「この世の中(日本の政治)一体どうなっているんだ???」と社会のとらえ方がわからなくなってしまって混乱していました。マスメディアやネット上の情報もどう読めばいいのかほとほとわからなくなってた。
そんな時にインターネットで見かけた近所のブックカフェの勉強会(1回3000円コーヒー付き)にでかけてみたのが出会いです。
岡田先生は、とても気さくなオープンな方で、ふらっと参加した私を打ち上げに誘ってくれて、その場でちらっとお話ししたみなさんが、政治についても普通に話しているのをみて、へ~こんな世界もあるんだ。
と、新鮮でした。
以来先生の発信を時々キャッチして勉強させてもらっています。
ほかの言説も少しずつ触れるようになり、伊藤博文のことを知ったり、それまで全く無知だったけど、まぁ多少は大人に近づいています。
どういうものを見ればどういう情報が得られるかについても学びました。
(普通はそういうの大学生までにやっておくんだと思うのだけど)
この本は政治のことを無知な人でもわかるように書いてあってとても読みやすかった。この本をよんで、「政治」がとても身近なものだと理解できたし。
例の打ち上げでは、この本を作った編集者の方とも知り合いになれたのもよかった。
 

考えさせられた記事。
この20年値上げに神経を使ってきました。
気が付くと、自社で製造している商品の価格は20年以上前から変わっていません。それではやっていけないので、他社さんはパッケージや成分を変えたりといったリニューアルタイミングで値上げをすることもありますが、自社の商品はこの20年値上げなんて考えたこともありません。値上げするくらいなら廃番です。
私は社内で値上げをする商品やサービス(送料など)があると、顧客に告知する仕事もしていますが、その時の文章は20年以上同じひな形を使っています。
「諸般の事情により、下記の通り来月より価格を改訂いたします。ご迷惑をおかけいたしますが、何卒、ご了承のほどお願いいたします。」
この「諸般の事情」は仕入れ元の値上げであることがほとんどです。
仕入れ元からはもっと詳しい内容のお知らせが送られてきます。
曰く、原料が高騰している。これまで社内努力で何とか値上げをせずに頑張ってきたが、そろそろ限界でやむを得ず値上げに踏み切りました。
これが割と長々とした文章で書かれています。
もちろん充分に理解できます。
でも私のところでは、よほど特殊な事情以外は「諸般の事情」にまとめてしまってあっさり値上げを告知する文章にしています。私の中に「値上げは正当な対価の要求」という気持ちがあるからかもしれません。
特殊な事情というのは、天変地異による原料の急騰などです。
テレビなどで食品などの値段が上がるときに、町の人にインタビューする光景があります。
そんな時にみな一様に「値上げは困る。生活が苦しくなる。」っていうんです。そう答える人ばかりを選んで移してるのかもしれませんが、ふしぎ。
豆腐とか、もやしとか、キャベツとかが何円か何十円上がる話です。
本当に生活がそれで苦しくなるのかな?
結構いい服着てるよ、そのインタビュー受けてる人。
と思いながらテレビ見てます。
値上げができないスーパーは、きっとパート従業員の給料は最低賃金すれすれでしょう。
これでいいのかな?
「きのう何食べた?」というドラマが好きで配信で繰り返し見ていますが、この中に出てくるシローさんは弁護士(おそらく一般より高給取り)ですが、倹約家です。いかに賢く買い物して美味しいご飯を作るかということに燃えている人です。それこそ10円20円の差にピリピリしてスーパーを回る人です。
あれは趣味みたいなものでしょう。業界全体の値上にたいしては、シローさんには、その後ろの従業員のことも考えてやみくもに反対しないでほしいなと思います。
20年間のデフレも日本の中だけにいたら、それでもいいと思うのかもしれないケド、世界を見るとそうも言ってられません。
この20年で日本の物価はほとんど変わらず、気が付いたら、アジア諸国から見ても日本は「物価の安い国」になっています。台湾の友人たちも「日本で買うと安いから」という理由で日本で買い物をするのです。
逆に、日本人の購買力は下がってしまっています。
20年前は海外旅行でアジア諸国へ行くと、そこそこいいホテルに泊まれたものですが、今は私自身相部屋の「ホステル」に泊まることが多くなりました。日本の物価が相対的に安すぎて、自分の金銭感覚では「ホテル」に泊まれないのです。
アジアでもこんな感じなので、ヨーロッパやアメリカにいくと日本のディナーの予算がないとランチもできない。・・・日本人は外国に出ると貧乏です。
これから先、海外から人材を求める必要があっても日本は選ばれない。それ以前にいい人材が国外流出してしまったりするのも現実的な話なのでしょうね。
このままでいいのかな?
と思ってしまいます。

菅さんはもう首相も辞めるし、周りに味方もいないのだから、ここは最後に善きことをやって人生の評価を上げたらいいのでは?

横浜市長選挙、朝いちで投票してきました。
これは昨日横浜橋通商店街に行ったときに、公園の中にできていたプレハブの投票所。選挙のためだけに作ったんだ…。おどろき。

期日前投票は区役所でやってました。

これは今日の朝刊。読売新聞。
いま、19∶20
20時に判明するのでしょうか?
投票率も気になります。

2

オリンピックが終わり、立ち入り禁止になっていた横浜公園に入れるようになっていました。
犬の散歩や通り抜けていく人などがちらほら、写真撮りに来てる人もちらほら。
オリンピックが終わって寂しい感覚は全くなく、日常が戻ってホッとしてることに気づきました。
早速、感染者が増えていることとオリンピック開催は無関係だと言い張る政治家が目立ってるけど、「2週間前の数字だ」とすれば開催前から急増してるわけで、直接は関係ないって今はまだ言える段階なわけです。
でも、やっぱり「オリンピック開催を決めた」ことが私達の心に作用したのは間違いないという実感があります。
「あ、オリンピックできるんだ。コロナはそこまで怖くないってことんだな」って私でも思ったもんね。街の様子もそんな感じだったし。
でも、ふたをあけたらやっぱりそんなことはなかった。死者が増えないことを祈るのみ。
「あのときそんなに怖がらなかったけど、それで良かったんだね」ってこの先言えたらいいな。
以上は、横浜に住み、毎日都内に通勤している私の感覚です。
遠く離れた場所から、テレビだけで見る人の場合は違うと思いますが。
閉会式も少し見たけど、嫌になって途中で見るのやめてしまいました。うわべの魅力すらなくなってたみたい。
オリンピックはコロナを警戒しない象徴になりましたね。

またもや緊急事態宣言だ。

はっきり言ってもううんざりしている。
私のうんざりの原因は分かっている。
オリンピックだ。
病気の流行は人間の力でどうにもできないこともあるとわかっている。
だから病気の流行がおさまらずに緊急事態宣言が出されること自体は仕方ないと思うし、納得できるし、なんなら公共の利益のために協力もしようとも思う。
しかし緊急事態宣言を出す政府の対策がオリンピック絡みまでながめて見るとザルもいいところだ。
ワクチン頼みでそのワクチンですら順調に供給が進んでいない状況で全ての対策が対策の体をなしていない。
オリンピックを中止にしてくれていたら今の気持ちはもうちょっとすっきりしているはず。
この新型コロナが流行し始めた2020年の1月頃、春節休暇で日本にやって来る中国からの入国者を止めなかったことが随分と非難された。
今も似たような状況だと思う。
オリンピックで世界各国からやってくる何万人もの人々を結局止めることができないのだ。
しかも世界各地の流行は2020年の1月の状況とは全く違うのに。
それにオリンピックみたいな祭りの開催は国内でも沢山の人々が動く。
不要不急な外出は控えろ!というのに。
こういうモヤモヤした気持ちだから毎日の生活もすっきりしない。
仕事は時短営業してるし休みも増えたので時間だけはたくさんあるのだけれど。
仕事場と家との往復をして残った時間は散歩して、あとはインターネットで韓国の料理番組を見たりドラマ見たり、唯一生産的なことといえば佐々木閑先生の仏教講義を YouTube で見ている事くらいか。
友人と会うことも全くないし、
かといってオンラインでの交流もあまり面白くなくなってきた。コロナストレスによる抑うつ状態だ。人生を見つめ直す時間だと思ってもうしばらく辛抱するか。

昨日から東京の感染者はぐんと増えてきました。オリンピックは無観客になりそうな感じですが、いっそ中止にならないのでしょうか?

ここまで来たら難しいのかな。
やってやれないことはないでしょう。
オリンピックがないほうがどれだけ私達の生活が安全になるか。
それに、選手の側から見ても、いままでこんなに不自由なオリンピックがあったのでしょうか?
予選選考も十分にできない、事前合宿や練習もまならないまま本番へ。国ごとに相当条件も違うでしょうし、公平さもない。日本ばかりが有利すぎてシラけそう。
オリンピックがなくても、どんどん感染状況は悪化してるのに、ここにオリンピック(お祭り)までやったら、どんなことになるんでしょう。
恐ろしい。海外からたくさん人が来るんですよね。
さすがに期間中、東京に通勤するの緊張しますね。

横浜スタジアムでは野球とソフトボールの試合があります。東京じゃないけど、横浜もオリンピックの雰囲気が作られ始めてます。

緊急事態宣言下のオリンピック、どうなるのか、注視です。

コロナ対策の優等生と言われていた台湾もここのところ感染者が増えているらしい。それでも日本ほどではないので感染者一人一人の追跡をしっかりしているようだ。そんな中でちょっと気になるニュースを見た。最近インドで流行っているデルタ株についての情報だ。
報道によると、ペルーから帰国した人が自宅で発症した。調べてみるとデルタ株だった。その人から近所の人へ、更に近所の人の家族が利用したタクシーの運転手に感染が広がったらしい。
5桁の数字は陽性者の番号。
赤丸がデルタ株。
丸の中が黄色は国外での感染者(帰国者)
丸の中が緑色は国内感染者。
丸の中がオレンジの「本土指標個案」の意味がよくわからないケド、帰国者のほかでは一番数字が若いので、「市中感染ケース」」としてこの人からたどったのかもしれません。
その近所の人への感染状況が問題だ。
ペルーからの帰国者は自宅で自主隔離をしていたのか、外に出たのは1度ゴミを出しただけ。その時に近所の人(親戚だとのこと)とマスクをしたまま挨拶をしたのだそうだ。その距離は1〜2メートル。それでも感染してしまったのだというのだ。
一応裏付ける情報として上がっていたのが、防犯カメラの解析を当局で行ったところ、その感染者の行動履歴を見ても外出がそのゴミ出しの一回だけだったという話。
もしそれが本当なのだとしたら、なんとも恐ろしい感染力だ!

マスク越しの会話なんてほぼ毎日どこかしらでやっているし、そんなことで伝染るんだったらもう防ぎようがない。
 
この感染症には「スーパースプレッダー」という感染させやすい人がいるという話は聞いたことがある。感染力の強さは人によって随分違うらしい。
基本の感染対策はやるとしても、あとは運任せということなのかも。
オリンピックの後ががますます怖いな。

昨日、大会主催者からメールが来て、
払い戻しが可能だとわかりました。
■払い戻し受付について
今回のチケットの取り扱い方法や新型コロナウイルス感染症対策ガイドラインの導入に伴い、観戦いただけるチケットをお持ちの方(チケットが有効と表示されている方)を対象に、チケットの払い戻しを希望される方には、期間を定めて払い戻し受付を再度実施いたします。

払い戻し申請手続期間:
2021年7月6日(火曜)未明 ~ 2021年7月15日(木曜)午前11:59

残念ながら観戦ができなくなってしまった方や、観戦をご希望されない方は、今回の払い戻し受付をご利用ください。

とりあえず、最低限の良識ある判断してくれてよかったです。
東京はすでに陽性者のリバウンドが始まっている様子。
いったい一か月後、どうなっているのか‥‥。
心配です。
写真は昨日下見に行った横浜ハンマーヘッドの大規模接種会場。
観光客のが来るフードコートやショップの中にあります。

そして、赤レンガ倉庫の脇に設置工事中の五輪の電飾。
(向こうに見えるのは大桟橋に係留中の客船飛鳥2)

こういうものを見ても全くワクワクしない。お金の無駄にしか思えないなんて、悲しいことです。
「お金のかからない五輪」「復興五輪」「コロナに打ち勝った証の五輪」。
空々しい言葉ばかり繰り返す主催者、政府関係者には不信感しかありません。

2年前の昨日、オリンピックのチケットを買いました。
その頃には世の中がこんな風になっているとは夢にも思っていなかったですね。
それから、2年ぶりにそのチケットサイトの自分のページを見てきました。
まだ私のチケットはそこにありました。
そして、以下のようなことが書かれていました。(文字の色はわたしがつけました)
4月28日(水)に開催された5者協議にて『観客上限については、海外からの観戦を認めないとの大きな事情変更がある中で、変異株による国内感染の状況も踏まえ、観客数に係る判断は6月に国内のスポーツイベント等における上限規制に準じることを基本に行うこと』が合意されましたのでご案内いたします。なお、既にご購入いただいている観戦チケットは、原則そのままご利用いただけます。もし今後新型コロナウイルス感染症の影響により組織委員会が観戦の機会を提供できなくなった場合は、別途払い戻しを実施させていただく予定です。また観客の新型コロナウイルス感染症対策に関しても、現在観客向けの対策ガイドを作成中ですので、準備が整い次第適宜ご案内させて頂きます。チケットをご購入頂いている皆様には引き続き安全な大会をご提供できるよう努力してまいりますので、ご理解賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
オリンピック観戦チケットの購入履歴の詳細は[詳細]からご確認ください。
購入手続完了後に全部または一部の購入をキャンセルすることはできません。
購入いただいたチケットの詳細および来場予定者、連絡先(配送先)情報の確認は[詳細]より手続を行ってください。なお、紙チケット(配送)を選択されたお客様のチケットの配送先住所の変更手続は、チケットの印刷および発送準備のため【2021年4月9日(金曜)午前11:59】をもちましてを終了させていただきました。
私はこの状況でのオリンピックの開催には反対です。
もう延期もできないのでしょうから、中止がいいと思っています。
というか、2か月くらい前まで当然中止されるのだと思っていました。
が、
JOCから「オリンピックまであと100日!」という能天気なメールを受け取り、もしかしてやる気なの?と思い始めたのでした。
それからニュースを見聞きする限り、主催者たちはオリンピックをやめる気はないみたい。近所のオリンピック会場予定の整備は着々と進んでいるようだし、聖火リレーの立看も並び始めた(その後公道でのリレーは中止になりました)

でも、
最近までは「いくら何でも観客は入れないよね?」と思っていたのです。
だから当然、私のこのチケットたちは払い戻されるであろうと・・・。
甘かった。
首相は、周りの止める声も聞かずに観客入れることに固執してるらしいし。は~ぁ?開いた口が塞がらない。
私とオリンピックはどうやら「別の地平」にあるらしいですね。
2年前に買ったチケットを人質に取られています。
キャンセルできない、払い戻しもできない、転売できない(する気もないけど)結局、チケット代を損して見に行かない選択肢をとるしかないのかな?
どう考えたって、危ないでしょ。
今までだって、そんなイベント類は怖くて出かけてないわけだし。
ワクチンも間に合わないし。

地球温暖化に対する行動としてもう一つ考えているのは、服を買わないことです。 もともとファッションにはあまり興味がないのですが、最近はなるべく服を買わないように心がけています。

ファッション業界は、自ら流行を作り出し、人の欲望を刺激し、次から次へと新しい服を買わせる。
そんなことに疑問を持っています。
まだ着られるのに捨てられる服。
あるいは、捨てなくてもクローゼットの中に死蔵されていく服。
それらを顧みずに新しい服に手を出すのは、無駄を生み出し二酸化炭素を排出させている原因です。
破けたり、サイズが合わなくなったり、そうなったら新しい服を補充しなくちゃならないでしょうけど。
ファッションに興味がないから、この分野は割とストレスなく取り組めます。
が!
あと残る問題は食品
ここは自分にストレスがかかるので今は後回しです。
輸入食品や食肉は問題が多いのはわかっていますが、食べたい…。
そのうち昆虫からタンパク質を取らなきゃならなくなるかもしれませんが、もうしばらく肉食べたいです。

中華街で買ってきた肉づくし。
美味しかったのです。
やめられないなー。

政府は2030年までに温室効果ガスを46%削減する目標らしいけど、私個人としても考えなくちゃなーと思ってます。
斎藤幸平さんの本にも出てきたのだけど、それは飛行機に乗ること

これはコロナが収束してももとに戻しちゃいけないかな。
特に、格安航空会社があるのをいいことに、
年に何度も外国に行くなんて言うのは
今後は慎もう。
実際、そうやって旅行しても、忙しいばっかりで疲れていたのだ。
今地球温暖化の危機が叫ばれている中で、
自分でできることを考えるとそんな感じ。
その代わり、週末弾丸旅行みたいなのじゃなくて、出かけるならゆっくり時間をかけて楽しむようなそんな旅行したいと思います
旅行はやっぱりしたいもんね。

通りがかりに見掛けた飲食店のウインドウ。

昨年暮れからの時短営業についての告知(県のフォーマットに基づく)

がずらりと貼られています。
こう並べられると、飲食店の悲鳴が聞こえるようです。悲鳴でなく怒号かな?
緊急事態宣言も延長されるようです。
医療の整備をはやく!
そしてオリンピックの中止決定もはやく!
何かの本で読んだのですが、子供の精神が病んでいく原因の一つに親のコミュニケーション方法があるそうです。口では「○○ちゃんおいでー」などと優しく言っているのに、顔がすごく怖かったり、そっぽを向いていたり、拒絶するような素振りをしたり、そんな相反するシグナルを繰り返すと子供は何を信じていいかわからず精神を病んでいくのだそうです。
今、コロナ禍において「リスクコミュニケーション」の重要性が叫ばれていますが、私から見るととても矛盾していて、先程の子供を病ませる親と似ているように思います。
一方で医療崩壊だ、緊急事態だ、ステイホームだ、と言われているのに、聖火リレーはやる、オリンピックの予選はやる、オリンピックのために医療関係者のボランティアを募る、このような相反するシグナルを出し続けられると受け取る側は混乱してしまいます。
今のシグナルではこれ以上「自粛」を国民に求めてももう限界だと思われます。
でも「オリンピック中止」と聞けば、人々の行動は相当変わるでしょう。
リスクコミュニケーションは明快にとらないと効果を発揮しないと思います。
追記

この記事を書いたのと同じ日、朝日新聞の天声人語にも同じようなことが書かれてた。おー!

2

緊急事態宣言の発出により、色々な施設が閉まるが、世田谷区図書館がまた閉まるのだそうだ。
2回目の緊急事態宣言時の対策が緩やかだったことを反省し、3回目はかなり強めにしたのだろうが、図書館の閉館はいただけない。
変異ウイルスの感染力がかなり強いということで、対応が強化されたのはわかる。しかし、ウイルスが人を介して拡大していくという原則は変わりがない。
であれば、やはり人の密集対策を一番にするべきである。またマスク無しで大声を発するような場面を規制することも必要だろうが、図書館はそのどちらにも当てはまらないはずだ。
公共の図書館は休業指示が容易だからやったのか?
非常に安易だと言わざるを得ない。
百歩譲って、不特定多数が大勢集まるかもしれないから閉館するのだというのなら、入場人数制限をすればいいだけの話であって図書館そのものを閉める必要はどこにもない。
というようなことを思ってネット上でちらりと意見を述べたところ、
「不特定多数が触る本を介して感染するリスクは低くない。図書館などは不要不急なのだから、命とどっちが大事なのだ?」という論調で反論してくる人がいたが、リスクゼロを求めるならもう一歩も家から出られなくなる。
リスクゼロを求めるのは現実的ではないし、相変わらず満員電車が放置されているような現状で、図書館を閉めて「対策やってます」と言われても、こんなことで感染者が減るのだろうか?と疑問に思う。


これまでの1年間でこの感染症について色々わかってきた。
感染ルートは飛沫とエアロゾルと接触
そのための対策は、人混みを避け、マスクを装着し、大声を出すようなあるいは息遣いが荒くなるようなことを近距離(あるいは閉鎖空間)ですべきでない。
ドアノブや色々な物品を触ったことによる接触感染は手洗い消毒をすることで防いでいく。
対策はこれが基本のはず。
リスクを科学的に評価し、ある程度のリスクは取った上で社会生活を営んで行かなければ人間社会そのものが壊れてしまう。
そのことをこの1年で学んだはずだ。
図書館では誰も大声を出さないし、そもそも会話をする場所ではない。本を色々な人が触ると言うが、一冊の本が1日に何人の人に触られるのか?図書館利用人数と蔵書数を見れば、非常に確率が低いことがわかるはずだ。
そもそも利用する前後に手を洗うのは基本だ。
変異株がこれまでよりも恐ろしいから対策の強化が必要だと言うのであれば、電車の1両あたりの利用人数や、商業施設・飲食店などの床面積あたりの利用人数を制限する方が優先順位が高いと思う。


飲食店での酒の提供禁止は厳しい措置ではあるが、理由がわかるし納得できる。
都心への人の集中が問題であれば、百貨店の休業も理解できる。

図書館などのリスクの低いところを閉鎖して「やってる感」を出すのではなく、本当に効果がありそうだなと思える科学的根拠に基づく対策を打ち出してもらいたい。
納得できれば多少の痛みを伴っても協力できるというものだ。
1年も時間があったのに医療体制を整えてこなかった関係者の怠慢には言いたいことはいろいろあるが、それはまた別の稿に譲る。


都立図書館は閉館、国会図書館は入場制限。
画像にある世田谷区図書館は、予約して手配完了していた本の受け取りだけはできるらしい。同じ都内でも新宿区、中野区、足立区、江戸川区、大田区などは時短対応などはあるにせよ図書館は休館しないそうだ。練馬区、北区、千代田区は閲覧のみ停止(貸出業務は継続)。板橋、中央は完全休館。ざっと調べただけでも対応がずいぶん異なる。
きっと現場ではぎりぎりの攻防があったのだろうと思われる。
現場責任者の考え方の差が出ているのだろうか?

白髪を染めないままにのばしに伸ばしている私の髪の毛。そろそろ座った時にお尻に敷きそうです。
せっかく長く伸ばしたので、ヘアドネーションを考えています。切った髪をかつら用として寄付するのです。抗ガン治療などで脱毛した方への支援になるそうです。
調べてみると白髪でも染めた髪でも大丈夫らしい。そんなにきれいな髪でもないけど、誰かのお役に立つなら嬉しい。
そう思って、枝毛を切ったり、トリートメントしたりしてケアしてます。

あとちょっとだけロングヘアを楽しんだらバッサリ切るつもりです。

一生懸命ケア(オイルつけてブラッシング)した直後は割ときれい。一度風に吹かれたらすぐボロボロになるけど。

接触確認アプリ『COCOA』、私入れてますけど、なんという体たらくでしょうか!昨年9月末からアンドロイドで事実上機能してなかったそうですよ。
厚生労働省は3日、新型コロナウイルス感染者と接触した可能性を知らせるスマートフォン用アプリ「COCOA(ココア)」について、グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」版で昨年9月下旬以降、接触があっても通知されない不具合が続いていたと発表した。アプリの利用者の3割が4か月間にわたり、機能が使えない状態になっていたことになる。同省は陳謝し、今月中旬の復旧を目指す方針を示した。(読売新聞)
道理で。
その後、どんどん感染者が増えていたのに、全然来ないな~
と思っていたのです。
朝夕合わせて1時間以上電車に乗っているので、「1m以内 15分以上」に該当する確率は高いのじゃないかと思っていました。
それが9月から機能していなかったなんて!
一説には陽性者の2%しかこのアプリを使っていないという報道もあり、ますます実効性が疑問ですね。
政府は本気で取り組む気があるのでしょうか?
ああ、なんという体たらくでしょう。
それでも私は起動させ続けますよ。一応ね。
失言生産マシーン森喜朗の昨日の発言にも腹が立ったけど、COCOAの方が問題ですね。

2

コロナ対策として閣議決定したという
●時短要請に応じない飲食店に罰金
●入院等に応じない感染者に刑事罰
という話は、もう違和感しかない。
営業を短縮しないと感染するのか?
違うよね。
店内の感染する状況が問題なはずで、断じて営業「時間」ではない。
諸外国では、確かに罰金などの制度があるのは知ってるけれど、日本の場合は唐突すぎる。こないだまでGOTOイートってやってたわけで。
いきなり罰金って。
さらに、入院に応じない感染者に刑事罰。
いま入院したくてもできない人がいっぱいいる状況で?
もっとやることあるんじゃないのかな?
コロナとは関係ないけど、
核兵器禁止条約を無視し続ける「日本国」にも絶望感。
日本が主権国家じゃないんだと感じさせられる場面。
敗戦から75年たっても独立できない。

6日に仕事始めで、翌日からいきなり緊急事態宣言への対応になりました。3日間いろいろ忙しく、ブログを書く心のゆとりがありませんでした。
今日も短めに。
自分の東京の仕事場は、宣言が出ても何も変わらないのですが(まぁそれも問題なんだろうけど、もうこれ以上変えようがない)別に観光業の現場があります。宣言が出たため休業することになり、そこに派遣している社員アルバイトの対応がいろいろたくさん出てくるのです。前回の経験があるからまだましですが、それでも3日かかった。(まだ終わってない)
それにしても東京は特に風景が変わらないですね。
私も気持ちが変わりません。
「緊急事態宣言」と言われても言われなくても同じような感じです。(気を付けるべきことはもうやってしまってるし)
やはり、メッセージを出す政治家の行動に問題があると思います。
「会食は控えて。飲食が危ない!」
と、口では言いながら、体はしっかり会食へ向かう政治家たち。その身体的メッセージのインパクトは大きいですよ。
だから、いくら「緊急事態です」といわれても、心に響かないですもの。
くさくさするので考えました。
私が、おおっ!って思う緊急事態宣言は…
「緊急事態なので、一都三県は感染の多い地区から、順次PCR検査を全員に実施します」と言われた場合ですね。(当然その後には隔離がある)友人の住んでる中国ではやったらしいですよ。市民全員検査!スゴイ…物理的にはできるんですよね、その気になれば。
これなら、本気を感じるし、また実効性もありそうで、スガさんの支持率も上がりますよ。彼には絶望してるけど、でもそうも言ってられないので効果の上がることをやってほしいです。
あ、もちろん日本は中国と違って自由の国ですから、検査は強制できないし、自由を制限されるのも嫌だけど、進んで検査する人たちがほとんどだと思うな日本人気質的には。