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来年の春なんて、まだまだ先だとは思うのですが、すでにかなりの学生さんは内定をもらっているようですね。

うちは、まだです。
たぶん、1~2名くらいしか採用しないので、慎重に慎重に選考したいという方針なのです。
それでその結果、もし採用がゼロになってもそれはそれでいいかという覚悟らしいです。

でもやっぱり、早く人員補充したい・・・。
毎日仕事に追われる、我が「営業企画部」です。

営業企画部ですが、面接もやっています。
現場の人間として、いろいろ採用にも注文を出したいところ。

数名の方にお会いしましたが、学生さんの場合は、どうしても素直さ、前向きさなんかに目がいってしまいますね。
その人の専攻、能力(のようなもの)、どんなバイトをしてきたか、どんな資格があるか・・・などは、はっきり言ってほとんど興味がないものなのです。

自分の就職活動の時って、そういうことにはついぞ思いが回らず、ひたすら自分の身の丈以上の発言などを試みては玉砕!!!
って感じでした。

年をとらないとわからないこともあるのだとはわかっていますが。

今の学生さんには、ちょっとそんなアドバイスをしてみたいですね。

20代の頃、仕事:プライベート:睡眠 の時間配分が 5:1:2 くらいの時代がありました。
とんでもなかったですね。休みは月に1日だけ。
連日朝8時から11時ごろまで仕事。
100%外食(コンビニ弁当)。
若かったからできましたけど、失ったものも多かったような・・。

あんな暮らしは2度としたくありません。
その頃も感じていましたが、長時間仕事すると、集中力が低下して仕事の効率が、がくんと落ちます。
現在は9時~18時が勤務時間ですが、18時を回ると仕事をする気力が低下しています。
人によってはものすごい集中力のある人もいるのでしょうけど、
勤務時間に仕事を終わらせるのは、仕事のできる人の条件だと思います。

今、サービス残業問題をはじめ、働く時間が長すぎる人の話をよく聞きます。
本当にそれだけの時間働く必要があるのでしょうか?

20代の頃の私は営業をやっていました。
朝8時に朝礼をして、客先(商店主)を回り、最後は必ずお店を閉めてからの商談でした。
そして10時ごろ帰社して、日報をまとめて伝票処理して帰宅。
会社の会議が時々夜8時からとか設定されていました。(定時は8:30~17:30)

この内容でやっていた仕事、今なら8時間労働で十分できると思います。
もちろんその頃はペーペーだったので、要領も悪くいろんなことに時間がかかっていましたが、ベテラン社員も同じようにやっていたのですから、そのレベルの低さ推して知るべしです。
結局その会社はバブル後期に倒産してしまい、私に残ったのは借金と疲労感でした。
なぜ借金があったかといえば、そんな状態で仕事させる会社の業績はドンドン悪化し、給料の遅配、経費の不払いなどが日常化していたためでした。
また、私自身も毎日ぐったり疲れて心の余裕もなく、貯金や自炊することなどに全く頭が回らない状況でした。

この経験は、私に大きな教訓を与えてくれました。
「仕事は効率。だらだらするのはダメ」と言う事です。

私は、仕事は好きですが、それは自分の人生の中の一部分だと思っています。
時間配分で言うと、仕事:プライベート:睡眠 が 1:1:1の割合でしょうか。
8時間仕事、8時間プライベート、8時間睡眠がベストですね。
だれしも、仕事のためだけに生きるのではないでしょう。

家族のため、楽しみのため、いろいろな目的を持ってる人が多いと思います。
仕事は定時にきっちり終わらせて、その時間を有効に使うべきです。
定時に終わらせるためには、ものすごい集中力で仕事をこなす必要があります
その能力こそ、磨くべきなのではないでしょうか。

残業問題を議論する掲示板などを読むと
「残業しなければ、日本経済が悪化して暮らしが苦しくなる」
と主張する人もいます。
でも残業を沢山するその人たちの暮らしは、今現在豊かといえるのでしょうか。
と思ってしまうのです。

残業沢山で1000万円もらう人と、残業なしで500万の人。
わたしなら残業なしで500万だな~と。

でもまだ500万に達してないのは、問題ですけど・・。