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ゆうべ夜ふかしもしなかったので朝もスッキリ目覚めました。午後1時頃の飛行機なので、私は今日はもう帰るだけです。同室の友人は深夜便とのことで今日一日観光するみたい。

昨日のGRABの運転手さんにすすめられたナシレマを朝ごはんに食べましょう。KLセントラル駅周辺には朝から開いてる食堂がいろいろあります。

昨日の朝、若者の集団が入っていったレストランにしました。
オールドタウンホワイトコーヒー。


メニュー豊富です。


チキンドラム付きナシレマにしました。

オイシイ。
お腹もいっぱいになりました。
店を出てふと道の向こうを見ると、昨日となんだか景色が違う。
昨日しまっていたコピティアムが開いてるようです。友人が日本で調べていたポークヌードルの屋台があるとこです。昨日はいくら探しても見つからなかった。

これは!
行かないわけには行きません。

お腹いっぱいだったけど、友人は注文してました。
私も一口もらった。
美味しかった。

ホテルに戻り、チエックアウト。
ここて友人とは別れ、私はKLIAエクスプレスで空港に向かいます。
KLセントラルに泊まっておいて良かったです。
すごく便利。


LCCなので早めに空港へ行きます。

さようならマレーシア。
今年はなんと2回も来てしまった。
何度来ても楽しい。
また来たいなー。

羽田着。

向かう打ち上げ会場は、KLセントラルのホテルからから車で30分位のダマンサラという郊外。コンサート会場のシャーアラムとクアラルンプールの中間くらいの場所です。
会場となったお店はどうも新しい店らしく、目の前までついてからGRABの運転手さんが探し回ってくれました。
この運転手さんがとても陽気な人で、30分間ずっと喋り通し。
ナシレマは食べなくちゃだめだとか、熱帯雨林のジャングルには是非一度行くことをおすすめするだとか、楽しかった。

行ってみると、そこは広めのカフェでした。
到着したのが夜九時をまわっていたので、皆さんご飯も済んでかなり盛り上がっている感じでした。
ちょっとしたステージがあり、陳昇が「風箏」を歌ってました。まだ歌い足りないのかしら???
その後もバンドメンバーが代わる代わるステージに上がって演芸大会でした。
昼間のコンサートだったこともあり、皆さんこの時間絶好調です。

「まずは何飲む?」ってことになりました。何があるの?と聞くと、お酒は何でもあるみたい。
店の一角は酒屋のようにビールの棚がぎっしり!壁一面の大きな冷蔵庫にも世界中のビールがぎっしり。
キャー興奮する!!


大好きなビールIPAを頼みました。お店の人がグラスに注いで持ってきてくれます。

参加者は50人くらいだったでしょうか。
行った時間が遅かったので、バンドメンバーでもいない人もいました。
黄さんたち御一行も合流していました。
これは楽しい!!
こういう機会はなかなかないです。私のような古いファンにはたまりません。
楊老師、家駒、黄さん、陳昇、阿VAN…揃ってる!!
みんなと乾杯して話しました。
(が、その間もだれかしらがステージで歌ってるので会話は難しかった)

陳昇とも写真撮ってもらいました。
この日のボビーはとてもご機嫌で全く疲れた感じもなく、フレンドリーでした(こういうのも私にとっては珍しい

コンサートにゲスト出演したマレーシアの歌手「周博華」さん~この方も今年デビュー30年とのこと。きっと私と同年代~とも彼女の家族ぐるみで話をしました。
共演の話が来たのはコンサートの前の週だったとか、合わせたのは開演前のリハの1回だけだったとか。面白い話を聞きました。

一時間くらいすると、ボビーがマイクをとって「予算はそんなにないので、これ以上は飲めません。ここで打ち上げ終了」と宣言。
夜10時過ぎにお開きとなり、我らもまた車を呼んでホテルに帰りました。
周博華さんが車まで見送ってくれました。
イイ人。

チケットのお金も忘れず渡せたし、いろんな人と話せたし。
いい夜でした。

黄さんの公演後、楽屋訪問してるときに、陳昇スタッフから今夜の打ち上げ場所を知らせてきました。チケット代も払わなきゃならないから連絡あったのだけど、打ち上げにも行ってもよいということですよね。黄さんのバンドの人たちも合流するみたい。楽しそう。でもご飯は済ませて、ちらっと顔出す程度にしましょう。(本来の打ち上げ参加資格はないんだし)

KLPAC(クアラルンプールパフォーミングアーツセンター)からチャイナタウンへ向かいます。
10年前に行ってとっても感動したワンタン麺やさんがあるので行っておきたい。
また、GRABに乗って行きます。


チャイナタウン。


目指す店はすぐに見つかったのですが…

不味い!!
えーっ。
ここまで車飛ばしてきたのに!
かなりショックでした。
貴重な一食が・・・・。

10年前の旅行記では絶賛してるんですけどね。
店の名前は同じでも料理人は変わったのかも。

気を取り直して2食目。
チャイナタウン入り口に出てたドリアン屋台へ。

同行の友人はそれほどドリアンに思い入れないらしく、ひと口くらいで良いとのことだったので、小分けのものにしました。
猫山王という品種。これだけで20リンギ。
500円越えですが、日本で食べることを思えば破格に安い。


これは美味しかった。
満足!

夕暮れの街を少し散歩してホテルへ帰りました。


ヒンズー寺院。

ホテルでシャワーを浴びてさっぱりしたところで、打ち上げ会場へ向かいます。
住所によると、またまた郊外のようです。
GRABで行きます。

陳昇のコンサートのあと、午後三時から、同じクアラルンプールの別の場所で黄さんAYUGOのコンサートも予定されています。ものすごい偶然なのですがこんなチャンスそうそうないのでそちらのチケットも予約してました。

もともとは陳昇のコンサートは夜のはずで、2箇所のハシゴも問題なかったのですが、陳昇のほうが時間変更になり、黄さんの方の開演時間には全く間に合わないことになりました。

それでも向かいます。

陳昇コンサート後にチケット代を払おうと思ったものの、流石に終演直後は忙しいらしかったので、最悪ホテルに届ければいいかと思って、またGRABで移動します。

クアラルンプール郊外のシャーアラムから次の会場クアラルンプールパフォーミング&アートセンターまでは車で45分程かかりました。

少し進行が押していたのか、まだプログラムの半分くらいでした。
私達同様、陳昇とハシゴしてる観客もちらほら。

小ぢんまりとした居心地の良いホールで、バンドの演奏もよく、堪能しました。

こちらの終演後は割と気楽に楽屋を訪ねられます。コンサートの規模が違うとか、バンドに古い付き合いの人がいるとかもあるけど、一番は私が陳昇ファンだからですね。陳昇だけにはなん十年たっても緊張するのですね。
ファン心理って分かりやすい。

黄さんたちは翌日ペナン、一日おいてシンガポールでライブだそうです。
秋には日本にも来てくれます。楽しみ!

コンサートへ。

今回のマレーシア公演は、陳昇側のスタッフさんから「行くならチケット確保しときましょうか?」との申し出あり、ありがたくお言葉に甘えさせてもらいました。マレーシアに友達もいるし、ネット販売なら日本からも買えたんだと思いますが、助かりました。

チケット受け取りは当日会場で連絡することになってました。モスクから車を飛ばして開演30分前になんとか到着。連絡してもぎりのところでチケットを受け取りました。

「楽屋に行きましょう」

セキュリティが厳しく(バイト生だと思うけどいい仕事ぶりです)なかなか入れてもらえませんでしたが、主催会社のスタッフに電話して入れてもらいます。

途中、おなじみのバンドメンバーやスタッフたちに「ヤァヤァ来たよー」「来たんだー」 とか挨拶。
開演まであまり時間ないのに、出演者控室へまっすぐ。
お!ボビーだっ。
上半身裸です(ヮ(゚д゚)ォ!)
ボビーを前にすると、やはり緊張。
「 に、に、にーはお」
くらいしか言えませんね。へへへ。

まぁ言葉はいらないとばかりに(?)ハグして

「enjoy the show 」と言われ、

「頑張ってください(なぜか日本語)」と言って緊張の楽屋からは出てきました。

外では顔なじみのマレーシアの人もいて「お!来たね」
正月のボビーコンサートの打ち上げで知り合った現地の歌手の人もいて、挨拶。見るとメイクが舞台用。
「あ!今日歌うんですね!」
もしかして「北京一夜」のデュエットかな?

そろそろ開演時間の正午。
マネージャーが「(客入れが遅れてて)定刻に始められないよー」と焦ってる。我々も席へ行かないと!

あちこちのスタッフに席の場所を聞いてようやくたどり着いたのはスタンド席でした。
頼んでおいたのとはずいぶん違う席だけど、多分どこかで伝言ゲームがずれたらしい。でも座ってみると会場がキレイに見渡せ、音の響きもとても良くコンサートを堪能できました。
いつもはついつい前の方の席を買っちゃうけど、新鮮な体験でした。

(コンサートについては改めて書くことにします)

席についてから、チケット代金を渡してないことに気が付きました。楽屋なんか行くからテンパって忘れてしまった!終演後渡しますと連絡したものの、このチケットでは楽屋に入れてもらえないだろうな。さて、どうするか。

今回の旅行の目的は陳昇のコンサートなわけですが、会場がクアラルンプール郊外のシャーアラムというところなので、開演前にその近所を観光しようということになりました。

事前に見学時間を確認しておいたので安心。

はじめは電車で行こうかと考えてましたが、本数がとても少なかったので、grabで行くことに。
運転手さんは中華系の若い女性でしたがスピード狂だった!
おかげであっという間に到着。

ここはを見学するには、無料のガイドツアーに参加する必要があります。受付で名前を書いたら、肌を隠すローブとヒジャブ(スカーフ)を貸してくれるので身につけます。
そして10人くらいになったところでツアースタートです。


ガイドさんはマレー系(イスラムだから当然ですが)の女性でした。
参加者はほとんど日本人で一部台湾の人がいました。このモスクは日本人に大人気で他の国の人はあまり多くないとどこかで読んでたんですが、果たしてその通りでした。

説明は英語ですが、日本人なれしてるガイドさん、要所要所は日本語の単語を使ってくれるし、日本語で説明の書かれたファイルなどを見せてくれたりしたのでなんとか理解ができます。

台湾の人たちに向けてはちゃんと中国語も使ってました。


美しい青いタイル


男性用のお清め所。
参加者の中から一人体験してました。


写真撮影タイム。
ガイドさんがどんどん写真を撮れと促してくれます。自分たちのモスクの美しさ荘厳さを誇っているのがよくわかります。


幾何学的な模様が美しい。


お祈りの場所は信者しか入れません。見学者は後ろの方から眺めるだけです。


ステンドグラスが美しく、電飾かと思ったほど。


裸足で見学してたのですが、途中エスカレーターがありました。初めて裸足で乗りました。

モスクでは結婚式も行われるそうです。
ちょうど行われていたので、ガイドさんが連れて行ってくれました。(親族の人に許可もらって中に入れた)

後ろの入り口から入ると、誰がが新郎のお母さんという人をつれてきました。みんなで「おめでとうございます!」なんて言ってたら、その場で記念撮影。さらにどうぞどうぞと促されるままに、高砂へ向かい新郎新婦にもおめでとう!花嫁さんキレイ!


新郎新婦と記念写真に収まる見学者たち。


引菓子まで頂きました。

この日はインド系ムスリムの新郎とマレー系の新婦の結婚だったようで、インド風でした。
披露宴は別の場所でやるらしく、椅子などはなく参加者は皆立ってました。

貴重な体験!

これで見学は終わり。
無料なのに帰りにはペットボトルのお水までもらいました。

次はコンサート会場へ移動します。

2日目は友人が合流します。
前日の私と同様、深夜便で早朝に到着して朝の6時頃ホテルに到着。うっかり寝入ってしまってたんだけど、フロントで鍵をもらって来てくれました。

しばらく仮眠。

朝食は近所のコピティアムへ。


バクテー食べました。
スープとドライ。ドライ(汁なし)なんて初めてでした。


店の雰囲気。

一人もいいけど、同行者ができるのはまたいいものです。台湾なんかだと、ホテルも別々に取るんだけど(そもそもホステル泊だし)、今回はホテルもシェアしたのでずっと一緒です。

ご飯のあと、友人が両替するというので、そのへんの両替屋さんへ。
行ってびっくり!昨日私が空港で2万円両替したときは720リンギだったのに、この街の両替屋では780リンギでした!!!

こんなにレートが違うのか!!

今度から街で両替することにします。

夕食後、ずいぶん涼しくなっていたのでちょっと散歩することにしました。2日間乗り放題のきっぷも持っているので、目の前に駅のあるモノレールに乗って夜景でも見ましょうか?


チョウキットという駅でちょっと降りてみました。
人通りもあるのでここから一駅分くらい歩いてみましょう。


ペトロナスツインタワーが見えます。


一駅あっという間でした。

ホテルに帰って、明日に備えて寝ましょう。


ベッドに入ってウトウトしてたら、ドカンドンドン!という音が聞こえてきて目が覚めました。窓の外に目をやると、花火です。

時計を見るとちょうど12時。独立記念日の花火のようです。

ここ数年、南インド料理を気に入ってる。特にミールスというおかずがちょっとずつたくさんの種類食べられるのが大好き。前に住んでいた街に、美味しい店があったのがきっかけで、よく食べるようになった。

南インドのは北インドと違って、お米が多かったり、魚が多かったり。バナナの葉っぱの上に盛り付けられたりする場合もあって楽しい。
マレーシアにはインド系の人(それも南インド)が多くので、ミールスはぜひ食べたいと思ってた。
ホテルのあるKLセントラル駅東側には「ブリックフィールズ」というインド人街があるというので、昼寝のあとテクテク行ってきた。
事前にミールスがある店はチェックしておいたので迷わず入る。

サラバンナバワンという店かな。

そんなに大きくなくて、街の定食屋って感じ。でもメニュー見たらたくさんあった。

バナナの葉っぱの上で食べる「スペシャルミールス」を頼んだ。16リンギ
で500円くらい。

このように、おかずを全部外に出して、バナナの葉っぱにご飯を載せて、おかずをかけて食べる。最初おかずの器を外に出すのがわからなくて難儀してたらお店の人が教えてくれた。


午前中国立博物館を楽しんだ後、地下鉄でKLCCへ行きました。
ツインタワーのある繁華街です。
このなかにある「リトルペナンカフェ」は10年前に来たときに行ってとてもおいしかった記憶。
調べると、今もそこで営業しているようなので来てみました。

少しならんでいましたが、すぐに入れました。
食べてるうちにどんどん列が増えて40人位ならんでました。
人気あるんですね。

東南アジアの都会は、どこに行ってもこういうショッピングモールがたくさんあります。
大きな吹き抜けがあるのが多いですね。


食べた後、疲れがピークに。
ホテルにはまだ入れないから、マッサージ屋さんにでも行こうかな。
ホテルのあるKLセントラル駅まで戻り、駅ビルのマッサージ屋さんへ。
1時間の足マッサージを受けました。73リンギだったから2000円くらい。
眠れたし、夜行便でカチカチだった体もほぐれて元気になりました。


3時になったのでホテルへ。
部屋に入れる!
シャワーを浴びて昼寝しました。

初日ホテルに荷物を置いたら9時を回っていたので、そのまま歩いてマレーシア国立博物館へ向かいました。ホテルがあるのと同じKLセントラル駅の反対側の出口にあります。

マレー式の建物です。

日本語無料ツアーは10時からなので、しばらく先史時代のコーナーをぶらぶらのぞいていました。
トイレに行って(0.5リンギ必要でした)ツアーに参加です。


他の言語もツアーがあるようで、日本語の他はフランス語だったようです。
日本人の参加者は多くて10人位がすでに集まっていました。

全てのコーナーをまんべんなくまわり、ポイントポイントでしっかり説明してくれるので、マレーシアの歴史に詳しくない人でも、一通りの理解ができるようになっています。
参加してよかった!


50万年前のホモエレクトスの頭部の骨(複製) と 4万年前のホモサピエンスの頭蓋骨(複製)
遡り方がスゴイ!


ぐっと時代は進んで土器の時代。模様がきれい。

ガイドさんが丁寧に説明してくれます。
これは、歴史時代に入ってから、マレー半島に伝わった仏教の遺物。


これは、マレー王国時代。
この後ヨーロッパの植民地時代が続きます。


日本軍が来ました。
1941年12月8日、コタバル上陸作戦の時の説明。


自転車部隊が使った自転車。


短いけど、日本軍統治時代。

1時間以上にわたって説明をしてもらって、とっても充実。
きてよかった。
ガイドツアーのあとももう一回復習しながら見ようかと思ったのだけど、ちょっと腰が痛くなってきたので、断念して移動しました。

木曜の夜行便に乗って、金曜の朝クアラルンプールに到着しました。
空港は、こんな感じでお祝いのムード。
Merdeka というのは「独立記念日」のことらしいです。
マレーシアが独立したのが、1957年8月31日なので、そのお祝いなのですね。
そのためクラルンプールはどこへ行っても国旗がたくさん飾られていました。

朝6時に到着したのですが、入国審査が長い列でたっぷり1時間ほど並びました。
KLIA Ekspres でKLセントラル駅に到着して、駅に直結してるホテルにチェックインできたのは9時近くになっていました。

マレーシアのブルーモスクに行きたいけど、祭日にあたってるので見学可能時間を確認したいなーとおもったら、かのモスク、Facebookページをお持ちでした。早速翻訳サイトなどを駆使して問い合わせ。

そしたら割とすぐに返事が来ました。

嬉しいなー。

今週末、クアラルンプールへ行ってきます。
仕事のあと夜行便で行って2泊して帰ってくる、いつも通りの忙しい旅です。
今年はマレーシア2回目です。
陳昇のコンサートがあるです。

飛行機とホテルの予約、SIMカードの手配は前に済ませていましたが、滞在中のプランが全く何も考えてなかった。2月にペナンに行ったときに買ったガイドブック2冊は引越しの時、友達にあげてしまったし。

とりあえず、グーグル地図を見てて気になった「国立博物館」へ行ってみようかな。
調べてみたら、日本語のガイドツアーがあるらしい。

ガイドツアーの案内(日本語)

このサイトにあるメールアドレスにと予約問い合わせのメールを(日本語で)入れたら、日本語で返事があって、それによると、10人以下の場合は予約不要とのことでした。
すぐに返事があって、安心感がありますね。
さすが、「国立」博物館。

マレーシアには何度も行っていますが、思えば博物館に行ったことはなかったかも。
楽しみになってきました。

2

今回のペナン旅行は、ここ数年働きづめで海外旅行も全然行けなかった夫をねぎらうというのが主目的。
そこで、旅の快適度を上げるため「Grab」という配車アプリを使ってみることにしました。私自身は旅行中などはなるべく歩きたいと思う方で、バカみたいに延々歩いたりすることもあるのですが、夫は暑い中歩いて大汗かくのがキライな人。

配車アプリといえばUBERが有名ですが、一般人の車に乗るのに抵抗がありました。でも、このお正月に台湾で初めて友人に連れられて乗って、けっこう便利だなぁと思っていたところ。

さて、Grab。
マレーシア、シンガポール、タイなど東南アジアではとても一般的なのだそうです。

まずスマホのアプリで「Grab」をインストールして、会員登録をします。
本人確認は厳密に行われます(パスポートナンバーを登録した)
支払方法は、現金払、アプリにチャージするプリペイド、それにクレジットカードです。
私はクレジットカードを登録しました。登録はGrabのサービスエリア内でやらないといけなかったので、クアラルンプルの空港で乗り換えの時に行いました。

ペナン空港に着いて早速使ってみます。
現在地と行先をアプリに入れると、料金が表示されます。
事前に調べたのですが、空港からはタクシーも便利で、料金前払いのチケット制とのことでした。ホテルの送迎もありました。我らの目的地行くバトゥーフェリンギ地区(車で1時間の距離)への料金は以下の通り。

・空港タクシー 75リンギ(2100円)
・ホテル送迎 150リンギ(4200円)
・Grab 39リンギ(1100円)


あれ?この記事書くのに今やってみたら同じ場所で38リンギになってるなぁ。
ちょっとした差は何でしょうね?

でもGrab、圧倒的に安いです。

次に「Book」という予約ボタンを押します。
そうすると近くにいるドライバーが反応してくれます。
ドライバーの名前、顔写真の他、車のナンバープレートや車種、色なども表示されるので、間違った車に乗る心配はありません。空港の到着ロビー前なんて車がたくさんいるから見つけられるだろうかと心配しましたが、ナンバープレートで見つけることができました。
予約ボタンを押して、1分で来てくれました(というかそこにいたんでしょうね)

最初の運転手さんはとてもフレンドリーな人で、初めて利用する不安がいっぺんに吹き飛びました。

結局、ホテルの移動や空港への移動などの長距離だけでなく、ジョージタウンの市内観光中も近距離をちょこちょこ乗りました。車で5分くらいの距離だと5リンギ=約140円。観光がすんだら移動は冷房の効いた車で、それほど待つこともなくとっても快適でした。

●料金が乗車前にわかる。(渋滞してても金額に変化なし)
●お金のやり取りしなくてもいい。
●遠回りとかぼったくりとか心配しなくていい安心感。
●車もキレイ。
すっかり気に入りました。

これ、日本にもあったらいいのになぁ。
Uberも無理な日本だから無理かな。
公共交通機関が発達していない地方なんていいと思うんだけどなぁ。
規制の多い日本ではなかなか難しそうですね。


アプリを開くと、乗車可能な車の様子がわかります。


朝の散歩


朝ごはん


街のホテルへ移動


世界遺産のジョージタウン


かき氷(アイスカチャン)とチェンドル


ジョージタウンで一番高いビルの展望台へ。


「肝だめし」通路


床ガラス張り


水上家屋。周一族の桟橋。


ペラナカンマンション。富豪の邸宅。


レッドガーデン。ホーカーズ。


夜の散歩。
昼間は暑過ぎて車にばかり乗ってましたが、やっと街歩きができる。


カフェへ。

一夜明け、リゾートを満喫しましょう。朝ごはんは、地元料理を頼みました。

そして昼ごはんからもうお酒を飲みますよ。

ホテルの中でのんびり過ごします。


そして晩ごはん。


樹齢200年越えの大木。

お昼前にペナン島に到着。
空港から、タクシーならぬgrabという配車アプリで呼んだ車でホテルへ。


南国感


夜明けは遅く、日暮れも遅い。


マレーシアといえば焼き鳥みたいなサテ。


街歩きも少々。

流石に夜行便で来てのでぐったり。
おやすみなさい。


早朝時間通りにクアラルンプールに到着。ここから、国内線に乗り換えです。

LCCなので乗り継ぎ時間にかなり余裕を持ったのでここで3時間くらいあります。

待合室のカフェでペナン風ラクサとテダレを。機内食(乗る前にオーダーしておく)の写真も。

「肉骨茶」この文字を見て連想するのはどんなものでしょう?

バクテーと読みます。おそらく福建語です。台湾でも「肉粽」は「バーツアン」、「肉圓」は「バーワン」ですからね。北京語なら「ルオグーチャ」といいます。

さて、そのバクテーですが、正解は「骨付き肉を漢方の薬草と一緒に煮込んだスープ」です。「茶」と言いますが、お茶ではありません。このバクテーも大好物です。日本でも食べられるところもあるにはあるようですが……現地に行くと必ず食べます。今回は有名店がチャイナタウンにあるとの記事を見たので、そこへ行ってみました。行列ができる店らしいですが、ご飯どきを外せば空いています。結局この店には短い滞在中2回も行ったのでした。

松發肉骨茶(チャイナタウンポイント店)
住所 133 New Bridge Road Chinatown Point
営業時間 午前 10:30 - 午後 9:30

ここのバクテーは肉の種類が選べます。スープはシンガポール風の白いタイプで、胡椒が利いています。


数量限定販売のプレミアムリブ。


昼前に行ったからか、たまたまか、ニンニクが丸のままでした。夕方行ったときはにんにくがつぶれて小さくなってました。すごいコショウの量です。


お値段高め。12.4ドル(1000円弱)

去年は、ティオンバルーという町で「Old Tiong Bahru Bak Kut Teh」という店に行きました。そこも有名店のようです。

シンガポールのバクテーはスープが白くてあまり野菜などの具は入ってません。対して、マレーシアには野菜もりもりのバクテーもあります。また、黒いバクテーがあって、それも好きです。あの黒いバクテーはシンガポールでは食べられないんでしょうか?白でも黒でも野菜の入ってない肉だけっていうのが好みです。で、ひたすらスープをお替わりしたい。そうなんです。このうまみの凝縮したスープ、何回でもお替りできるんです。夢のようです!!

ソンファバクテーで、スープの素を買ってきたので家でも作ってみようと思います。

エステやマッサージが好きです。仕事もこっち方面なので、以前は勉強のためなどと言っていろんなところに行っていました。数年前に長年苦しんだ慢性腰痛から開放されてからは、あまり行かなくなりましたが、それでも旅行中は楽しみたいアトラクションの一つになっています。

今回のシンガポール旅行では2か所に行きました。一つは宿の向かいにあったタイ古式マッサージ。もう一つは、外出中に急に思い立って行った中国風マッサージ。

タイ古式マッサージヘルスランド

営業時間 11:00~00:00
定休日 無休
住所 252A South Bridge Road, Singapore

バンコクですごく良かったタイマッサージの店と同じ名前ですが、関係あるのかしら??
旅行前に、昼間の暑い時間帯の過ごし方として、マッサージを考えていたので宿の近所の店を調べておきました。この店は日本語の情報ページで紹介されていたのでボッタクリとか怪しい店ではなさそう。入り口の感じは怪しくて通りがかりだと入らないですけどね。

マクリッチ貯水池ハイキングから宿に戻った午後2時ごろ、ふらっと飛び込みで入りました。玄関で勝手にスリッパに履き替えて2階に上がり、受付のベルを「チン」と鳴らして、お店の人を呼びます。今すぐできるかきくと、大丈夫ということで、90分のタイマッサージをチョイス。80ドル(6000円ちょっと)先会計。

3畳ほどの天井の高い個室に通され、上下に分かれた着替えを渡されます。
担当してくれたのは受け付けもやってくれた若い女性です。
華人ではなさそう。英語で会話します。
かなり華奢な人だったので、私重かったんじゃないかな~と心配になりました。腕はものすごく上手というわけではなかったかな。でもこの値段なら満足。服を着てやるので、寒くもないし、うとうとしながら気持ちよく受けることができました。

Kenko Reflexology & Wellness Spa

シンガポールにチェーン展開しているらしいKENKOグループ。ネット上の口コミも良いようなので、街歩きにつかれたあと、近くの店舗をグーグルマップで検索して行ってみました。マリーナスクエアの1階のお店です。

Kenko Reflexology & Wellness Spa
Marina Square店
住所 6 Raffles Blvd, #01-211
営業時間 午前 10:00 - 午後 11:00

ショッピングセンターの店舗ということもありますが、とてもきれいでゆったりしたスペースがあります。「マッサージや」というより「エステ」っぽい雰囲気。受付に行くと、先客があったので、待ち合いコーナーに通されてメニュー選び。ここはいかにも華人スタッフだったので、中国語で。

ボディーのオイルマッサージ 80分 155ドル(12,000円くらい)

すぐに個室に通され、着替え。オイルマッサージなので紙パンツです。さらにオイルで髪が汚れるといけないからということで不織布でできたシャワーキャップみたいなのも渡されました。
冷房の効いた部屋ですが、ベッドには温熱マットが敷いてありました。

担当してくれたのは、ベテランっぽい女性。この人、力も強いし、とっても上手。ツボというツボ、筋肉の気持ちいいところにずんずん届いて、「いや~この人上手いな~」と感心しながら受けていました。ほれぼれするマッサージだったものだから、ちょっと位痛いのも我慢してぐいぐい押してもらってたら、きました…強烈な揉み返しが。帰国後に。強烈なだるさが全身を襲ってきました。でもそのあとはスッキリしました。

次にやってもらう時は、力加減を弱めにしてもらおう。そうすればそこまでのだるさは襲ってこないはず。

シンガポールローカルの友人オススメのアイスクリーム店。

Udders Ice Cream

ノビナのウィーナムキーという海南チキンライスの店で昼食をとりながら
「ドリアン好きですか?」
「好き好き!」
「じゃ、この近くにドリアンのアイスクリームがおいしいお店ありますよ」
ということで連れてきてもらいました。

シンガポールに7店舗くらいあるらしい。でもあまりメジャーなところにない(ガーデンバイザベイにあるくらいか)

中に入ると割と広めのイートインスペースがあり、アイスのケースがずらり。ちょっとずつ試食もさせてくれる。

オーソドックスなフレーバーの中に、絶対にここでしか食べられない!
というアジアンフレーバーがありました。

それがドリアン味「猫山王 MAOSHANGWANG」
あと、シンガポールのデザートとして有名なチェンドル味「CHAMPOIN CHENDOL」なんてものも。これは2016年のナショナルデイ(建国記念日)に合わせて販売されてるらしい。

ドリアンはほんとにドリアンの果肉がそのまま入ってる感じで、めちゃ美味しかったです。チェンドルも美味しかったけど、猫山王ですよ、やっぱり!

行ったお店情報

Udders Ice Cream Novena店
Address: 155 Thomson Road, Singapore 307608
Tel/Fax: 6254 6629

Udders Novena conveniently located near Novena MRT.
To find us, stand at the Starbucks which is in front of United Square. We are a stone's throw away.

営業時間が「Monday - Sunday and eve of PH: 12 noon to 11pm」と書いてあるのですが、意味が分かりません。月曜から日曜ってことは無休ってこと?じゃなぜ「eve of PH」と書いてあるのかしら?PHはパブリックホリディ(祝日)のことと思われます。

こういう簡単な英語、実は解釈が難しいですね。

果物の王様「ドリアン」

食べたことありますか?
お好きですか?
私は大好きです。でもなかなか食べる機会はありません。産地に行かないと高いですからね。新宿あたりに売ってるのは一個5000円以上します。シンガポールやマレーシア、タイに行って、シーズンならありつけます。

今回は幸いシーズンでした。

シーズンになると街角の果物屋さんの前にうず高くドリアンが積まれて独特の芳香を放っています。この匂いが好き嫌い別れるとこでしょうね。踏台さんにおつきあいいただいて、チャイナタウンのドリアン屋台へ。踏台さんもドリアンお好きなのだそうです。やった!美味しいものは一人で食べるのもったいない。

猫山王という品種がイチオシみたいです。値段を見るとびっくり高い!昔は日本円で数百円で買えた記憶がありますが、物価が上がってますし、さらに品種改良で高級ドリアンが人気のようです。以前D24という名前の品種が一番美味しくて高級と言われてたのですが、猫山王はその倍以上の値段です。
値段は1キロ13ドル、18ドル、28ドル・・・って、同じ猫山王でもグレードがあるらしい。もう素人にはわかりません。

これは、チャイナタウンの観光客相手の店の値段なので、郊外でローカル相手のところならもっと安いかもしれません。

一個まるごとは多すぎるかなと思ったので、パックになってるものを買うことにしました。
D24が一番安くて1パック10ドルくらい(800円弱)、猫山王はもっと高いのですが、その中でも一番高いのが「皇中皇」というブランドで、1パック38ドル。(3000円!!)でもせっかくだから一番高いの食べてみようということになりました。

やーん美味しい!!
D24でもきっと美味しいと思ったと思いますが^^;やっぱり旬の時期のドリアンは美味しい。

この店は観光客がたくさん来るところなので、買った果物を食べるスペースがあり、ドリアン用にはビニール手袋なんかも用意してあります。至れり尽くせり(私この店毎日通ってました。パイナップル食べたりグアバ食べたり)

私、タイのドリアンより、シンガポール(マレーシア産)のドリアンの方が好みです。というか、あまりタイで食べた記憶ない・・・シンガポール人とドリアンについて話したのですが、やっぱりタイ産のドリアンにヒトコトあるらしく(笑)、曰く「タイのドリアンは熟さないうちに収穫する。マレーシアのは熟して木から落ちたものを収穫するから美味しい」のだそうです。シンガポールのドリアンはマレーシア産。猫山王については、「新しいブランド品種ですね。人気があっておいしいけど昔のドリアンも美味しいよ。」とのこと。確かに、私も日本でぶどうなんか食べるとき、最新品種の「ナガノパープル」とか「シャインマスカット」なんて高いものは確かにとっても美味しいけど、むかしながらの「巨峰」もおいしいですもんね。そんな感じかな。

次はD24にしようかな。

そうそう、ドリアンは中国語で「榴蓮」リョウリェンというのですが、現地の方がDURIANというときも「ドゥーリャン」みたいな発音で、すごく中国語の発音に似ていました。なるほど~。

今回のシンガポール行きはちょうど旧暦の7月15日(2016/8/17)に当たりました。いわゆる「中元」です。この中元というのはどうも中国の思想での先祖供養の日らしいですが、それが仏教と習合して盂蘭盆会、施餓鬼などという習慣になったようです。中国でも福建省を中心にした地域の習俗らしく、華僑とともに東南アジアに広まっているようです。

十数年前に夏休みにシンガポール旅行したときに、「ハングリーゴーストフェスティバル」なんて、街なかに書いてあった記憶があります。当時は中国語わからなかったので英語の方を覚えているんですね。Hungry Gohstって「餓鬼」の直訳ですね。つまり「施餓鬼」ってこと。

日本にも盂蘭盆会は伝わり、お盆として先祖供養をし、中元は贈答をし合う形に落ち着いていますね。日本の場合は、自分の先祖ばかりに意識が向いていて、そのほかのウロウロしている霊を供養するという感覚はあまりないと思われます。私だけ?

さて、私が見に行った「歌台」はもともとその中元の行事です。今では歌謡ショーとして一年中行われるようになっているようですが、本来は地獄の釜の蓋が開いて地上にさまよっている霊たちを喜ばせて鎮めるのが目的。歌台の他にも、道端や店先で供物を上げて線香をたいたり、紙のお金を燃やしたり、街角では旧暦7月一ヶ月にわたって供養が繰り広げられてます。(台湾とか通ってると夏だけでない気がします。季節ごとに何かしらあるのかも。詳しい方教えてください。)

前置きが長くなりましたが、彷徨える亡霊たち〜好兄弟ほうひゃでぃ〜を慰めるための歌台には、彼らの専用席があるのが習わし。

通常は最前列一列を空席にするという形で、そこには座ったらいけないんだよね、というのは知っていたんですが、今回行ったチャイナタウンの歌台ではさらにディープなものを見ました。

ステージ前の最前列に長方形のテーブルでしたが10人用くらいの宴会席が設けてありました。各種飲み物が缶やペットボトルでドンドン置いてあり、グラスもたくさん〜多分一席あたり3個くらいずつ〜、そして興味深いのは、その宴会席の椅子には紙のお金と大きな線香が載せてあったことです。線香がお客さんのように見えました。

まさに、好兄弟への最大級のもてなし。


◆開始前に線香に火をつける理事さん。

ここの歌台は、潮州街という潮州出身者の子孫の会が開いたもののようです。好兄弟席のお世話は「理事」と呼ばれていた世話人のおじさんたちがやってましたが、皆さん、全身に入れ墨が入ってるような方ばかりで、なんのお仕事かしら??その理事さんたちが、 おひねりの赤い封筒でおしりポケットをパンパンに膨らませつつ(これから配りまくる用)、 ステージの端にくわえタバコで腰掛けて、ステージ上の芸人さんたちに何やらリクエストを耳打ちしたり、自分たちの席の方におりてこさせてみたり、一言で言うと、とってもガラが悪いんですが、その方々が、かいがいしく亡霊さんたちにお酌をしてまわってるんです。ジュースやお茶やビールや何やかやを、ステージが始まってからも定期的に注ぎに来るのです。流石に好兄弟の皆さんはごくごくとは飲まないのでコップの飲み物は減りません。それでも、ちびりちびりとお酌をして回るんです。これは見てて面白かったです。信心深いんだなぁと思いました。


お酌


お酌

この歌台、総じてかなりローカルでとても興味深かったです。多分、歌台が始まった頃のスタイルを一番残しているんじゃないのかな〜なんて思いました。 同行者の踏台さんがブログに書いていらっしゃる のでリンクしておきますね。面白いので是非お読みください。

http://yaplog.jp/carodiario/archive/757

もう一つ、中元節によく行われる行事にオークションがあるらしいです。縁起を担いでやるらしく、サザビーズなどのオークションとは違い、どうでもいいようなものが取引されるそうです。最終日に行ったトアパヨの歌台会場では隣でこのオークションやってました。いつか、これもじっくり観てみたいけど、言葉かわからないから辛いかなー。


オークション会場はすべて宴会席でした。

さて、来年の中元は9月5日のようですね。
また歌台行こうかな。


出発の数ヶ月前に雑誌でみたのが、マクリッチ貯水池公園の吊り橋の写真。
今度のシンガポール旅行で行けたらいいなと思いました。

普段それほどアウトドア志向でもなく、山登りなどほとんどしない私ですが、旅行に出た時にはちょっと無理をしてでも変わったことをしてしまうこともありますね。事前に体験記のブログなどを読んだりしてたら、少しハードなところのようです。ぐるっと一周すると3〜4時間掛かるらしいし熱帯ですし、ジャングルで野生動物もいるとのことで、一人で行かないほうがいいかなと思い始めました。

出発一週間前になって、現地にお住まいの踏台さんに提案したところ、平日にお仕事休んでお付き合いいただけることになったので、行くことにしました。ありがとうございます。踏台さんは、歩き遍路したり、自転車で台湾一周したり、シンガポールでも自転車通勤しているスポーツマンなので、同行していただけるのはとても心強いです。何より、「暑い中、何を好き好んで山歩き?」って発想にならない方だというのが、うってつけ。

さて、事前に手に入れた公式サイトの地図で出発地点を相談し、朝7時に最寄りの地下鉄駅に集合と決めました。


Marymount駅

7時前に着くように行ったのですが、踏台さんは到着してました。すぐに公園に向かいます。しばらく住宅街があり、一戸建ての邸宅もありました。そこを抜けると公園です。駅からは10分ほどかな?


まだやっと明るくなりかけた早朝ですが、朝の運動をしてる人が何人もいました。公園の健康器具の設置されてる一角に東屋のようなところがあったので、トレイルに入る前に朝ごはん食べておこうとサンドイッチを取り出しました。そうしたら森から猿が2〜3匹ワラワラと飛び出してきました。猿のことは聞いてましたが、こんな入り口にいるんだ!
結局、サンドイッチは一口だけ食べたところで、カバンにしまうようにと地元の方からの指示、猿もその人たちが追い払ってくれました。

ひゃ〜!
びっくりした。
この公園はオベント持ってピクニックとかできないのかな?


(写真中央になんとなく見えるのがサルです。まだ遠巻きにして狙ってます。)


いきなり野生の猿の洗礼を受けたところで、午前7∶10、トレイルに入ります。入り口にはいろいろな注意事項が掲示してあります。道案内も。まず目指すのは吊橋。ツリートップウォークです。そこまで4.5キロの表示です。


まだ0キロ。


0.6キロ歩きました。


足場の悪いジャングルを想像していたのですが、足元はしっかり道が作ってあり、舗装はしてないまでも、歩きやすい道でした。それでもサンダルなどで来るところではありませんが。私も踏台さんも肌を露出しない服装に帽子にバックパックという登山風の装備をしていましたが、周りを見てもそんな人はほとんどいません。トレイルではたくさんの人に会いましたが、ほとんどの人がランニングスタイル、手には水とスマホ。というごく軽装。

あれれ?
日本語ブログに書いてあったのは何だったのかしら??脅し?多分時間帯によるんだろうと思われますね。日中ならかなり過酷なことになると予想。


ツリートップウォーク手前のレンジャーステーションまでは高低差もなく、ジャングルの中を歩くので日も射さず、しかも早朝ということで、それほど暑くもなく、一時間ちょっとで到着。
吊橋が開くのが朝9時からなのでしばらく休憩します。ここにはトイレがあります。そして猿に対しての注意喚起がたくさん掲示されていました。ここまでは猿は見かけなかったけど、これからいるのかな?

猿については、食べ物を与えるな、フラッシュ撮影をするなの2点。特に食べ物を与えることは、猿の習性を変えてしまい凶暴化することにつながるから厳に慎むようにとのこと。
ハイ、肝に銘じます。

30分ほど休憩し時間をつぶしました。さて、そろそろ、移動はじめましょう。


8時48分の地点。ツリートップウォークまですぐそこです。
ここまでは少し舗装した道を通ります。上り坂がけっこうきついです。


そして表示のあるところからこの脇道に入ります。ちょうど我々が行ったときには先客があり、おしゃべりしてました。多分、まだ吊橋が開いてないので時間つぶしてたんでしょう。お先にどうぞと言われ、追い抜きました。こんな風に木で作った下り階段が続いています。


下りきったところに吊橋が見えます。そしてこの表示。一方通行ですよ。ここ通ったらもう後戻りできませんよとのこと。望むところです。

吊橋のたもとには管理小屋があり、係の人が朝ごはんのお弁当を食べていました。そろそろ時間かな?私の時計で8:55、吊り橋が開きました。


係の人が開けてくれているところ。


猿がいます。でも食べ物は見せないからね。


こんなに近寄っても、あちらから完全に無視されます。2匹で毛づくろいしたりリラックスしていますね。人間は食べ物くれない限りは空気なのかな?


橋の長さは250m。平日の朝一で行ったおかげでこの景色を独り占め!でした。(10分間もこの橋の上にいたので、何人かに抜かれましたが)


写真ではあまり高さが伝わりませんが、かなり高いです。高所恐怖症の方は相当怖いんじゃないかな??「ツリートップ」というのはそのまま「木の高さ」ってことですね。気持ちのいい景色です。


渡りきったところ。
もう戻れません。


下り階段が長く続きます。


Jelutong Towerというところまで来ました。
展望台のようです。登ってみましょう。


おお、ここも気持ちいいですね。


遠く、別の貯水池の方も見えます。また高層ビル群も見えます。

このタワーにはベンチもあったので、ここで20分くらいゆっくり休憩しました。猿に狙われて食べ損ねたサンドイッチもここで食べました。風も出てきて気持ちいいです。


この辺りはウッドデッキの遊歩道になっています。歩きやすい。そしてなんか見えます。またサルかな?と思ってカメラの望遠で見てみたら・・・葉っぱでした。


貯水池の北側を歩き終えると、貯水池とゴルフ場の間を通るような道になります。水辺は景色に変化が出てこれまた楽しい。水はかなり澄んでいてきれいでした。変なにおいもしなかった。


でっかいとかげがいました。何匹も見ました。踏台さんは爬虫類好きらしく、うれしそうです。私は…大好きということもないけど、脚がないものに比べれば普通に受け入れられるかな。大きかった。レストランのところにもいたけど、人を見たら逃げていくようです。ジャングルにはリスなんかもいました。そういえばサルもいた。


貯水池の南側は、貯水池沿いに整備されたウッドデッキを歩けます。なかなか景色もよく気持ちいいのですが(暑いけど)、この辺りで、待ち合わせまでの時間が無くなってしまって、最後の2キロくらいは強歩みたいに歩いたので写真がありません(アホ)

貯水池南側はキレイに整備されて、花壇なども作ってあり、レストランなどもあり、明るい雰囲気でした。庭の整備をしていた人に、タクシーを拾える場所を聞いて、公園を出たのが11:15くらい。
7時過ぎから歩きはじめ約4時間、おそらく1時間近く休憩していると思われますので、歩いた時間は正味3時間くらいでしょうか。多少の高低差はあったもののそれほど疲れなかったのは、やはり朝暗いうちから出かけたおかげだと思います。

11:30のノビナでの待ち合わせに何とか間に合いました。


今回のルート、グーグルだと12キロと言ってますね。2.5時間とか・・・いや2.5時間で回れるのは途中走る人でしょうかね。

おまけ・・・装備について
虫よけスプレー持っていきましたけど、午前中だったせいか、ほとんど虫はいなかった。
水は500mLのペットボトル×2本持っていきました。1本は飲みきりました。暑い日はこのくらい必要だと思います。
暑いけど、長袖シャツ、七分パンツにハイソックス、帽子という山スタイルで行きました。日除けになるものがない場所もあるので、このくらいの方がいいと思いますが・・・この辺は人それぞれかな。あと、行きのセブンイレブンで遭難した時に備えてチョコレートバーを買った話は踏台さんに笑われました。

道案内。
分かれ道には地図や案内プレートがあるので、まず迷うことはありません。
でも全体図を知っておかないと、途中で不安になるかもしれませんね。私は公式サイトからトレイル全図をDLして印刷して持っていきました。

前半はひたすら「Tree Top Walk」を目指して歩き、そのあとは「Jultong Tower」を目指し、最後は「Exit」を目指して歩きました。

2回目以降のシンガポール旅行なら、是非お勧めします!

公式サイト
MacRitchie Reservoir Park
TreeTop Walk
トレイル全図

今回のシンガポール旅行で印象深かったことをトピックごとに取り上げてみようと思います。

まず、カラオケ店(カラオケボックス~KTV)の話。

私は海外のカラオケボックス(KTV)には香港と台湾で行ったことがありますが、シンガポールでは初めて。それと一人で行くのも初めて!(日本でもしたことない一人カラオケ)
前日に会った踏台さんから「休みの日にカラオケしようと思って開店と同時くらいに行ったのに、その時点で予約できるの夜中しかなかった」という話を聞いていて、シンガポールでカラオケそんなに人気なんだ〜!と思っていたのですが、冷房を求めて入ったショッピングセンターで、KTVの看板を見つけたので行ってみることにしました。


ドアもなくて、スッキリ入りやすい入口。(この雰囲気であれば、間違っても風俗店であるはずがないでしょうネ)

受付には若い男性2人、「今、大丈夫ですか?」と聞くと、大丈夫との話。やはり平日の昼間は空いている模様。
「何人ですか?利用時間は?」との問いかけに「一人です。1時間で。」と答え、前会計。受付前にドリンク類が色々並んでいたのでちょうど切らした水を買いました。(シンガポールでは水を持っていないとなんとなく不安)

部屋代8ドル、水1ドル、合計9ドル払って、早速部屋へ。
「部屋はそこです。」と受付前のドアを案内されましたが、「ここ初めてなので使い方を教えて下さい」とお願いしてついてきてもらいました。

定員3人くらいの小さな部屋。
シンガポールではカラオケデートなど人気なのかもしれませんね。

案内してくれたお兄さんから、歌を入れる機械の使い方を教わります。
「ピンインできますか?」と聞かれたのでできると答えると、ピンインでの入力方法を教えてくれました。ここでの会話はすべて中国語です。(はじめ、お兄さんに、説明は英語がいいですか?中国語がいいですか?と聞かれました)

マイクカバーの新品をくれるので、それをかけて歌うようですね。
このマイクカバーにはハングルが書き込まれていました。韓国製のようです。ということは韓国の「ノレバン(カラオケボックスのこと)」では、こういうのが一般的ってことかな?

一人になって、早速使い始めます。機械の操作をするときに「015B」というのがいちいち見えます。どうも、歌手名を並べると数字の0から始まるからのようです。

なので、一曲目は「015B」のスルプンインニョン。
015Bというのは韓国のグループ(デュオ?)です。

日本の通信カラオケのようにカナでルビがふってあったりしない、純粋にハングルのみですが、後ろの映像は日本の通信カラオケと同じ、適当に歌の雰囲気に合わせたものを使ってるみたい。

歌ってみると結構歌える。
やっぱり古い歌はどこの国のものでも歌いやすくできてるんだな~。

いよいよピンイン入力を始めます。
ピンイン入力というか、ピンインの頭文字入力です。
たとえば、歌手名で「陳昇」を入れたいとすると、ピンインでは「Chen Sheng」なので頭文字は「CS]これを入力するとこういう候補が出てきます。


catstevensがロッドスチュアートにしか見えないのは気のせいでしょうか‥

韓国人でも同じ仕組みで、イースンファンなら「Lee Seung Hwan」なので「LSH」を入れたらちゃんと出ました。イスンファンの歌も日本の通信には10数曲くらいしか入ってないけど、ものすごくたくさんありました。日本で歌えない「ムロボンダ」「Rumor」に挑戦したけど玉砕しました。

歌の題名もこの要領でやっていきます。
今回のシンガポールの歌台で2回も聞いた「夏天的浪花」を入れてみましょう。
これ、ピンインだと「Xia Tian De Lang Hua」なので頭文字は「XTDLH」

このように入力すると、ばっちり候補が出てきます。

一番上の張恵妹バージョンで歌ってみます。

このあと高凌風バージョンも歌って、満足しました。高凌風バージョンの「夏天的浪花」は、ちゃんと元歌の「Last Train To London」という言葉が入ってて(でも中国語の歌詞とは全くかみ合ってないと思うけど)原曲へのリスペクトが感じられました。

このカラオケチェーンの広告をそのあと駅でも見かけたのですが、平日昼間はハッピーアワーと言うことで、一番安い部屋は1時間8ドルなんだけど、3時間で18ドルというお得なパッケージもやってました。
また行こうと思いました~。

今回は日本の歌を調査しなかったのですが、ちゃんと日本語も入っていたので(他にもシンガポールらしく、マレー語、インド系、フィリピン、スペイン語・・・と多言語対応でした)次回調査したいと思います。

お店情報
TEO HENG KTV STUDIO
http://www.ktvteoheng.com/
私が行ったのはサンテックシティ店

ホームページ見てて分かったのですが、アルコールNGなのですね!健全だわ~。

何があるのか分からずサンテックシティまで行ってみたけれど、ただのショッピングモールだった。それなら映画でも見てみようかなと、シネコンに行ってみたけど面白そうなのやってなかったので、マッサージに行こうと移動しかけたら、KTVという看板を見つけて入ってみました。人生初の一人カラオケ。

とりあえず一時間。
平日昼間なので安かったみたい。8ドル。店員さんに機械の操作を教えてもらって、歌い始めました。

歌の探し方が面白い。頭文字入力で検索。歌手名も曲名も。


受付で新品のマイクカバーくれる。


015Bが一番最初。「0」で始まるから。


なので歌ってみた。スルプンインニヨン。ハングルオンリーは辛いけど。結構気持ちいい。

その後、ネットで調べて近くにあるマリーナスクエアのKENKOというマッサージ店へ。


全身オイルマッサージ80分155ドル。


月餅をお土産に買って、またまた歌台へ。


椅子。


宴会


こんな感じ。


チャイナタウンにもどり。


昨日飲んだとこ。

グァバを買って、


空港。
かえりまーす!

最終日。17日水曜。
ゆっくり起きて10時ごろ朝ごはんを食べに近所のお菓子屋さんへ。エッグタルトと生姜入りプリン。プリン大きすぎた。


宿に戻りコーヒー飲んでチェックアウト。


雰囲気の良い宿のロビー。
荷物を預けて、街歩きです。
まず、混まないうちに昨日食べたバクテー屋さんにもう一度。


数量限定という文句に踊らされて頼んだプレミアムリブ。


胡椒の量がすごい。


バクテーの素も購入。


街頭テレビで卓球女子団体、シンガポール対日本の試合をやってました。

暑いので地下鉄乗ってマリーナ地区へ。


星乃珈琲店あった。

3日目、16日火曜日
早起きして貯水池ハイキングです。待ち合わせの駅までは45分くらいかかるので6時に宿を出ます。

外はまだ暗い。

セブンイレブンで朝ごはん購入。

marymount駅に集合して、マックリッチー貯水池のネイチャートレイルへ。
今日も踏台さんにお付き合いいただきます。


公園の入り口でサンドイッチ食べようとしたら、猿がワラワラ寄ってきました。地元の人が追い払ってくれましたが、食べない様にと注意されました。

わ〜びっくり。

メインの目的地、tree top walkという吊橋は9時からなので、少し途中で休憩して行きました。一番乗りでした。

写真は後でまた。

11時頃まで歩いて、ランチの待ち合わせの店までタクシーで向かいます。

ランチは日本で知り合ったシンガポール青年と。ノビナのウィーナムキー威南記です。海南チキンライスの名店。やったー。

デザートに青年おすすめのアイスクリームやさんへ。イチオシのドリアン入りのアイスクリームとチェンドル入りのアイスクリームたべる。

その後、解散して私は宿の近くのタイマッサージ屋さんへ。

タイマッサージ90分80ドル。

踏台さんと再集合して、まずバクテー屋さんへ。その後ドリアンの最高級品を食べて、チャイナタウン近くの歌台会場へ。ここは濃かった。

詳しいことはまた後日書きます。

満喫して、チャイナタウンのオープンエアの店でビールで打ち上げ。
宿が近くて楽ちん。