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年末年始台湾3泊5日
行程振り返り
1日目:スカイライナーで成田空港へ。昼のタイガーエアで、現地3時半桃園空港着。陳昇の無料画廊イベント⇒車で宜蘭へ、宜蘭夜市で夕食、宜蘭泊。
2日目:宜蘭⇒羅東林業公園⇒太平山〜鳩の沢温泉⇒カバラン⇒西門町金獅楼で夕食⇒台北泊(YMCA)
3日目:友人とカフェで昼食⇒鶏家荘で夕食⇒年越しコンサート
4日目:北京ダック⇒お茶。買い物。博物館。マッサージ⇒帰国(夜行便)
5日目:朝羽田空港着
【日本円】
合計 93,690円
■内訳
タイガーエア 77048円
2泊目ホテルYMCA 6928円(NT1470)
台湾データ通信用SIMカード4日分 1190円
スカイライナー 1300円
朝食おにぎり 437円 
コーヒー 432円
マッサージチェア 300円
免税店の化粧品(Shuuemuraのアイシャドウ)5605円
機内持ち込み用水とおやつ 450円

【台湾ドル】 レート 1台湾ドル=0.2円

合計 NT17,083=85,415円
※実際は昔レートが良かった頃(1台湾ドル=0.28円)の現金を持っていったので、60000円くらいの換算です。
■内訳
◆宿泊や観光
コンサートチケット 3500
3泊目ホテル 福華国際文教会館 3220
マッサージ60分 990
博物館入場 80
◆滞在中食べたものなど
金獅楼(4人分)2398
鶏家荘(1人分) 552
ケーキ 280(本体480)
コンビニ焼芋とお茶 60
コンビニおやつと飲み物(コンサート持ち込み用) 155
パン(楽田) 48
牛肉麺 200
空港のカフェ コーヒー 120
水 75
◆交通費など
タクシー 115
タクシー 80
バスやMTR複数 約150
空港MRT 150
コインロッカー 40
◆お土産や買い物
CD 450
カバランウィスキー 720mL 3000
お試し50mL3本 820
お茶おみやげ150g✗2 600
おまけ(自分で払っていないけど参考として)
大平山エリア入山料 150/人 100/車
温泉 250/人
煮卵6個 100
煮卵竹籠レンタル 20
まとめ
年末年始台北旅行3泊5日 約18万円
今回は、1泊目のホテル代をはじめ、食事代などの大部分を友人が奢ってくれたので、滞在費があまりかかっていません。
自分で払ったホテル代もYMCAは破格の安値でした。
大晦日の台北のホテルはどんどん値上がりしていて、やっと見つけたところもBooking.comで最安値でNT3220=16000円。

飛行機代は、LCC(格安航空会社)のお陰で、以前と同じくらいで行けました。

でもJALとかチャイナエアラインなどのフルサービスの航空会社のには、この時期なかなか乗れませんね。
「台湾も物価がどんどん上がっている」と聞きます。
食事代も上がっていると感じましたが、(以前は牛肉麺は120元くらいでしたが、今回食べたのは200元)それでも屋台はまだ安いし。交通費もまぁまぁ。
高くなったのはやはりホテル代ですね。
コンサートチケットも5年前までは2800元でしたが、今回は3500元(それでもほかの歌手に比べたら安い)
5年ぶりの海外旅行だったので、予算は十分取っていったけど、物欲は減っていました。それでもカバランのウィスキーは3000元=15000円のを買いました。
いまウィスキーはどこも高い。日本のウィスキーも高くて買えませんね(普段は1000円程度のスコッチを買っています)
カバランは台湾を代表する世界レベルのクオリティーの蒸留所。
5年ぶりだったので、奮発しちゃいました。
2018年のGWに3泊で行ったときの記録
滞在費ホテル込みで3万円程度…
安かったね。

4日目 1月1日 台北(帰国日)
朝ご飯のついているホテル。
昨夜遅くて寝たのは今朝の3時半頃、朝はゆっくりしたいけど、このホテルの朝食がどんな感じなのかは見ておきたい気も。
朝ご飯は10時まで。
コーヒーだけでもいいから、ちょっと行ってきましょうか。
朝ご飯会場、広い。
朝食券などはなく部屋番号を告げるだけで入場できます。席は自分で見つけるスタイル。

食事の種類も多くて美味しそうでした。
(ヨーグルト食べたかったけど、それだけはなかった)
このあと北京ダックの会食が決まっているので、果物程度の朝ご飯にします。

泊まっている人も多いのか、満席状態。
私の席も一人客との相席になりました。
この人、若い男性だったんだけど、来ている服が面白い。
長袖のTシャツの前面に日本語の標語みたいなものが書かれていて、背中側には日の丸と青天白日旗(中華民国国旗)、日本の高校の部活名。
???
なんだろう、気になる。
話しかけてみました。
日本語できる人かな?とはじめは日本語で。
「素敵なTシャツですね」
???の顔。
あ、日本語は通じないひとだ。
中国語に切り替える。
片言の中国語で集めた情報によると どうもその T シャツは自分で作ったもの のようでした 日本語が書いてあるのは日本の歌手のファンで その歌手のために作ったもののよう。
わかるよその推しの気持ち!
朝ご飯はうんと軽くしておいて、
チェックアウトまで 部屋でのんびりします。

お昼ご飯は毎年恒例の 北京ダック。
コンサート 仲間のこもさんの誕生日でもあるので 毎年こもさんが 招集して彼のおごり。
なので 私は有志でケーキを買っていきます。
ケーキがダブったら困るので誰がケーキを買っていくか 打ち合わせ。
私が買うことになりました。
MRT で 中山駅に着いて Google マップで周辺のケーキ屋さんを検索。
三越デパートの地下に行けば何かありそう。
駅の改札を出たところで 蛋蛋にばったり会いました。
一緒にケーキを買いに行きます。
待ち合わせ時間にも遅れそうだったので見つけた一軒目でサクッと 購入。
そうしたら周りにもっとたくさん いろんな種類のケーキ屋さんがあったのでした。
もっとちゃんと見てから買えば良かったかな。
北京ダックは中山駅近くの老舗「天厨菜館」。
今回の参加者はコモさん、ベンちゃん 蛋蛋、鳥姐、私の5人です。
北京ダックは 「三吃」(サンチー いわゆる 北京ダックに炒め物とスープがついたタイプ) あといくつか食べたいものを頼みます。

持ち込んだケーキは冷蔵庫に預かっておいてくれたりします。
今回 買ってきたケーキは、冷凍されてて解凍して食べなきゃいけなかったのに、さらに冷蔵庫保管してもらっちゃったから アイスケーキのようになっていました 失敗。

ベンちゃんはこれから松山空港へ向かってそのまま帰国です。
北京ダックを食べた後は、コモさんとも別れ、蛋蛋、鳥姐といっしょにちょっと街をうろうろ。
家族に頼まれていた台湾茶を買ったり、孫文が昔住んだという日本家屋 梅屋敷を見に行ったり。

私は今夜 深夜の便 なので 空港 MRT の駅のコインロッカーに荷物を預けます。
それから西門町に移動し古いスターバックスでお茶しました。

そこで 2人と別れて 単独行動を開始。この旅中、単独行動の時間はとっても短かい。

雨が降ってきました。
博物館にでも行こうかな。
ここからすぐのところに 台湾国立博物館があります。
日本統治時代に建てられた ルネサンス 式の建物です。

行ってみると まだ開館時間なのに今日は人が多すぎるので入場制限をしていて入れないと言われました。

なんと 残念。

すでに博物館に行く気持ちになっていたので、(よくありますよね 何かを食べたいと思ってその口になってしまうと 目当ての店に振られてもやっぱりそれが食べたいっていう気持ち)別の博物館に向かいます。
雨なので タクシーに乗りました。

南海公園の台北歴史博物館。





これはずいぶん昔に初めて台湾に来ていた頃に行ったことがあります。

唐三彩などが展示されていた記憶。

行ってみると 改装中 なのか、展示は少ない 印象でした。
時間は結構あるのでゆっくり 見ました。

内容は台湾の戦後の戦前線後の美術館による 水墨画とか 洋画、
中国大陸の周王朝以降の色々な宝物(故宮博物院が有名ですけどね)

個人的にはこの博物館自体の歴史の展示などが面白かった。

中華民国政府が台湾に移ってきてからの苦難の歴史というものが美術品の側面から語られていて 非常に興味深いものでした。

閉館時間 近くまでいて 博物館を後にしました。

フライトは 深夜 なので 9時ぐらいに空港に向かえば 良さそうです。
近くのお店で 牛肉麺を食べました これが 夕食です。

この後はどこかでマッサージでも受けてそれから空港に向かいましょう。
荷物を預けた 北門駅の近くに、前に何度か行った マッサージ屋さんがあります。荷物をピックアップした後行ってみます。ちょっと待たされましたが1時間の足つぼマッサージ コースを受けました。

空港までの MRT は 時間ギリギリで乗っちゃったせいか 席がなくて結局空港まで立っていくことに。
どのみち 飛行機ではずっと座りっぱなしなので まあいいか。
早め早めに動こうとしたせいか、
MRT でも立ってましたが空港に着いても航空会社のカウンターでチェックイン 始まるまで、ずっと並んで待ちました。
飛行機に乗る際も 待合室に立って並んだり。

そんなに並ばなくてもゆっくり座っていても良かったんですけどね。
帰りは2時間半ぐらいで着いてしまうので 特に寝る時間もない感じです。
夜中なので空港の売店でお水だけ買って乗り込みました。
機内食 も頼んでいません。
羽田に着いたのは日本時間で 朝4時頃。この時間は まだ電車やバスも動いていないので空港で1時間ぐらい時間をつぶさなくてはいけません。
前にも経験がありますが 羽田の国際線ターミナルは 到着ロビー も出発ロビー も レストラン フロアも全て ベンチなどでゴロゴロ 寝ている旅行者で溢れています。

私も出発ロビーのレストラン フロアまで行き 空いていた ベンチとテーブルを確保してちょっと パソコンでネットなどをして時間を潰しました。
横浜駅の始発が動く頃に電車に乗って帰宅しました 家に着いたのは朝6時ぐらいでした。

コロナ禍で休んでいた、海外旅行をついに再開しました。
それまで20年間毎年毎年台湾で年越しをしていましたが、2020年の正月に帰国したとき、武漢で新型コロナの流行が始まっていたのでしたね。
以来、日本で正月を過ごすうちに、「日本の正月ものんびりできていいなぁ」なんて思っていたんです。正月休みに家にいるって、ほんと楽ちん。

でも、今年は「そろそろ行ってみよう」と、出かけてきました。

5年ぶり。
浦島太郎状態かもしれませんね。

【旅程】

2024年12月29日〜2025年1月2日(未明)帰国
タイガーエア台湾
現地泊3泊。
1️⃣伯斯飯店(宜蘭)
2️⃣台北青年国際旅館YMCA(台北)
3️⃣福華國際文教會館(台北)
メインイベントは陳昇の年越しコンサート(大晦日)。
あとは、台湾の友人たちと会ったり、元旦の北京ダック会など。
【初日】12月29日
横浜の自宅を朝7時に出て、日暮里からスカイライナーで成田空港へ。

タイガーエアは第2ターミナルからでます。

5年ぶりに免税店で、ShuUemuraのアイシャドウを購入。
11:25 IT201便 台北桃園空港へ向かいます。
機内食を予約しておきました。無難にカレーを注文。ポップコーンとジュース付き。

現地時間14:45到着(第1ターミナル)
入国審査の列はとても長い。オンラインで入国書類を提出しておきましたので、パスポートを見せて指紋押捺と顔写真撮影でOK。(日本の出入国は無人ゲートでパスポートの読み取りと写真撮影のみ)
友人のタンタンが迎えに来てくれて、車で一路台北を目指します。
台湾ドルとの交換レートは約5倍(つまり1万円⇒2000台湾ドル)。
以前は3.5倍位だったので、円安に泣かされますね。
まず、向かうのは台北富錦街の画廊で行われている陳昇のミニコンサート。
「前門芸術空間」
2日前にアナウンスされた無料のイベントで、狭い会場だから入れるか心配していましたが、1時間ほど遅れていっても入る余地がありました。
ワインや珈琲のサービスも有り。

日本から一足先に到着していたべんちゃんや、数年ぶりに会うMasaoとも再開を喜びました。香港の友人楽も来ていました。休憩時間にはボビーにも挨拶。ボビーの奥さんにも。

終演後は一路東海岸の宜蘭へ行くことにしていました。
急遽べんちゃんもさそいました。彼女はすでに台北の宿にチェックインしていたのですが、1泊分の荷物をもって同行してくれることに。

台北から宜蘭までは高速で1時間程度。
夜8時頃に宜蘭駅近くのボスホテルに到着。チェックインのあと、ホテルの前に広がる「東門観光夜市」へ。
今夜のご飯は屋台飯です。
葱油餅(ツォンヨウビン)

牡蠣入りオムレツ(オアツェン)

ルーウェイ

海鮮羹

緑豆豆花

お腹いっぱいになりました。
おやすみなさい〜。

2

「ライチを送りたいから住所を教えて」と連絡が来たのは4月のこと。
ライチの季節になったら送れるように予約注文をしておくという話でした。
土曜日、散歩の途中で「そろそろ届くと思うよ」と連絡をもらいました。
散歩から帰ると果たして佐川急便の不在票が。
早速再配達してもらってびっくり。
でっかい!!

なんと3キロも入っています。

台湾からの産直生ライチがこんなに!!
夢のようです。

早速いただきま~す。

今まで冷凍ライチしか食べたことなかったので、この新鮮さは感動。

台湾はライチの名産地です。

台湾好きの友人たちの中には、季節になると決まってライチ狩りに行く人もいました。私はライチは高級果物というイメージがあり、あまりなじみがなかったので、こんなにたくさんのライチを見たのは初めて!

中には日本語の説明書が入っていました。

日本向けの産直販売ルートが出来上がってるんでしょうね(箱には佐川の送り状しか貼ってなかったので、台湾の産地から日本の一般家庭まで一貫した冷蔵配送ルートがあるのでしょう)。
前日の金曜日には、日本から送られたコロナワクチンが台湾に届いたというニュースもあり、台湾は「ありがとう日本!」というムードでした。(私は何もやってないのに個人的に「ワクチンありがとう」というメッセージをもらったりしました…恐縮)

ライチはずっと前から予約してくれていたものですが、はからずもワクチンと行ったり来たりのタイミングでした。

送ってくれた人は、ほんとに良い人で、台東でもお世話になりっぱなしだったのですが、今回のライチは彼女の日本人の知り合い全員に送ったみたいです。
多分、台湾が好きでよく来てる日本人たちが、コロナで来れなくなったから「台湾の味」を送ってあげようと思ってくれたのでしょう。
あたたかい!!
お礼に日本からも何か送りたいけど、何がいいだろう?????
ところで…
せっかくの新鮮ライチ。
我が家だけでは美味しいうちに食べ切れません。
東京に住んでいた頃なら近所に友人が何人もてお裾分けしやすかったけど、横浜にはまだ友達がいません。
そこで、近所のよく行くお店に持って行くことにしました。

ケーキ屋さんに持っていきました。

シェフに「台湾から空輸で届いたばかりのライチですよ〜」と、渡したらとても喜んでくれました。
お店でもちょうどライチのケーキを始めたところだとか。
季節なんですね。
一つ買って帰ろうとしたら、お礼に差し上げますって。
物々交換みたいなことになりました。
ケーキも美味しかった。

ライチは食べすぎると害があるらしいので、毎日少しずつたべようと思います。

 コロナのせいで海外旅行は全くできなくなったわけですが、旅行業に関わる業者さん達は苦しい中色々工夫をされているようです。

 先日、友人から紹介されて台湾のカバランウイスキー醸造所に行った気分にしてくれるオンラインツアー(セミナーかな?)に参加しました。
 カバランウイスキーは台湾にある比較的新しいウイスキー醸造所ですが、世界的な賞をたくさんとっているとても優秀なメーカーです。何年か前に私も台湾の醸造所へ見学に行ったことがあります。
 今回参加したのはオンラインでウイスキーの紹介を受け、さらにテイスティングをさせてくれるというものなんですが、テイスティング用のウイスキーはミニボトルで先に送ってくれます。そのため参加費が7800円でした。(カバランウイスキーがとてもおいしいことを知っているので7800円は高いとは思いませんでしたが)
 セミナーはまずこのカバランウイスキーの歴史や製造方法の紹介があり、その後実際に3種類のウイスキーをテイスティングしながら説明を聞きます。質問も随時受け付けてくれるので、理解も深まります。
 講師の方は日本のバーテンダーさんでもありカバランウイスキー特使(?)をしている方のようです。

 前に工場に行った時にミニボトルで色々買ったことがあるし、台湾の免税店でも何度か買ったことがあり、それなりに親しんではいるウイスキーなのですが、やはりプロの方が説明してくれると味わいも一層わかりやすくなります。たくさんある種類のラベルだけじゃわからない違いもよくわかりました。

 自分の好みもわかったし、次に買う候補が決まりました。日本ではなかなか手に入りにくいウイスキーなので、また次台湾に行く時には是非お土産に買いたいと思います。


 オンラインのいいところは一人分を申し込むと複数で視聴できることですね。
おつまみも色々用意して夫婦で飲みながら楽しみました。
また別の日、JTBとグローバルWiFi主催の世界3大仏教遺跡のバーチャルツアー無料イベントにも参加してみました。
有料版は現地ガイドさんが実際に現地から中継してくれるらしいです。アンコールワットから元日のご来光を見るツアーなんていうのもあるみたい。日本でこたつにあたりながら、カンボジアの初日の出を見るなんてすごい体験ですね!

李登輝元総統が亡くなったそうです。
97歳だったそう。
中国との関係に大きな問題を残していますが、ここまで民主化した台湾には満足されていたのではないでしょうか?台湾はいまアジアの中で一番社会の民主化が進んでいるところだと思います。
朝日新聞の記事
2009年に日比谷で講演会を聞いた時のこと
ご冥福をお祈りします。
ところで、各メディアでこの訃報を伝えていますが、日本側で「親日」強調するのは、もはやなんだか嫌な感じがします。李登輝さんご自身がどうだったかは別として、台湾を知れば知るほど「親日」とは簡単に言えないのですよね。
上にリンクしている2009年の私のレポートも、底が浅くて恥ずかしいです。

コンサート終わって帰ってきたのはやはり2時半頃だったか?大晦日は地下鉄が終夜運転するので助かります。
朝方寝て、10時頃に起床。
今日は帰国なので荷物をまとめます。
元旦は毎年恒例で、友人たちとお昼に北京ダックを食べます。大晦日に誕生日を迎えた仲間内で最年長のお兄さんが「北京ダックを食べたい」と言ってご馳走してくれるので、他のメンバーはケーキを買っていって誕生祝もするのです。
会場は北京ダックの老舗「天厨菜館」。
台湾では北京ダックとは言わず、「北平」ダックといいます。

食事のあとは、台湾の弟分に車を出してもらって温泉へ連れて行ってもらうことにしました。参加者は女性3人。

これも最近の定番です。
台湾の弟分は温泉好きで、とにかく泉質にこだわるタイプなので彼が連れて行ってくれるところはアタリです(が、泉質にこだわるあまり設備は重視しないのでかなり野趣あふれるところになります)
はじめに行った割と近くの行儀路温泉は、人が多すぎで車を止める場所がなくあきらめました。陽明山の温泉へ。

山の上は霧と雨。
陽明山のおすすめ温泉はそこまで混んでなかった。前にも来たことあったんだけど、その時あまりの野趣ぶりに「ビーサン持ってきたらよかった!」と後悔した(足の裏を怪我しそうだった)ので、今回は売店で買いました(売店でタオルなんかと一緒にビーサン売ってる時点でやばい場所だと気がつくべきなんだ)
今回はサンダル買って行ったから非常に快適でした。お湯もすごく良くてビリビリするくらい熱かったけど、体がすっかりスッキリしました。
台北駅へ戻り、友人たちと別れたあと、弟分と食事して(やっぱり牛肉麺!)空港まで送ってもらいました。

なんと生肉!ここに熱々のスープを注ぐことで煮えるというもの。
初めて食べました。
飛行機は格安航空会社のタイガーエア。
行きに乗ったピーチより、座席も広く機内持ち込みの荷物も10キロまでなので使いやすい。私の荷物は8キロでした。(ピーチなら7キロまで)
深夜12時過ぎの出発で、冬の復路は2.5時間で来てしまうので、羽田に朝の4時頃には到着。電車の始発より早く、羽田発5:15横浜駅行のバスがあったのでそれに乗って帰宅しました。

家にはまだ暗いうち、6時過ぎに到着しました。
明けましておめでとうございます。

寝たのは朝方3時過ぎ。
それでも、8時くらいには目が覚めてしまう。それをむりやり10時くらいまでベッドでゴロゴロ。体力温存です。
朝食は、昨日の夜食にと思って買っておいたパンやお餅やエステでもらった果物など。

今日も日中は、Y字路探しへ。

古亭から師範大学周辺をウロウロ。

お昼は、師大付近で羊肉の麺(今回麺ばかり食べてる)雨模様で寒いもんだからついつい汁物食べたくなるんですね。

ブラブラしたあと、台湾シャンプーをしに美容室へ。一軒目に行った小林髪廊は予約でいっぱいと断られ、曼都へ行きました。(私は台湾シャンプーしたいときはこのどちらかに行きます。どちらも台北市内にたくさん支店のあるチェーン店)

350元(約1000円)でシャンプーブロー、それにマッサージまでついてくるこれはお得だと思います。
いったん宿に戻り、着替えてしっかり寒さ対策もしてから夕食の約束をしている富錦街のイタリアンレストラン
へ。時間なくなってタクシーをとばしました。日本から集まった仲間5人で大晦日の夕食を食べます。 この5人は2日間ともにコンサートを見るのですが、宿も日程も皆それぞれバラバラです。
台湾なのにイタリア料理食べることも大丈夫な台湾リピーターの人ばかり。

ここからバスでコンサート会場へ。

霧にけぶる台北101。

2日目、12月30日。
今日から2日間年越しコンサートで夜ふかしの予定なので、なるべく朝はゆっくり起きます。
朝ごはんには、ここ数年のお気に入り「台湾おにぎり」を食べたい。
徒歩圏にお店があるかグーグルで調べます。
グーグルの出現は旅行をガラッと変えました。もう台湾に行くのにガイドブックは持ちません。たまに持っていっても結局見ないで荷物になるばかり。調べたい情報は全てインターネットに載っています。お店の場所、メニュー、営業時間、バスの時刻、路線、地下鉄路線図などなど。
徒歩10分位の所にお店を発見。
雨が降っていますが、傘さしてでかけます。この「台湾おにぎり」、もち米のご飯に具は高菜、でんぶ、煮卵(目玉焼き)、カリカリの揚げパンなどどっさり入って、その場でお店の人が握ってくれます。蒸かしたてのもち米なので、熱すぎてとても手では持てないので、ビニールにご飯と具を取り、さらに重ねたタオルで包んで握ってくれるのです。腹持ちもいいし安い!

ドリンクは「豆漿(豆乳)」にするつもりが売り切れてたので「米漿」というものにしました。焦がした米粉の汁みたいなもので香ばしくて美味しかった。
でもいくらだったかは忘れました。

具だくさん!

ご飯のあとは今回の旅の2つ目のテーマ「台湾Y字路」歩きに出かけます。
このことは別記事にまとめようと思いますが、きっかけはこの本。

近所をぶらぶら歩き回り、2時に予約入れていたエステサロンへ。

90分のオイルマッサージでゴリゴリもんでもらったあと、さて、どこに行こうかな?
あ!そうだ。
いつだったか淡水の新石器時代の遺跡あとの博物館に行ったとき、展示されてる出土品の多くがレプリカで本物は台湾大学にあるって書いてあったっけ。
台湾大学の博物館に行ってこよう。
電車に乗って公館駅へ。
台湾大学は体育館にコンサート見に行ったことは何度かあるけど、正面から入るのは初めてです。

有名な椰子の並木。


「台湾大学人類学博物館」
考古学資料は人類学系にあるとは知っていたけど、今は原住民資料ばかりで、考古資料は予算の関係で展示されていないとのことでした。残念。でも、原住民関連の展示は中身が濃そうでした(日本統治時代の台北帝大の研究も含まれるのでおそらく台湾で一番の充実ぶりだと思われます)
この博物館は、旧図書館の建物に入っていて、そのまま図書館の閲覧室を利用した「校史館」も見学できます。美しい建物。日本が台湾経営に本気で取り組んでいたのがわかる美しさです。ここは、中華民国国立台湾大学となってからも図書館として多くの学生の学び舎となったようですが、さすがに手狭になったようで今は新しい図書館が別にあります。


非常に興味深い資料が展示されていました。

1945年に台北帝国大学が接収される際の財産移行目録です。
「油虫捕獲器」とか載ってる!ちなみに単価は1円10銭で5個あった模様。


これは図書館の階段ですが、石造りの段の縁が色分けされています。

これも展示に説明があったのですが、もともとはこの黄色の部分には金属のすべり止めが取り付けられていたのですが、太平洋戦争末期に金属の供出を要請されて取り外されて以降この状態になったのだそう。
大学見学の後は、また「Y字路」を探して歩き回り。
宿の近くまで戻って、早めの夕ご飯。
牛肉麺。
そして、いつもの台北国際会議中心でのコンサートへ。

20:30~01:45までコンサートを見て、タクシーに相乗りして宿へ戻りました。

今回は友人に頼まれた買い物を運ぶ。
買い物はスーツケース。
せっかくなので傷つけたりしないように 保護して運びます。

まず空港までは車輪と ハンドルは出して 本体をビニール袋で覆いました 空港に着いてから 車輪とハンドルも全部包みます。
預け荷物で 衝撃に耐えるために 出っ張りのある所には プチプチも 当てました。

空港にはその友人が車で迎えに来てくれ

ました。 無事スーツケースも渡せ、宿まで送ってもらいます。
今回の宿は これまた別の友人の アパート。 台北市郊外に 実家がある人で 台北の街中に借りている ワンルームを私の滞在中明け渡してくれたのです。 年末年始の台北のホテル代はとても高いので 大助かりです。

私が泊まるため、新品のベッドカバーや布団カバー タオル類を買っておいてくれました。

夕食は永康街のベトナム料理へ。

麺とサラダとテザート。




部屋に帰って 階下に住む大家さんに挨拶をして寝ました。

バタバタしていますが、明日から2泊3日で台湾へ行ってきます。
実は去年、ずっと使っていた台湾モバイルSIMカードの有効期限が切れてしまいました。毎回渡航前に日本から、データ2GB(30日有効)をインターネットでチャージしていました。180台湾ドルで700円弱。
正月に行ったときに、あちらのシステムが変わって、旅行者はそういうプランが利用できなくなり、毎回毎回、ショップで新しいSIMを買わなければならなくなりました。最安でも300元、1000円強ですね。
この正月はその300元のを買いました(3日間ネット使い放題+通話少しサービス)。

毎回渡航の度にショップでパスポート見せて買うのでは、時間もとられてしまうし、最近深夜着も多いからショップ開いてないし。どうしたものかなと思っていたら、日本で買えることがわかりました。

アマゾンなどで「台湾 SIM」と検索すると、いろいろ出てきます。
これとか、いいですね。
アジア14か国で使える 8日間 3GB で 1400円

アジア 14ヶ国利用可能 プリペイドSIMカード 3GB 8日間 4G/3G 韓国 台湾 香港 シンガポール マカオ マレーシア フィリピン インド カンボジア ラオス ミャンマー オーストラリア ネパール 日本 SIM2Fly
クリエーター情報なし
AIS

こちらは台湾のみで5日間、使い放題。
で720円。

[Billion Connect] FAREASTONE 台湾 データ通信 SIM LTEデータ通信 5日無制限
クリエーター情報なし
[Billion Connect]

ショップに行く時間などを考えると、日本で買って行って到着の空港から使えるのが圧倒的に便利。
上のAISのカードは少し高いけど、日本でも使えるので、日本で設定開通までやっておくこともできます。(実は今、そうしてる)
日本の電話をかけるために、スマホのデュアルSIM機能を初めてちゃんと使いました。
SIMを2枚入れて、1枚は通話のみ、1枚はデータ通信のみ使うという風に設定しているというわけ。
アンテナ2つ立ってて、Rという国際ローミングマークも出てる。
初めて見たかも。

しばらく、この方法でやって行こうと思います。
データ通信のみだとSMSが必要なときなどはちょっと困るかも知れないけど。
まぁ使用頻度はとても低いし。

というわけで、明日から3日間台湾へ避寒に行ってきます。

さて、いよいよ最終日となりました。
今日は午前中にここをチェックアウトして、深夜に空港へ行き、あす未明2時過ぎの飛行機で帰国です。
たっぷり時間があります。昨夜早めに帰ってきたから体力も戻ってきましたし。

コンサートで会った台東の人からもらった釈迦頭を朝ごはんに食べます。
甘くて熟していてとってもおいしかった!
去年も同じ人に同じ釈迦頭をもらった記憶が。
有難いな~。

10時ごろチェックアウトして荷物を預けた後、出かけてみると近隣の店はどこもオープン前。
じゃ、図書館に行こうということで行ってきた顛末は前に記事にしましね。
図書館利用者少なかったなぁ。国立図書館だけど、おいてある資料が特殊だからかな?
資料に夢中になって、お昼も食べずに2時頃までいましたが、さすがに空腹に耐えきれず、出てきました。


お昼は宿の近くまで戻ります。初日に【3連休】の貼り紙を見て愕然とした店へ。
ここの鶏肉、一皿60元=200円ちょっとなのです(卵は別)。
安い~!モツスープも臭みがなくておいしい。


お腹がいっぱいになったので、やはりコンサートで会った台湾の友人に「時間あったら来てね」といわれていたアート展示を見に士林へ。(行はタクシーで行った200元)
小さな会場で「瀬戸内海」にまつわる作品が展示されていました。

夕方宿で荷物をピックアップしてから、桃園MRTの台北駅のコインロッカーに預け直し、仕事帰りの台湾弟弟と待ち合わせ。これから温泉に入りに新北投へ。


北投⇒新北投の1区間を結ぶ電車は完全に温泉仕様の観光列車です。
写真撮ってないけど、風呂桶を模したテーブルなんかもありました。
1駅しか乗らないのがもったいない。


MRTの新北投駅を出ると、近くに旧鉄道時代の駅舎が復元されています。
台湾弟弟によると、彼が大学生の時に今のMRTになったのだとか。
調べてみると1988年に旧線は廃線になり、今のMRTは1997年に開業したのだそう。

仕事帰りの台湾弟弟はまず腹ごしらえだと言って、駅前のマクドナルドへ。
え~、私は遠慮しとくよ。お昼遅かったし他に美味しいものたべたいし。
彼はマックチキンを3ピース買って食べていた。
食べながら行く予定にしていた「瀧乃湯」が定休日だと知る。
あら~~~~。
どうしよう?

急遽行く先変更して、UBERを呼んで山の上の方の温泉へ。
「皇池溫泉御膳館」と言うトコロらしい。
台湾弟弟によれば「このへんで一番いい温泉」とのこと。


あ、ここは行儀路温泉街だ。
むかし鳥姐に連れてきてもらったことあったなぁ。
この温泉じゃなかったけど。


温泉の建物はちょっと和風のつくり。
中に入ると露天風呂で2種類の大きな湯船。
白磺泉と青磺泉(北投石で有名なラジウム泉)2種類の泉質が楽しめる。
地元の人でにぎわっていた。BGMはずっと日本の演歌・・・。
なかなかいいお湯でした。


そして旅の最後は牛肉麵。
北投地区には美味しい牛肉麵屋が2~3軒あるらしいうちの1軒。
普通サイズと大きいサイズを注文!

これを食べながら、店のテレビで習近平が「告台湾同胞から40年」について発言したニュースをやってて、そこから話は歴史認識問題へ。日本人の歴史認識について非難を受けながら、台北駅まで戻ってきた。
たまにはこんな話も悪くない。
曰く、日本の立ち回り方が悪かったせいで、台湾に蒋介石がやってきて、さらに巨大な中共を敵に回すことになってしまって、台湾は一番かわいそうな国だと思いませんか?でも今の日本人はその責任が日本にあることを知らない人が多すぎです。と。
ほんとにそうだね。反省します。

そんなこんな話しながら台湾弟弟とは途中駅で別れ、私は空港へ。
2:10発の飛行機は定刻通りに出発して、飛行機の中でひたすら眠り、1/3の朝に帰国しました。


お土産の数々。
大部分は台湾の人にもらったもの。

今回も楽しい旅行でした。
色々収穫も多かった。

12月31日
ゆっくり起きてまずは、宿泊先の近くの迪化街へ。ぶらぶら散歩。その先にとてもレトロな廟があって屋台もあるらしいから行ってみよう。


レトロな文房具やさんで計算紙を購入(夫に頼まれた)

そしてさらに歩いていて行き当たったお店。お香を売ってた。珍しいなーと見ていたら、お店の人がどんどん火をつけて嗅がせてくれた。


この2つを購入、量り売りで200台湾元分ずつ。

このあとどこに行くかと聞かれたので、近くの廟でご飯食べるというと、あそこは不衛生だからオススメできないと言われた。おすすめを聞くと、教えてくれたのがこのお店。

意麺屋さん。すごい繁盛してた。


少し並んで食べたもの。


たしかに美味しかった!


もともとの目的地の廟にも行ってみた。いい雰囲気。屋台はたしかに衛生的かというと…だったけど。

さっき行ったお香やさんの新店舗も覗いてみた。建物は200年の清朝時代のもの。ご主人は王羲之の子孫だとも言ってた。台湾で7代目なんだとか。

お昼が軽かったのでおやつ。
焼仙草というのを食べた。小豆と煮たピーナツ、芋団子が入っててこれも美味しい!

それからいつものエステに行き、体のメンテをしてもらってから夕食へ。
永康街の「高記」日本人にも人気のお店です。

さあ、コンサートです。今日も雨の台北101。


成田の第三ターミナルから、バニラ・エア。旅のともに岡田先生の本。


京成スカイライナーと台湾桃園MRTとの割引乗車券セット。


深夜着だったので台湾の友達が空港まで迎えに来てくれた。ありがたやー。
午前二時半!


玄関は事前に教えてもらってた暗証番号で入り、フロントの置き手紙を発見。


この中に鍵も入ってた。
真夜中なので、リビングルームで荷物の整理をして、洗面などを済ませてから、指定されたベッドに潜り込む。


翌朝11時頃起きて、活動開始。
電話の手続きをして、ご飯食べたりコーヒー飲んだりしよう。


あ!お昼ご飯食べようと思ってた店が、今日から三連休とは!残念。


うっかり有効期限を過ぎてしまい、新契約となった電話はプランなどがかなり変わってて大変。

街を歩いてたら、日本時代の家を発見。リノベーションされている。入場無料らしい。入ってみよう。

詩についての展示。
素敵な空間でした。読めないけど。

齊東詩舍


やっとお昼ご飯にありついた。午後三時。ピータン豆腐と牛肉麺。


食後のコーヒー飲みにふらっと入ったカフェは本屋併設。
台湾産の阿里山コーヒー。



環境問題への意識が高い台湾、ストローもいち早くガラス製に。


書店コーナーの本もラインナップが個性的だった。

夕食はコンサートを見る仲間と鶏家荘へ。いつ食べても美味しい。



これからコンサートに行くぞ!

明けましておめでとうございます。
2019年もぼちぼちと綴ってまいりますので、どうぞよろしくお付き合いくださいませ。

さて、この年末年始は(も)台湾へ行ってきました。
12/29の夜便で台北入りし、1/3の未明便で帰国しました。
4泊5日といつもよりは余裕のあるスケジュール。

何をしたか、ちょっとダイジェストでメモしておきます。

12/29 20:55 
バニラエアで成田出発。

12/30 0:10 
桃園空港着。空港は激混みで、長蛇の列。
なぜか、友達が車で迎えに来てくれたので車で市内入り。
2時ごろホステルにチェックイン(というかフロントは閉まってるので勝手に指定されたベッドにもぐりこんで寝た)

12/30 午後
電話屋、牛肉麵、カフェ、齊東詩舎、等をふらふら。

夕食は長春路の鶏家荘で仲間と。
夜 台北国際会議中心へ。陳昇コンサート~翌2:20頃まで
タクシーで帰る。

12/31 午後
朝昼兼用の「焼仙草」美味しかった
2時 いつものエステへ

夕食は永康街の高記で仲間と。
夜 台北国際会議中心へ。陳昇コンサート~翌3時頃まで
帰りは終夜運行のMRTで。
朝5時就寝

1/1 
正午、毎年恒例「北京ダック」の会。(中山の天厨菜館)
日台懐かしメンバーが集合

食後、新しくできたらしい「リラックマ茶店」に行ってみる。
夜 陳昇のコンサート打ち上げに潜入。

1/2
朝ごはんに台東の人にもらった釈迦頭を食べる。
宿チェックアウト。
国立台湾図書館へ、ファミリーヒストリーを調べに行く。
遅い昼ごはんを最近のお気に入り「黒点食堂」で。
士林で開催中の友人の写真展を見に行く

台北駅で友人と待ち合わせ、いっしょに新北投温泉へ。
「皇池」という温泉はラジウム泉らしい。いいお湯でした。

牛肉麵の美味しい店で食べて、桃園機場MRTで空港へ

1/3
2:10発のバニラエアで帰国
6:10 成田着

今回のGWの台湾旅行にかかった費用をまとめます。

飛行機:JALマイル特典
宿3泊:1596元

初日
桃園機場MRT 160元
おやつ小豆タピオカ 60元
夕食黒点鶏肉食堂 110元
コーヒー 275元
マッサージ 70分 999元
水 10元


2日目

朝ごはん 55元
MRT 45元×2=90元
淡水-八里渡し船往復 45元
自転車レンタル 180元
バス 15元×2=30元
コーヒーテイクアウト 80元
博物館入場 80元
博物館喫茶室 105元
双子ドーナツ 15元
海老巻 25元
おみやげ:淡水の魚スナック 60元×4=240元
エステ 2100元
夜食 180元 

3日目
朝ごはんおにぎり 35元
コンビニ お茶 45元
コンビニ 水、おやつ 60元
バス 15元×2=30元
MRT 15元
自転車レンタル 180元
夕食 金春発牛肉店 370元
夜市で仙草冬瓜茶 40元
もち2個 80元
マッサージ 120分 1700元


4日目

朝ごはん 黒点鶏肉食堂 125元(卵15元だった)
絵葉書 30元
桃園機場MRT 160元

4日間滞在費 計 8,376元 = 日本円で 31,400円
(為替レート 1元=3.75JPY)

内訳

 交通費:530元 (2,000円)
 食費:1610元 (6,000円)
 観光:440元 (1,650円)
 マッサージ:4799元 (18,000円)
 おみやげ:270元 (1,000円)
 宿泊費:1596元 (6,000円)

マッサージがなければ13,000円くらいで済んだんですね~。
一人旅は節約できますね。

今回の旅行で食べたモノの記録


小豆タピオカ

初日夕食

阿里山コーヒー


2日目朝ごはん

双子ドーナツ

海老巻


おにぎり

牛肉スープ

仙草冬瓜茶

もち

4日目朝食

ちょっとトイレの話をしますよ。
これまで長いこと、台湾では公共の場所(とかお店とか)のトイレでは紙を流さないように!との注意書きがあり、おおきなゴミ箱があってそこへ紙類は捨てることになっていました。初めて台湾に行った人はたいていギョッとしましたよね?(韓国もそういう所多いと思うけど)

トイレットペーパーの質が違うせいもあるのでしょうけど、詰まりやすいからと言うのがその理由だったようです。


※日本語訳が残念なことに。
こういう表示がたいていのトイレにあります。
これは、誠品書店の台北地下街のトイレです。

本廁所易阻塞,衛生紙請勿丟馬桶。
訳:このトイレは詰まりやすいです。トイレットペーパーを便器に捨てないでください。

台湾に行って1~2回くらいはボーっとしてて、いつものように紙をトイレに捨てちゃうこともあって、そのたびに「ごめんなさい」と思ったものです。
それが、1年前くらいから、「トイレの紙は流そう!」と言う話に変わってきました。
トイレットペーパーは便器へ。という注意書きもよく見るようになりました。


これは今回行ったライブハウスのトイレに貼ってあったもの。
カワイイ書き方してあります。

我們家的衛生紙可以給馬桶吃哦!
吃衛生紙之外的會生病

訳すと
「この家のトイレペーパーは便器に食べさせて大丈夫ですよ!
トイレットペーパー以外を食べさせたら病気になるよ」

詳しい記事を発見したので貼っておきます。
台湾で突然発表された「トイレットペーパーは流そう」というトイレ改革

しばらくは、トイレに書いてある注意書きを毎回よく読む必要がありそうですね。

請勿丟なら流しちゃダメ
請丟なら流してOK

初日朝(羽田空港で)

ミネストローネスープ

昼。
さつまいもの生姜煮。
マッサージ屋さんで出してもらった。写真なし。

初日夜。
宴会&コンサート


宴会料理。お腹いっぱい食べました。

ワイン

結構飲んだ。

コンサート中にはビール飲んだ。

二日目昼(寝坊して朝は食べてない)

宴会のお土産のスポンジケーキ、パイナップル、台湾産コーヒー

夕方

水餃子10個、酸辣湯。

夜(空港で)

コンビニで買った茶葉蛋2個。

ダイエットに留意した内容でした。
宴会料理はたらふく楽しみましたが、あとは摂生したので、行く前より一キロ近く体重減ってました。

高雄に住んでる友達の光光が台北に出てきているというので昨日お昼ごはんの約束をした。こちらの都合で近所まで来てもらった。松江南京駅で待ち合わせして、近くの四平小館へ。酸菜白肉鍋を食べる。

光光は子供二人連れてきてた。お兄ちゃんは高1、妹妹は中2だって。大きくなった。お兄ちゃんは高校の音楽クラスにいてピアノをやってる。小澤征爾さんのファンで私が小澤さんにあった話を聞きたがっていた。でもすごくシャイな男の子で、あまりたくさんは話せなかった。、カワイイ。

食事のあと部屋に戻り、これまた近所のエステへ。毎年この時期に来ると大掃除あとの筋肉痛とコンサートの疲れとで体がガチガチ。強力にほぐしてもらってスッキリ。ほんと腕がイイ。

もう一度部屋に戻って、夜用の準備をしてから、夕食の店へ。
民権西路の羊鍋やさん。

たっぷり羊を堪能してから、コンサート会場へ。

今夜は年越し本番なので、更に良いカンジのコンサートだった。しかも、長い!6時間以上…終わったのが深夜2:50、つかれた…楽しかった!

友人は午前中仕事があると言ってて、わたしが起きたときはもういなかった。のんびりと起きてしたく。

タクシーに乗ってランチの約束の場所へ向かう。

通化街の「豆腐ニア」というベジタリアンRestaurant。


全てが植物性のもとでできているのだそう。


市政府駅付近まで歩いてジャンルーという珈琲店へ。美味しいコーヒーが飲みたいという私のリクエストで連れてきてもらいました。

 

その後一度宿に戻り、身支度を整えてコンサート会場へ。友人の家は松江南京駅にも近くてとても便利が良い。

101駅に降りると改札出たところでいきなり肩をたたかれた。振り返ると南京から来たファン仲間。一年ぶりの再会。話しながら歩いてると、また背中をたたかれた。
今度は歌手の文香さんだった。よくまあ人混みの中で見つけてくれたもんだと思いつつ挨拶。文香さんが楽屋へ行くからおいでというのでついていく。

楽屋に開演前に入るのは緊張する。
まだ時間もあるので割りとみんなリラックスしてるようだった。一通り挨拶してコーヒー飲んでロビーに戻る。

頼んでおいたチケット受け取って、グッズやCDを買って、中へ。開演前に明日のチケットのことでトラブルがあり、ネットでやり取りしてたらバンドが入ってきてた。

心の準備のないままコンサートが始まっちゃった。

コンサートは意外に長くて5時間半も歌っていた。終わったのが2時。タクシーを苦労して捕まえて宿についたのが3時。友人を起こして入れてもらった。申し訳ないデス。

疲れてて眠りが浅い〜。

タイガーエア。
成田空港18:45発。少し遅れる。


予約しといた機内食


このケーキかわいい


鉄道は終電を逃したので、バスで向かうことに。


2330発のエバーグリーンバス。これだと宿の近くにバス停あって便利だ。
30分で到着。夜は速いなー。

友人が迎えに来てくれた。
元気そう。
積もる話はそこそこにして早く寝ましょう。

おかげさまで、今日から台湾へ行ってきます。数えてみると、1997年末から始まったこの台湾での年越しも、途切れることなく21回目を迎えます。本当に「お陰様」だと、感謝しかございません。

今回は3泊して、元日の深夜向こうを発ち、2日の早朝に帰国の予定です。
ホテルがどこも高くて(ホステルですらなんと一泊1万円とか驚きの高値)難儀していたら、友人が、うちに泊まったら?と言ってくれました。
去年脳梗塞で倒れた友人です。結局まだお見舞もできてなかったのですが、ゆっくり話せることでしょう。まだリハビリしてるのかな?そんなことも含め再会を楽しみにしています。

台東で行った素敵なお店その2。
台東ですっかり私「文青」気分を満喫しました。
「文青」というのは「文学青年」の略だと思うのですが、おしゃれで知的なワードとして最近よく見かけます。


入るとこういう空間です。
真ん中に大きなテーブルがあり、スタンド、電源完備。
まるで図書館の自習室みたい。
窓際にはカウンター席有り。
そして壁一面に本だな。

ここの本は席で自由に読めます。
ただしルールがあります。
それは、「一度本棚から出した本は、自分で棚に戻さないこと」です。
不用意に押し込んで、本が傷むのを防ぐ目的だそうです。
一度手に取った本は棚に平置きします。
もちろん、売り物なので丁寧に扱わないといけません。


ここにも「用書店進行一場文化革命」の横断幕が。何かの活動なんでしょうね。このカウンターの右手にパンの陳列コーナーがあり、さらに奥にはパン焼き工房があります。

人数を告げて席に着いたら、お店の人がメニューを持ってきて、何やら説明が始まりました。
どうもうまく聞き取れないので「??」と言う顔をしていたら「ニホンジンデスカ?」と日本語で話しかけられました。このおにーさん、昔仕事で日本語使っていたらしい。「1~2年ブリ、ニホンゴハナシマシタ」とか。
で、何を説明していたのかと言うと、「今日は3時から講演のイベントがあるので、それまでのご利用になりますが大丈夫ですか?」と言うことでした。この時点で2時過ぎ。じゅうぶんですとも。
そう言う活動も盛んにやってるようです。
さすが、文化革命。

パンとハンドドリップコーヒーを注文しました。


コーヒーは「ブラジル」と「ルワンダ」でした。
ルワンダのはすごく個性的な味がしました。ハンドドリップコーヒーはイタリア式のと違ってとっても私の好みです。台湾にもこういうコーヒー飲める店が増えていてほんとにうれしい限り。

このお店は、小さな空間ですが、お店の人とお客さんとの距離感もほどよく、私が日本人でうまく言葉が通じないと分かると、ほかのお客さんも助け舟を出してくれたり、ものすごく居心地がよかったです。こんな「文青」でおしゃれでとんがった感じがあるのに、居心地がいいなんて台東と言う土地のせいなのかな、すてきでした。(たぶんこういう店が東京にあっても、緊張してしまいそう)

ネット上の情報見ると、ここのお店は食事も美味しいみたい。
機会があれば、またぜひ訪れたいと思います。
台東で一番気に入ったお店でした。

台東市洛陽街265號
食冊café書店

営業時間:朝10時~夜10時 月・火定休
入場料:200NT(うち160元は店内の飲食に使える)
夜はお任せ晩御飯メニューあり。

台東でお世話になったAさんがFBに書いていた文。
中国語の勉強にもなりそうなのと、内容が面白いのでここに許可を得て転載します。

中午去碼頭接綠島回來的小史和谷耕,一起在【藍色愛情海】午餐時聊到〖都蘭〗,
お昼に緑島からもどってくる小史と谷耕を港へ迎えに行った。
一緒に「藍色愛情海」で昼ご飯を食べているときに、「都蘭」の話題になった。

 ※都蘭というのは台東市の北側にある地名です。
  彼女らが今夜はそこに行って泊まると話していたのでした。

Yoko桑問她們:「都蘭有什麼?」……沒想到這兩個鬼靈精,其中一項竟然回答:
YOKOさんが彼女らに「都蘭には何があるの?」と聞いた。
思いがけず、彼女たちは、なんとこう答えた

「都蘭有“謝詩恩”………」!!😂
都蘭には「謝詩恩」があるよ!!

 ※これは人名です。
  私は聞いただけでは、人名なのか何なのかよくわかりませんでした。
  彼女たちがこの自分らの答えに大受けしていたので、何か普通の名産ではないんだろうとは思いました。

晚上要送Yoko去機場前的最後一個行程,我們來到了台東糖廠裡的【橋Chiao】,
夜、YOKOを空港に送る前の最後の行程で、私たちは台東糖廠(台東砂糖工場)にある「橋Chiao」へ行った。

和Yoko桑一下車…
YOKOさんが車を下りると…

迎面而來不就是那位都蘭名產:傳說中的“謝詩恩”嗎!!
迎えに出てきたのは、あの都蘭名產、伝説の「謝詩恩」ではありませんか!!

哈哈哈~也太妙的相遇,老天爺安排了讓Yoko在要離開台東前和謝詩恩在這裡相遇。
ははは~なんという奇遇でしょう。神様がYOKOが台東を離れる前に「謝詩恩」との出会いを用意してくれました。

時間短短的,我們在【橋chiao】這裡歡笑聲不斷,
時間はとても短かったのですが、私たちは【橋chiao】で、大いに笑い楽しみました。

雖然Yoko和恩恩其實才根本剛認識沒幾分鐘,
YOKOと恩恩はほんとに会ったばかりで何分もたってないのに

很快的恩恩的強項……就是馬上大家都可以變成已經認識很久的老朋友了。
すぐに、恩恩の才能......つまり、どんな人でもすぐに長年の友人のように変えてしまうのだ。

最後還當起了導演,指揮全部的人都一起來拍電影XD
最後には自ら監督となり、そこにいた全員を指揮して映画を1本撮りあげた。

感謝恩恩給了我們很歡樂的一個晚上,
恩恩、楽しい夜にしてくれてありがとう。

還一起陪我們到機場給Yoko送機,
そして、私たちみんなと一緒にYOKOを空港へ見送った。

並代表了大家給Yoko一個大大的擁抱。
そして、皆を代表してYOKOをぎゅーってハグしてくれた。

很美麗的相遇…恩恩會一直長大,
とっても美しい出会いだった。
...恩恩はどんどん成長するだろう。

也歡迎Yoko以後有時間再回來探望“謝詩恩”,
そして、YOKOも「謝詩恩」にまた会いに来てほしい。

※探望 というのは「はるばる会いにくる」と言う意味ですね。

再回來看看老朋友哦!
「長年の友人」にまた会いに戻ってきてね!

祝福妳回日本的行程一切順利~bye (揮手)
日本に無事帰って行ってね~(手を振る)


この都蘭名産「謝詩恩」はすごいパワーを感じる人だった。
今までこういう人に会ったことがないかもしれないと思うほどだった。
また会いたいな~。
ちなみに、私は彼女があった3番目の日本人だそうです。

そうそう、彼女にこの都蘭の名産品と言う話をしたら、「わたし食べ物じゃないよ~」って言ってたそうです。かわいい。


写真家の川島小鳥さんの撮った「謝詩恩」の写真

どれも素敵な表情ばかり!

台東で行った本屋さん。
台東市には誠品書店もできてましたが、この本屋さんもすごい個性。いまAmazonに代表されるネット書店の台頭で多くの書店が経営が難しくなっているようですが、やはり生き残りは「個性」なのでしようか。

まず入り口からして個性的

先ず店に入ると、すぐに厨房があり、そこで店の人に「本を見に来たのかコーヒーか?」と聞かれます。本を見ると伝えると「手前が新刊書で奥が古本です」と説明があります。

壁に注意事項が貼ってありました。
曰く、
猫には触らないでください。
椅子に座る場合は飲み物を注文してください。
写真はノーフラッシュで。
ほかのお客さんを撮らないように。

はい、わかりました。


飲み物メニュー色々ありますね。WIFIもあるみたい。
喫茶コーナーにはお客さんが座ってたので、ルールに従い写真は撮れず。


新刊書コーナー


古本コーナー。ニ手というのはセカンドハンド、セコハンのことですね。

猫がたくさんいます。悠悠としてて、人には関心なさそう。猫が主役で人はしもべって感じですね。
Aさんには昔馴染みの猫がいるようです。


これ可愛い。
猫の餌やりルールのようです。猫の個性に合わせて決まってるのですね。
スタッフ用かな。


陳昇の本を発見。こんなに本あってもすっと目に入るあたり、すごいって思った、われながら。


続々発掘。古本コーナーのロフトの床において撮影。

写真ありませんが、いがらしみきおの「ぼのぼの」の中国語版もあった。やっぱりいい味。Aさんに「この漫画見て!面白いよー」なんて声かけたりして。

この書店は民宿も経営してて、古本と交換で泊まれるとかいう話もある。 何冊持ってきたらいいのかな。
今回は手持ちの本がなくてできなかったけど、CDやレコードでもいいらしい。
住み込みアルバイトで宿代タダっていうのもやってるみたい。
学生さんの夏休みにオススメだね。
やってみたいなー。でも働くなら中国語できないとダメかな。

http://www.susuguesthouse.com/

台東で連れて行ってもらったレストランを紹介します。
すごく気に入りました。
また行きたい、なかなか簡単に行けるとこじゃないけど。

Aさんとお昼の相談してた時、折角台東に来たから原住民料理を食べたいと思い、台東市内の店を地図で見つけてたのだけど、「そこも悪くはないけど、観光バスが乗りつけるような団体向けの店だからなー」とあまり気乗りしない様子。何か思いついた様子のAさんが、どこかに電話をかけ「予約してないんですけど今から行ってもいいですか?二人です」とか言ってる。そして向ったのがこの店でした。

台東市内から少し離れた富岡漁港のあるところ。
(私も緑島への船が出ればここから乗船してたんだけど)
道路から細い路地を海岸に向かって入った突き当たりに店がある。


店内を抜けるとテラス席。
その先は太平洋です。
この日は大荒れ。

Aさんはお店の人と知り合いみたい。
聞いた話では、あの原住民歌手の大御所「胡徳夫」さんの、奥様が開いたお店なんだとか。
ときどきライブなども行われるとか。

席に着くと、「アバイ?それともごはん?」と聞かれる。
ここはもちろん「アバイ」の一択です。昨日台東空港で食べたのすごくおいしかったもんね。

この店はメニューはなくて全部お任せ料理なんだそう。
日替わり定食みたいなものかな?
なんて思ってたのですが…
出てきた料理はすごかったです。


まず前菜。
なす、なまこ、ごぼう
アスパラガス
オクラ、サツマイモ、肉


別の角度で。


お肉。これすごく香ばしくておいしかった。イノシシの肉らしい。


お洒落な盛り付けのおくら。
何の変哲もない感じなのだけど、日本で食べるのとは「ねばり」が全然違う。なんで??


そして炒め物。
これもキレイでおいしい。


金針花のスープ。絶品!


青菜。
これも珍しい作物。山菜みたいなものかな??
パリパリしてて、美味しかった。


魚の蒸し物。


これが、「アバイ」
昨日食べたのは粟のだったけど、こちらはお米。
味も違ってて、これまたアツアツで美味しい。


天気が良ければ外で食べたんだけど。
でもこの席からの眺めも開放感いっぱいで良かったです。


天井の装飾品は、原住民の皆さんの手芸とのこと。

写真の料理は2人前。
お腹いっぱいになりました。
そしてここのコックさんは相当腕がいいと思いました。
何を食べても美味しい。

台東に行く機会にはまた来たい。
タクシーチャーターするしかないけど、それでも来たいと思いました。
皆様にもお勧めします。
帰ってきてから、前にNHKの「2度目の台湾~台東篇」で紹介されていたお店だと分かりました。天気が全然違うと、印象違いますね。
日本語の紹介記事

台湾には戦前たくさん日本人が住んでいて、たくさんの日本家屋が建てられていました。戦後日本人が引き上げてしまったあと、それらの家屋は空き家になりましたが、その頃大挙して台湾へやって来た国民党軍関係の人たち(いわゆる外省人)に使われることになりました。

以前の台湾映画で外省人家族が描かれると、日本家屋に住んでいる描写が多くあります。

そして、70年の年月が過ぎ、台湾の日本家屋はどんどん少なくなりました。私が台湾に通い始めた20年くらい前は、住む人のいなくなったボロ屋だらけの一角が再開発を待って立入禁止になってるとかそういう景色がいろんなところに見られましたが、今はビルが建ったりしてすっかり景色が変わりました。
でも、中にはその建物を残そうという人たちが現れ、民家がカフェやレストランに改装されたりしています。日本家屋に限らず、台湾の人たちは古いものを残そうという意識が強いように感じます。古いところだと、「紫藤盧」という茶芸館が有名でしたね。何度か行ったことあります。

そして、ここ「青田七六」は最近(2011年)整えられた日本家屋を利用した和食店だそうです。名前の由来はズバリ住所。青田街七巷六号にあるからですね。

大安森林公園の西側、和平東路の北側で、台湾大学に近く、もともとは日本人の大学教授足立仁氏、そしてその後は中国から来た大学教授馬廷英氏の宿舎となったんだそうです。

家は昭和の和洋折衷の作り、玄関、を入るとすぐ左手に応接室、食堂、書斎が配置され、書斎の隣に子供部屋、ここまでが全部洋間です。子供部屋の奥に、畳敷きの和室が二間あります。
また、玄関脇に女中部屋、トイレ、台所が配置され、庭には応接室から出られるテラスが作られていました。


応接室


食堂


書斎


子供部屋


座敷


欄間


女中部屋


台所


トイレ!


廊下というか広縁でしょうか。


裏庭


テラス

素敵な家ですね。

ここに戦後何十年も住んだ中国から来た学者さん時代にいくらか改築されてるんじゃないかなとも思うのですが、和室をそのまま使っていたんでしょうか??

店内に掲示してある略歴を見たら、戦前に日本留学の経験のある人のようなのであるいは畳の部屋もそのまま使ったのかもしれませんが。(あとで調べた話によると、この馬廷英教授の奥様は日本人だったそうで、この家にずっと住まわれていたようです。)

この建物を保存しようとした人は当初、周りの人から「こんな、たかだか70年くらいの建物、歴史的価値なんかないじゃないか、中国には何千年の歴史があるんだし」と言われたそうですが、これからの未来に価値が出て来る、今壊してしまったら、ゼロになる。と思って頑張ったそうです。
日本家屋は日本でも貴重になってきてるし、こうやって残してもらえるのはありがたいことだと思います。
この家で育った日本人の子孫も訪れたそうです。幸せだったでしょうね。

ここはレストランであるとともに、文化財として保存されているので、部屋に説明パネルなどもあります。その中で「ハッ」とさせられた話。

◆神棚

私が通されたのは食堂でした。
そこには神棚がありました。黒く塗られていたので、はじめはただの棚だと思いました。

説明文にこう書かれていました。意訳。
「この家のもとの持ち主はクリスチャンで、もともとは神棚のない家だった。しかし、第二次大戦末期、総督府の命令により、各家には必ず神棚を作り国難を乗り切るべく拝むようにということで神棚が作られた。」

人々の心の中に政治が踏み込んでくる。戦争中の非人道的行為は色々聞いてきましたが、また一つ実感する出来事でした。

戦前のような政治体制や社会体制に戻してはいけませんね。台風くるからとか無関心に選挙に行かないと、知らないうちにこういう内心に踏み込む政治を許してしまうことになるかもしれません。選挙に行かなくては!

話を戻して。

このレストラン、従業員がたくさんいました。かなりだぶついている様子。お陰で、ザービスはすごく良かった。安い店ではないけど、客数に対して従業員多すぎじゃ??余裕があるんだな、羨ましい~。

午後茶セット。
税サ別で390元だったかな?

玄関を入ると、靴を脱いで上がるんですが、なぜが靴下が売られていました。
私は靴下はいていたから買いませんでしたが、床板を守るために裸足での入場お断りだそうで、靴下を売ってるのだそうです。徹底してる!

公式サイト(日本語)

最終日です。
台北です。
宿は地下にあり窓がないので天気はわからない。今日はのんびり帰るだけ。
マッサージの予約を正午に入れてるので、朝ちょっと買い物行って、マッサージのあとは昨日台北の空港インフォメーションでもらった冊子に載ってた「青田七六」ということろに行ってみるつもり。ここも日本時代の民家を保存しているところらしい。今回はとことんそういう旅にしてみよう。

やっと太陽を拝めた。

まず、電車乗り継いで市政府駅。
そこから徒歩で松地区の誠品デパートメントへ。目指すお店は世界一のパンと言う「呉寶春麹店」


ここからタクシー飛ばしてマッサージ店へ。道案内が上手だと運転手さんに褒められた。

マッサージはいつものリサの店。ここで90分マッサージしてもらって、そのあと少し眠らせてもらうとほんとに疲れが取れる。


足取り軽くなり、バスで大安森林公園の方へ。ほんとに天気が良くて暑い!
青田七六はすぐ見つかった。庭の大木が涼しげ。


下午茶の時間。
予約なしでも大丈夫でした。
アフタヌーンティーセットを注文。ひと目で日本人と見破られ、日本語メニューを渡された。ふふふ。ここのことはまたいずれ別記事にまとめます。

良い時間になり、またバスで宿に戻り荷物を取って空港へ。空港に鳥姐が仕事を抜けてきてくれた。彼女は熊本地震の復興支援で、熊本城の復興城主になってくれてた。寄付金を建て替えていたので持ってきてくれたのだった。
感謝。

定刻通りに飛行機は飛び、無事羽田に戻ってきた。雨で寒い東京だった。最終バスに飛び乗る。

お疲れ様でした〜。

朝までずっと雨が降っていた。
テレビを見ると台湾各地で浸水やがけ崩れの被害が出てるみたい。そして今日も台東は大雨が降るらしい。

朝ごはんのあとチェックアウトするだけに荷物もまとめておいて昨日買った雨合羽を着て出かける。雨は小降りだけど、念のため。

宿から歩いて8分くらいの日本時代の家屋が残るエリアへ。途中、とんでもなく雨が降ってきた。やっぱり合羽着ててよかった。ビーサンでじゃぶじゃぶしながら歩く。

日本時代の役人官舎旧居へ行ってみる。
保存されているものは公の管理に移り、補修が施されてきれいだが、民間の持ち物の家は朽ち果てるに任せているものもある。いずれも平屋建てで、広い庭を持っている。

Aさんの話では、今の県長に代わってから古いものを壊して新しくきれいな建物を立てようという政策が、続いたらしい。それでも残ってると思うよ。日本に比べたら。

中の一軒で、手の展示をやってたので入ってみた。同じ形の家が何軒もあったみたい。役人の官舎だったそう。

周りを歩いてみると朽ちかけてる家が
何軒もあった。しばらく歩くと、そのうちの一軒をカフェにしてる所があった。入ってみる。
かなり大胆に改装してある。

ここには美術の先生が住んでいたんだそう。三家族が一軒に住んでいたんだとか。

そろそろチェックアウトの時間、さんに迎えに来てもらってホテルにもどり、その後、昼ごはんへ。

せっかくだからな原住民の料理がいいかなーなんて話してて、連れてきてもらったのは、富岡漁港近くのレストラン。おまかせで料理が出てくるそうです。

ちょうど緑島から帰ってくる船が見えた。すごい波で、見ただけで酔いそう。

Aさんは港に友達を二人迎えに行き、緑島から帰ってきた幸運な人たち二人加えて4人で食事。

食事後、その二人が荷物をおいてるという民宿へ。かわいいトコだったけど、リベラルな活動してるっぽい雰囲気だった。

Aさんと二人で国立先史博物館へ。
かなり力の入った博物館で、知らないこともたくさんあったし、興味深かった。

閉館までたっぷりみたあと、友人オススメのカフェ「小慢コーヒー」へ。ワッフルがおいしいという話なのでワッフル食べた。

飛行機が予定通り飛んでいるか確認しに空港へ。聞くと、案の定遅れているらしい。もともと最終便を予約してたけど、一つ前のに替えてもらう。それでもものと同じ時間。搭乗券をもらったので安心。
あと2時間以上あるので、昼間の二人と合流するべく、台糖工場あとへ向かう。

ここは、昔の製糖工場あとを建物は昔のまま、中を芸術家たちが工房を作ったりギャラリーにしたりして活用しているみたい。
そこで原住民の子供と出会う。とてもかわいい子だった。すぐに仲良くなって遊んだ。この子の事は別記事でいつか書きたい。

夜八時すぎ、空港へ。
台北行きは満席。乗れてよかった。
台北についたら雨は上がっていた。夜も遅いので宿までタクシーに乗ろうかと思ったら長蛇の列。地下鉄乗り継いで宿へ。

ここは個室だけどバス・トイレは共同。きれいな宿だった。

台東にもう一泊することが決定したので、緑島行きが流れたAさんとともに、台東雨の日コースで楽しみます。(多少ヤケクソ?)

まず行ったのが空港で会った陳昇ファンが行くと言ってたカフェ「食冊」本がたくさんあって自由に読んでいいらしい。パンも焼いててAさんもパンは買いに来たことがあるらしい。

次に行ったのは、古本の店「晃晃」


猫がたくさんいる店でした。

雨が少し小降りになったので、鯉魚山へ。ここから台東市内が一望できます。日本時代は台東神社が置かれていました。

そこから降りて、また本屋へ行ったら、緑島の写真展やってました。

そして昔の台東駅があったところが公園になっている鐵花村へ。


昔機関車の整備したとこ。


日本時代の防空壕がたくさん残されていました。

鐵花村屋外ライブハウス。
雨のため今日はお休み、残念。

雨は降ったりやんだり時々ものすごく降ったり。まだまだ不安定。今夜の宿をまだ決めていなかったので、とりあえず今朝まで泊まってたホテルに行って部屋があるか聞いてみたら泊まれるとのこと。良かった。

晩御飯は火鍋を食べに行きました。一人でも食べられる小さい鍋の店。二人で2つの鍋を食べます。話には聞いてたけど、初体験!

ご飯のあと8時くらいに解散。今日もお世話になりました。

部屋に戻る前にスーバーに寄ってビール買ってみました。お酒全然飲んでないし。台湾ビールが出してるはちみつビール。

昨日までと違い窓が大きな部屋になって、雨の音がすごくてなかなか寝付かれなかった。