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土曜日の午後2時に会場に到着し、物販の列に並んで記念品を購入し、午後4時からコンサート。途中2回ほどの休憩をはさんで、朝の4時過ぎにコンサート終了。そこから会場の掃除を手伝って(!)5時ごろから移動開始。

東京から参加の日本人2人と、関西から参加の韓国人2人で移動してきましたが、東京のすみつばめさんは、早い飛行機で帰国なのでここで別れて空港へ。

3人でアナム駅近くの食堂に入りましたが、同じコンサート帰りの人々が大挙して訪れたせいか
「今日はもう食材が終わっちゃって・・・」
と言われてしまい、地下鉄で別の駅まで移動。

ようやく、目当ての「カムジャタン」が食べられるお店に入りました。


朝ごはん。
初めて食べました。カムジャタン=ジャガイモ鍋。
骨付きの肉がごろっとしてて美味しかった。

関西の二人は、仁川空港から帰るそうで、一緒に金浦空港まで行き、カフェでコーヒーを飲んでおしゃべり。コンサートの感想などを話し合ったりしてたのしかった。


空港の検査場が混んでいますよ!という情報をもらったので、早めに行ってみましたが、拍子抜けするほどがらがらで、スーッとゲートまで来てしまいました。
まだあとたっぷり2時間はあります。
未だ、飛行機も来てません。


ようやく乗る飛行機がやってきました。
ベンチで仮眠もとれてよかった。
今回の韓国行き、旅行らしいことは何一つしてませんが(お土産も買わなかった)充実していました。


帰国。
韓国は近いですね。
九州に帰るのとあまり時間的には変わらない。
機内で座りつかれたと思う間もなく、着いちゃいました。

2日目です。
ホテルの部屋で朝10時までごろごろごろごろ。
ようやく11時にチェックアウトして、朝ごはんも食べずに地下鉄に乗って友人との待ち合わせ場所へ向かいます。


途中、孔徳(コンドック)駅で、6番線から5番線に乗り換え。


地下鉄の駅の構造、デザイン何もかもが日本と似ています。


待ち合わせのアナム駅に到着。
今日は午後からこの駅近くの高麗大学体育館で行われるコンサートを見るのです。
同じ目的で東京から参加のすみつばめさんと合流。
この方は以前ソウルにお住まいで、韓国語もできるのですべてお任せでついていきます。


お昼ご飯は、駅近くの食堂へ。
「チムタク」という辛い鍋を食べました。
ニンニクも強烈でした。

それにしても天気がいいです。
真夏のような日差し。
駅から15分くらい坂を上って山の上の大学へ。
暑かった!


会場到着。
もうすでにたくさんの人がいて、コンサート前にグッズ販売があるのでその列が長く伸びていました。

コンサートのレポは別にかきますね。


羽田空港には紫陽花がいっぱい。


少しお土産を買いましたが、荷物はコンパクトです。


あっという間にソウル金浦空港に到着。地下鉄で移動。


空港から一駅の宿を予約してました。
地下鉄駅からすぐ。


テレビで「トッケビ」やってました。
おやすみなさい〜。

ひっこし準備の最中ですが、今日から韓国へ行ってきます。
韓国なのに1泊3日という変なスケジュールです。

今日の夜ソウルについてホテルに泊まり、土曜の夜はオールナイトでコンサートに参加します。
日曜の昼に帰国。
なのでホテルは1泊だけ。1泊3日というわけです。

現地で使う6日間タイプのデータ通信専用SIM。
48時間も滞在しないのにもったいないようですが、一番安かった。800円弱。
行ってきます。

疲れに疲れて、翌日はゆっくり起きました。
10時頃だったかな?
そろそろ朝ごはんを食べようと言う夫のリクエストで、近所のおかゆ屋さんへ。
夫は最近ハングルを勉強していて、お粥と言う単語のハングルで地図検索したらしい。
ホテルから徒歩1分くらいの所みたい。

昨夜はそんなに寒くなくて「ソウル寒いから着こんで行ってね」と言うアドバイスも肩すかしだったなぁと思ったのですが、今朝は放射冷却。天気はいいけど、ものすごく寒いです。零下1度。さらに風も強い。

目ざすおかゆ屋さんはすんなり見つかり、中に入るとお店のおばさんたちが食事中でした。
朝ごはんの時間は終わってますものね。
われらを見るなり、日本語併記のメニュー持ってきてくれました。

夫はワタリガニとキノコのお粥、私は「おしるこ」と書いてある小豆のお粥を頼みました。
お店のおばちゃんは親切です。
いかにも「韓国のおばちゃん」って感じ。ああいう人好き、昔韓国に通ってた頃、よく親切にしてもらいました。ソウルにはもう少ないかと思ってたけど、やっぱりいました、嬉しい。

蟹のお粥は「永谷園のお茶漬けみたい」と言うことであまり感動もなかったようですが、私の頼んだ小豆のお粥は美味しかった。白玉団子も入ってたし。トッピングが松の実とニッキ。日本のお汁粉とはまた違った風味で美味しかった。

でも量が多すぎ!
夫にも手伝ってもらってなんとか平らげました。もうお昼食べられないなぁ。

昨夜「ホテルまで戻っても食べるとこ見つからないかもなぁ」と思って、ショッピングモールで食事してきちゃったんですが、このあたり居酒屋だらけでした。な~んだ、ここに来ればよかった。楽しい体験できただろうに・・・悔しかったので、きっとまたこの辺に泊まろうと思います。

部屋で荷造りしたり二度寝(!)したりしてたら、いい時間に。
2時までのレイトチェックアウトのプランにしてたのでよかった。
1時半ごろチェックアウトして、空港へ向かいます。

あとは買い物して、早めの夕食食べるだけです。
もう金浦空港へ行っちゃいますよ。
行きは各停に乗ってしまい、1時間くらいかかったのですが、帰りは急行に乗ったので、30~40分で着いたかな。まず、ロッテモールのインフォメーションにスーツケースを預けます。パスポート見せると無料で預かってくれます。
そしてロッテマート(スーパー)へ。
職場へのお土産や食料品をあれこれと買い込みました。
会計したら10万ウォン以上!1万円ですよ。買ったなぁ。

レシートに「3万ウォン以上の買い物したら、税金の還付が受けられます」という説明があったので、税の払い戻しなど受けたことがないのだけど、今日は時間に余裕あるしやってみよう。サービスカウンターに行っくと何かレシートみたいな書類を出してくれて「エアポート」と言われました。あとでやってみましょう。

買い込んだ食糧品をスーツケースに詰め込んで、食事に行きます。
前に友人たちと韓国旅行した際にも行ったことのある「ウォンハルモニのポッサム」があったので、そこにしました。お店の人が私たちに言葉が通じないのを見て「JAPANESE?」と言いながら日本語メニューを持ってきてくれました。ありがたや。

1泊2日なのに肉食3回目です。
満腹!満足しました。

空港で荷物を預けて、出国審査の前後に税の払い戻し手続きがあります。
はじめはパスポートを見せて書類を確認するだけです。出国後のカウンターでは、クレジットカードを渡して機会に読み取らせました。戻ってくる税金はクレジットカードの方に戻ってくる仕組みのようです。これなら通貨の問題も解決でいいですね。


5000ウォンの還付らしい。

帰りの飛行時間はわずかに1時間半。寝る時間もなく東京についてしまいました。
1泊二日でしたが、盛りだくさんで疲れました。でもこの日程なら夫も行けるので、またいつかチャレンジしてみたいです。

バスもタクシーも諦めて、地下鉄で蚕室まで行き、そこからタクシー乗りましょう。デパートやホテルあるから乗車拒否しないよね?
蚕室駅で地下鉄降りて、地下街にインフォメーションセンター見つけて、タクシー乗り場を尋ねました、一生懸命英語で喋ってたんですが、途中から日本語で説明してくれました。中国語でも良かったらしい。入口にちゃんと対応言語が書いてあったのだとは夫の弁。急いでて全く気がつきませんでした。
で、教わったタクシー乗り場から乗ったんだけど蚕室の大通りが大渋滞、たどり着けないかと心配しました。

タクシーの運転手さんには、「オリンピック公園のオリンピックホールまで」って言ったんだけど、ホールの場所までわからないみたい。スマホのナビで検索してくれたけど、あそこホールが色々あるんだよ〜。大丈夫かな??結局、最終的には、運転席に身を乗り出して、ナビの地図を指さし、「よぎあにら、よぎえよ!」と強引に説明して連れて行ってもらいました。運転手さん苦笑い。

タクシーは、ティモニカード(交通カード)使えて便利ですね。日本もスイカ、台湾も悠遊カード使えたかな。


会場につくと、パボセちゃんが駆け寄ってくれました。一週間ぶりの再開です。結局、遅れに遅れてしまったのでとっちやりこんじゃん(ゴザ工房)でイベントセット作りするのに参加はできなかったけど、コンサートの記念グッズを買う時間はありそうです。

焦って来たからなんかバタバタしたまま席に座り、開演。
コンサートのレポは別記事にしますね。(と言って焦らすw)

終演後少し片付けを手伝って、帰路へ。8時過ぎ。
タクシーでまた蚕室まで行って(歩いてたらすぐにタクシー乗り場があってすぐに乗れました)ロッテモールのレストランフロアで夕食食べます。もう歩いて食事の場所探すのめんどくさかった。


サリヒョンプルコギ


一般飲食店ってどういう分類なんでしょうか??

ゆっくりご飯食べて、地下鉄乗り継いでホテルまで帰りました。
朝4時半から活動して疲れました。
長い一日でした。
おやすみなさい~。

ソウルへコンサートを見るため一泊で出かけてきました。
今回は久しぶりに夫と二人旅です。
始発のバスで羽田空港ヘ。
今回はJAL。
機内食出ます。
行きは2時間半くらいかかります。
機内では落語を聞いてました。
ちょうど「百川」やっていました。
でも…圓生が名人だというのを確認する作業になってしまいました。



韓国ソウル金浦空港に着いたのは11時頃。地下鉄でホテルを目指します。
20駅くらいあるのですが、各停に乗ってしまって一時間くらい時間かかりました。

今回もネット環境はWIFIルータをレンタルしました。
羽田で借りて2日間で800円しなかった。
それを二人で使うので割安感あります。

ホテルはシンノンヒョン駅からすぐ。
チェックインには早いかなと思ったけど部屋にもはいれました。


部屋から見えた景色 大きな犬が!

まず食事。
ガイドブックに書いてあった店は、地図検索しても載ってないし、電話番号で検索しても出てこないので、廃業してるか、ガイドブックが間違ってる可能性もあるなーと思って、近所を歩いて探すことに。
「肉が食べたい」ということで歩いてたら肉の写真が表に出てる店がありました。
食事時間は外れてるけどお客も何人か入ってるから入ってみましょ。


肉!
「トルベキ」と言う料理ですが、初めて見るし食べ方もよくわからない。
お店の人に言葉通じないし、で検索してみたら、ソウルナビやコネストに日本語の記事があって、食べ方やお店のシステムがわかりました。
「トルベキ」は薄くスライスした牛肉を焼いて、ポン酢キャベツたれにつけて食べるもののようです。
さっぱりしてていくらでも食べられる感じでした。しかも一人分9000W。
安くて美味しかったです。

教保文庫という大型の本屋によってCD買って、コンサート会場を目指します。
はじめバスで行こうとしたのですが、なかなかバスが来ず、じゃタクシーでと思うと、今度は乗車拒否2回。さて、コンサートに間に合いますかしら??


バス停。

日曜から1泊でソウル行く予定です。
1泊しかないので、効率的に移動しなくてはなりません。
そこで、距離感をつかもうと思って、ソウルと東京の地図を重ねてみました。

皇居と南山公園あたりが重なるような感じにしてあります。
・汝矣島=渋谷
・ホンデ=新宿
・金浦空港=吉祥寺
・江南=お台場
・鍾路=水道橋
・オリンピック公園=浦安/行徳

今回は金浦空港について、江南のホテルに泊まって、オリンピック公園でのコンサートへ行きます。オリンピック公園遠いな~と思っていたけど、やっぱり、東京を出る感じなのですね。時間に余裕もって動きましょう。

前回の続き。
レートのことを考えて見たいと思います。

6万円を仁川空港の銀行で両替したら57万ウォンでした。
1万円⇒95000ウォン (9.5)

クレジットカード払いのものを検証

仁川からのエアポートバス
 W14000 ⇒ ¥1420(9.86)

ホテル
 W134600 ⇒ ¥13582(9.9)

参鶏湯
 W16000 ⇒ ¥1623 (9.86)

マッサージ
 W44000 ⇒ ¥4463 (9.86)

コーヒー
 W4600 ⇒ ¥467 (9.85)

ロッテマート
 W49,560 ⇒ ¥5040(9.83)※円建てで決済

キャッシング
 W50000 ⇒ ¥5045 (9.9) 手数料込

こうして見ると、クレジットカードの方がはるかにレートが良いことがわかります。
9.5から9.9までの幅があります。
キャッシングしても空港で両替するより良いとは!
次回は空港で両替しないようにします。
今回は、チケット代を5万円分くらい立替えてもらっていたのを現金で渡したので、こんなに両替しましたが、いつもなら1万円程度しか両替しないので、それほどの差はないか・・?
いやいや、9.9なら1万円で99000ウォン、9.5なら1万円で95000ウォンでその差、4千ウォン。
4千ウォンあればカフェのコーヒー代くらいだし、やっぱり大きな差ですよね。

※ロッテマートでは、知らないうちに円建て決済になっていたようです。カード会社の明細見るまで気がつかなかった。レシートは確認してたのに・・・。通常、外国で円建て決済するとショップに都合の良いレートを適用されてしまうので、現地通貨で決済するのが基本なのですけど、ここのレートはそれほど悪くなかったです。

キャッシングが手数料込でもこんなに好レートなのは何故だろう?
もしかして手数料は後日請求なんだろうか???

今回の旅のお金メモ
両替レート 6万円⇒57万ウォン(空港の両替はレートが悪いですね!)
キャッシング 4万ウォンして手数料がW3500位でした。

ホテル代 
 ホテル2.4 (2泊) 合計料金 W134,600
 simpleHouse W40,000
 手数料 W3,500

滞在中の交通費
 空港バス(仁川国際空港⇒夢村土城)W14,000
 タクシー W3,000
 地下鉄等テイモニカード2枚分チャージ W20,000
 ※使用したのはおそらく1万ウォンくらい。次回のため二人分をチャージ

食事
 参鶏湯 W16,000
 空港コーヒー W4,500
 ロッテモールアイスコーヒー W4,600
 SHERLOCKカフェ W,7500
 ペプシ W1,200
 水 W850
 サンギョプサル(2人分) W57,000

買い物
 ロッテマート W49,560

アトラクション
 マッサージ W44,000
 コンサートチケット(3回分)W470,000
※コンサートチケットは今回分が、W113,500で、12月の分(2枚)がW356,500

ウォン計 W464,250(約48,800円) (次回のコンサート代と買い物含まず)


日本で

 WIFI ¥1,800
 ガイドブック \1,200
 スカイライナー \2,500

飛行機 JAL特典航空券 負担額¥6,300

日本円計 ¥11,800

旅にかかったお金 約6万円 でした。

前回より少しは時間に余裕のあった今回のソウル行き。感じたことを少しメモ。
前回は日本との共通点を強く感じたんですが、今回もそれを認識。
街の作りがとにかく似てる。街角を切り取ってみると、日本にいるみたい。
でもその中にやっぱり「韓国だー」と、20年くらい前にはじめて来た頃に感じたことを再確認。

まず、街角の口論
初日空港に着くなり、バスのりばでおじさんが係のおにーさんに食って掛かってた。何を言ってるのか分からないけど、おにーさんの方は慣れた様子で意に介してない感じ。
韓国だなぁ。
このレベルの口論、日本だったらちょっとビビる。

それから地下鉄の物売り
これも日本にはなくて最初来た頃新鮮に感じてた。今回一回だけ、靴磨きを売りに来たおじさんに遭遇。嬉しかった。

それと、地下鉄の席
昼間に乗ったときに強く感じたんだけど、若い人は座らない。年寄りばかりが座ってる。日本だと、よほどヨボヨボの人には席を譲るけど、それ以外だと若い人も年配者も割と平等(イメージは60代以下はみんな現役)でも、ソウルでは年齢順に座ってるような印象。席が空いても、自分より年上がいたら座らないようなそんな感じを受けた。

あと、おせっかいなおばちゃんたち
例えば地下鉄で立ってたりすると目の前に座ってるおばちゃんが荷物を持ってくれたりする。今回は荷物がスーツケースだったからそんな場面には出会わなかったけど、席が空いたことに気が付かなかったときに、近くのおばちゃんがわざわざ「空いたよ、座んなさいよ」って教えてくれた。
それからスーパーでお土産の食品なんか買い物した時、スーツケースに入らないかもと思い、エコバッグも買ったんだけど、レジで「袋いりますか?」と聞かれたので(多分袋は有料)貰って、買ったものをレジと同時進行で詰めていると、最後にエコバッグを買ってるのにレジの人が気がついた。そうしたら、レジのおばちゃん、「さっきの袋はキャンセルして、これに入れたらいいじゃない?」と言い始め、買ったエコバッグをその場で開けて(袋はおばちゃんがさっさと捨ててくれた)詰めなおした。こういうの東京のスーパーでは出会えないこと。
久しぶりの「おせっかい」が新鮮でした。

韓国人のファン友達と食事したときにもこういう話になった。彼女は今年から日本に来て仕事してる。その理由が、韓国だとも結婚しろって言われるのがうるさいからと言ってて、もちろんそれだけが理由じゃないんだろうけど、「おせっかいな人が多い。もちろんそれがいい面もあるけど面倒くさいです」
わかるわー。

コーヒー屋さんの多さにも驚いた。
韓国で20数年前は美味しいコーヒー飲ませる店に出会えなかった印象で、いわゆるコーヒーショップじゃないところに行くと平気でインスタントコーヒーを出してくるようなとこあったと記憶してるけど・・・カフェが乱立してた。日本の倍くらいあるんじゃなかろうかと感じた。
しかも美味しい。2009年に行ったときですら、駅に入ってるスタンドのコーヒーが色水みたいな香りも何にもない不味いコーヒーだったことを思うと、すごい進化を遂げてるんだな~。件の韓国人の友だちは「日本はコーヒー屋さん探すのに苦労します。しかも美味しくないです!」だって。確かにそうかも。たぶん、コーヒーの好みが両国で違うと思われます。
韓国のコーヒーについては、次回もう少しリサーチしてみようと思った。果たして韓国に私の好きなコーヒーは見つかるのか?

最終日は帰ってくるだけなのですが、短く記録。
5時半にアラーム。
皆寝静まってる。サクッと支度して、ベッドを整えゲストハウスをあとにする。
ちなみにこんなところでした。


リビング


キッチン


私の部屋


家の前はこういう感じでドンづまりになってたから、夜窓開けて寝てたけどすごく静かだった。
まだ暗いですね。


駅にはエレベータで。地下へ。
一駅で金浦空港。近いわ。やっぱり、ここに泊まっておいてよかった。


国際線は右へ。国内線は左へ。


券売機。テイモニカードのチャージとかもこの機械で。マルチリンガル対応。素晴らしい。次に来るときのために一万ウォンチャージ。

これは…独島(竹島)のジオラマだ!こんなところでも領有権の主張?むむむ。


空港構内案内図


チェックインを済ませて、出国。
金浦空港は改修工事中でした。古いですものね。

昨日までと打って変わって湿気があって蒸し暑い。そして冷房きいてない。蒸し蒸しソウルです。なのに、わかりますか?上の写真のなか、ダウンコート着てる人います!!!同じ東京行きの飛行機でした。山にでも登るのかしら???

機内食出るだろうから朝ごはんは食べずにコーヒー飲みます。朝だからエスプレッソにお砂糖たっぷり入れてイタリア風。

7時半に搭乗。
機内食出ました。
チャーハン。

韓国は曇ってて景色を見れなかったんだけど、日本上空は快晴。


アクアライン。

飛行約90分で羽田に到着。
近い!!
荷物受け取って、WIFIルータ返却して、バスで帰宅しました。

楽しかったです。
私と韓国との付き合いも、新時代に入ったなと感じる旅でした。

目が覚めたら8時半だった。さて、今日はどこへ行こうかな。考えつつ、お風呂に入ったり荷造りしたりしてチェックアウトしたのは11時。昨日の人たちに見習って荷物を持って遊ぶことにする。ソウルは広いし荷物預けても戻ってくるのも大変。

地下鉄夢村土城駅から蚕室、ソリョンと乗り換えて江南区庁駅まで。なんだかんだでもうお昼だ。

第一の目的地はソウルにあるという、SHERLOCKのカフェ。
「221B in Seoul」
江南区庁駅から徒歩3分くらいのとこにあります。きれいでおしゃれなお店。
昨日食べすぎたので、プレーンヨーグルト4000Wとシャーロックコーヒー(チョコレートが混ざったらしいコーヒー)4500Wランチタイム割引で7500W。入ったときはお昼前だったからお客がいなくて静かだったんだけど、10分もしたらたちまち若者たちで大賑わいに。広いソファ席に座ってるの申し訳ない。

シャーロックのカフェには一時間くらいいて、ガイドブックでマッサージ屋さんが近くにあるのを発見、行ってみることに。ガイドブック買ったから使わないとね。日本語OKと書いてあったけど通じず、身振り手振りと片言で疎通を試みる。フットマッサージ60分をオーダー。イヤーキャンドルのサービス付き。44000W
多少痛かったけど、終わってみたら足がかなり細くなってた。むくんでたんだなー。

15:00 地下鉄で江南区庁駅から、高速ターミナル駅乗り換えで景福宮駅を目指します。結構長旅。
土俗村という参鶏湯やさんに行こうと思う。

景福宮駅を降りたら人が多い!さすが観光地。チマチョゴリを貸してくれる店もあるようで、4時間15000Wとか。
土俗村には何度も来てるので、迷わず到着。店の前で香港人が記念撮影してた。

毎回通されるのは一番奥の大広間、ここを仕切ってる店員さんは中国人みたいで、店員さん同士中国語で話してる。中国人観光客対策なんでしょうね。日本人全然いないよー。

普通の参鶏湯16000Wを食べる。
安定の美味しさ。

さてお腹もいっぱいになったので光化門広場を歩いて、今日の宿へ向かうとしましょう。


この花かわいい。
景福宮の横で。


光化門

光化門駅から金浦空港方面に向かいます。地下鉄5号線。ソジョン駅下車。

今夜はゲストハウス。やっぱり現金支払いってことで、宿の人と一緒にコンビニのATMまで行ってお金おろして宿代払いました。4万ウォン。

その足で金浦空港にあるロッテモールへ。昔イーマートあったような気がするんですが…金浦空港まで歩ける距離です。


色々買いました。


今夜の部屋はこんな感じ。
四畳半ってとこでしょうか。個室です。今日はあんまり人がいないです。

明日早いから寝なくちゃ。
オヤスミナサイ。

よく眠れた!
目が覚めたら9:25
夜中一回も目が覚めなかった。
いつもは5時とかに起きるのに。
よほど疲れていたかな。

ゆっくりシャワーして支度して、お昼前にホテル周りを散歩。天気がいい。

お昼から昨日会った友達たちに合流させてもらってランチ。何でもかんでもお任せで、ついていく。
ついたのはポッサムの店。わーい。

東京や大阪のコンサートで会ってる人もいたけど、改めて自己紹介。少し韓国語の単語を話すだけで喜んでくれるけど全く会話は成立しない。友人がすごいスピードで通訳してくれる。たすかるなー。

ご飯のあと、コンサートまでの時間は会場近くでのんびりするというのでまたまたついていくことに。こういう流れに身を任せるのも面白いの。


途中、イスンファンの自宅マンションの一階にあるスタバでコーヒー買う。
なんと、皆さん部屋番号まで知ってるらしいヨ。

彼女たちは韓国の地方からコンサートのためにソウルに来たという人たちで、ガラガラとスーツケースなどを引きながらの移動。私だとめんどくさい、どこかに預けたいと思っちゃうけど、気にしないみたいね。


こんなのに乗ったり。片道1000ウォン


ピクニックしたり。

誕生日が近い人がいるというので、途中で買ったケーキでお祝い。それにしてもこのシートも持ってきたんだねー。コンサートの予習の歌の練習したり。
いろいろ面白い。


バラ園もある。

しばらくこんな風にしてたが、虫の攻撃激しく、撤退を余儀なくされる。今日のコンサート会場「Kアートホール」まで行って開演を待つことに。


お!歌手さんの車だって。みんなよく知ってるね〜。


席の確認。
私のチケットは、キャンセルが出たところを買ってもらったので一番後ろの席ですが、会場が小さいので問題ないでしょう。

まだ開演まで2時間以上あるのにどんどん人が集まってきて、社交場と化してきた。みんなはここで開演までおしゃべりして過ごすみたい。ここで一旦私はホテルに帰ることに。着替えたりしたいしね。

暑いのでタクシーを拾えというアドバイスがあり、3000ウォンの距離だけど、乗ってみた。会場には歩いて戻る。


電線が放射状だ。


歌手の住んでるところ。

ほんとに天気がよくて、風が爽やか。
初めて韓国来たのも秋でその時はもっと涼しかったけど天気の気持ちよさがすごく好印象だった。今回それが味わえて良かった。公園にいるし。


西洋風蝶草の丘


丘を登りきった東屋には、屋根にスイカ


キバナコスモス

さていよいよコンサートへ。
行ってみるとDF民(イスンファンのファン)の仲間たちが一層増えてた。私も挨拶しつつ開場を待つ。いつも陳昇のコンサート前にやってること。どこも同じだなー。

コンサートの内容は別記事にします。
6:00〜20:15

コンサートのが終わり、みんな口々に「良かった、良かったー」と言うような顔で出てくる。日曜なのでこれからご飯食べに行こう、という展開ではなく、みんなそれぞれの家に帰るみたい。釜山の人も汽車で帰ります。って言ってた。新幹線KTXできてから近くなったんだなー。

友人が「みんな帰るって、ご飯食べに行くの私とYOKOさんだけです」
むしろそれがありがたい。私もあなたとゆっくり話ししたかったんだ。

彼女も明日の朝イチの飛行機で大阪に帰るとのことで、今夜は空港で夜明かしするんだそう。10時半にここ出れば大丈夫らしく、近所の繁華街までゴロゴロスーツケース転がしながら、コンサートの内容について、おしゃべり。

彼女とは5月のコンサートで2回会っただけで、まだゆっくり話したことがないから、この時間があって良かった。

行ったお店はサンギョプサルの店。
ハナムテジチプ


これ初めて食べた!ふわふわの卵蒸し??

お腹いっぱい食べて、ビール飲んで、二人で57000ウォン。お世話になったのでここは私のおごりです。でも、忘れてたけど昼間全然払ってなかった。お昼、コーヒー、園内のりもの…誰かが出してた。お世話になりました。

チャムシル駅まで彼女を送り、私も地下鉄一駅乗ってホテルまで。23時でした。

今日は全然一人旅じゃなかった。
韓国に妹たちがたくさんできた一日でした。
もっと言葉を覚えないと!!せめて昔話せた程度には、ね。

夕方発の飛行機だから旅の準備は起きてからやればいいや、と思っていたのだけど、準備が完了していない落ち着かなさのせいか、ほとんど眠れなかった。そして例により旅行前の憂鬱症発症中。
私一人旅嫌いなのかしら??
睡眠のリズムを崩すのは体調管理上あまり良くないんだけど、コンサートは明日で、今日は移動だけだから、ま、いいか。

朝ごはん食べて、台風に備えてベランダのプランタの処置などして、洗濯物干して、よっこらしょと荷造り開始。
3泊分の着替え、洗面具、電源関係程度だから簡単。今回はJALだから荷物の制限もない。ホテルに泊まるからタオルも不要、(あ、あれ?!最後はゲストハウスだった。タオル忘れた…)

そういえば、韓国の電源プラグってどんな形だっけ??調べてみるとCとかSEというタイプらしい。引き出しをごそごそしたら持っていた。
あれ?前回どうしたっけ?覚えていない…。とりあえずこれで電気周りは大丈夫でしょう。

少し早めに家を出て、スカイライナーの予約を電車の中でして、なんでもギリギリですが、時間は余裕。
成田でWIFIルータを借り、チェックインしてソウルのガイドブックを遅ればせながら購入。そうそう久しぶりに免税店の化粧品コーナーに寄ってランコムのマスカラ買った。

JL959はバスゲートでした。
18:50出発。
やっぱり夕べ寝てないのがこたえてて、パニック発作手前のが現れ、薬を飲む。機内では落語を聞いてた。落語は落ち着く、音楽よりなにより。

しかし寝不足によるだるさが最高潮でたった2時間のフライトなのにしんどかったーー。

いくらご飯の機内食。ワイン飲んだ。(これ意外と美味しかった)

 

定刻より少し早く21時過ぎに到着。でも、イミグレの列が長く出てきたときには一時間が経過してた。

両替。チケット代の支払いあるから6万円。570000ウォン。うち47万ウォンはチケット代(3枚分今回のと12月のと、あ、12月も行くんです)

リムジンバス6006でホテルへ向かいます。チケットの買い方を調べてなかったので人に聞いたりして少し時間がかかって一本逃したかも。
時間が遅いので窓口開いてなくてカード専用の完売機で買います。バス番号だけは調べておいたのでスムーズに買えて良かった。


 
バスに乗る時運転手さんにチケットに書かれたバス停名を指差し、前にさやかちゃんという友達に教えてもらった「よぎえとーちゃっかみょん、あるりょじゅせよ」を使ってみた。
「ここについたら教えてください」という意味らしい。
ちゃんと通じて、それなら最後のバス停と言われた。良かった、間違えなさそう。運転手さんは親切。シートベルトの確認も出発前に見回ってくれる。

6006番バス14000ウォン。
22:45出発。
ホテル最寄りバス停についたのが24時。

それからホテルにチェックインして、コンサートのチケットを買ってくれた韓国人の友人にホテルまで来てもらってお金を渡したり(私と同じようにコンサートのために近くに泊まってる)なんだかんだで一時回った。寝よ寝よ。

今度の連休、韓国ソウルへ一人旅してきます。
昨年10月に続き今回も、コンサート見るのが目的です。私の海外旅行、そればっかりですね。

旅程
初日夕方成田発で夜9時半仁川空港着。最終日は朝8時金浦空港発。
正味2日間といったところ。

ホテル
初日と2日目は、コンサート会場近くの安いホテル。
妙に安かったので、調べてみたら、どうも立地がラブホテル街。そのホテルもラブホテルを改装した模様。今は普通のホテルみたいですけどね。

3日目はキンポ空港そばのゲストハウスにしました。早朝出発のため、気を遣わなくていいように個室(バストイレは共同)。それでも4000円しないお値段。韓国のゲストハウスは前回も泊まったのですが、一般の家を改装してあって、フロントみたいなのがない。誰にお金を払ったらいいのかわからなくて困ったので、今回はちゃんと連絡取って行こうと思います。

ネット環境
前回はアメリカの従量制のSIMをローミングして使ったら、1日半程度の滞在で結局5000円くらいの請求が来ました。もうちょっと安く上げたい。友人のすすめで空港でWIFIルータを借りていくことに。初日の到着が夜遅いため、カウンターが閉まってしまうかも。なので、日本で借りていきます。4日間で1800円でした。安いですね。
コネスト

やってみたいこと
今回は正味2日間あり、コンサートも標準の長さのようなので(前回は9時間くらいコンサートにかかった)
すこし観光できそうです。気候もいいと思うので、街歩きも楽しみ。

江南の「SHERLOCK」をテーマにしたカフェに行ってみようと思います。
221B in Seoul

あとはどうしようかな~。
今のソウルってどういうところが面白いのかな?
おススメがあれば教えてください!

2002年に書いた文章。
旅行自体は1996年のことです。
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釜山に夜行列車で到着した朝、しっかり寝過ごした。
だいたいソウル~釜山間なんて5時間くらいしかかからないのだから、寝るひまなんて、あったもんじゃないのだ。

ソンニム!ソンニム!(※お客さんの意)」
と声をかけられて、とび起きたものの、列車はとうにホームを出て車庫に向かうところだった。慌てて荷物をまとめて降りようと思ったけど、車内の異常な乾燥のために、一週間連続装用可のコンタクトレンズが両眼とも、ぽろっとはずれてしまった。ずっとコンタクトはめてるつもりで眼鏡を持ってこなかった私の視力は裸眼で0.05くらい。ほとんど何も見えない。

ろくに見えない寝ぼけまなこで、走り出した列車から飛び降りようとしたら、車掌さんに止められ(当たり前)、結局車庫まで連れて行かれてしまった。
ホームから遠く離れたところで降ろされ、何だか情けない気持ちで小雨降る釜山駅のホーム目指して線路を歩く。
ようやく駅舎に入り、トイレで新しいコンタクトレンズを入れ、荷物をつめ直している時に「あ、ゆうべはいてたGパンがない」と気づいた。

寝台に置き忘れてきたんだ。
あ~何たるドジ!
今日は寝起きからついてないな~(というか、自分が悪いんだけどね)などと思いながら、とりあえず駅員さんに尋ねてみる。

「あの~、さっきソウルから着いたんですけどぉ、列車の中に忘れ物しちゃったんですー。どうしたらいいでしょうか?」

しかし、私の超つたない韓国語ではなかなか伝わらなかったらしく・・・・・
保線係の小屋のようなところに連れて行かれた。
(一応あちこちに電話したりしてくれたのですが・・・)

 
「ここに日本語の話せる人がいるから、待っていなさい。」

「はあ・・・すみません。」

金さんは60年配の小柄なアジョッシだった。私は日本語でまたはじめから事情を説明した。すると金さんは一緒に探してくれると言う。雨がだんだん本降りになってきたので、事務所にあった傘を借り、たくさん列車が止まっている車庫へ向かう。その朝、ソウルから釜山に着いた列車は何本かあったようで、しかも夜しか使わない寝台車はすでに切り離されていてなかなか見つからない。いろんな列車に上ったり降りたりしながら、金さんは日本に住んでいたときの話を聞かせてくれた。

「17歳までは名古屋にいました。そして釜山に来て、その頃は韓国語が上手に話せなかったから大変でした。」
「今はもう定年も過ぎたけど健康のために仕事を続けてるんです。」

やっと捜し求める私のGパンが見つかった。

お礼を言いつつ保線係の事務所へ戻ると、金おじさんは紙に釜山市内の地図を書いてくれて、日本へのお土産にはスーパーマーケットで売ってる紙パックの真露が喜ばれるし、しかも安いと教えてくれた。ひらがなで「しゅぅぱ」とまで書いてくれた・・・・・。(「スーパー」のことと思われます)

そのうえ、金おじさんはわざわざ駅舎の外まで見送ってくれた。

「私のドジのせいですっかり時間を取らせてしまった。申し訳ありませんでした。ほんとに助かりました。有難うございました。」と何度もお礼を言って別れたけど、真露は結局買わなかった。

釜山駅前で、金おじさんに何度も何度もお礼を言っていた時(日本語で)一人の若い韓国人のお兄さんにからまれた。私と金おじさんが日本語で話しているのが気に障ったらしい。

「ここは韓国なのに、どうして日本語で話すんだ?失礼じゃないか!」と言っているようだった。

金おじさんは、「気にするな」 と私に目配せをして、その若者を無視してにこやかに去っていったが、一人残ったわたしに彼は更にからんでくるのだった。
私も韓国では、つたないながらも極力韓国語を話すつもりでいたけど、金おじさんは私のために親切で日本語を話してくれていたのだから、それに敢えて韓国語でこたえるのも不自然だと思ったのだった。

その青年の態度は、とてもぶしつけで不愉快だったが、なるべく丁寧に

「ええ、私もそう思いますよ。(ちょどくろけせんがっけよ)」

と韓国語で言うと、彼はそれ以上言う言葉が見つからなかったのか、ぶつぶつ言いながらどこかへ消えてしまった。けんかを買わなかったからつまらなかったのか?それとも、韓国語が分からないと思って、好き放題いってたのに、韓国語で応えられて、ばつが悪かったのか・・・というほど韓国語が話せるわけでもなかったのだけど。


今回の旅の支出

★飛行機(JAL) ¥35,770
★コンサートチケット ¥28,000
★宿 ゲストハウス W25,000
   ホテル   W 148,824
★交通 T-moneyにチャージ W30,000
★食費 サンパプ W10,000
    コーヒー W3,500
    伝統茶院 W7,000
★買い物 コンサートグッズのパーカ W62,000
     限定シングルCD      W11,000
★お土産(空港でお菓子と海苔)W30,000

日本円合計 ¥63,770
韓国ウォン合計 W327,324 ⇒ 33,000円

ざっと合計 100,330円

ちなみに、空港で両替した時のレート
¥5,000⇒W49,500
このレートで考えるとW286,000のチケットを¥28,000で受け取ってしまったのは、良かったのだろうか?
その方の交換した時のレートでは大丈夫だったのかな。


7年ぶりに韓国に行って感じたことを少しまとめておこうと思います、
これまでさんざん書いてますが、今回の旅行は滞在時間も短く、しかも、起きている時間の大半をコンサート見ていたので普通の旅行とは随分違うのですが、それでも感じることがありました。

一番感じたのは、韓国と日本は「似てる」ということです。

韓国行くの10回目で、初めてこういう感想です。今までは違うところにばかり目が行ってたのですが、今回は似てることばかり目につきました。

空港が似てる
地下鉄が似てる
道路が似てる
コンサートの鑑賞スタイルが似てる

空港、地下鉄などの大きなものが似ているのはなぜなんだろう?おそらく、お金をかけてデザインを決定するとき、こんな風なのが好ましいという方向が同じなんだろうと思いました。
色使いやデザインが似てる。日本にいるような感覚でした。

地下鉄も。ホームに自動販売機があるのも同じだし、ホームの妙な位置に柱があったりするのも。

道路は、車道と歩道の作り方が似ててデザインに違和感なし。韓国は車が右で台湾と同じなんだけど、日本っぽい。

そしてコンサートの鑑賞スタイル。これは、イスンファンのコンサートだけの話かも、他を見てないからサンプル少ないですが、そして比べる対象が台湾、香港、シンガポールあたりだけだけど。日本に近い。

私がこれまで数多く参加してきた中華圏のコンサートは、みんな自由に気楽に見てる。歌手が歌ってても隣の人とおしゃべりしたり平気でしてる。日本だとそんなことなくて、ちゃんと歌を聞こうという姿勢をすごく感じるものだけど、今回それを感じた。

韓国と日本、両方を訪れる人たち、どっちがどっちか分からなくなったりするかもと思うほど。

隣同士の国は仲が悪いというのは世界共通らしい。行き来が多くなれば摩擦も増える。そこに韓国と日本は、この似てる点が加わって更にこじれやすくなるのかもと思った。兄弟みたいなものかもな〜。

コンサートが終わったのが2時頃。残って地元のファンの皆さんに混じってゆっくり後片付けなどもやりたかったのですが、飛行機の時間もあるし、宿に急いで帰ることにしました。あとで聞けば、この後イスンファンがまたStageに出てきたらしい。それと、正確な公演時間がスクリーンに映し出されたりしたみたい。どうせ寝る時間ないんだから残ってればよかったな。

帰りはさすがに夜中なので、公園の中を通って帰ることはせず、遠回りですが普通の道で帰ります。あまり人は歩いておらず、みんな車で来たんでしょうね。

夜のオリンピック公園。なんか、古い百済の村が再現されていました。なんだったのかな?

すごい高層ビルが建ってました。
何階建てかな?

公園のまわりずっと銀杏の並木。ぎんなんがたくさん落ちてて靴底がベタベタに。臭いよー。

30分近く歩いて、部屋に戻り、お風呂に入ったり、荷造りしたりしてたら3時過ぎました。
明日は(今日だけど)7時にはバス停に行きたい。2時間ちょっとしか寝られない。
目覚ましかけて、仮眠。

6時に起きて6時半にチェックアウト。
空港行きのバス停までテクテク。
どうしてもギンナン踏んでしまう。


暗いうちに起き出してチェックアウト


風が冷たい。ありったけの服を着てます。
バス停近くに行くと、ちょうどバスが来てた。
6200番。
バス停をでて信号待ちしてるところ、運転手さんにアイコンタクトして、ドアを開けてもらう。30分前のバスに乗れた感じ?空港まで90分と案内にあったけど、車内では60分と言ってる。日曜の朝だしこれは結構早く着きそう。

果たして8時には空港に着いちゃった。
11時過ぎの飛行機なので時間たっぷりあります。
コーヒー飲んだり、お土産をちょっと買ったり、旅日記書いたりしてしてたら意外とあっという間に時間に。

午後1時半過ぎに成田に着きました。
忙しい旅でした。
今回は韓国と日本がすごく似てると感じて帰ってきました。
言葉は通じないのだけど、ものすごく似てる。
昔韓国に通ってた頃は、日本と違う点ばかり目についていたのだけど、今回は似てるところばかり目についた。不思議。

地下鉄でクァンナル駅まで行きそこから地上に出てバスに乗り換えろというグーグル先生のお告げ。川の近くなので道幅広い!バス停は車道に島が作ってある。目指すバスはすぐに来た。


停留所のアナウンスがあるか、あっても聞き取れるか不安だったので、運転手さんにプリントアウトしておいたグーグル先生のルート情報を見せて、ここで下ろしてね。と言っておこう。

通じたのか通じてないのかわからないけど、気持ちは伝わったはず。
果たして、目指す停留所に来たとき、excuse me!って教えてくれた。ありがとう運転手さん。

コンサートはオリンピック公園の中のオリンピックホールというところで開催される。この一帯は1988年のソウルオリンピックを記念して大きな公園になってます。代々木公園みたいな感じかな?都心じゃないけど。コンサートのあと交通機関がないと不便だと思って、今夜の宿はオリンピック公園内のオリンピックパークテルというところに予約した。公園内と言っても歩くと30分くらいかかる距離。

15万ウォン弱の安くないお値段だけど、古くて公共の宿みたいな印象。部屋は15階。荷物をおいたらすぐに会場に向かわないと。予定よりもかなり遅れてしまった。

オリンピック公園は、いろんなイベントがあちこちで行われていて、やっぱり代々木公園みたい。防災イベントやってて熊本地震の写真の展示があったんだけど時間なくてゆっくり見ることできなかったけど。天気もよく公園を抜けて行くのは気持ちよかった。

でも!
迷った!園内の道、真っ直ぐじゃないから…わ~コンサートの開演がせまるー!

なんとか、道を見つけてたどり着いたら開演15分前!ぎりぎりだ。早めに行ってグッズを買ったりしようと思っていたのに。グッズ売り場には長蛇の列。今から並んだら開演に間に合わないかも。休憩時間に再チャレンジすることにして、まずは中へ。

これが一番緊張したところ。
今回、普通にチケットが買えず、買った人から譲ってもらったチケット。決してダフ屋とかじゃないけど、主催者がどういう態度でいるのかわからないから、もしかして入れないかも?!と心配していたのでした。

でも、なんのチェックもなく、普通のコンサート同様半券をもぎってくれただけでした。

ホッ。

良かった。
ご心配いただいた皆様、ありがとうございました!!

6時頃に一度目が覚めたけど、長い一日になるだろうことを考え、二度寝する。10時前になってやっと起きる、朝ごはんは10時までだった…結局このゲストハウスの人に会えなかったな〜朝ごはんのシステムもよくわからないままになってしまった。洗顔したり荷造りしたりしていると、部屋に私を探しに来た人がいる。宿代の徴収だった。オーナーではなく、頼まれてきた人のよう。この怪しい人に渡していいものか?とも思ったけど、ままよ、と25000ウォン渡す。受取とかはくれないみたい。

身支度を整え、11時に宿を出て地下鉄で仁寺洞を目指す。安国駅に降りるとホンデあたりと違い老人ばかりか目立つ。

仁寺洞はソウルに来るたびにだいたい訪れている地区。書画骨董の並ぶ町並み、伝統家屋を利用した飲食店など趣がある街、今回は土曜日ということもあってか、もの凄い人出。チマチョゴリなど、韓服を着た若い人が大勢いた。あれは何だろ?舞妓さん体験的なものだろうか?あるいはコスプレ撮影会?

これから朝昼兼ねたご飯を食べる。今夜はコンサートだし明日も朝から空港へ行くので、これがソウルで食べる唯一の食事のチャンス。先日知り合った韓流ドラマの吹き替え原稿作ってるという方におすすめされたレストランに行こうと思って来たのだけど、グーグルマップで指し示すエリア一体が工事してる。

20年前にはじめてきたときも、仁寺洞の路地には韓屋が軒をつらね、中には食堂などもひっそりとあったのだが、今はぎっしり飲食店になっている。韓定食が食べられる店が多いみたい。

どこも良さそう。
でも一応リサーチしてみるか。
とネットで調べて出てきたサンパプ(包みごはん)の食べられる店に行ってみる。

ネットの地図を頼りに歩いていくと、あ、ここは、有名な「伝統茶院」のお向かいだ。食後に帰りに寄ろうかな。

ソンドという食堂は路地のどんつきにあり、隣の食堂にはお客が溢れていたがここは無人。お店の人の姿も見えない。やってないのかな?客のこない店なのか??多少不安になりつつも、玄関から声をかけてお店の人を呼んで中に入る。

ここから、今回初めての韓国語を使う場面だ。お店の人には英語も日本語も通じない。

私「食事できますか?」のつもりの「シクサ?」

店(入れの仕草)「そこへどうぞ」

私(メニューを見てサンパプを見つけ)「サンパプチュセヨ」

店「サンパプよ?イリンブンアンデヨ」サンパプですか?一人前ではできません。

私「え?やちぇがもごしつぽよ〜じゃ、ムォガ?」野菜が食べたかったんです。じゃあ何ができるんですかのつもり

店(メニューの写真を指差しつつ)この辺ですね。(そして最後にサンパプを指して)これもやります。(って言った気が…)

私「サンパプててよ?」サンパプできますか?

店「やってあげます」

という訳でサンパプを食べることになりました。山盛りの野菜とおかずが運ばれて来る頃には、お客さんも少しずつ入り始めてホッとしました。おじさんおばさんが多い、観光客いない感じ。

お味はまぁまぁ、以前釜山で食べたときほどの感動はなかったけど、一人分10000ウォンで食べさせてくれてありがとう。他のお客さんはチヂミとか参鶏湯なんかを食べてた。さんパプの人もいた。

この店を出てお向かいの伝統茶院へ。何度も来ている有名店。天気が良かったので、中庭のテーブルで五味子茶を飲む。ここも初韓国のときも来たのだけど、いつの頃からかメニューに日本語も載るようになって頼みやすくなりました。お茶代は7000ウォンで、庭だったからかキャッシュオンデリバリーだった。店員さんに「チグム(今)」と言われてわかった。

時間ないのでギャラリーは覗かずお茶だけして移動。

今度は鍾路サンガ駅から。いつも鐘路に来たら教保文庫に行くけど、もうそんな時間はない。っていうかまだあるのかな?あの本屋さん。
多分韓国でもリアルのCD屋はどんどんなくなってるんだろうなー。結局今回は買い物できず。

無事会場に入れました!
グッズの列が長くて、会場に入れそうにないので諦めて入っちゃいました。

アリーナのステージ向かって左側、10列目です。お台場のときよりずっといい席です。
緑の帽子かぶってるのでもし中継で客席見えたら探してください。

熊本の皆さん、阿蘇の噴火、大丈夫ですか??

空港鉄道をホンデイック(弘大入口)で降りて、宿へ向かいます。
地上に上がると、雨がぱらつく中、大勢の若者たちがいました。学生街というか若者の街なんですね。道の両脇に飲食店、やすそうな居酒屋っぽいところが立ち並んでていて楽しそうな街でした。

程なく宿に到着。
これは朝撮った入口の写真

宿はこの建物の3階にあります。
ドアまで行くとこの貼り紙が。

メールで勝手に入って寝ていいという連絡はもらっていたので、暗証番号を押して、なかにはいりました。フロントらしくものはなく、いきなり洗面所があり、私の部屋もすぐ。
部屋は二段ベッドが二つある4人部屋。狭い!
スーツケースを広げるスペースなし。もともと荷物少ないから平気ですが。

一人で韓国に来るのがとても久しぶりだということに気がついた。そもそもソウルに一人で入国するのは、初めての韓国旅行以来2回目だ。初回は、金浦空港だったから、インチョンに一人で降り立つのは初めての体験。

その他の韓国一人旅は全て釜山港からスタート。

結局ガイドブックも会話帳も持たず来てしまった。ちゃんと宿までたどり着けるだろうか?実は、これだけ一人旅してても、毎回ドキドキしてしまう。

成田を18:45頃発った飛行機は、2時間10分程飛んで、21:20頃に仁川国際空港に到着。空港は広くて混んでないけど、移動だけで時間かかりイミグレ、税関、両替して出てきたのが22:00。5000円だけ両替して49000ウォンくらいになりました。

今宵の宿までは空港鉄道で向かいます。駅の券売機で、交通カード「ティモニ」に30000ウォンチャージして乗り込む。日本語表示にできてよかった。

列車内は、異国感なし。どこか日本の東京じゃない街に来たような感じ。でも、コート着てる人たちを見かける。えええ〜!

くまモンいるし。

準備編

初日は夕方の飛行機なので、まず準備のことを書きます。コンサートチケットのことはさんざん書きましたが。

■飛行機

10日ほど前に購入。三連休ということもあるのか、羽田の安いチケットは買えず、成田発着にしました。4万円くらい。

■ホテル

コンサートの日は遅くなっても徒歩で帰れるように、会場近くのホテルを一月ほど前に予約しておきました。13000円で予算オーバーだったので、初日の宿を安いホステルにしてバランスをとりました。初日は仁川国際空港から交通便利な麻浦区の弘大で探しました。ホステルは一泊2500円くらい。

■ネット環境

初日夜遅く現地到着だし、滞在時間短いし、仁川国際空港でプリペイドSIM買いにくいという情報もあったので、昔アメリカ旅行で使った従量課金のSIMでローミングすることにしました。
日本でもローミングで使えるはずなので設定してみたら無事使えました。きっと韓国でも大丈夫でしょう。宿などではwifiで繋げば、1000円くらいの課金で済むのではないかと思います。

■現地通貨

7年前に行ったときの残りのウォンがありました。数えてみると日本円で1万円くらいあるみたい。もしかして両替しなくても足りる?いや、コンサート会場でグッズ買いたいから、やっぱり両替しとこ。

昼過ぎまで仕事して、それから出発です。スカイライナーの予約して、ウエブチェックインして…と思ったらエラーが出てウェブチェックインできない!!早めに空港に行きましょう。荷物は少ないから全部手荷物で機内持ち込みます。

ソウルの美味しいお店教えてもらったんだけど、多分行く時間なさそう。仕方ない。今回はコンサート目的。

さっき今夜泊まるホステルから、「玄関の暗証番号おしえるので、フロントに誰もいなくても勝手に入って泊まってね」的な英語のメールが来ました。
部屋番号、ベッド番号も書いてあり、それによると上の段のベッドみたい。アバウトな宿だわ。


10月にソウルへ行くのは20年以上ぶりです。
初めて韓国に行ったのが10月でした。とても気候が良くて、好印象だったのを覚えています。

天気予報を見てみたら、今週までは東京とそれほど変わらないですね。
でも最低気温が低いか。
週末は雨も降るようなので、傘をもって行きます。

傘と言えば…その昔韓国一人旅してて、大雨なのに傘を持ってなくて駅で雨宿りしていたら、知らない小母さんが「傘がないの?」と話しかけてきて、「そうなんですよ~だから雨宿りしてるんです」とかなんとか答えたら、しばらくして、その小母さんがどこからか折り畳み傘を買ってきて「はい、●×ウォンね」って。頼んでないけども・・・。ということがありました。(安い値段でした)
日本人ならこんなことしないよね、っていう体験がいろいろあって、異文化だな~と思ったものです。

さて、今回でちょうど10回目の韓国旅行、2泊ですが深夜について早朝に帰ってくるので、滞在ほとんど1日だけです。
手に入れたチケットが無効(!)とかにならずに無事コンサートに入れたら、まず自由時間はありません。

まだ何の準備もしてません。これから、ソウルのSUICAみたいなT-Moneyを探さなくては!どっかにあったはず・・・


2009年に行って以来なので実に7年ぶり。
例のイスンファンのバディ7に行けることになったんです。
夢のようです。(ご尽力いただいた知人の奥様に大感謝です)

目下の旅程はこんな感じです。

初日:昼過ぎまで仕事して成田へ向かう。
夜便で仁川空港へ。弘大(ホンデ)のゲストハウス泊(1泊2,000円)

2日目:コンサート会場近くのホテルに移動(1泊13,000円)
   午後3時ごろから深夜までコンサート!!(体力持つか心配)

3日目:朝食後仁川空港に向かい午前中の便で帰国。

ほとんどソウルでの街歩きの時間がありません。
でも、2日目のランチくらいは、しっかり食べようと思います。

10

3日目 10/22(日)

朝7時起床
Kさん、ルビーパレス(というサウナ)に予約の電話。うまくいく。
朝食はコーヒーショップでバイキング。
地下鉄でシンサまで。ルビーパレスに9時半頃到着。ロッカーの鍵をもらい、サウナに入って、アカスリとマッサージ。シャンプーまでしてもらって2時間くらい。私達のほかに客はなく、お風呂使ってた人はみんな従業員みたいだった。

シンサから、アックジョンまで歩く。
ちょうどお昼。途中セブンイレブンでジュースを買い、アックジョンの街をぶらぶらしてたら、ガイドブックに載ってた「キヨンボックン」というレストランにぶつかった。店構えがあまりに立派だったので少しひるんだけど、Kさんも行こうと言うので入ってみた。ところが、入口で車の整理をしていた人に引き止められ、「チャリガオプソヨ(席がない)」と言われる。「ネーイル●×▲■~」明日来いって言ってるみたい。近くにサムウオンガードンと言うカルビの店があるからそっちへいけとも言われる。
親切なのか、サムウォンガードンの回し者なのか??

 ※この時韓国語が分かったのかな??

この後は少しダイジェストします。

結局サムウォンガードンで昼食。高級店だったけど、美味しくサービスもよかった。でも最後にチップチップといわれた。昼間から若い女性二人で来て焼酎まで飲んだのでお店の人にびっくりされる。

昼食後、地下鉄で移動。
またUくんと待ち合わせて西大門独立公園へ。
ここは日本時代の監獄跡。いろいろな展示を見てまわる「関東大震災と朝鮮人虐殺」という特別展示あり。
天気がよく、監獄後とはいえ爽やかだった。独立門もみる。公園で踊る人々。

地下鉄で江南へ。
新川駅で降りて、漢江クルーズ。チケットを買う時に、地元の青年に「日本人ですか?」と話しかけられる。金さんという証券会社に勤める人。日本語が上手。「日本で親切にされたから日本人に親切にしたい」と言って、いろいろ話をしてくれ、帰りは車で遊覧船乗り場からアックジョンの駅まで送ってくれました。
かれはデート中だったけど、そのお相手というのが韓国で流行ってるTVの「MAKELOVE」というお見合い番組に出て知り合った人なんだそう。まだ会って1週間なんだって!

漢江クルーズは50分の船旅。
出航までに1時間くらい時間があったので、乗り場のレストランで食事。ワインのテイスティングもやる店でしたが料理は全然いけてなかった。
夜のクルーズで、景色はきれい。デート向き。
風が寒かった。2~3年前に落ちた橋のところも通った。見事に橋が無くなっていました。

金さんに駅まで送ってもらった後、「たえらん(茶芸廊)」というお茶屋さんに行く。3人で日韓問題などを語り、ホテルに戻ってきたら11時回っていました。


4日目 10/23(月)

早朝5:30起床で、同行のKさんは帰国の途へ。
私はまだあと1泊するので、のんびり。

行きの飛行機で隣に座ってた、これまた金さんに連絡して、3時に待ち合わせ。
そのあとUくんの住んでいる安山市へ地下鉄4号線で向かう。郊外では国鉄につながっていて便利。朝食は明洞で買った揚げパン。

車窓には、大きなアパート群も見えるし、田んぼも見える。
中央という駅で降りる。公衆電話でUくんに連絡し、迎えに来てもらう。
まずは住んでるアパートを見せてもらう。駅前ビルの中。ワンルームで事務所みたいな部屋だ。実際事務所にしてる人も多いらしい。

Kさんが渡しそびれてたと私に託したお土産のお菓子を渡し、一緒に食べながら、平家物語の話。そのあと同じビルの中にある食堂で、カルビとか冷麺を食べる。そのまま同じ建物の中のスーパーみたいなデパートみたいな店で、カセットテープとかCDを買う。どれを買おうか迷っていると、Uくんが「いま韓国ではこのCDが人気あるみたい」と言って紹介してくれたのが、イスンファンの4集とキムゴンモの3集でした。

※ここがイ・スンファンとの出会いでした。

一人歩きの午後。たくさんの出会いがあります。

安山からソウル市内へ戻る電車の中で、左隣に座ってた若い女性が日本語を勉強中らしく、テキストを広げていた。話しかけてみる。明日試験なのだそう。漢陽大で舞踏を専攻していて、日本語は教養科目。それほど話せる人じゃなかったので、あまり話は弾まなかったのだけど、その隣に座ってたおじさんが時々英語で話に参加してきて、さらに私の右隣に座ってたおばあさん(全羅道出身、韓国語しか話さない人)もまじえておしゃべり。
おばあさんが私に韓国語で話しかけてくると、左隣の女子大生が通訳してくれる、それでも通じないとその隣のおじさんが英語でヘルプしてくれるという愉快な構図でした。
サダンという駅で女子大生が下りて行くと、私は独力でおばあさんの韓国語に立ち向かわなきゃいけなくなったのだけど、今度は新しく乗ってきて目の前に立った青年が、上手な日本語を話す人で、通訳してくれて助かりました。

市庁駅で乗り換えのために降りると、その青年も一緒になり、ホテルまでご案内しますよということでお言葉に甘える。この人も金さんで、4年間立教大学に留学していて今は韓国で日本語を教えているそう。今はサラリーマンだけど、いつかは経営者になりたいから名刺を作らないと言ってました。

ホテルに戻って買い物をいったん部屋に置くと、ちょうど待ち合わせの時間。
ロビーに飛行機で一緒だった金さんと奥さんの兪(ユ)さんが待っていました。
奥さんのユさんは、細身の賢そうな美人で、美男美女カップルだと思いました。

まず、ホテルから車に乗ってヨイドの63ビルに行きました。
いろいろおしゃべりしましたが、ユさんが通訳してくれました。彼女は中国の吉林省出身の「在中僑胞」で、中国の外語大で日本語を専攻していたので、トリリンガル。
彼女の両親は日本時代に日本語教育を受けているので、数字などは今でも日本語を使っているという話。
対して夫の金さんの方は全羅南道の木浦の方の出身らしい。サトゥリ(方言)は、田舎っぽいから話したくないと言っていました。

この夫婦は二人とも上昇志向の強い人たちで、私はちょっと押され気味。

たとえば、お金持ちは江南の高級アパートに住む。
「いい畑と悪い畑があるように、成功するためには住む場所はとても大事だ」などと話してくれた。金さんは今はサラリーマンだけど、昔貿易に携わって成功したことがあってその時に仁川にアパートを買ったそうで、ローンも完済してるらしい。
すごい。若いのに!
だけど、今はソウルで仕事していて、仁川では通勤に不便なので借家に住んでる。韓国では家を借りるときに、保証金を300万ウォン位積むと家賃タダでいくらでも住めるんだそうだ。
貧乏人は家賃を払うけど、少しお金あればいいシステムですね。

 ※当時のレート 100W=¥13.2
  300万ウォンは、40万円くらいだ。
  40万で家賃タダなんて!よほど金利が高かったんでしょうね。当時の韓国。

63ビルの駐車場の車の停め方が結構ぎゅうぎゅうで、これじゃ車出したいときに出せないんじゃ?と心配になったら、金さんが説明してくれた。
そういう風に人の進路をふさぐように停める車はギヤをニュートラルにしてサイドブレーキも掛けずにおくと、出たい車がその車を動かしていい仕組みなんだって。

へ~!って、日頃運転しない兪さんも知らなかったらしく、ふざけてその車を動かしてみようとしたら、金さんがすごい剣幕で「危ないから触るな!」と怒りました。この夫婦だけかもしれないけど、韓国の男女関係ってこういう感じなのかもって少し思いました。

(((((( 中略 ))))))))

漢江沿いの何車線もある広い道路がひどく渋滞してるなか、オリンピック公園などを車窓から見て、サドンというところで、夕食。
ナッチぽっくむという辛い料理をご馳走してもらいました。美味しかった。
ホテルまでまた送ってもらったのが夜9時頃でした。
たくさん話ができてとても面白かった。

そうだ、丙午の話になった。
中国や韓国でも丙午の女は良くないっていうらしい…


5日目 10/24(火)

ホテルで朝食を食べ、ロッテデパートの地下へ。
開店と同時に入ったら、店員さんたちがずらりと整列!日本のデパートと同じですね。
キムチをお土産に購入。

キムチがこぼれないように厳重に荷造りして、ホテルをチェックアウト。
荷物を預けて、最後の街歩きにでかけたのは「南山公園」
秋晴れの爽やかな空気の中、ソウルタワーに上りました。

南山で近くにいたおじいさんに声をかけて、自分の写真を撮ってもらおうとしたけど、なかなか通じなかった。身振り手振りで伝えたら、快く写真撮ってくれたのですが、韓国語、勉強しないとな~と痛感。地元の人とたくさんおしゃべりしたけど、韓国語はほとんど通じていないので。

ホテルに戻り、ガイドの羅さんに迎えに来てもらって、お土産屋に一度寄って、空港で日本に絵葉書をだし、金さん兪さんに電話して昨日のお礼をいい、無事帰国しました。


CD 1万ウォン位だ。安い。カセットは1200Wってどんだけ安いの!
揚げパンの安さも電車賃の安さもびっくりしますね。ソウル中心部から安山市までといったら、1時間半くらいかかる距離なのに・・・(750Wといったら100円くらい)。


初めての韓国。
濃かったなぁ…。
今読み返しても、韓国語も話せないのに街中でいろんな人と交流してますね。

この時の体験が強烈で、「もっと話したい!」と、帰国してからNHKのハングル講座を始めるんです。
そしてしばらくは夏休みやGWの長期休みには、一人で韓国に出かけていました。
ホテルも予約せずにぶらりと。
だいたいフェリーで釜山から入って、ソウルまで行くという感じ。

韓国語もどんどん上達して、結構話せるようになってきたところで、急に香港方面に転んだのでした…そして香港映画経由で、台湾通いが始まりました。

初めて韓国に行ったときの旅日記が発掘されました。
読み返してみたら、忘れていることばかり。
ツアーで行ったんだとか、いろんな人に会ってるなぁとか。
再度記録したいと思います。
この旅行は、同級生がソウルに住んでいたというのがきっかけでした。

日程 1995年10月20日(金)~10月24日(火)
同行者 Kさん(ソウルのホテルで合流)
HISのホテル付自由ツアーだったみたい。
ホテル:ロッテホテル

初日 10/20(金)

午前中仕事をしてから成田へ。ユナイテッドの夜便。897便。
ソウルまでは2時間。
隣の韓国人男性と話をする。

空港に着くとキムチのにおいがするなどと本に書いてあったけど、そんなことはない。
入国審査、むっとした顔の係りの人だ。「アンニョンハセヨ」と言うと顔がほころび「はんぐんまるる・・」と言われたが聞き取れない。「何日滞在しますか?」と日本語で聞かれる。「おーいる(5日)」とたどたどしく答えた。

トイレに行って、荷物を取り、両替をして外へ。
迎えの人がずらりと並んでいる。何か気恥ずかしい。私の迎えのHISの人もいるはず、と出迎えの人々の持ってる紙をのぞき込む。
ありました。「●●(私の苗字)御一行様」という紙。
ひとりなのに・・・。
実際に、HISの係りの羅さんが迎えに来たのは私だけだった。タクシーでホテルへ行くことになる。

空港のタクシー乗り場でひと悶着。
乗り場に並んでいると、後ろの人がどんどん乗るので、羅さんがいろいろ言って、乗っている人を下ろそうとした。一台目のおじさんは、けんか腰で言い返してきて、降りようとせず。二台目の人は下りてくれたので、そのタクシーに乗る。
羅さんの話によると、「この頃は韓国人も順番を守るようになってきたんだけど、こっちの人はせっかちだから…。最初のおじさんはそっちが乗ろうとしないから乗ったのだって。おかしいですよね?失礼でしょ。」と怒っている。

タクシーで空港に向かう途中、羅さんといろいろ話をする。帰りの迎えの打ち合わせをした後、朝鮮総督府(今の国立博物館)はどうして取り壊されることになったか?という話になる。
「日本の建てたものだからでしょう?」と私が言うと
「それだけじゃない。それだけなら、市庁もソウル駅も銀行も日本が建てたものだけど壊さない。あの建物があるために、宮殿が門から見えない。大統領官邸も宮殿の後ろにあるけど見えないから、というのが一つの理由。それから宮殿の後ろに「大」という形の山があり、博物館は上から見ると「日」という形に見え、市庁ふが「本」という形に見える。つまり「大日本」。それが、韓国の方位学の重要な場所にあるから、というのがもう一つの理由。」と話してくれた。

夜9時半ごろホテルへ到着。ロッテホテルはいいホテル。
フロントへ行くと同行のKさんはすでに部屋にいるとのこと。
羅さんとはここで別れる。
部屋でお風呂に入ってから、夜10時ごろ、少し外出。
明洞まで歩いてみる。にぎやか。東京と変わらない感じで、夜歩きも怖くない。
コンビニみたいな店でビールとコーラを買う。レジはPOSが導入されている。店の人に何も話しかけられず残念。
Kさんは先に歩いていたそうで、道を知っていた。


2日目 10/21(土)

7:20起床。朝食は贅沢してルームサービス。
Kさんはアメリカン。私はカルビタン。カルビタンにはカクテキやノリなどが付いてきた。
朝食後ホテルの地下の銀行で両替。係りのお姉さんがとても愛想がいい。

10:00 こっちに住んでいる同級生U君がホテルにやってくる。
今日は3人で観光。
まず、徳寿宮へ。ここは景福宮を小さくしたようなところ。U君の説明がすばらしい。豊臣秀吉の時代に景福宮が燃えてしまい、宮殿をココに移した。建物一つ一つの前で歴史的な背景を説明してくれる。すごい。

昼食は「韓定食を食べたい」という私のリクエストで仁寺洞まで歩き、トゥレという店を探す。
仁寺洞は歩行者天国になっていて、骨董品や筆、古本、陶磁器などを売る店が並ぶ。今日はちょうど何かのお祭りらしく、屋台がいろいろ出ていた4.飴を切って売る店は「芸」をするのがお約束なのか、何軒もあったけど、どこもにぎやかな音楽をかけて、はさみをカチャカチャ言わせて芸をしていた。仁寺洞の裏のほうは昔ながらの古い家で、貴族が多く住んでいたのだそうで、とても趣深い。仁寺洞の骨董店は経済的に苦しくなった貴族たちが暮らしのために家にあったものを売り出したのが始まりとか。

トゥレは奥まったところにあるいい感じの店。
日本語は通じず、英語が少し通じる。U君も韓国語はまだそれほどしゃべれない。
お店のおにーさんはいい人で、通じないながらもいろいろ説明してくれた。「韓定食~はんじょんしく」は予約しないとだめだそうで、代わりに「せこぎ(牛肉)」とか「ゆっけ」とかありますよ・・・と説明してくれるが、なかなか全部は通じないので、予算を3人で5万ウォンくらいとかいって相談。せこぎを入れると7万ウォンでということで、それで注文。お任せです。
結局飲み物とか全部入れると8万ウォンくらいになった。U君がご馳走してくれた。
帰り際、お店のおにーさんが、実は今月宮城の作並温泉に行ってきたばかりだと言っていた。しぶいな・・・・

※このお店今も健在のようです。
http://www.seoulnavi.com/food/2123/

昼食後は景福宮へ。
またまたU君の講義の続き。勉強になる。
景福宮はとても大きいが、その建物のほどんどは焼けたり壊れたりしてあまり残っていない。
ミンビ暗殺の石碑のところも行ってみた。今年は事件からちょうど100年で、10/8に行事があったらしい。花がそなえてあった。
高宗が愛したという建物はきれいでした。
結婚写真を撮るカップルがいました。

※参考:閔妃暗殺事件(1895年)(世界史の窓)

旧朝鮮総督府 国立博物館へ。
羅さんの話の通り、宮殿側からしたらかなり目障りな場所に建っており、何もここに建てなくても…と、日本の帝国主義の狭量さを感じて悲しくなった。この建物の撤去に日本も協力すればいいのにと思う。中は国立博物館になっている。子供たちが大勢いて展示物の名前を書き写している。絵を描いている子もいる。大人でも書いている人がいる。勉強熱心で結構だが、名前を書き写すことばかりに熱中して、肝心の展示物を見てない子もいるようだった・・・。
私一人なら、サラーっと流して見るところだが、同行者もいたので全部しっかり見てしまった。
朝鮮半島との歴史的な深いかかわりは知っているつもりだったけど、半島側の視点でみたのが面白かった。陶磁器などは、やはりこちらのほうがはるかに進んでいたんだとはっきりわかるし。伝播していくのが具体的にわかったような気がした。

光化門からまた仁寺洞にもどる。
伝統茶院というタバンでお茶。ここも貴族の家を画廊と茶房にしているところで、内庭が広くとてもいい雰囲気でした。

夕食は明洞で参鶏湯。栄養参鶏湯。おいしかったけど食べきれなかった。
途中、全州屋の前を通ったけどガイドブックに書いてある通り、本当に幟を持ったおじいさんが立っていた。あの人は一日中立っているのだろうか?

U君とはここで別れて、われらは途中の洋服屋などを冷かしつつホテルへ。
ホテル37階のラウンジへ夜景を見に行ったがあまりよく見えない。コーヒー1杯飲んで部屋に戻る。土曜の夜のせいかソウルの若者でスカイラウンジへのエレベーターはいっぱいだった。


今はもう旧朝鮮総督府の建物はありません。
1995年に解体されているので、私が見たのは本当にぎりぎりだったんですね。
その後ソウルへ行ったときに、尖塔部分が地面に置かれているのを見た記憶があります。
その後、その尖塔部分は、別の博物館へ運ばれて展示されているそうです。