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以前、ホームページの方に載せていた(というか今も載せてますが)
10年以上前の旅行にまつわる書き物です。
今韓国づいてるので、再録しちゃいます。

ここに出てくる友人は、当時韓国の大学に講師として招かれてました。
今は、なぜか台湾の大学で仕事してます。
日本文学専攻の人なので特に海外志向ってワケではなさそうなのですけどね。

不思議と私の「はまる地域」がかぶってます。

■■■■■■■■■■■■■■■■

ソウル郊外の安山で、友人と食事してビールを飲んで楽しく過ごしていたら11時近くになってしまった。
「新村(シンチョン)」の宿までは電車で帰る。
さて、終電は何時なんだろうかとちょっと心配になりながらも、とにかく来た電車に乗ってソウル市内へ向かう。

「安山から新村までは2回乗り換えだな~」
などと路線図を確認したりしていたけど、やはり甘かった。
途中の「新道林」で無情にも電車は終わってしまったのでした。
あ~あ。

他の乗客と一緒に駅舎の外にとぼとぼと出る。
外に出てみるといずこも同じ終電後の風景。
タクシーを拾おうとする人たちであふれていた。
サラリーマン風のおじさん達が多いようだ。

私も、残された新村への道はタクシーだけ。

日本だとこういう場合、タクシー乗り場に長蛇の列というのが普通だと思うけど、ここにはそんな列などは存在していない。
話には聞いていたけど・・・。
列は作らないのね。

駅前の広い道路にはタクシー待ちの人がばらばらにあふれ、それぞれが思い思いに流してるタクシーを停めている。

タクシーもタクシーで、運転手さんが駅前に出ていって「インチョン(仁川)!」(けっこう長距離)とか叫んで客引きしてる。
かなり騒々しい。

 

この状況で、さて私は不慣れな日本人旅行者。
無事にタクシーで帰れるのだろうか・・・
不安がつのる。
真夜中だ・・・。

 

ボーッと眺めていては朝まで自分の順番は回ってこないだろう。
道路に出てみる。
さっきから観察していて大体のやりかたは分かった。

周りの地元の人たちは、走ってくるタクシーに手を挙げて停めて、窓越しに自分の行き先を言ってるようだ。

韓国のタクシーには相乗りという習慣があるらしい。
サラリーマンのおじさん達は空車だろうと人が乗っていようと関係なしに手を挙げて停めている。
タクシーの方も、お客を乗せてても停まっている。
行き先が同じなら乗れるということのようだ。

 

待ってる人も多いが、タクシーも沢山来る。

いつまでも観察ばかりしていられない。

勇気を出してタクシーを止め「シンチョン!」と叫んでみる。
何台か停めたけど、みんな「ダメダメ」というような顔をして走り去っていく。

方向が違うのかもしれないが、「わたしなにか悪いことしたかな?」と思ってしまうくらい乗せてくれない。
空車なのに走り去るタクシーもいる。
(車庫帰りの途中だったのか???)

 

だんだん心細くなってくる。
このまま朝になっちゃったりして・・・。

 

上京したての18才の頃、新宿で終電を逃した時のことを思い出した。
歌舞伎町の靖国通りで友達と2人でタクシーを拾おうとした。
空車がばしばし通るのに、私たちの前にはどれも止まってくれない。
やっと停まってくれたタクシーの運転手さんに
「誰も停まってくれなかったんですぅ」と話すと「女性客は長距離乗らないから、乗せたくない運転手が多いんだよ」との話で憤慨した。
あの頃はバブルだったから。
タクシーも強気だったらしい。

 

で、ソウルの真夜中である。
そんな思い出に浸ってる場合じゃない。

何としてもタクシーを止めなければ!

半ば悲しくなりながら、もう1台、手を挙げて走りよる。
空車のようだ「しんちょん!!」と叫んでみる。
「のれ」と手振りする初老の運転手さん。
「やった!!」これで帰れる~~~。

 

助手席に乗る。
どうして助手席に乗ったか説明すると・・・、
以前街で見かけた光景で、女性一人客はよく助手席に乗っていたようだったから。でも、そういう習慣があるのかは、ほんとのところはよく分からない。よく分からないけど、この後相乗りで酔っ払いとか乗ってきたら嫌だから、この場合はやっぱり助手席だ。

走り出してから改めて行き先を告げる。
「シンチョン」。
発音の仕方で私が韓国人でないことはばればれかもしれない。
真夜中だし、一人だし、用心にこしたことはないと思って極力黙っていた。
クールにしていた方がより安心できるような気がしたから。

しばらく走ると、「永登浦!」と叫んだおじさんが乗り込んできた。
同じ方向なのだろう。
おじさんは運転手さんといろいろ話している。
どうやら電車が無くなってまいったよ。
という様な事を話してるらしい。
運転手さんも、いい感じの人らしいが、私は言葉がよく分からないので会話には加わらない。
そうこうするうちに永登浦に着いたらしい。
おじさんが降りていった。
運転手さんは今度は私に話し掛けてくる。

「外国人ですから、韓国語はあまり話せません」
(あえて日本人とは言わなかった。まだちょっと警戒していた)

と言うと、

「ああ。そうでしたか。韓国人かと思ったけど、しゃべらないからおかしいと思ったんですよ。韓国人と日本人は似ているから区別できない。中国人なら直ぐ分かるけどね。」
とか何とか言ってた。と思う。
運転手さんは愛想がよく片言の日本語もしゃべってくれたりした。
私の緊張も少しほぐれてきた。

「行き先は新村でいいんですよね。どのあたりまでですか?」

「新村駅前でお願いします」

「新村には国鉄と地下鉄2つ駅があるけどどちらですか?」

 「あ、地下鉄です」

そして私の「しんちょん」の発音がおかしかったらしく、(この韓国語は結構難しいのです。)正しい発音を教えてくれて、何度も練習させられた。
でも運転手さんの発音と自分の発音のどこが違うのかすら分からなかった・・・。

しばらくすると、若いお兄さんが3人乗り込んで来た。
ほどなくして、新村のロータリーに着いた。
お兄さんたちを残し降りる。
無事ついてよかった。
それにいい運転手さんでよかった。

韓国一人旅で寂しくなったら、タクシーに乗って運転手さんとおしゃべりすればいいな、とまで思うほどだった。
調子こいてます。

12時半をまわってたけれど、新村はまだまだ人通りも多く、明るかった。
なんだかほっとして旅館に帰ってみると、ラブホテルと化していた・・・・・。
あらあら、平和だなあ。
微笑ましくなって、その夜はぐっすり眠れた。

10

さて、最終日です。
今日はもう帰るだけなので、何も目立ったことはなし。

8:00  起床 ホテルの朝食バイキング。

    

10:00 チェックアウト

    

    泊まったホテル全景。

10:30 地下鉄で金浦空港へ(所要時間約30分)
   
11:00 空港近くのEマート(スーパーで最後の買い物)
    思いつきで、スーツケースを買ってしまった。
    空のスーツケースに入れるため、韓国のりを山ほど購入。

    

11:45 空港へ、チェックイン。

12:50 JALで一路日本へ。

    
    大島上空。(帰ってきて地図で調べた)

15:00 羽田到着
    京急蒲田まで電車で行って、そこからタクシーに乗っちゃった。
    でも日本のタクシーは高い。

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旅の感想

グループ旅行だったため、自分では行かないところや、
途中で疲れていくのやめちゃったであろうところに
しっかり行くことができ、なんとも盛りだくさんな旅となりました。

「DMZツアー」なんて思いもつかなかった。

でもこれはかなり面白いものでした。
ガイドさんの話がとても勉強になったし、興味深いものでした。
ツアーを上手に活用するのもいいですね。
台湾に行っても勝手に見物しているだけなので、
これからはツアーの可能性に目を向けたいと思います。

メンバーも楽しく、中国語勉強中の私にハングル勉強中のU氏。
言葉の話をいろいろしたのも楽しかった。

U氏には中国語をいろいろ訂正してもらいました。

ハングル読めない・・と言ってたNM夫妻は、さくさく行動
決断も早く、有る程度ついていくだけでよかったので、楽ちんでした。

私もハングルの読み方で貢献できたらしいので、よかったよかった。
むかし取ったきねづか。
意味はわからなくとも、読み方は忘れないものですね。

7:00  起床
    朝食は近所のパン屋でパンを買ってきてもらい、あわてて食べる。

ツアーの集合時間は当初7:20と言う話だったけど、
このホテルへの迎えは1時間後の8:20だとわかり、少しのんびり。

8:00  NM夫妻がやってくる。
    彼らとU氏は今日の夜便で帰るので、荷物を預かることにした。

★いざDMZツアーへ★

    昨日の夕方急遽申し込み行くことになったツアー。
    DMZ(非武装地帯)ツアー
       ↑
    このリンク先は、ここで申し込んだと言うわけではありませんが、
    同じ内容です。(昼食月半日コース58000W)

8:20 ホテルロビーで待っていると旅行社の人が来て、バスに乗せてくれた。
    大型バスはほぼ満員。
    日本語ガイドと英語ガイドが乗ってる混載バス。
    日本語の説明のほうが圧倒的に長い・・・。
    ガイドさんの話では、英語のひとは、バスの中でよりも、現地での説明を
    好み、日本人は現地よりもバスの中での説明を好むからだとか。

    バスに乗ってると、見知らぬ番号から来電。
    昨日の民家カフェの人から「時計が見つかりました」との連絡。
    やった~。
    「午後取りに行きます」

9:20 イムジン川公園でトイレ休憩
    歌にもある「イムジン川」
    「臨津江」と書くとは知りませんでした。

    
    ツアーバス

9:50  検問を通過して、トラサン駅へ。
    ここからは軍の施設内のため、写真撮影などは決められた場所でのみ。

    とらさんってなんだか親しみ持てる響きですが
    「都羅山」と書きます。
    北朝鮮への鉄道が再開され、韓国側の最後の駅です。
    残念ながら現在は南北関係が悪化しているので、使われていない。
    土産物は開いてましたが。
   
    
    近代的なつくりのトラサン駅。

10:30 第3トンネル
    北朝鮮が韓国へ向けてこっそり掘った南侵トンネルのひとつ。
    行くまでこんなものがあることすら知りませんでした。
    勉強不足!

    

    こういうケーブルカーみたいなもので入っていきます。
    帰りは歩きもOK。
    ヘルメット必須です。

    トンネルに入る前に、映像館で南北分断の歴史についてお勉強。
    よくまとまっててわかりやすい映画でした。

11:30 トラ展望台

    

    境界線を越えて北側が見える展望台です。
    春霞のため、視界はあまりよくありませんでしたが。
    ぼんやりと見えます。
    ほんとに地続きなんだな~と実感。
  
    離散家族の人たちや拉致被害者のご家族の気持ちを考えました。

    ここは軍施設真っ只中のため、写真を撮ることのできるエリアが
    黄色い線で示されています。

12:00 イムジン川公園まで戻り昼食
    ツアーについているプルコギです。
    なかなかバカにできない美味しさでした。

    

    食後、イムジン川公園を見物。
    韓国の人も身分証なしで自由に来られて北が見える場所のため、
    駐車場に渋滞するほどのにぎわい。

    
    「自由の橋」付近にずらっと貼られているのは、南北統一への願いです。
    日本人拉致被害者が早く帰国できるようにとの願いも見かけました。
 

★夕食まで自由行動 時計を取りに再度北村へ★   

14:00 ソウルロッテデパート前で解散。
    私たちも夕食まで自由行動をすることに。
  
    まず、ロッテデパートの地下で、韓国のり、明太子、五味子茶を購入。
    チェジュでも食べたコーヒー味のパン。
    焼きたてを売ってるのを見かけて、イートインコーナーでおやつ。

    
    1個2000W

    焼きたてはものすごく美味しいですよ!
    これお勧め。

    その後、ロッテホテル前からタクシーに乗り、時計を取りにいくことに。
    場所はなんとなく覚えている。
    冬ソナロケ地の「中央高校」の近くだった。

    「安国洞の中央高校までお願いします」

    中央高校前で、タクシーに待っていてもらい、民家カフェへ。
    ちょうど店の前に、北村散策ツアーの日本人の集団がいた。
    わ~この人たちが入店したら、時間かかるだろうな~。

    

    ダッシュで店の中へ。

    昨日接客してくれた、アガッシとハルモニが、顔を見るなり
    すぐに思い出してくれて、時計を持ってきてくれた。

    ハルモニが韓国語で、なにやらしきりに話してくれたが・・。
    全然わからず。
    でもたぶん、
    「昨日は全然気がつかなくて、今日テーブルを動かしたらみつかったんです」

    みたいな事を話してたのではないかと思います。
    お礼を言ってまたダッシュで外へ。
 
    さっきのツアーの人たちは、このカフェには入らず、
    近所の「ユジンの家」の前に移動してました。

    冬ソナ見てないので、全然わかりませんが。
    みんな記念撮影してましたよ。

    タクシーに戻り、そのままホテルまで行ってもらいました。
    9500W。安いですね。

★夕食はマポチュムルロク通りで★

4:00 ホテルのある孔徳の隣駅~マポで待ち合わせ。
    今日の夕食は、4時からチュムルロク。
    マポには「チュムルロク通り」というのがあるんです。

    4時なのでどこもガラガラ。
    「タルグジチプ」と言うお店に入ります。
    チュムルロクというのは、薬味をもみこんだ牛肉焼きです。
    牛肉は豚肉の4倍くらいの値段です。
    これまで豚ばかり食べていたので、急に物価が高くなった気がしました。

    
  
    5人で、チュムルロク2人前。
    豚肉の5枚肉(オギョプサル)2人前。で満腹。
  
    ホテルに戻り、3人は荷物を取ってタクシーで金浦空港へ。
    地下鉄でも1本ですが、疲れてたのね。
    (でもタクシーは安い)

    私たちも、どっと疲れてホテルのレストランでコーヒーを飲んだ後
    寝てしまいました・・・。

23:00 最後の夜をこのまま寝てすごすわけには行かない!
    と、オットは夜の街に出かけていきました。
    初日夜に見た、ホテル近くの屋台のてんぷらが気になってしょうがない様子。
    私はすっかりダウン。  

    
    テイクアウトしてきたてんぷら。
    あげたてでかなり美味しかった。

    荷造りして就寝。
    

    

12


★2日目★

     ※時間は大雑把です。

7:30  起床
    同じホテルに泊まってるU氏の部屋へモーニングコール。起きてた。
    2日目の朝にして、早くもコインランドリーへ。
    ソウルがことのほか暑くて汗をかいたので着るものなくなった。

8:00  U氏とともにホテルの朝食バイキング。
    食後、洗濯物部屋に干す。
    

★景福宮へ★

9:40  ホテル出発。
    地下鉄で一本の「光化門」駅から「景福宮」駅まで歩く。
    待ち合わせにちょっと遅れる。
    NM夫妻は先に来て待ってた。
    彼らは早起きして散歩しながらここまで来たそうな。

10:10 まずは景福宮見物。
    光化門は工事中だが、その内側では「守衛の交替式」が。
    時間を決めて毎日行われているらしい。
    韓国語、英語、日本語、中国語で案内のアナウンスがある。
    古装でなかなか趣あり。

    

    デモンストレーションの後は、観光客との記念写真もOK。
    でもここの守衛さんは、現役兵士と同様ピクリとも動かない。
    韓国は徴兵制だし、ここの若者も本場で訓練されたのでしょうね。
    観光用の見世物としても中身が違う気がしました。

    景福宮は3回目。
    春に来るのは初めてで、花が咲き乱れてとてもきれいでした。
    子供の見学が多かった。
    
  
    案内の無料ガイドブック(日本語)には詳しい説明があります。
    でもここでも日本の悪事をことさら書きたてる語調。
    15年前の初訪問のときとはまた違った感慨を持ちました。
    この15年、実際にアジア各地に(偏りあるけど)行くようになり、
    私の教科書的歴史観も変わったようです。

    
    「しとみど」
     最近、宮本常一の本であたらためて認識。
     この戸の形態は、日本土着(縄文人)は持っておらず、
     船に乗って日本列島へ移住してきた人が持ち込んだものではないかとの話。
     そのため、日本の貴族(移住者?)の屋敷に多く用いられ、
     また、船で生活する海上生活者の港町にも多かったらしい。
     景福宮もずばり!ですね。

★三清洞と北村韓屋マウル散策★

12:00 景福宮からとなりの三清洞へ。
    適当に歩いて「韓定食」の看板があったら入ろう。
    と言ってたのですが、なかなか見つからず、いい加減足も疲れてきた。

    ガイドブックに載っていた「ソルメマウル」へ。
    安いほうの韓定食「メ定食」18000W
    
    このほかに前菜が何皿も出てきました。
    まさしくテーブルに乗り切らないほどのおかず。

    ちなみに高いほうは「ソル定食」23000W。
    二つあわせると「そるめ」ですね。
    

14:00 ビールも飲んで、おなかもいっぱいになり、
    三清洞からまたとなりの「北村韓屋マウル」まで散策。
    坂道。
    三清洞には、かわいいお店が多い。
    「北村韓屋マウル」は住宅地。
    裏側からアクセスしたので、まったく情報なし。
    ただ散策。

    
    
    このあたりの住所は「嘉会洞~かふぇどん」。
    カフェに入りたいね~なんて、ばかな会話をしながら。

    民家カフェを見つけて入りました。
    「文化空間ヒャンナムゥ」
    
   

    迷わず五味子茶をオーダー。
    ほんとに普通のおうちのリビングでいただくお茶です。
    美味しく、のんびりくつろげましたが、
    くつろぎすぎて腕時計を置き忘れてしまい・・・
    あとが、大変でした。

    途中でアイスを買い食い。
    チェジュでも食べた鮒焼きアイス。
    パッケージが微妙に変わり、1000W→1200Wに値上がりしてました。
     

★漢江クルーズへ★

15:30 安国駅からヨイナル駅まで行くはずが、なぜだかヨイナル駅だけ通過。
    となりのヨイド駅で下車。
    車内アナウンスはありましたが、もちろん意味はわからず。
    なんだったんでしょ?

    花見客が多すぎて、入場制限のため駅通過?
    そんなことあるかな~?

    ヨイドから漢江クルーズの船着場まで歩きます。
    ヨイドは桜の名所とのことで、土曜日と言うこともありすごいひと!

    船着場まで行って時計のないのに気がつきました。
    同行者が民家カフェのカードをもらってきてたので、まず電話。

    没人接・・・。あとでかけよう。

    もともと遊覧船で上流の蚕室あたりまで片道行って
    そこから夕食に行こうと計画してたのですが、
    そっちへ行く船は2時間後の出航。
    もっと下流へ行って戻ってくる船ならすぐに出ると言うので
    ラウンドトリップで出かけました。

16:30 漢江クルーズ出発。
    気候がいいせいか、満員。
    遅く乗り込んだので椅子もなく、甲板に座り込んでちょっと哀れ。
 
    みな歩きつかれてるので、風に吹かれながら眠り込む人も。
    景色はあまり見えませんでしたが、気持ちよかった。

    

18:00 下船。
    さやかちゃんから、夕食の待ち合わせのことで来電。
    こっちの時間が押しているので、もうちょっと待っててね。
 
    再度、さっきの民家カフェに電話。
    今度はつながる、さっき接客してくれた日本語が話せる女の人は
    帰っちゃったらしく(え?家族じゃなかったのか~)
    英語で会話。
    探してくれたけど、みあたらないって言われる・・・
    がびーーーん。
    結婚記念日のプレゼントだったのに・・・やばい。

    いったんホテルに戻る。
    船の中で急遽「板門店にいこう」と盛り上がり、
    ツアーの申し込みをすることになった。
    ホテルにJTBのカウンターあったはず。

    板門店のツアーはもう満員。
    別のツアーに申し込む。
    明朝7:20に集合だそうで、
    NM夫妻はいったんホテルに戻り清算をしてくることに。

    私は時計の件をもうちょっと粘って調べてる。
    さやかちゃんをかなり待たせてる。
    ごめんね~。  

★夕食は「ポッサム」 そして東大門市場へ★

19:45 新堂駅でみなと落ち合う。
    歩いて「ウォンハルモニポッサムホンガ」へ。
    途中はコプチャン(ホルモン焼き)の店ばかり。
    ソウルは、「○○街」といういうのが、まだまだ健在ですね。
    食べ物やさんも同じような店が固まってるところ結構多いですね。
    
    さて、「ポッサム」とは、豚の三枚肉を蒸したのを葉っぱに包んでたべるもの。
    この料理は、ソウル駐在のお友達のおすすめです。

    
    
    1~4階まで全部広い客席になってる。
    さすが本店!

21:30 東大門市場へ移動
    ここも人が多い。
    歩くだけ歩いて、タッカンマリ通りまで行ったけど、全部店じまい。
    残念。
    途中に「ポシンタン」の店も見たよ。
    ポシンタン~犬料理です。

10:30 さすがに疲れたので、明日も早いし解散。
    地下鉄で帰りました。

    

    「チョンノ5ガ」駅で反対方向のホームにいるさやかちゃんをパチリ。

  
    ホテルの部屋でU氏とちょっとビール飲んで、就寝。

    なかなか盛りだくさんで、長い一日でした。
    私たちだけならこんなに行動してないだろうな~。


★羽田―金浦線は便利★

※時間は大雑把です。

6:30 自宅出発

7:30 羽田空港到着、朝食。
    ゲート前の待合室で今回の旅のメンバーNM夫妻と合流。
    本屋で慌ててガイドブック購入。

9:20  JALで出発。機内食は空弁(天むす)。

11:30 ソウル金浦空港着。
    先ず駅の窓口で「T-money」(スイカみたいなもの)を購入。
    初韓国語にキンチョー。
    半分以上通じず、でも手元にはちゃんとT-moneyが。
    その後地下鉄で孔徳のホテルへ。
    NM夫妻は明洞のホテルへ。夕食まで別行動。
    ホテルはこの3月にできたばかりの「ロッテシティーホテル
    ピカピカ!
    
    
    ロビーなどにスタッフが異常に多いとおもったら、なんと今日が
    グランドオープンの日でした。
    

★昼ごはんは参鶏湯★

12:30 地下鉄で「光化門」へ。駅構内で火災訓練中。
    物々しい。照明は落ち、煙ももくもく、ジリリリリ!と非常ベルも鳴る。
    乗客は改札からでることができず、駅オフィスを通って裏口から外へ。
    切符の精算どうなってるの?
      ※このあと帰りは普通に乗ることができましたので、
       韓国のシステムでは、入場と出場を厳密に区別してないようです。

13:00 「光化門」から歩いて参鶏湯の有名店「土俗村」へ。
    中国人客が多い。
    お店の人に「随便座!」(好きなところに座って)と言われた・・・。
    5年ぶりくらいの土俗村。
    ずーっとこれが食べたいと思っていたので、初日に食べて満足。
    

15:00 歩いて「光化門」まで戻る。
    途中、本物の「光化門」あたり一面工事中。補修してるのかな?
    駅前の「教保文庫」でCDショッピング。
    ここにきたのは10年以上前。
    記憶を頼りに行ってみたら、果たして巨大な本屋さん、健在でした。
    歩きすぎて疲れてたので、目的のものだけ買って終了。
    それは・・・カンサネの新譜と、ライブ版。
    イ・スンファンの去年のアルバム。

16:00 ホテルへ戻り、しばし昼寝。
    テレビをつけたら、なんだか見覚えの有る人が・・・

    
    20年以上前に「Jエゲ」で韓国歌謡界に一大旋風をまきおこした(はず)
    イ・ソンヒ です。 
    きゃーなつかし~。  

★夕食は安くて美味しいテジカルビ★

20:00 NM夫妻と、夜便で遅れてソウル入りしたU氏がホテルへ到着。
    韓国留学中のお友達さやかちゃんも訪ねてきてくれた。
    皆で孔徳駅前の「チェデポ」というテジカルビの店へ。
    入り口が難しい。
    ボロボロの店だったが、雰囲気もよく、美味しかった。
    

22:00 珈琲でも飲みたいと、周辺をうろうろ。
    「ホプ」(居酒屋)ばかりで、珈琲やは無し。
    仕方なく、駅のコーヒー店でうす~~いコーヒーを飲みつつおしゃべり。
    
23:00 コンビニで買い物して今日は解散。
    初日から疲れた~~。
  
    明日は10時に景福宮駅5番出口に集合です。

写真は「光化門」前にずらりと並ぶ消防車。
    


今回のソウル旅行にかかったお金を計算してみました。

日本円にして約114000円(2人分)でした。
一人5.7万円。まぁまぁかな?

おおざっぱな内訳は

・飛行機 ¥19000(マイルの特典でしたが、燃油費、空港税の分です。)
・ホテル W116000×3泊=約¥26000

・スーツケースW89000=約¥6700(なにも韓国で買わなくても良かったんですけど)
・CD3枚 W40000=約¥3000

・食費
    土俗村の「参鶏湯」 W13000×2
    孔徳駅前チェデポの「テジカルビ」 W15000×2
    三清洞ソルメマウルの「韓定食」 W23000×2
    新堂ウォンハルモニ本店の「ポッサム」 W18000×2
    イムジンガン公園の「プルコギ」ツアーに含む
    マポのタルグジチプの「チュムルロク」 W18000×2
    ホテルの朝食バイキング2回  W16500×4
    喫茶店、パン、お菓子、ビール、ジュースなど 約W90000

    合計 W330000=約¥25000

・観光 景福宮 W3000×2=約¥500
    非武装地帯へのツアー W58000×2人=約¥8800
    漢江クルーズ W11000×2=約¥1700

・移動 地下鉄 W24000=約¥1800
    タクシー W9500=約¥700

・日本で使った分
    交通費    ¥3000
    ガイドブック ¥1200
    飲食     ¥1000

・残りはおみやげの買い物 ¥15600
    明太子、韓国のり、キムチ、五味子茶

お金は、気にせずにバシバシ使った印象です。
お土産の食材だけで¥15600とはちょっとビックリ。
向こうでスーツケースを1個買ったことで、気が大きくなった模様。
買い込みすぎました。

4


今回の食事

土俗村の「参鶏湯」
孔徳駅前チェデポの「テジカルビ」
三清洞ソルメマウルの「韓定食」
新堂ウォンハルモニ本店の「ポッサム」
イムジンガン公園の「プルコギ」
マポのタルグジチプの「チュムルロク」

ほか、ホテルの朝食バイキング2回
屋台のてんぷら、ロッテデパート地下のパン。
などなど。
食べました。

ほとんどハズレなし!おいしかった。
今回は成功です。


先ほど3泊4日ソウル旅行から帰宅しました。
食べ過ぎました。

そうるは春爛漫。
気温も異常なくらい高くて(30度近いところも!)
長袖では暑いくらい。
(コートもって行ったのはなんだったのか・・・)

でも桜がちょうど満開で、他にもいろんな花が咲いていて、とってもよい季節でした。

ソウルの桜

4

2月にチェジュ島行ってきたばかりですが、
明日から4日間ソウルへ行って来ます。

先々月のこと、自宅で友人たちとお茶していたときに、

  「ソウルいきたいよね~」

  「いっちゃう?」

  「じゃ、いつにする?」

  「日程決めちゃおうよ」

という感じで、全くのノリで決めてしまったグループ旅行です。
そのあとで休みの調整やエアチケットが取れない!
なんていうちょっとしたトラブルもありましたが、
なんとか無事出発できることに。
友人と5人で行くので、いつもとはまた違った観光が楽しめそうです。

ソウルは2年前にプサン行きの行き返りに、ちょっと立ち寄って、
焼肉食べてスーパーへ行った程度だったので、今回はしっかり満喫します。

今回、羽田-金浦間のフライト。
うちからだと羽田の方が近いのでありがたいです。
はやく台湾線もできないかな。

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台湾旅行はキャンセルしてしまいましたが、もともと予定していた韓国旅行のチケットがやっと取れました。(マイルの特典チケット)JALではこの時期キャンペーンをやっていて、ソウル往復12000マイルなんです。
取れてよかった~。
行きは羽田-金浦。帰りは仁川-成田です。

台湾をキャンセルした反動で、当初2泊3日の予定だったのを、3泊4日に変更しました。4月はソウルではじけてくる予定。
これからホテル探しです。ソウルナビでみると「満室」が多い。
やはり週末の韓国は人気なのですね。

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済州のファミリーマート(済州のコンビニはファミマかGS25のどちらかでした。7-11などはありませんでした)で購入した最中アイス。

あんこが美味しかった。
最中部分はイマイチ。

てっきりたい焼きだと思ったのですが、魚のフォルムがちょっと、違うような・・・。

帰ってきてから辞書を引きました。

「ぷんお」というのは鮒のことらしいです。
(ハングルをインプットできないので、わかりにくいですが円で囲ってある部分の上の文字)

韓国ではたい焼きじゃなくてフナ焼きなのかな~と思って調べたら、こんなページを発見しました。

ソウルナビの記事

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勉強不足で行くまで知らなかったのですが、済州島は火山の噴火によってできた火山島で、島のほとんどが溶岩と火山岩でできています。地下水が溜まる地層がなく米がとれないのだそうです。(温泉もない。う~ん、もったいない)
おそらく穀類は、粟、稗の類を作っていたのではないかと思います。(博物館に粟の収穫の様子が展示されてました)

現在の中心産業は観光ですが、土地はみかん畑と牛馬の放牧に使われています。
馬の放牧は元寇の頃から、みかんは1960年代から始まったそうです。
大阪府と同面積の島のほとんどの場所から、韓国最高峰の漢拏山(ハルラサン)が見えます。ということは、漢拏山以外の山がないってことで、漢拏山の周りは高原になっています。景観は、杉の防風林と溶岩でできた石垣が特徴的で、放牧地や農地の中に石垣に囲われた墓地が点在しています。

防風林は杉です。
これももともとこの島にあったものではなく、そこから持ち込まれたもののようで、行ったときは杉の花の真っ盛り。真っ赤な花粉で杉の木が覆われていました。同行者も花粉症の発作がたちまち現れていてちょっと大変そうでした。

短い滞在で、島の半分くらいしか通っていませんが、特にお墓と石垣は滞在中一番興味をそそられ、バスの窓からずっと見ていました。
石垣の感じは、イギリスの田園地帯にも似ていますが、イギリスのは白っぽい石で人の背丈ほども積むのに対し、済州島のは黒い溶岩を人の腰くらいの高さまでつんであり、石一つ分の厚みしかない小ぶりな石垣です。でもプロの人が積むのでとてもしっかりしており、ちっとやそっとでは崩れないようになってます。

写真は済州島のお墓。
走行中のバスから撮ったので、写りがイマイチですが・・・

韓国は基本的に土葬だそうで(最近は土地問題から火葬が進められているらしいです)こんもりと土を盛った上に芝をはり、周りを石垣で囲って、家畜に荒らされないようにしてあるのだそう。(石垣だけが済州島独特なのだそうです)
グーグルの航空写真でも確認できるこのお墓。
たぶん墓地だろうとは思っていたのですが、現地へ行ったら間近に沢山見ることができて、ガイドさんの説明も聞けたし興味をそそられました。
放牧地の中、集落中、畑の中、山の斜面などいたるところにこのお墓は出現します。占いによって場所を決めるらしく、夫婦でも別々の場所に葬るそうです。


済州島へ行くのははじめてでしたが、とてもいい印象。
半分以上の日程をガイドさんにお世話をしてもらい、思考停止した状態の旅行でしたので、快適快適。韓国語もほとんど話しませんでした。(って、話せないんですが・・・汗)ガイドさんの話によると、済州島の方言は本土とかなり違いがあり、風が強い気候のせいか、みな声が大きく荒っぽい話し方だといわれているのだそう。

溶岩の流れ出たトンネルが巨大な洞窟として残る、世界遺産の「万丈窟=まんじゃんぐる」や火山の噴火口跡のこれも世界遺産「城山日出峰」。
島中に点在する滝、溶岩でできた石垣、こんなに近いところに、こんなに景観の違う土地があるのかと、とっても興味深い場所でした。

滞在したのは、島の南側にある中文観光団地内の「済州新羅」。
ここも快適でした。
高級ホテルで、設備もすばらしいのはもちろんなのですが、スタッフの人たちの感じがとてもよかったと思います。つんけんしてないし。スタッフの数も十分で何かを頼みたいときに人がいないということがないというのも良し。
今回とても寒かったのですが、気候の良いときにもう一度行ってみたいところです。

写真の解説(左から右へ)

1行目
・済州黒豚焼肉その1
・中文リゾートの海岸線(絶景でした。地球の丸さが分かります)
・ご存知!韓国食堂のおかず。

2行目
・済州黒豚焼肉その2
・済州黒豚焼肉その1のその後
・菜の花

3行目
・分かりにくいですが、野焼き会場
  ~阿蘇の野焼きと京都の大文字焼きをあわせたようなイベントのようです。
   山に「無事安寧」のハングル文字が浮かび上がるようです。昼間ばかり通ったので野焼き前との焼き後の山を見、火は見ませんでした。
・シーラホテルの客室その2(工事の騒音のため部屋換えしてもらった)
・シュリの丘

4行目
・朝ごはん
・肉の登場を待ってるところ
・済州島の墓地

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ちょっとだけ写真の解説(左上から右へ)

1行目
・大韓航空の機内食
・中文リゾート内の亀の噴水
・シーラホテルのプール

2行目
・三姓穴
・シーラホテルの客室その1
・スーパーでの買い物 

3行目
・済州島といえば、これ「トルハルバン」石のおじいさん
・鯛焼きアイス 1000W あんこが美味しかった。
・城邑民俗マウルにて ガイドさんとかやぶき屋根の家

4行目
・朝食
・中文リゾート内のファミリーマート(屋根は伝統的韓式)
・ロッテホテル

9

うちの周りはいま風速10Mをこす強風が吹き荒れてます。
春一番ですね。

本日から韓国旅行です。
始発で出かけます。

寒そうなんですが、楽しみです。
スーパーで買い物したい。
韓国のりを買いたいと思います。
それと、キムチもたくさん食べてこよう。
CDも買えたら買ってきます。

留守中は、GOOブログの「予約投稿」機能を使って、記事の投稿をしようと思います。もう記事は全部書いてあるのですが、それを1日ごとに投稿しようというもの。何のためにそんなことするのかちょっと意味不明ではありますが、お楽しみに~。ってことで。

いってきます。

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2月の旅行は韓国の済州島に決定しました!
行ったことないです。
2月は寒いのでしょうね。
でも楽しみ!

どなたか行ったことあるひといますか?

韓国料理を満喫したいです。
美味しいものは何ですか??
世界遺産もあるので、観光も楽しそうですね。

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やっぱり携帯電話はOFFにしなくちゃ!


以下ヤフーの記事です。

 17日午前9時10分ごろ、長崎空港(長崎県大村市)で、長崎発羽田行き全日空662便(ボーイング767-300型)が誘導路を走行中、操縦室と管制塔を結ぶ3系統の無線がいずれも使えなくなり、駐機場に引き返した。全日空は、乗客の携帯電話の電波が原因の可能性もあるとみて調べている。

 全日空によると、機内アナウンスで携帯電話の電源を切るよう再度アナウンスしたところ、乗客1人が電源が入っていたと申し出た。この乗客が電源を切ると、無線機は復旧したという。

 同機は計器類に異常がないことを確認し、約50分遅れで長崎空港を離陸した。乗員乗客233人にけがはなかった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071017-00000122-mai-soci

飛行機に乗ったら(というか乗る前には)携帯の電源を切るのが
当然とは思うのですが・・・
やっぱり切り忘れってのはあるようですね。

気をつけなくちゃ。

ところで、今年の8月に韓国へいったのですが、その国内線での出来事。
隣の席の若い女性が、離陸前滑走路を移動しているときに携帯で話をしていました。

びっくりして、切るように言いいましたが、
(韓国語で言えないので、英語で。でも通じず。結局ジェスチャーで・・)

ちと、びっくり・・。

韓国の国内線では離陸前、着陸後など、たくさんの人が携帯で話していました。
韓国~日本の国際線でも同様デシタ。

びっくり。

陸上ならいいの?!

日本の会社だと、神経質なくらい携帯の電源を切るように
アナウンスがありますが・・・
台湾もですね。搭乗後、携帯電話に×したイラストのボードをもって
乗務員さんが通路を練り歩きます。
で、話してる人見たことはないです。

韓国はおおらかなのかな~

などとのんきに考えていましたが・・・
やはりこんなことがあると、ちゃんとしなきゃと思いますね。

ソウルでJAL機に乗り込んだとき、
ひとりの乗客が携帯で話しながら通路を歩いていて、
日本人乗務員の人に注意を受けていましたが、
そんな風に目立ってる人なら分かりやすいけど、
電源入ってるだけとか、座席でメールとかだとわからないから

やっぱりコワイですね。

韓国に詳しい方、その辺の状況はどうなんでしょう?
たまたま私の乗った飛行機だけ特別だったのでしょうか???

6

ちょっとまとめます。


8月の4日(土)と5日(日)の二日間、釜山郊外のタデポ海水浴場(すごく広い!)の特設野外ステージで、くりひろげられました。

結局、私の見たのは土曜の一部。
今にして思うと、ちょっともったいなかったカナ。

初日。
目当てのマレーシアの歌手ピートは6時40分からの出演。
と聞いていたので、それに間に合えばいいや・・・とホテルで休んでいました。

会場に着いたら、韓国のロカビリーバンドが演奏していました。
もりあがっている!
しばらく、遠巻きに見ていましたが、
ピートのスタッフをしているSさんから電話。
「バックステージへおいで」
とのこと。ちゃんとセキュリティー(なんと警察が担当)もあり、勝手には入れないので、迎えにきてもらう。

コンテナみたいな、楽屋があり、ピートはじめ出演者やスタッフが談笑していました。

「スカパラの人はいないかな?」ときょろきょろしましたが、
台風の影響で釜山入りが遅れて、今ホテルにいるらしい・・・・
残念。

そうこうするうち、ピートの出番。
私たちは、客席で応援(?)するため、正面へ。

釜山の若者で、ギュウギュウ。熱い!
客席(といっても席はないけど)で、輪になって踊りまくる人たちもいる。
それと、釜山の若者は、盛り上がるとジェンカみたいにつながって踊るの。

ピートの音楽は、静かにきかせるものも多く、こういうコンサートではどなのかな?盛り上がるのかな?なんて心配していましたが、
ピートもなかなか客の心をつかむのうまい。
しっかり盛り上がっていました。

ピートの出番が終わると、音楽は中断してちょっとしたセレモニー。
その間、私たちは会場をぐるり一周。
波打ち際まで。
ビーチにはテントをはってる人もたくさんいました。
いいアイディアですね。

その後、日本のスカバンド「ドーベルマン」
ステージ前で見る元気はなく、後ろの方に置かれた椅子に座り、モニターを眺めていました。

韓国の人気バンド(らしい)「クラインノッ」が登場。
私たちは、会場横のピートテオ紹介テントにてCD販売のお手伝い。
ピートはせっせとサインしたり、お客さんと一緒に写真とったり。
楽しそうでした。

11時すぎ最後から二番目の「キムジョンソバンド」(写真)
が演奏している頃、ピートたちがホテルに引き上げることになり、CDやポスター等を撤収し、私たちもフェススタッフの車でホテルへ送ってもらいました。

結局、トリのスカパラは見られず。
ちょっと残念。
でもあのままあそこにいたら、帰れなくなってたことでしょう。

帰りの車は、ピートと日本人3人と韓国人スタッフ。
車内は、英語、日本語、中国語が飛び交う妙な空間に。

韓国人スタッフの人は、英語が流暢なのはもちろん、東京にも住んだことがあるとかで、日本語も上手。さらにいま中国語の勉強も始めたとか。脱帽です。

週末、ソウル経由釜山いき。2泊3日の旅に行ってきました。


韓国旅行、ひさびさ!
特に釜山は久しぶり。
おいしいものをたくさんいただいました。

韓国料理サイコー!

以下メモ。

初日。羽田発金浦いき。
国内線で釜山へ。
釜山空港からタクシーで宿泊ホテル「コモドホテル」へ。

いきなり昼寝。

ホテルの部屋から釜山港がよく見えます。

夕食は軽く冷麺。

地下鉄とタクシーを乗り継いで、タデポ海水浴場へ。
今日から2日間「釜山国際ロックフェスティバル」というイベントが行われる。
今回の渡韓の目的はコレです。


ピート・テオ登場!


出演者PETE TEOと。

タデポ海水浴場はとても広いところでした。

2日目。
朝ごはんは@サムパプ(包みご飯)

生の野菜やゆでた野菜の葉、こんぶなどに、キムチやご飯、おかずを包んでたべる料理。コレはおいしい。
↑の写真はまだおかずしかでてきてないところ


満足。

釜山駅にて明日のソウル行きTKX(韓国の新幹線)の切符を購入。

雨。
5人で国際市場で、テジカルビ。
美味しかった。


ロックフェスのボランティアスタッフの学生さんが案内してくれました。

南浦洞をぶらぶら。
CDショップで久々に韓国ポップスのCD購入。

西面へ。
昔何度か行ったサムゲタン屋さんを探すが、町の様子が変わってしまっており、発見できず。悔しい。
歩きすぎて足が痛い。
が、せっかくココまで来たのだから・・・・ということで

名物(らしい)テジクッパを食べる。

ものすごく美味しい!
これで4500ウォンとは良心的!

タクシーでホテルへ。

7時~11時 昼寝。
12時からホテルのナイトクラブで、ロックフェスの打ち上げパーティー。
友人のつてで参加させてもらう。

深夜1時ごろスタート。
めちゃくちゃ盛り上がる。


最後はピートもステージへあげられてしまった。
エレキギター!かっこいい~
私たちは朝4時に部屋に引き上げる。(パーティーはまだ続いてた・・・)

3日目
朝8時起床。チェックアウト後、タクシーで釜山駅へ。


駅前食堂で朝食。

駅まで行って、パスポートを部屋の金庫に忘れて来たことに気がついた!
列車の予約を変更し、タクシーでまたまたホテルへ。
無事パスポートを手に入れて、駅へとんぼ返り。

TKX。
駅舎はすっきりとしたデザイン。
列車の座席はせまい。

約3時間でソウルへ到着。

地下鉄で鐘閣の韓一館へ。カルビとヘルムパジョン。

高級でした。
二人で1.5万日本円くらい。

ご飯食べたらもう空港へ行く時間。
地下鉄で金浦空港へ。

空港併設のショッピングセンターへ寄り道。
キムチやお菓子など購入。

羽田に夜10時半着。
家に帰り着いたのは11時半でした。

明日は仕事だ。おやすみなさい。
楽しかった。
美味しかった。
また行こう!

2007年8月4日~5日 やっと公式ホームページが動き出したようですね。 出演アーチストラインナップも出ています。


http://rockfestival.co.kr/

もともと、ピート・テオが出演するというので、久しぶりにプサンへ行って美味しいもの食べようかな~。と、軽い気持ちで、航空券など押さえたわけなのですが。
(プサン往復は便が少なかったので、羽田-キンポ往復を買ってしまった)

そんなわけで、
「ピートのステージのほかは、観光して美味しいもの食べよう~」
なんて思ってたのです。

ですが!
出演者ラインナップ見てしまうと、他のも見たくなります。

有名どころでは、東京スカパラダイスオーケストラ。
キムジョンソバンド。

後は、名前知りませんが・・。

5/4 ソウルから夜行列車でプサンへ
旅も終盤。

お風呂に入りたい。
韓国には「モギョクタン」という銭湯があるはず。

駅から街を眺めると、何本かの煙突が見える。
そこが、沐浴場。
駅のヒトに確かに銭湯だと確認。

入口は銭湯というより、サウナみたい。
2200ウォン払う。
受付のおじさんが、シャンプーや垢すりタオルがずらっと並んだのを指差して、いらないか?というようなことを聞いてくる。
垢すりタオルが欲しいと意思表示。
無料だった。

と言う事はシャンプーとか石鹸も?
もらえばよかった~~。

そして2階へ。
日本と違って、男湯とか女湯とか表示が無い。
入口に女物の靴があるから、女湯だろう。

中へ入るとロッカーが並んでいる。
空いてるロッカーを探し、服を脱いだら早速お風呂場へ。
朝の8時というのに、満員の様子。
しかも若い人が多い。
洗い場と大きな湯船2つに、垢すり台が3つ。

「ハンジュンマク」とかかれたコーナーもあったが、これは明らかにサウナ室の事で、麻袋をかぶって云々というものではなかった。残念。

ゆっくりお風呂を楽しみ、旅の疲れをとる。
脱衣場にあるソファでもくつろぎ、浴場を出たのは10時半ごろ。
やはり夜行列車のあとはお風呂に限りますね。

おふろのあとは、プサンのまちをぶらぶらして、お土産買ったり食事したり。
そしてまたビートルで福岡へ。
福岡の友人と中州で食事して、有明の最終で熊本へ帰りました。

九州は韓国に近いな~。

旅行の間、一人でいると「僑胞(キョッポ)ですか?」と聞かれる事が多かった。
外国でも韓国人に間違われる確率高いし。

弥生系の顔立ちですからね~。

4/30 7:30起床 海印寺(ヘインサ)へ

今日も雨。
部屋に時計が無く、寝過ごしてないか気になり、夜に何度も目が覚めた。
旅行に時計が無いのはやはり不便ですね。

この旅館は、オンドルバン。
雨で冷えるので、オンドルが入ってた。
布団の下からじわじわ温かく、気がつくとかけ布団は蹴飛ばしてしまっていた。

昨日びしょぬれになってた、服もリュックもカラカラに乾いてる。
旅館のおばさんが、昨夜の電話代(ソウルの知人にかけた)を徴収にくる。
そして「8時半には船が着いてお客が来るから、早く出てくれ」といわれる。

こちらも長居をする気は無い。
プサン駅前の食堂で、朝食にカルビタンを食べ、10時発のセマウル号で東大邸へ。
改札も検札もなく、セマウル号は妙におおらかだ。
乗り心地もよい。

車窓の風景は雄大。
田舎の風景が続き、山羊がいるのが見える。

東大邸に到着するもまだ雨。
待合室で、これからどうしようかと思案していたら、知らないおばさんが「傘が無いのか」と話し掛けてくれて、どこからか折りたたみ傘を買ってきてくれた。
6000ウォン。

コインロッカーに荷物を入れ、案内所にて海印寺への行きかたを聞き、指定されたバスに乗る。
西部バスターミナルという所で乗換えらしいが、気がつくとターミナルはとっくに過ぎていて、なんかとんでもない郊外についてる。

仕方なくバスを降り、近くの食堂でご飯を食べ、反対向きのバスに乗る。
今度は「ソブトーミノルで下ろして下さい」と運転手さんに言っておいた。

大邸西部バスターミナルから海印寺までは、バスで約1時間半。
どのバスに乗るのかよくわからない。
「~~エカヨ?」という表現を覚えたので、
「ヘインサエカヨ?」といちいち運転手に確認して目的のバスを見つける。

ヘインサ行きのバスは、演歌が流れている。
乗客はおじいさんばかり。
そしてどんどん乗客が少なくなる。
途中から運転手さんに話し掛けられる。
日本から来たのか、一人出来たのか?なんで一人なんだ?結婚してるのか?どこへ行くのか?

などなど、お決まりの質問を浴びせ掛けられる。
韓国語のボキャブラリーが無いので、フィクションも交えつつ会話。
許してね、運転手さん。

海印寺へつくと、一緒に乗っていたおばさんたちが「こっちこっち」と案内してくれる。おみやげ物やさんのおばさんらしい。
「この店にいるから、見物が終わったら寄りなさいね~」
というようなことを言われる。

海印寺は、山の中だ。
プサンでは終わっていた、桜やこぶしの花がここでは満開。
歩いて20分くらい登るとお寺がある。
中は、観光客のおじさん、おばさんでいっぱい。
世界遺産の木版のお経堂を見る。
すごい。
よく焼けずに残ったな~。

見物が終わったので、さっきのおみやげ物やさんへ行ってみる。
なんとなく熊本の叔母に似てて親切。
お茶を出してくれて、別に商品をすすめるでもなくにこにこしてる。

ので、ついつい、お土産を買ってしまった。
モッキロギ(おしどり)置物。7000ウォン。
これは、両親へのお土産となり、今でも熊本の実家に飾ってある。

バスの時間や乗り方を教えてもらって、また大邸をめざす。

帰りのバスは、人も少なく、運転手さん(行きとは違うヒト)が
「日本人か?じゃ、前に来て座れ」という。

いろいろカタコトながら話をする。
そして、新たなお客が乗ってくる度に、「日本のアガシが一人で旅行してる」と説明している。

ターミナルについて、ビートルで隣だったパクさん夫妻の家に電話する。
迎えに来てくれた。
パクさんの家は、なかなか高級なマンション。
4LDKかな。そこに二人で住んでるらしい。
ご飯をいただき、いろいろ世間話をして
そのまま泊めていただきました。

が、よい子は真似をしないようにして下さい。
(世の中いいヒトばかりとは限りません。)

4/29 福岡からプサンへ。
福岡港から朝10時出航のビートル二世号に乗る。

港へのシャトルバスの中で隣だった女性と一緒に乗船。
八王子の人で、英語の翻訳の仕事をしているらしい。

船の中では、韓国人夫婦の隣の席になる。
64歳と60歳だそうで、二人とも日本生まれで片言の日本語が話せる人だった。
日本観光から、大邸の自宅へ帰るところらしい。

「海印寺」へ行くつもりと話すと、是非うちに遊びに来なさいとお誘いを受ける。

午後1時:プサン港
プサンは雨。
釜のような地形からこの名前がついたといわれるプサン。
確かに山が迫り、船でのアプローチにはえもいわれぬ旅情がかきたてられる。

傘が無い。

びしょぬれになりながら、とにかく旅館を探す。
「ソウル荘旅館」と言う看板が目に入る。
すぐさま行く。
早く温まりたい。

部屋のチェックも、値段交渉もすることなく、言値でチェックイン。
1泊二万ウォン。

旅館のおばさんに傘を借りて、昼食へ。
粉食でカルククス。
日本人カップルがいて、ざるそばを食べてた。
へ~そんなメニューもあるんですね。

昼食後、プサンの町を散歩。
龍頭山公園、プサンタワー、国際市場、南浦洞、チャガルチ市場、などなど。
雨が降ってなきゃもっといいのに。

夕食の時間。
中央洞の刺身やで刺身定食とビールで、一万ウォン。
食べても食べても減らない刺身の山。
ちょっと悲しくなる。
一人旅の切ないところ。