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3日目、最終日。
夕方の飛行機なので昼ごはんまでは自由時間です。
昨日香港島に行ったので、今日は九龍半島側の下町へ行ってみましょう。

朝食は、ホテル近所のおかゆ屋さんへ。
わたしは糖質制限中なので、お粥は食べずに何を食べましょうか???


「紫菜」のスープ。
何だろうかと思ったら「海苔」でした。
美味しかった。


同行者の食べたおかゆ


私のメインは「茹でモツ」
おかゆに「及第粥」って言ってもつの入ったのあるからか、モツだけのメニューもありました。
茹でただけなのに、全く臭みもなくておいしかった。
でもこれは一人で食べるには多すぎですね。


勘定はこのメモで。
お粥 37ドル(550円)
モツ 85ドル(1200円)
スープ 18ドル(260円)

やっぱり炭水化物は安く上がるな…。
糖質制限はお金がかかります。朝食から1500円コースです。

食事のあとは、ネーザンロードを北に向かうバスに乗り「太子」駅のあたりまで。
香港といえば、道路いっぱいに広がる看板が思い浮かびますが、ネーザンロードの看板は非常に数が減っていました。
やはり危険なんでしょうかね。

「太子~プリンスエドワード」駅のあたりでバスを降りると、そこは「花市」でした。
道路脇に延々と花が並んでいます。
春節前だからだと思いますが、買い出しの人たちで大賑わいです。
警察も出て場内整理してる感じでした。
香港お人たちのお正月の縁起物の花は

・みかんなどのかんきつ類
・ねこやなぎや桜
・球根つきの水仙
・グラジオラス
・百合

のようでした。

花市から南に歩くと「通菜街」という金魚街です。
むかしむかし「君さえいれば」という香港映画を見て、ここに行ってみたいと思っていました。
やっと来れました。


金魚がビニール袋に入れられてます。


熱帯魚もあります。
言った時間はまだ早くて、店は半分も開いてませんでした。
午後に行くのがよさそうです。


街市(公設市場)がありました。
上階は食堂になってるようなので、のぞいてみます。
朝ごはんと昼ごはんのはざまのようで閑散としてました。


ねこがいました。

地下鉄でチムサーチョイまで戻ります。
最後の目的地は「1881ヘリテージ」という新スポット。
昔の公的建物(海上警察など)を再開発した商業施設らしいです。


途中、また九龍公園を通りました。
鳥の声が聞こえて気持ちのいい散歩道です。


漢口道でこのお菓子屋さんに寄ってお土産を買いました。
「年糕」というお正月に食べるお餅を売ってたのですが、糖質制限の身では食べられないので、買いませんでした…。
この時期ならではの珍しいものだったのに。残念。


1881ヘリテージに到着!
高級なショップやレストランが入ってるようです。
縁がない…。
ので、港の船に時間を告げる施設の見学をしました。


この木はどういう風に生えてるんだろう?
再開発の時に移動したのかな?
大木です。


これ、イギリスのグリニッジにもある「時間を告げる玉~タイムボール~時間球」の施設。
イギリス領だった名残ですね。
午後1時きっかりに球を上から下に落下させることで、船に積んでる時計の針を合わせたのだそうです。

詳しくは観光局のページへ

のんびりしてたら時間が無くなってきました。
急いでご飯食べてホテルに戻らなければ!
あと1時間もありません。


お昼は帰りみちにあった、「源記」という食堂へ。
あ、この店ホテルの前にもあったし、あちこちに支店があるみたい。
お昼時で混んでいて、当然のように相席です。


肉を食べました。
食べきれないので、半分持ち帰り。

なんとか、集合時間に間に合い、行きと逆の道をたどって空港へ。

ホテル⇒無料バス⇒九龍駅⇒エアポートエクスプレス。

九龍駅では飛行機のチェックインも出来るので、荷物も預けて身軽になりました。
同行の皆さんもこのサービスにはとっても喜んでいました。


機内食。
炭水化物ばかりで、食べられるものが少なかった。
(茹で卵は自分で持ち込んだもの)

初香港の人もいたし、王道の観光コースを歩いたと思います。
旧正月直前で市場が活気があって楽しかったし、香港の変化も感じることができたし、短い時間でしたがよい旅でした。
また行きたいなぁ。


スターフェリーでセントラルへつきました。これから香港島散策です。私は香港島側が大好きです。ワクワク。

いい時間になってきたのでまずはランチです。
同行者が「ワンタン麺は食べたいです」と言っていたので、IFCモールの中にある正斗というワンタン麺の有名なお店へ。ランチタイムなので並んでいます。お店の前に番号札発券機があります。人数ボタンを押すと番号札が出てきます。コレ便利!!
回転がよく、トイレに行ってる間に順番になりました。

当然のごとく相席。


糖質制限なので麺は避けて雲呑のみをオーダー。海老出汁がきいててプリプリで美味しかった!
このお店は香港の人に紹介されたのですが、ミシュランの星もとってるんですね。


牛肉煮込み。
上品!


セントラル駅の方まで行き、ここまで来たらガチョウのローストの名店、鏞記(ヨンキー)へ行ってピータン買うでしょ。(紅生姜も買って部屋でたべました〜)ランチタイムは、一人で来てる人も多いみたい。定食みたいなのを食べてる人がたくさんいました。今度行ってみよ。

同行者は歩くの平気な若者だったのでセントラルからSOHOの階段をウロウロ、ヒルサイドエスカレータも体験しました。


途中で見つけた日本風かき氷の店。


PMQ。
クラフトアートのショップが集まるところです。
ハンドドリップのいい感じのカフェがありました。ここでコーヒーを飲むことにしました。
お!「イルガチェフェ」がおすすめになってる。


お菓子も美味しそうでした・・・が、ここは我慢(というかお腹いっぱい)


ハンドドリップです。
ビーカー使って、はかりで重さを計量しながら淹れてくれます。


お兄さん真剣!
(わたしがかぶりつきで淹れるとこ見てたからだよね)

このお店「Cafe Life」は何と日本人のプロデュースで出展された店舗でした。
お菓子にも日本風のものがあった。
豆もすべて日本から入れているそうです。
⇒ 公式サイト


PMQの4階には、屋上緑化スペースがあり休憩できます。
きもちいい。大都会香港で、こういうスペース貴重ですね。
休憩した後は、また街歩き継続。


文武廟。
うずまきのお線香が天井からたくさんぶら下がっています。


骨董ストリート(キャットストリート)
何も買いませんが、結構見て歩くだけでも楽しい。

上環まで歩きました。
ここからトラムに乗って2階の窓から町並み見物です。
上環~中環(セントラル)~金鍾(アドミラルティ)のオフィス街~湾仔~銅鑼湾(コーズウェイベイ)~天后~北角まで。



北角でトラムを降り、春秧街へ。
ここは、トラムが市場の中を走るスリリングな場所です。
市場はちょうど、年末の花をたくさん売っていました。



歩き回って疲れたので、MTR(地下鉄)で九龍半島側へ戻ります。
帰りはあっという間でした。


チムサーチョイ駅を出て、九龍公園へ行ってみました。
フラミンゴがいる!

晩御飯はホテル近くの四川料理店で火鍋を食べました。

満江紅精品川菜館

食後同行の皆さんは許留山でマンゴープリン。私は食べませんでしたよー。

2日目の朝食は飲茶です。
広くて下町感もある「倫敦大酒楼」へいきます。糖質制限中なので、肉や野菜中心にいただきまーす。


4人で行ったので、炭水化物系を避けて食べることができました。
海老餃子や小龍包も1個なら大丈夫だよね。


青菜類は、このカウンターまで行ってゆでてもらいます。


あっちのカウンターは焼き餃子とか焼き物を作ってもらうところです。


ゆでたてのガイラン。
香港では定番の野菜ですね。
油菜っていうのかな??
美味しい!

食後は、地下鉄に乗ってお寺へ行きましょう。黄大仙ウォンタイシンという有名なお寺です。
駅からすぐで、便利です。


駅の券売機がかっこよくなってた。


駅を出るとおばちゃんたちが線香持って立ってます。
ガイドブックに10〜20ドルとあります。10ドルと言うことなので、買いました。
派手なお線香です。
お寺の中には無料の線香もあります。地味だけど、お布施をいくらでも入れればもらっていいらしい。


お線香に火をつけてお参りです。
お参りの所は皆さんとても熱心にやってらっしゃるので、写真撮りそびれちゃいました。
占いやろうかなと思ったのですが、占ってもらいたいことが思いつきませんでした。


お寺の次は、バスに乗って車窓から市内を見ながら、スターフェリー乗り場を目指します。はじめ反対方向に乗ってしまい、途中で引き返しました。

ウォンタイシンのあたりは団地が広がってて、街市と呼ばれる公設市場がものすごく賑わっていました。お正月が近いので、皆さん買い出しに力入ってる!肉も魚も野菜も美味しそうでした。


バスだとスターフェリー乗り場の真ん前まで行ってくれるので便利ですね。スターフェリーはcentral行きと湾仔行きとがありますが、王道central行きへ乗りました。オクトパスカード使えます。

天気も良くて気持ちの良い船旅です。

職場の旅行で、香港へ行ってきました。
わたしは香港10回目です。参加者に初香港の人もいたので、王道コースを回ってみました。
わたしは食はかなり制限して食べました。なにせ糖質制限中なのもので。
それでも何とかなりましたよ。

では、初日から、写真と共にお付き合いください。


羽田から。
キャセイパシフィック航空です。


さすがキャセイ。機内エンタメが充実しています。
ホーユーハン監督の「Mrs.K」を鑑賞。
これが機内で見られるなんて!
この映画、日本では映画祭だけの公開で一般公開なかったんですよね。
今まで見たユーハンの映画の中でも一番面白かったです!
が、日本語字幕で見たいです。


機内食。
糖質制限中なので、食べられるものだけ食べてあとは断ったり同行者に食べてもらったり。キャベツや魚の切り身は持ちこみました。このほかに、ゆで卵も持ちこみましたよ。


到着。
香港用のSIMちゃんと使えます。

空港からはエアポートエクスプレスで市内へ向かいます。
4人だと片道4枚で250ドルと言うお得なチケットがありました。
通常は片道105ドル、往復でも185ドルなんです。
これだと往復で125ドルです。
それを買って「九龍駅」へ。駅からは無料のホテル巡回バスが出ています。
便利です。

ホテルに到着。夕食まで近所を散歩。

どこにでもあるデザートのお店「許留山」で亀ゼリーを食べました。

シロップはつけずに。
おぉ苦い!身体によさそう!

夕食前に九龍半島南端から見られる光のショーを見る事にしました。


ペニンシュラホテルも春節仕様です。
昔は中でお茶したり、ショップで買い物したりしたものですが、香港の物価と円安で、庶民には全く近寄れない場所となった高級ホテルです。


燈会用の飾りつけも少しできていました。

ショーは8時から。
毎日やってるんだそうです。
10回目の香港にして初めてきました。

シンフォニー・オブライツ

夕食は「鹿鳴春」という北京ダックのお店です。
香港で北京ダック食べたことないです。
これも初体験。




何と、香港の北京ダックは肉もついてくるんですね。
餅もなんだか豪快です。
ちょっと粉っぽいなぁ‥


スープ。
本来はこの薄っぺらい「餅」に肉とネギなどを載せ、甘味噌をつけて巻いて食べるんですが、餅は1枚だけにして、あとは肉と野菜を食べていました。
肉も厚保切りなので、かなりお腹いっぱいになります。


食後、ホテルまで歩いて帰る途中見かけたお年玉袋売場。
お正月が近いので、あちこちこういうものを売っていました。
「姓」が印刷されている袋がたくさんあって、とてもきれいでした。

2泊3日で行ってきます。職場の旅行です。前回香港に行ったときは相当気合を入れて下調べして、レストランの予約なんかもバッチリやっていったんですが、今回はダイエット中ということもあり、食にあまり気持ちが乗らないので、いきあたりばったりでいくことにしました。

と思っていたら、社長から「このレストランいいかなと思うんだけど予約しといて」指令が飛びました。

会社から国際電話。
英語で予約を試みましたが、満席であえなく敗退。
直前の予約なんて無理らしい。

第二希望の店にもかけてみました。
やっぱり満席。
でも遅い時間なら…ということで夜九時からの予約が取れました。ふー。

さて、どんな旅になりますやら。


とりあえず香港のSIMはアマゾンで買いました。
今日届いた。ギリギリ。


こんなかたちの島です。

この小さな島に3万人が暮らし、更に休日ともなれば大勢の観光客・行楽客が香港からやってきます。
島には自動車が走っていません。
わずかに救急車、消防車のみ。
あとは自転車!

なんて素敵なんでしょう。

でもなにもない素朴な島、というわけではなく、リゾートアイランドですね。
くびれた部分の西側には、港があり、食事するところ、お土産物屋などぎっしりと並んでいます。
そして東側は白砂のビーチです。


今回の行動範囲。
全て徒歩ですぐのところ。


最後の日、お昼は利苑で食べます。
利苑~レイガーデン~は香港にいくつも支店を持つレストランです。
私も以前チムシャーチョイの店に行ったことがあります。

ここ、セントラルのIFCモールは、空港へのエクスプレスも出ているし、インタウンチェックインもできるし、とても便利です。(上の地図を参照ください。薄い黄色で囲ったのがIFCモールです。)
帰国の日のお昼をここで食べてから、空港に向かおうというわけです。
わたしも長洲から船で着いたら、フェリー乗り場からすぐのところなのでとっても好都合。
スーツケースがらがら引きながらでも、全然ストレスがありません。


雨のフェリー乗り場

ジョニさんと朝ごはんを食べ、いっしょに船に乗りました。
月曜の朝なので割とすいています。
並んで座っていると、ジョニさんの息子もやってきました。
いっしょに香港へ行くらしい。

レイガーデンで待ち合わせしてるというと、前まで連れて行ってくれました。
IFCモールは広いので、助かります。
ジョニさんとはここでお別れ。
今回もとってもお世話になりました!

受付で友人の名前を言うと、友人たちのいる席へ案内してくれました。
スーツケースは受付で預かってくれます。

この店はちゃんとテーブルクロスのかかっている高級店です。
ミシュランの星もとった店らしい。
予約しないと入れないという評判で、ランチタイムは、前半後半と2つの時間枠があらかじめ決まっているらしい。
人気あるんですね。
満席でした!


四川風皮蛋

腸粉~上品!

絶品の「本日のスープ」

本日のスープの出汁に使われた食材(食べてもいいらしい)

蓮のおこわ

青菜の腐乳炒め



デザート

噂にたがわず、美味しかったです。
美味しいものの食べすぎですよ。
中華はやっぱり人数大事ですね。
堪能しました。
案内してくれたCさんありがとう。
同行の友人たちもとても愉快で、楽しい旅となりました。

ここでいったんみんなとは別れて、IFCモールでお土産の買い物します。
高級スーパーのCITYSUPERに行ったのだけど、大したものが買えず、同じIFCモールに入ってる中華ベーカリーの奇華で買いました。

4

北角で夕食食べて、セントラルに移動して世紀広場でマッサージ行って、次にやってきたのがここSOHOエリア。
セントラルの山側、ヒルサイドエスカレーターのあるあたりに広がる、飲み屋街です。
飲み屋街というと新橋のガード下みたいなイメージになる?
もちょっとおしゃれな、バーとかレストランが連なるエリアです。

詳しくは香港ナビの記事をご覧ください。

たくさんの欧米風の飲食店があり、なぜか欧米系の人々が道まであふれて立ち飲みしている。
この人たちはどこに行っても同じだな~。
シンガポールのクラブストリートでも見たし、バンコクでも、ロンドンでも見た。
どこでも道にあふれて立ち飲みしていた。
我らは立ち飲みはいやなので、座れる店を探します。
が、結構どこもぎっしりいっぱい。
土曜の夜ですからね。

でも、どの店でもいいというわけではないらしく、香港通のCさんには行きたいお店の候補があったらしい。
で、ようやくその候補の中から席のある店を発見。
入りました。
満席だったのでベンチシートにつめつめして座りました。

Quinaryというお店。
創作カクテルで有名なお店らしい。


皆別々のカクテルを注文


私の飲んだのは、牧場の何とかという名前だった


これがこのお店の一押しらしい。飲んでる人いっぱいいた。


おまけ。
帰りのトラムから見た風景。

勘定書き公開
高いね!ご飯より高い!
私の飲んだ「オンザミドウ」なんてサービス料まで入れたら1杯2000円だ。
ひゃ~!
これも「大人の遠足」ですね。

4月1日が来ると、あの日のことを思い出します。
香港のスター、張國榮(レスリー・チャン)が亡くなった日。
2003年のエイプリルフールに飛び込んできたニュース。
SARSの脅威で香港中が皆マスクをしていたころです。
「いくらなんでもひどい冗談・・・」と思ったら、本当の話でした。

亡くなったときレスリーは46歳。
ずっと、お兄さんだと思ってましたが、いつの間にか彼の年齢もこえてしまいました。

今回の香港旅行で、やっぱりレスリーの存在の大きさを感じました。
長洲のカラオケ店で、張國榮の歌が入るとやっぱりすごく盛り上がる。
そこにいる人みんなが歌える。
そんな大スターなんですね。

私がレスリーをちゃんと知ったのは、映画「金枝玉葉」のころだから、1994年です。
その前年、やっとテレビとビデオを買って(それまでテレビなしの生活をしていた)、自宅でレンタルビデオを見まくっていました。最初は、ハリウッドものを見ていたのですが、そのうち見尽くしてしまって、「何かほかに面白い映画はないかな?」と思っていた時に出会ったのが香港映画でした。香港映画は今でもファンが多いですが、当時は本当に面白くて、80年代からの作品をどんどん借りてきて、レンタルビデオ店も10か所くらいメンバーになって、見漁りました。

レスリーを認識した映画「金枝玉葉~君さえいれば」、そしてその次の年の「金玉満堂」のコミカルな演技にファンになり、当時はまっていた韓国旅行の最中にも、ビデオパンに行って、一人でレスリーの出てるビデオを一日中見てたりしたこともありました。

映画の方面では、ハリウッドもの→香港映画ときて、レスリーのファンになるわけなんですが、もうひとつ音楽方面からもこの映画にたどり着くラインがありました。この辺がもう運命的かなと思うわけなんですけど。

私は10代のころからいわゆる洋楽、特にアメリカンロックが好きでした。青春のスターが「ジョンメレンキャンプ」なのは何度かこのブログに書いています。で、80年代~90年代の前半は、そういうロッカーたちの来日公演なんかにもせっせと出かけていたものですが、だんだん洋楽シーンが面白くなくなった…と感じ始めました。90年代に入って、欧米の音楽がラップとかサンプリングとかが台頭してきて、新譜を追いかけるのをやめたんです。最後に買った新譜が、フーティー&ザブロウフィッシュでした。1994年ですね。

それで、しばらくはCDショップに行くと「ワールドミュージック」のコーナーをウロウロし、試聴し、好みに合う音楽がないか探していました。そして、そこで出会ったのがシンガポールのディック・リーでした。
ディック・リーの分かり易い、耳になじむ音楽。アジアの懐メロなんかを巧みに取り込んで新しくする手法なんかにいっぺんに虜になり、まだ見ぬアジア各国の音楽への扉が開かれたようで、一気にCDを10枚くらい買い揃え、ファンクラブにも入り(はじめて誰かのファンクラブというものに入りました!)、コンサートも行きました。ディックの音楽は彼自身がシンガポール人としてのアイデンティティーを探るのがテーマだったということもあり、私にとっても欧米の音楽ばかり聴いていた自分の根っこを見直す機会となり、急速にアジアに目が向いていくのです。

そして、そのディック・リーが香港映画のための音楽を作りました。
それが「金枝玉葉~君さえいれば」で、ディックの作った主題歌をレスリーが歌ったのでした。

こういうきかけで「金枝玉葉~君さえいれば」を公開時に見に行くことになり、そこで、レスリーをはっきり認識し、それから出演作を追うようになります。

実をいうと、今、大ファンになっている陳昇を知ったのも、映画「金枝玉葉」でした。
この映画のサントラに陳昇の歌が入ってたのです。
よく台湾の人に「なんで陳昇のファンになったの?」と聞かれましたが、「金枝玉葉のサントラで」と説明するとみんなすんなり納得してくれました。日本人が陳昇のファンになるのは不可解でも、張國榮のファンになるというのは、有りそうなことだというわけですね。

ちなみに「金枝玉葉」というのは、「ローマの休日」の香港公開時のタイトルだったとか。
1994年~1997年の私の環境はめまぐるしいものでした。
韓国に行ってイスンファンを知ったのも1995年だし。とにかく、アジアのものに目が向いて、旅行も音楽も映画も言葉もすべてが新鮮で、新しいものを知るのが楽しくてしょうがありませんでした。

で、レスリーの話に戻りますが、1993年の映画「さらばわが愛」で芸能界復帰(一時引退していた)したあと、アイドルではなく、アーチストとして認められるようになり、日本でも人気がどんどん急上昇していたので、1997年には来日ツアーがありました。私も、東京公演を1月に2回、6月に2回の計4回見に行きました。初回の時は、そりゃあドキドキしたものです。1997年は香港返還の年でもあり、とにかく香港に関することがあちこちで大きく熱く取り上げられていました。

狂ったように香港映画を見ていたあの頃(だいたい一日平均1本は見てました)レスリーの出演作も見尽くしていました。
コンサートでの魅力全開なところも堪能しました。
4回目のコンサートを見終えた時、「これで卒業だな」と感じました。
ほんとうにお腹いっぱいになり、大満足し、「卒業」という言葉が自然に頭に浮かびました。

日本でのレスリー人気はそれからもどんどん盛り上がり、何度も来日していましたが、私はコンサートには行かなくなりました。たくさん買い集めていたCDや映画のパンフレットやいろいろなものもほとんどヤフオクで(!)手放しました。

46歳で時間を止めてしまったレスリーですが、たくさんの作品の中でいつでも会うことができます。今この世にいないと思うのは寂しいことだけれど、出会えて良かった。いいものを見せてくれてありがとう。

卒業したとはいっても、
やっぱりレスリー好きなんだなぁ。
こんなに熱く語ってしまった・・・。
命日だから、こんなのもいいでしょう。

久しぶりに「白髪魔女伝~キラーウルフ」見ようかな。あのレスリーはとっても良いのです。マンガのような正統派二枚目剣豪を演じていて、昔は恥ずかしかったけど、今なら堪能できる気がする(笑)


これです「白髪魔女伝~キラーウルフ」
相手役は台湾出身、美女の代名詞だったブリジット・リン。

今回の香港行きではおかゆを2回食べました。
香港のおかゆ「広東粥」はほんとに美味しい!
台湾にもおかゆはあるけど、広東粥にはかなわないというか、私は広東粥が好きです。
日本にも気軽に食べられるお店がたくさんできたらいいのにな。(うちの近所でこの手のおかゆを出す中華料理店ありますが、1杯800円とかします)

1軒目は、ワンチャイのホステルの近所にあったここで食べました。
忠記粥品

メニュー見たらいろんなおかゆがありましたが、名前が気になり「生滾状元及第粥」26ドルに挑戦。この店には「生滾」とついたものと普通のおかゆがあったのですが、生滾の方が高い値段設定でした。生滾っていうのは、出来立てとか作り立て!みたいな意味だともうのですが、そうじゃないおかゆってどんなおかゆ?


状元及第粥

状元というのは昔の中国の科挙で、成績優秀で合格した人の呼び名らしい。
「状元及第粥」は科挙の試験に受かるためにこれ食べて栄養つけたってことが由来みたいですね。

で、気になる中身は・・内臓ホルモン系でした。
レバー、ホルモン、肉団子などいろんな種類の肉が入ってました。
たしかに滋養によさそう。

2軒目のおかゆは、長洲の朝ごはん。
ジョニさんに連れられて行った、長洲の路地にある店。


こんなかんじのところ。


おかゆ!


腸粉!


ホットレモンウォーター!
(ジョニさんはこれに塩を入れて飲んでいたよ)


外は雨。
こんな風に店の軒先に座り、路地を行きかう人を眺めていました。

ここでもジョニさんが「オーダーは僕が」みたいな感じで、適当に頼んでくれました。
自分で頼むと、皮蛋の入ったおかゆばかりになるので、人に頼んでもらうのは新鮮ですね。
オーダー前に「内臓は食べられる?」と聞かれたので、「もちろん」と答えると、上の写真のおかゆが。初日に食べた「状元及第粥」と同じ中身でした。こっちの方が生姜がきいてた。

こうして、香港で2回食べたおかゆは2回とも同じ及第粥だったのでした。
ご縁でしょうか。
この内臓たち、全く臭みがなくて淡白なおかゆととってもマッチしてました。
うまく処理してあるのでしょうね。

2日目の朝はセントラルの陸羽茶室で飲茶しましょうということになりました。
人気の店だけど朝早く行けば予約なくても大丈夫では?ということで。
7時半に集合。
私も名前は昔から知っている店ですが、行ったことはありません。
わくわく!
セントラルに滞在中の友人たちは近所ですが、「YOKOさんは少し遅れてきても大丈夫よ」というお言葉に甘えて、少し遅れて参加。場所取りありがとうです。


湾仔からコトコトトラムに乗っていきます。


アドミラルティのあたり。
朝もやというか、霧がたちこめてます。

店につくと、ドアマンに何名様ですか?と聞かれた。
連れが先に来てるので、的なことを伝えると、二階?というのでそうだそうだと返すと、二階へのドアを教えてくれた。

初めてくる店。
なんだか伝統を感じる店構え。
二階につくと、お客はまだそんなに入っておらず、友人たちが奥のテーブルで点心をつまんでいた。
合流。

陸羽茶室


これ中身が何だかわかりませんでした。
食べてもわからないなんて・・・。
謎。


たくさん食べました。
勿論、これだけではありません。

満腹満腹。

「食後にコーヒーを飲みましょう。」
ということになり、場所を移して香港コーヒーを楽しみます。
ここで、香港通のCさんが連れてきてくれたのは、

檀島咖啡餅店 中環店

間違ってもスタバとかには行きませんよ。
老舗なんだそうです。

檀島というのはハワイのホノルルのことらしい。

香港特有のすっぱいミルクコーヒーを飲みました。
他のお客さんはほとんどの人がエッグタルトを注文してましたが、我々は悲しいかな満腹。
コーヒーだって半分くらいしか飲めませんでした。

茶餐廳なので、食事メニューも充実でした。
また今度ね。
入り口には、パンなどの持ち帰りコーナーもありました。
メロンパンみたいな「パイナップルパン」もいつか食べたいな。

これから、いったんホステルに戻り、荷物をまとめて長洲へ移動です。

4

話は前後しますが、初日の夕食を食べた「北角」のレストランの話です。

マッサージの後お昼からホステルに入れたので、とりあえず昼寝しました。
昼寝から目が覚めると、ちょうど「大人の遠足メンバー」が香港到着したとメッセージが入りました。
4時半頃「北角」で集合となりました。

トラムに乗ってゴトゴト東へ。
後発組と合流して、まずは「北角鶏蛋仔」というワッフルみたいなものを買いに行きます。
人気があるらしく、行列できてた。

列はこっちに作って並んでね。の張り紙。


こんな感じの商品。
おやつにぴったり。

そのあと、Javaロード街市の上にあるレストラン「東寶小館」へ。
この店は、なかなか予約するタイミングが難しいらしく、Cさんが何度もpチャレンジしてくれたものの(ホテルのコンセルジュにも頼んだらしいけど)結局予約ができなかったので、17:30の開店と同時に入ることにしたのでした。

おかげで、すんなり入ることができた。
まだお客はそれほど多くない。

5人だと中華もいろいろ食べられていい。
ふたり旅などの時は、種類が食べられず、いつも残念な思いをするし。

メニューには日本語もあります。
たくさん料理があって、迷う~~!

ビールを頼むと、お茶碗が出てきた。
おもしろい!

市場の上にある食堂なので、気取らない感じもよい。
料理はとってもおいしかった。
時間がたつにつれどんどんお客がやってきて、満席になりました。
この建物は公共の体育館みたいなのも入ってるらしく、「運動帰りに仲間と食事に来た」という風情の人もちらほら。

今回の旅行の食事関係は全て香港通のCさんにお任せです。
「大人の遠足」のいいところは、こういう風にメンバーが自分の得意分野を担当して旅を楽しくするところ。
私一人だったら、レストランとかは適当に通りがかったところに入るか、何度も行って知ってるところに入るかとかになりがちなので、こんな風に念入りに行きたいお店を調べて、そして確実に入るというのは、自分ではできないことです。

さしずめ今回の私は「長洲」島での地元の人との交流担当ですね。

4

「世界入りにくい居酒屋~長洲」(笑)のあとは、港の方へ移動します。
夕食は、海鮮!!
どんなふうになるのかよくわからないけど、地元の方にお任せです。

さっき、エンジェルがビーチにやってきて「今から市場に夕食用の魚買いに行く」と言ってました。
きっと市場で仕入れた魚をレストランに持ち込むんでしょう。

移動の途中、街から来た香港人の友人3人も合流。
歩いててばったり会ってしまうのがこの島のすごいところです。(でもこの友人とは台北の街でも、シンガポールの街でもばったり会ったことあるからなぁ・・・縁があるんでしょうね)

参照:再び、ラオパサへ│2006シンガポール

港に面した目抜き通りには、ずらりと海鮮料理屋が並んでいて、道の海側にびっしりとパラソル&テーブルが並んでいます。
我々はその一角のテーブルに着きました。
総勢11人です。
中華を食べるにはとても心強い人数。


せっかくの交流の場なので、と日本人同士で固まって座るのはやめて、ばらばらに座ってみました。

どんどん料理が出てきます。
新鮮な海の幸。
にぎやかにおしゃべり。
友人たちもめいめい、地元の人と交流を楽しんでいるみたいです。
お酒もどんどん消費されていきます。

いつの間にか隣のテーブルには、ビーチで一緒だった地元の人たちがやってきました。
食べきれない料理がそっちのテーブルに流れます。
また、お酒も融通し合ってるみたい。
よくわからないシステム・・。

香港のこういう宴会は、ちょっと作法が台湾と違う。
お酒を勝手に一人で飲んでてもいいみたい。
台湾の場合は、だいたい誰かと乾杯して飲んで、飲み終わったら再度相手に目で合図(敬意を表す)っていうのやるけど、香港は乾杯するけど、飲んだ後の挨拶はないみたい。日本風かな。

宴もたけなわ、「今日のこの食事は、ジェームスさんのおごりです~」というアナウンスがあり、みながお礼をいって終了。
ジェームスさんとは今日は初対面です。
いいのかしら?

カラオケに流れます。
去年連れて行ってもらって、面白かった話をしていたら、友人たちも楽しみにしていたのでした。
(香港に行く前に予習のカラオケ会まで開いて広東語曲練習した)

前回と同じ店。
時間が早いせいもあり、お客は我らのほかに1~2組。
入るといきなり「広東オペラ」をカラオケで歌っています。
へ~広東オペラって、カラオケに入ってるんだ!
広東オペラというのは「粤劇」と言われるもので、北京語で演じられる「京劇」に対して、広東語で演じられるものです。世界遺産なんだそう。台湾にもビンナン語で演じられる「こあひ~歌仔戯」というのがあります。いろんな地域にそれぞれあるんでしょう。言葉が違うほかにもきっと地域によって違いがあるのでしょうけど、良くわかりません。

何曲か聞いた後、同行のCさんが日本からカンペを用意してきた歌をリクエストします。
フェイウォンの「夢中人」とレスリーチャンの「MONICA」、懐かしいね~。
MONICAは吉川晃司のモニカですよ。

他のテーブルもガンガン歌を入れるので歌合戦のようです。
どのテーブルが歌っていても、盛り上がる我らチーム。
歌ってる人が、こっちのテーブルまで挨拶に来ます。

年齢層高めの客層なので、それに合わせたナツメロが入るみたい。
私の知ってる歌もありました。

夜10時過ぎ、香港島に戻る人たちは帰っていきました。
私は今夜一人長洲に泊まるので、もう少し残って歌っていきます。

レスリーチャンの「無心睡眠」を誰かが入れました。
この歌独特の振りがあるのだけど、全員がそのふりを始めました。
1987年のヒット曲らしい。
この場にいる人みんな私と同年代位。
青春が蘇るって感じでしょうか。

大変盛り上がりました。

私が日本人だからなのか、誰かがテレサテンを入れて、マイクが回ってきました。
「時の流れに身をまかせ」だ。
これなら日本語でも中国語でも歌ったことある。
1番を日本語で熱唱しました(下手だけど)
そして2番は中国語で。
喜んでもらえたような気がします。
えへへ。

夜11時ごろ宴会は続いてましたが、われらはお開きにしました。
楽しかった~~。
声がガラガラになっていました。

張國榮 Leslie Chueng / 無心睡眠(87年東京音楽祭) 

あの振りがない気がする…

去年行ってとても楽しかった「長洲」チョンチャウ。
香港から高速船で30分の離島です。
セントラルの5番フェリーピアから、30分おきに高速船とフェリーが交互に出航しています。
宿からフェリーピアに向かうバスがあることを確認し、向かいます。

香港はやっぱりバス便利ですね。
地下鉄は速いですが、駅から結構歩くことになるし。
北海中心というバス停から、11番のバスでバス停8個めです。3.8ドルって50円くらい。安い!

船賃

高速船 月~土 $25.80
    日休日 $37.20

普通船 月~土 $13.20
    日休日 $19.40

さすが日曜。高速船は満席に近かった。


お昼まえに長洲到着。
フェリー乗り場にジョニさんご夫妻が迎えに来てくれていました。
10か月ぶり!

まずは、私が停めてもらう部屋に荷物を置きに向かい、日本から持ってきたお土産を渡します。
友人たちもお土産を持ってきてくれました。


その後、大牌檔(ダイパイトン)でローカルなランチを食べる。
飲茶はどうか?と聞かれたのですが、朝から飲茶してきたのでそういうと、じゃヌードルにしよう!と連れてきてもらいました。オーダーも全部お任せです。汁あり汁なし、焼きそば、ビーフン、カレーなどなどいろんなご飯が出てきました。
(ジョニさんとご飯にいくと全部「僕が君たちのために頼んであげる」と言われる。これ香港スタイルなのか、ジョニさんがそうなのか?)

食後、ジョニさんに「3時半か4時ごろに、前に行ったビーチに集合」と言われる。
OK! あそこなら場所もわかるし、友人たちを連れて行こうと思ってたし。
再集合まで3時間。
ゆっくり島を散歩し、適当な店に入ってビール飲んだりして、のんびりします。


ウインドサーフィンで金メダリストを輩出した長洲。
記念の像がありました。
天気はあまりよくないですね。
雨は降ってないけど。

時間になりました。

待ち合わせの場所は、島の東側「観音湾」というところです。
簡単にたどり着けると思ったけど、あれ?道間違ったかも?
でもなんとか到着。
今日はまだ肌寒い・・・。(昨年5月に来たときは日焼けの心配してたけど)
それでも、ビーチに面した海の家(みたいなバーみたいなコーナー)には、地元の人々が10人くらい集っていました。ジョニさんもいます。やぁやぁ!来ましたよ~。


到着するなり、席を用意してくれて、何飲む?ビール?ワイン?
じゃぁ、ワイン!
と全員が口をそろえる。皆お酒好きです。

テーブルが組み立てられ、グラスが回ってきて、ワインのボトルもまわってきた。
かんぱーい!

そうこうするうち、どんどんメンバーが増えてくる。
「あちゃいごー」もやってきた。
あ、ギター持ってくる人がいる。
何やら演奏が始まるようだ。

ジョニさんも弾きはじめる。
あ、この歌知ってる。
知ってる歌なら歌わなきゃ。
歌詞がわからない・・そんな時はネットで検索。スマホって便利ね。

香港のポップスには日本の歌のカバーも多いから、彼らは香港の曲として弾き始めても、こちらは日本語の歌詞で歌ったりできる。英語の歌ならなおさら分かり易い。

奏者は3人になり、とても賑やかに。

ワインボトルもこんな海の家になぜ?と思うくらい次から次に出てくる。
もしかして誰かが買ってきたのかな?

この島に住む日本の友人もやってきた。
来る途中のパン屋さんで焼きたて売ってたから、とパンの差し入れ。
美味しい。

どんどん風が強くなり、寒くなってくるものの、ビーチで飲み歌うなんて楽しい。

もしかして地元の人たちは毎週日曜日にこんな風に過ごしているのかしら?
去年この場所で出会った顔見知りも何人もきてた。
楽しい暮らしだろうなぁ。

「世界入りにくい居酒屋」みたいだと思いました。
今度は暑いときに来たいな~。
今度はお酒持ってきます。

ホステルは4人部屋でした。
同室だったのは、北京から来たという女の子とヨーロッパからかなという年配の女性でした。
北京の女の子と少し話をしました(英語で)。
でもお互い英語がだんだん辛くなってきて、途中で中国語に…

彼女は一人で来たらしい。
香港は3回目で、これまでは学校の行事などで来たらしいが、今回は「注射を打つためにきた」とのこと。

え?「注射」?
ダージェン「打针」確かにそういった気がする。
彼女がいったことを整理すると、

・若い女性が打つもの
・病気なのではなく、予防のために打つもの
・中国では政府が許可していないから、わざわざ香港まできた

う~ん、子宮頸がんワクチンかな?

この彼女は、部屋で咳き込んでいた私に、「良く効く薬持ってるからあげましょうか?」なんて声かけてくれて、いい子だったなぁ。そして同室の二人とも、居住まいも美しく、荷物なんかも全然広げないし。静かだし。理想的なルームメイトでした。

私風邪ひいてて、多分いびきかいてたと思う。
ゴメンナサイ。
うるさかったよね。

※調べました。
子宮頸がんワクチンは中国では許可されていなくて、若い女性が香港に来て接種するケースが多いのだそう。

たったの2泊なのに3回マッサージしました。これはまぁ趣味なので・・・。

まず、初日の午前中に夜行便の疲れを取るべくむかったワンチャイの店。
そしてその次がみんなと夕食後に行ったセントラルの店。
最後にダメ押しの帰国時の空港で行った店。

1軒目

空港からワンチャイについて、とりあえず宿に荷物をおいて、出かけたマッサージやさん。
どこかで横にならないと、絶対夜まで持たない。
歩いてけるところに、ガイドブックに紹介されてる店があった。
行ってみよう。

華夏保健」というところ。
開店と同時に入ってみた。あたりに立ち込める漢方薬の匂い。なんか、効きそう。
中医の学校の付属の施設のようです。
受付に行くと、他に客はいないものの予約表がぎっしり埋まっているみたいだった。でも1時間コースなら少し待ってもらえればできますとのこと。多分マッサージ師さんを呼び出すんだろう。

1時間の推拿コース。
個室で着替え付で400ドル。
1時間だと背面のみでした。
痛くもなくちょうどいい感じ。
とても気持ちよく寝れました。
個室だと、マッサージ師さんのおしゃべりがうるさいということもないし、リラックスできます。

この店は、ものすごく広くて、個室がたくさんあります。
私が行ったとき、開店直後だったせいか、お客は全くいませんでした。
多分ベッド数の割に稼働は少ないような気がします。

シャワールームもあった。
でも冷房きつくて凍えた。
個室では冷房切ってもらってたんですけどね。

華夏保健
10:00AM - 9:00PM
香港灣仔荘士道18號嘉寧大厦一樓

2軒目

夕食を早めに食べてから、みんなで「マッサージに行こう!」となりました。
このメンバーけっこうマッサージ好き。
「大人の遠足」シリーズでは毎回マッサージに行ってます。

北角でご飯を食べましたが、夜はSOHOあたりで飲む事になるので、地下鉄に乗ってセントラルのマッサージビル「世紀廣場」へ向かいます。入り口のチラシを見て安かった「足海城」という店で足つぼ50分、肩15分220ドルというコース。

ここでも寝てしまった。
足つぼマッサージで寝るなんてめったにないことです。
5人で行きましたが、みなの感想はまちまち。
痛くて痛くて寝るどころじゃなかった!という人もいれば、気持ちよかった。という人もあり。
マッサージ師さんによりますね。

足海城 保健中心
10:30AM - 12:00AM
香港中環徳己立街1ー13号世紀廣場12樓

3軒目

空港のマッサージ店へ。
自分の便のゲートのそばにあった。ちいさな店だったけど値段は空港価格。足つぼマッサージ45分で480ドル。
ここでもまた寝てしまって、あまり覚えてません。

Wellness Spa & Salon
08:30 – 22:30
香港1號航站樓15號登機閘口

一番うまかったのはやっぱり1軒目。
雰囲気でそう感じたのかもしれないけど。
今度行くときはちゃんと予約入れて行こうと思いました。
コースもいろいろあるみたいだし。
香港在住者なら会員になれて割引も結構あるらしい。

春分の日がらみの3連休。
けっこう飛行機代も高いので、行きは夜行便にしました。
夜1時羽田発のドラゴンエア。(帰りはキャセイの夕方便)
色々込で往復 ¥47,230 でした。

行きの飛行機は、一時間10分遅れました。ギリギリまでお茶してから移動。バスゲートから搭乗です。

満席!
通路側の席でよかった。

ドラゴンエアは安いだけあって、モニターなどもなし。でもLCCというわけじゃないので、預け荷物は無料だし毛布もあります。そして夜中の3時に機内食出ました。(帰りのキャセイのご飯より良かった)よせばいいのについつい食べてしまった。
いけませんね。
あとは寝て過ごしました。

早朝香港空港に到着。
空港でのミッションは3つ。

1.両替

今回は2.5万円⇒1655香港ドル。1ドル=15.1円です。


2.SIMカードの購入。

中国移動の80ドルのが両替のところで売ってたのでそれを買い、お姉さんに5日間のデータ通信パッケージを申し込んでもらった。
前回はインフォメーションのようなところでCSLの100ドルのを買いました。

3.オクトパスカードのチャージ。

借り物のオクトパスに、とりあえず100ドルチャージ。


チャージ機はすぐに見つかりましたが、やり方が少しわかりにくかった。

夜行便で到着したら、どう疲れを取るかというのも思案のしどころですね。

空港からはケチケチして、バスで湾仔の宿を目指します。
安いうえに時間もかかればゆっくり寝られるだろうという算段。
空港からのバスにはAとEの二種類あり、値段が倍違います。が、所要時間が倍違うことはないので、安い方のE11というバスで湾仔を目指しました。安いバスらしく、乗り場も一番遠いところ。羽田空港でいうところの蒲田行きバスみたいな感じ。乗り場には屋根もありません。雨の日だとくじけてAの方に乗っちゃいそう。

E番のバスは、旅客ターミナルを出発した後、貨物ターミナル、機内食工場などいろんな仕事場をぐるぐる回る路線で結構楽しかった。そのうち眠ってしまって、気がついたら香港島に入っていました。マカオ行きのフェリーターミナルのあたりだった。一時間くらいでセントラルまで来た。湾仔までだと70分弱くらいだったかな。それで20ドル。(Aのバスは40ドル、エアポートエクスプレスは100ドル)
浮いた80ドルで何しよう。

今回泊まったのはワンチャイにあるホステル
Check Inn HK

booking.comから予約しました。
1泊5000円くらい。
ホテル代の高い香港ではありがたい存在です。

このホステルは長所もいっぱいですが、短所もそれなりに気になりました。
1泊のみでしたが、次も泊まるなら1泊かなぁ・・・連泊はどうだろうか。

○長所

場所が便利です。
ワンチャイエリアのヘネシーロードに面しています。
空港からのバス停もすぐ。トラム乗り場もすぐ。
地下鉄は徒歩4分くらい。(結局地下鉄使わなかったので不明)

ホステルの施設はきれいです。
移転したばかりなのか、住所表示が以前は3階だったものが2階に変わっていました。
上の公式ホームページの部屋の写真もちょっと違います。
こぢんまりしていますが、おしゃれな感じもあり。

WIFIはストレスなくさくさく。
スタッフもにこやかで、親切でした。
部屋に鏡もあり、スーツケースの入るサイズのロッカーもありました。
部屋は狭いけど、下の段のベッドの下に空間があるので、スーツケース広げて荷物整理できるのはありがたかった。
利用しなかったけど、プリペイドのSIMを100ドルくらいで売ってた。
洗濯サービスもあるらしい。
簡単なキッチンもありました。
また共有スペースにはPCもあり、各国語のガイドブックも充実(たぶん泊まった人の寄贈)

○マイナスなところ

騒音!

私が泊まった部屋はレセプション隣の共有スペースに面した女性用4人部屋。枕元の窓はヘネシーロードに面していて、真下が横断歩道だったため、一晩中あの香港のカタカタうるさい歩行者用信号機の音を聞く羽目に。
他の部屋なら違ったと思います。
ただ救いは、同室の人がとても静かだったことです。
これは運ですね。

ベッドまわり設備が必要最小限。

このホステルでいちばん「え~っ」と思ったのは、ベッドにカーテンがついてなかったこと!
それとベッド上の空間が狭くベッド上では着替えられません。あと20センチの空間が欲しかった。
これまで泊まったどのホステルにもあった読書灯もなく、タオル掛けのようなものはありましたが、コートフックみたいなものもあると助かるんだけどなぁ。

バストイレが不便!

私が案内されたシャワーとトイレは一体型になってるものが2か所。
つまり誰か2人がトイレなりシャワーなりで入ってしまうと、もう使えない。
これは不便でした。
トイレが少ないのはつらい・・・。
シャワーも結局夜は使うことができず、早朝に使いました。
それなりの人数が泊まるのに2つはあり得ないのでは?と思う。

せめてトイレとシャワーが別々になってれば、同時に4人が使えるわけで、ずいぶん違うんでしょうけどね。


一応さりげない看板あり。


しょっぱなから暗証番号を要求されます。メールで教えておいてもらったのでモーマンタイ。


共用ラウンジ。


部屋の感じ。窓の外は香港の雑踏。
旅情たっぷりですが、安眠は保証できません?!


風通し良いベッド。カーテン欲しい…


ロッカーもあります。


窓の外をみたら、香港名物竹の足場で作業中の人がいました。

4


実際は…

初日:深夜羽田発(1時間ちょっとのディレイ) 朝香港到着
   E11のバスでワンチャイへ
   ホステルに荷物を預けてマッサージ。
   おかゆの昼食
   ホステルに入り昼寝
   夕方、ほかのメンバーと合流。
   北角鶏蛋仔。
   夕食はJAVA街市の上で。
   セントラルに移動。足つぼマッサージ。
   おしゃれバー。

2日目:朝ごはんは陸羽茶室で飲茶。
   フェリーで長洲へ移動。
   ジョニさんと再会。ダイパイトンで各種麺などの昼食。
   長洲散歩。ビール。
   ビーチでワイン&ギター。
   香港の友人ら合流。
   夕食は海鮮料理11人で。
   そのままローカルカラオケ。
   私一人で長洲に滞在

3日目:ジョニさんと茶餐庁でおかゆの朝ごはん。
   長洲から香港島へ。
   IFCモールの利苑でみんなと昼食。
   IFCモールで買い物ののち空港へ。
   空港でさらにマッサージ。
   夜 帰国

羽田空港が激混みで、余裕で乗れると思ってたバスに遅れそうになり、走りました。
旅行記は時間軸でなく、トピックごとに書こうかと思います。


香港のPASMO オクトパスカード(借りました)

ご近所の飲み友達の皆さんと「大人の遠足」に出かけることになりました。
目的地は、香港
この「大人の遠足」シリーズは、現地集合現地解散、食事も観光も適当に合流、が基本。
これまで、上海(2011)台湾(2013)、(私は参加していませんが)香港、そして去年はバンコクに行きました。

今回は私のほかに2夫婦。総勢5名です。
香港はホテルも高いので、一人で参加の私は、最近お気に入りの「ホステル」滞在にすることにしました。他の2組は、ホテルに一緒に滞在。

同行メンバーに香港通な方がいるので、食事などはもっぱらその人にお任せ。
私は香港の友人たちとの会食というか交流会をアレンジしました。
友達の輪が広がって楽しくなると思います。

予定

初日:深夜羽田発 早朝香港到着
   夕方まで一人で街歩き 一人飲茶?
   夕方、ほかのメンバーと合流。夕食。バーなど。

2日目:朝ごはんの、長洲へ移動。
   長洲観光 香港の友人ら合流。
   ランチ、夕食
   ローカルカラオケ など
   私一人で長洲に滞在

3日目:朝ごはんのあと、長洲から香港島へ。
   セントラルでみんなと昼食。空港へ。
   夜 帰国

駆け足ですが、にぎやかな香港の街とのんびりとした島の両方を欲張って楽しんできます。

今回の香港旅行に持っていた持ち物を記録。
LCCだったこともあり手荷物を極力減らした結果このようなことになりました。
(一応、私の分だけを記載しています)

 2泊3日(友人宅泊)夫婦二人旅。

☆キホン
・パスポート
・クレジットカード(保険はこれに付帯してる)
・現金(日本円2万円両替した)
・現金(300香港ドルくらい前の旅行の残りがあった)
・筆記用具

☆通信
・ガラケー
・スマホ
・モバイルバッテリー
・充電ケーブル
・SIMは現地で購入

☆服など(着て行った服も含めて)
・Tシャツ2枚
・ブラウス1枚
・タンクトップ3枚
・ジャージのワンピース1枚
・7分丈レギンス1枚
・ジャージのパーカー1枚
・寝巻用ステテコ(ユニクロの)
・下着3日分
・タオル2枚
 (タオルはもちろん貸してもらえたけど、持って行ってよかった。最後は雑巾にして捨ててきました)
・長袖ヒートテック1枚(機内の寒さ対策)
・キルトストール1枚(機内の寒さ対策、毛布がないという話だったので)
・ウォーキングシューズ
・ビーチサンダル

☆雑貨品
・化粧道具&洗面道具
・洗濯用洗剤
・マスク
・ポケットティッシュ多め
・酔い止めの薬
・スケッチブック(使わなかった)
・折り畳み傘(日傘としても重宝した)
・使い捨てスリッパ(よくホテルに置いてあるタイプ)
・眼鏡(2つ。なぜかは聞かないで…笑)

☆お土産
・お菓子
・ハンカチ
 など

以上で1人7キロまでに抑えて、全部手荷物で持ち込みました。
実際は夫のものもあるので、二人分で
・40リットルの機内持ち込み用スーツケース×1
・普通のサイズのデイパック×1
・ショルダーバッグ×1
に分けていれました。
行く前に体重計ではかったところ、計13キロくらい。

失敗したのはコンセント変換アダプターも持っていかなかったこと。
充電できない!と焦りました。
ホテルなら貸し出しもあるし、大体日本の形のコンセントも1か所くらいついてることが多いのでうっかりしてました。
今回は、ジョニさんに貸してもらったので事なきを得ました。
(持ってるとこがさすがですね)

また、服をケチりすぎて夜着る服が無くなってしまいました。
汗かきの夫の分は途中洗濯(手洗い)もしましたが、私は油断してました。
やっぱり寝巻用に専用のTシャツ1枚入れていけばよかった。

ガイドブック、カメラ、文庫本などは持っていきませんでした。
スマホ1台あれば何とかなるかなと思って。
その通り何とかなりました。
また、いつもは必ず持ってるメモ帳も今回は省略。
かなりコンパクトな旅の荷物になりました。

帰りはお土産が増えたので、持っていった服や傘などの一部を捨てて荷物のスペースを作りました。
それを見越してぼろぼろのを持っていきました。

今回の旅行を言葉の面で振り返ろうと思います。
今回の私の気持ちは「通じればよし」。

ふだん一人で旅行するときなどは「自分の言葉がどれくらい通じるだろうか?」と実地試験を受けるような気分で行く場合も多いのですが、今回は連れもあることだし、言葉はどうでも旅行の中身をちゃんとしようと、「オタク的考え」は封印しました。

まず、空港でSIMカードを買うとき、両替するときは英語を使いました。

飲茶の店では、基本は北京語で。
「ムコーイ」「トーチェサイ」などの広東語は知ってはいるのですが、なかなか口から出てきませんでした。お店の人には問題なく通じ、相手の返事は広東語だったりするのですが、簡単なことならわかるような雰囲気でした。相席になった人たちも上海人、台湾人だったので北京語で話をしました。

暑くて休憩したバーは白人のバーテンさんで、英語になりました。

マッサージ店では北京語。
夕食のヨンキーも北京語。
どちらも問題なく通じました。

長洲島で島の人たちと話す時は、英語と北京語のチャンポンでした。
向こうの人は、こちらが日本人だから英語を使ってくれる率が高いのですが、英語で言われて北京語で返すみたいな変な会話になってたり。最初は英語で文の途中から北京語とか、もうめちゃくちゃでしたが楽しかった。

香港の方々は基本的に英語を皆さん使うので、台湾でよりも英語の割合がググーンとアップしてました。北京語に関しては、私よりも絶対にみんなわかってるはずなのでしょうけど、単語の発音が広東語寄りになってしまう人も多くて、私が意味をとれないなんて言う場面が結構ありました。
場数が必要だと感じました。

2日目の夜くらいになって、やっと「トーチェ」=ありがとう。「ムコーイサイ」=どうも。「ホウセッ」=おいしい、などの広東語の単語が口から出るようになりました。もう少し覚えていけばよかったな。礼儀として。

昔香港に初めて行った頃は、まだ北京語は一言も話せなかったし、広東語の単語をいろいろ覚えて旅行に行ってました。「これください」「2人です」とかの簡単な言い方だけ。
最近そういう努力してないなぁ。

次回の課題にします。


最近日本にもLCC(ローコストキャリア=格安航空会社)がたくさん就航していて、よりどりみどりな状況。それでも欠航や遅延が多いという話もよく聞いていたので、勤め人である私はなかなか使おうという気になりませんでした。

が、今回香港旅行を計画するに当たり、深夜発でスケジュール的に私たちにあってたこともあり、そして何より安いのでLCCに初挑戦することにしました。

予約と購入

2月の初めに公式サイトから予約し、その場で支払いも済ませました。勿論払い戻し不可の運賃です。

料金の内訳は以下の通り(2人分です)
 運賃 JPY 46,460
 手数料及び諸税 JPY 10,900
 手数料 JPY 1,800
 座席指定料 JPY 8,000

 合計 JPY 67,160 

座席は、1列目の足元広めの席を往復とも予約したので1回2000円の追加料金が入っています。預ける荷物はなく全部機内に持ち込むことにしました。食事もなしです。一人往復で33580円(座席指定しなければ、29580円だったところでした)

チェックインと搭乗

普通の航空会社では国際線でもwebチェックインが主流になっていて、空港で並んだりすることがあまりなくなってきましたが、ここは空港でチェックインのチェックインのみです。出発の3時間前から1時間前までの間にチェックインを済ませて、ゲートには1時間前までに行けとのこと。行きは遅延した分チェックインカウンターが開くのも遅くて、延々待たされた印象でした。

羽田の場合は、ブリッジからの搭乗でした。香港ではバスで移動しての搭乗。バスはいやですね。待たされるし、雨が降ってたら・・・。その代り香港では、香港駅でインタウン(市内)チェックインができたので空港のカウンターに並ぶ必要がなくとても楽でした。LCCでもやってくれるってすごく便利だと思いました。帰りも行きと同じくらいの遅延だったのですが、チェックインは早くからやってくれたので、あとはのんびり空港の椅子で待っていればよかったので、気持ち的には楽でした。

機内

広めの席に座ったので、スペース的には特に問題を感じませんでした。ただ肘掛が上がりませんでした。またシートポケットも小さかった。その他最近の国際線の機体についている、TVモニター、AC電源、USB、オーディオなどは何もありませんでした。毛布の貸し出しもなかった。(販売はしてましたが)飲食物の持ち込みはダメってことになっています。3~4時間ならなくてもどうということはないですね。水を買いたいなら20香港ドルでした。機内アナウンスは、行きは広東語と英語と北京語、帰りは広東語と英語と日本語でした。

攻略法(私向け)

羽田発の分の座席指定は有料でもしておいた方が楽。チェックインが遅くなっても心配ない。毛布の代わりになるモノを持ち込むべし。今回はヒートテックのシャツとウールのキルトを持ち込んだ。羽田深夜着の便の場合は前方の席を確保し、荷物は持ち込む。最終到着便くらいの勢いなので、入国審査や税関も楽にぬけられてすぐに空港の外に出られる。タクシーも並ばず乗れる。

さてさて、もう荷物も持ってるので、あまりウロウロせずに空港へ向かうこととしましょう。ここ香港駅では、各航空会社のチェックインカウンターが並んでいて、搭乗手続きができるのです。IN-TOWN-CHECKINというらしい。日本でも箱崎のTCATとかでできるんですよね。(と思ってましたが、もうやってないそうです。)私は初体験です。


市内チェックインの案内板。
この手続きをするには、エアポートエクスプレスを利用することが条件のようで、チェックインカウンターに入るのに、切符が必要です。はじめ、エアポートエクスプレスの切符を入れて改札を通ったので、チェックインカウンターの奥にそのままホームへ行く通路があると思ったのですが、チェックイン後は一旦外に出て、また別の改札をもう一回通るという仕組みになっていました。

LCCである香港エクスプレスもここでチェックインできます。空港で長蛇の列に並ぶ必要もないので、ありがたいです。荷物を預ける人なら、ここで身軽になれます。

香港エクスプレスはターミナル2だと聞いていましたが、搭乗はターミナル1との説明。詳しいことは空港に行けばわかるでしょう。


エアポートエクスプレスのチケット。
来るときに往復買っておきました。


エクスプレスに乗りました。
ガラガラです。
30分もかからず空港につきます。

空港につき、自分の乗る便のゲートを確認しようとモニターを見に行くと、ゲート番号がまだ出てません。羽田の時と違い、もう搭乗券を持っているので空港で待っていれば乗れるはず。
時々、モニターの情報を確認しながら空いてる椅子を見つけて座って待ってました。

久しぶりに来たので、いつもはどんななのかわかりませんが、どうも人が多い気がします。
免税店などの前で座り込んでいる人々も多く、どのモニターの前にも人だかりができてます。なんか変な感じだな…もう一回モニターをよく確認。あれれ?ほとんどの便が遅延しているじゃないですか!!

雨も降ってないし、雷鳴ってたの午前中だけだし、なんて思ったのですがネットで調べてみると、どうもその午前中の大雨で一時滑走路が閉鎖になっていたらしく、順繰りに全部の便が遅れているようなのでした。よくよく見ると、平均2時間ほど遅れています。

しかたない。
待つしかありませんね。


そして天候と関係あるのかわかりませんが、トイレまで故障してました!
私たちのいたウィングのトイレはどこもかしこも長蛇の列。なんでかなぁと思ったら、水が流れなくなっていたのでした。これは厳しい。
それで、応急処置として各個室の前に大きなバケツが用意され、用を足した人は柄杓で水をすくって自分で水を流すという・・・・・・・。
ああ、げんなり。


こころなしか飛行機で混雑してませんか?


やっと、われらの飛行機のゲートがモニターに出てきました。
荷物を持って向かいます。
バスゲートでした。
行ってみると人であふれてて椅子も空いてないので、また別の場所に移動。
「搭乗」の案内が出るまで待機しました。


いよいよ搭乗です。2時間遅れです。
バスで移動します。


今度の機体は海老餃子!


機内飲食メニュー。
どれも試しませんでしたが。
2時間搭乗が遅れて、乗り込んだはいいのですが、全員乗り込んで、荷物も全部仕舞ってシートベルトもしめてからまたアナウンス。
「空港内混雑のため、このまま1時間ほど待機します」
えええ~。
ドアが開いているので、ネットなどできてよかったのですけど。
結局3時間近い遅延でした。

待ってる間にパイロットが交代したりしてたのが興味深かったです。
パイロットって直前に交代したりするもんなんですね~。

12:30に羽田に着く予定が3時着でした。
最前列の席だったし荷物も預けていなかったので、走るように入国審査や税関を抜けてタクシー乗り場へ。家についたら3:30でした。家が空港に近くてよかったです。

1時間でセントラルに着きました。


この船に乗ってきました。


フェリー埠頭からの歩道橋。
屋根があるので、フェリー降りてエアポートエクスプレスや地下鉄駅まで濡れずに移動できます。また、自動車の道を横切ったりする必要もなく、かなり便利です。

まっすぐエアポートエクスプレスの香港駅上のIFCモールの「正斗」というワンタン麺屋さんへ向かいます。

昨日「ワンタン麺食べる時間なかった。今回食べられないかも」
と言ったら、あちゃいこーが
「香港駅の上に美味しいワンタン麺屋さんあるよ。明日そこに寄ってから空港に行くといいよ。」
と教えてくれたのでした。


キレイなお店です。


雲呑麺とガイラン。


おかゆ。

このお粥でひと悶着ありました。
2種類のトッピングが選べるのにして、痩肉と皮蛋を頼んだつもりだったのですが、運ばれてきたおかゆには皮蛋が入ってません。取り皿に取り分けているときに気がつきました。
そのかわり肉がどうも2種類入ってるみたい。
ウエイターを呼んで、「皮蛋入ってないけど?」というと「あなたのオーダーは痩肉と牛肉でしたでしょ?」との返事。「いやいや、私は痩肉と皮蛋を頼んだのよ。」

メニューを見ると皮蛋の真上に牛肉と書かれており、指差した角度でずれて見えたかも。
それと私の発音が下手だから「皮蛋」が「BEEF」に聞こえたのかも。
とも思ったけど、こっちはずっと中国語を使ってオーダーしてたんだし、いきなり「BEEF」っていうわけないやろーこんにゃろ。ということで、がんばりました。

「私が頼んだのは牛肉ではなく皮蛋。まだこの料理には口つけてないから~取り分けたけど~何とかしてください」

そしたらウエイターさん、マネージャーに相談してくると言って、マネージャーを連れてきました。
そこで最初から説明したところ、マネージャーさんは「じゃ、皮蛋をお持ちします」といって別皿に盛った皮蛋を持ってきました。

これで勘定書きが「2種盛り」から「3種盛り」になってたら暴れるぞー!と思ってましたが、ちゃんと2種盛りのままでした。
普段はあまり飲食店でこういうことはしないのですけどね。
食べ物無駄になるのも嫌だし。
でも今回は皮蛋どうしても食べたかったのと、交渉が中国語でできるか試してみたかったのもあり、頑張りましたよ。

サービス料込で、256.3ドル。
少し買い物して空港へ向かうことにします。

香港3日目の朝、もう今日は帰る日です。
あ~あ。
雨は止んでます。
朝の7:30に出勤前のジョニさんが朝ごはんに付き合ってくれることになってます。時間になると昨日とは打って変わって仕事のカッコになったジョニさんがやってきて、窓をコツコツ叩いて合図してくれます。いっしょに海岸の方へおりました。

朝ごはんは「大牌檔」~ダイパイトン~という屋台村みたいなところに行きました。席に座っていると、おばちゃんがオーダー取りに来ます。

何にするかと言われたのですが、え~まだ何も考えてないよ。何があるのかもわからないし・・・
と思って慌てて無難な「おかゆ」て言ってみたけど、飲み物のオーダーだったのでした。
(そしてこの店にはおかゆはないらしい)
ミルクティーをオーダーしました。


ミルクティーのホットとアイスとレモンティーのアイス

朝ごはんはジョニさんが適当に注文してくれてました。
一つは別の屋台まで行って注文してました。
座ったところの店では2品頼みました。

すべてお任せしてしまったので、システムがよくわかりませんでした。
次に一人で来たら、あわてそうです。

頼んでくれたのは、かまぼこの乗ったローメン(平たい麺のあえたもの)
カレースープのビーフン2種。細麺と太麺、ビーフとポーク。
それぞれの味が試せるように、小さな椀に分けてくれました。

美味しい。ごちそうさまでした。

ジョニさんはここから船で香港島へ出勤です。
ここでお礼を言って別れ、われらは島の散歩に出ました。

港付近はお祭りの昨日とは違う雰囲気で、出勤姿の男女であふれてました。


市場。


漁船たち。


海鮮料理店の生簀。

イングレスしながら歩き回ってるうちに雨が降ってきました。
慌てて、小屋に戻ります。
戻ったらすぐ土砂降りの雨になりました。
それから2時間くらい雨が止まず、それもおそろしいほどの雨量でした。

今のうちにと、荷造りして、昼寝もしました。

11時ごろ小雨になってきたので、もう一度散歩。
商店街で店を出してるエンジェルさんに挨拶して、もう一度ビーチを見たり、島の道をおさらいするように歩き回ってみました。
やっぱり地元の人に連れられて歩いているうちはなかなか道を覚えませんね。
自分たちだけになって歩くと、何度も通った同じ道でも緊張感が違います。
最後に復習したおかげで、もう次は一人で歩き回れると思います。

さすがは観光の島、こういう案内も各所にあるのでまず迷うことはありません。
それになんといってもとっても小さな島なので迷ってもたかが知れています。

初日に買ってもらって美味しかった「マンゴー餅」も買って食べました。
生のマンゴーを餅でくるんだ冷たいお菓子です。
これホントに美味しい。1個10ドル=160円。
ドリアンの餅もありました。

最後もう一度部屋に戻り、荷物を取って鍵は中に入れたままオートロックの玄関を出ました。

1:15の船に乗ります。
遅いフェリーは13.2ドルです。日本円で200円ちょっと。安いですね。
定期券なんかも売ってるようです。


祭りは終わっていたせいか、乗客はそれほど多くなくスムーズに中に。


それでも乗るときはそれなりの人数。

大きな船はそれほど揺れません。
フェリーの中でビーチサンダルから普通の靴に履き替えます。
島から都会へ行く準備です。


さよなら長洲島!

雨がだんだん止んできて窓を開けて景色を見ていました。

香港島が近づいてきます。

長洲島メモ
現地語では「チョンチャウ」(--島はつけないで呼ぶ。)
面積2.4キロ平方メートル(もかなり小さい島)
人口約3万人。

饅頭祭りはお釈迦様の誕生日にやっているけれど、もともとは仏教の祭りというわけではなく、昔この島で疫病が流行って島の実に半分の人が死んでしまうようなことがあったそうで、その慰霊のために饅頭をたくさん作ってその例にお供えしたのが起源なのだとか。


テクテク歩いて島の反対側のビーチへやって来ました。
観音湾というところだそうです。


きれいです。
泳いでいる人がたくさんいます。
昨日一昨日は、飛行機飛ばないくらいの悪天候だったのに、今日はピーカン。
パレードが雨だと大変だから、神様が守ってくれたのでしょうか?


ビーチハウスでビールが飲めます。
食事もできるらしい。バーベキューなども可能だそうです。


ビーチで飲むビールは最高ですね!
香港からもう一人友人がやってきました。
「あちゃいこー」という人です。

昨日、カラオケで一緒だった人なんかもやってきました。
みんなで飲むのかな?


平安饅頭をもらいました。
中身は黒ゴマあん。
その他にも、手作りケーキやクッキーを持ってきた人もいて、おすそ分けしてもらいました。


水着持ってきたらよかった。

ジョニさんは浜でローズマリーの葉っぱを摘んで
「これ今晩のディナーになるよ」と言い残し、先に帰って行きました。
あちゃいこーの話によると、今夜はジョニさんが手料理を振舞ってくれるのだとか。

私たちは1時間くらいビーチでのんびりして、私たちの泊まってる小屋に向かいました。
小屋が会場です。

テーブルセッティング。
すでに前菜が並んでます。
テーブルに敷いてあるのはよく見たら紙でした。
この紙がこのあと食事中には筆談で大活躍するのです。


お料理中。
何ができるのかな?


エビ!


パスタ。

その他にもラムチョップやパフ(ミートパイ)なども出てきました。

ご飯のあとは、飲みながらバンドタイム。
この小屋はもともとジョニさんが楽器演奏を楽しむために持っている趣味の部屋らしく、楽器がいろいろそろっています。友人の間では「バンドハウス」と呼ばれているらしい。
アナログのレコードも沢山コレクションしてあって、楽しい。
久しぶりに「ぶちっ、ぶちっ」というレコードの上を針が進んでいく音を聞きました。

香港に住んでいるあちゃいこーは、しばらくして船で帰って行きました。

あちゃいこーが帰る頃雨が降り出し、どんどんひどくなります。
夜11時ごろ、饅頭の塔に上って饅頭をとりあう競争(祭り最後の一番盛り上がるイベント)は中止と発表されました。
残念。

ジョニさんのギターにあわせて、いろいろ歌って踊りました。
サザンオールスターズの電話帳みたいな楽譜集もあったので、昔好きだった歌を伴奏してもらったり。じょにさんは楽譜があれば何でも弾けるみたい。
エンジェルさんからはダンスを教えてもらいました。

二日目の朝、目が覚めたら9時近かった。
かなり疲れてたんですね。
ジョニさんたちと昨夜、朝10時に約束してたので、起きて身支度整えました。
今日は雨降ってないみたい。

時間になりジョニさんたちがやって来ました。
多分朝ごはんに行くのだろうと思ってついて行ったら、ビーチにつきました。


泳ぎたい!
朝からビーチで泳ごうというわけではなく、ビーチに面したホテルのレストランで朝ごはんを食べるらしい。飲茶です。


「今日はやることいっぱいで忙しいから、朝ごはんと昼ご飯を一緒に食べるよ。どんどんたべよう!」
というジョニさん。
4人なのに15皿も頼んでました!
一番手前にある蒸しパンみたいなのは「マーラーガオ」。
昨日の蓮香楼での争奪戦に負けて食べられなかった点心でした。
食べられてよかった。

ここにきてるお客さんは地元の人が多いみたいで、ジョニさんたち、あちこちの人と挨拶したり、おしゃべりしたりしてました。ここに限らず街中でも歩いていれば必ず知り合いに出くわしてました。小さな町っていいですね。


長洲島では祭りの期間中は精進料理を食べると聞いていましたが、ホテルでは関係なく肉や魚が食べられるらしいです。島のマクドナルドではこの時期だけの「おからバーガー」というのが売られてみんな行列してるそうです。

ご飯のあと、また別の友人宅へ。
(この島にお嫁に来た日本の友人です)
ここのお家のベランダから祭りのパレードが見られるのです。
パレードまでには少し時間があるので街歩きします。


天后宮。パレードのゴール地点です。


お宮の前には、観覧席が設けられ、きっとえらい人たちがずらりと座るのでしょうね。


パレードの沿道には椅子がぎっしり。
この椅子は沿道の飲食店などが出しているもので、ひと席いくら以上の飲食で貸し出すという仕組みのようです。
パラソルは立ってますが、場所によってはすごく暑そうです。


饅頭の山車。


おやつを購入。
街の素朴なお菓子屋さん。中国菓子やパンなどを売ってます。
エッグタルトを買いましたが、まだほかほか温かでした。


途中でパレードの準備してる子供に遭遇。カメラがすごかった。

そして、友人宅へ戻り、クーラーの効いた部屋で涼んでから、パレード見ます。


窓からの景色。
目の前はすぐ海ですね。
すごい!
なんだか別世界。


パレード始まったようです。
ベランダに出ましょう。

二階のベランダから見たところ。
獅子舞や神様やらいろいろ通って行きます。


三階から見るとこんな感じ。
友人の家は両親や兄弟とも住んでいるところで、今日はパレードを見に親戚も集まっててにぎやかでした。普段は香港に住んでる姪っ子たちもやってきてて友人と広東語で仲良く話しているのを見て、この土地になじんでるな~と安心しました。
子どもたちは学校で普通話(北京語)を習うらしく、私たちとは普通話で会話しました。

友人の旦那さん(日本語OK)によると、ここのところ4~5年長洲島に観光客が押しかけているそうで、土日になると島に住む人は混雑を避けて外に出ていく事が多いのだとか。観光客のほとんどは香港人なのだそう。日帰り旅行が人気なんだって。


子どもの仮装の山車がすごいです。
写真ではわかりにくいですが、二人が乗ってる山車ですが一人は宙に浮いています。
これで2~3時間炎天下を練り歩くのですから苦行ですね。
大人がとなりで団扇で扇いだり、扇風機を持たせたり大変な騒ぎです。


麒麟や獅子のほかに象もいました。
この獅子たちは、門門でご祝儀をもらったりしてました。
私の見ていた真下のお店でも、ビールがずらっと並べられその下に500ドル札(今のレートで8000円くらい)が置かれて、ビールを全部飲んだらその後祝儀をもらってよいらしく、全部飲むのに助っ人がたくさん獅子の中に入ってました。


パレード終わって街に出てみました。
この祭り用の看板みたいなものは街のあちこちにあります。
もちろん香港らしく骨組みは「竹」です。


通行規制が取れたばかりなので、すごい人です。

このあとはまたジョニさんたちと合流します。
島の反対側のビーチでビール飲んでるそうです。
(地元の人はもはやお祭りは見なくてもいいのかな)
香港から「あちゃいこー」という友人も到着しているそう。


フェリー船内。
高速船なので結構揺れました。
よいどめをしっかり飲んでたので事なきを得ました。
夜なのでガラガラです。


30分ほどで到着。
あっという間です。


乗ってきた船。
この形の舟はちょっと苦手です。

長洲島にはジョニさんという友達がいて、彼が「小屋」と呼んでいる別宅に泊めてもらいます。
船の時間を知らせておいたので、船着き場に迎えに来てくれてました。
まず荷物を置いて街の様子をぐるり見物。


街はお祭り一色という感じです。
広場に神様が集結していて、皆手に線香を持ってお参りしています。


お饅頭の塔。
天気が荒れていたせいでかなりの数のお饅頭がはがれ落ちてしまっていました。


この怪物の足に触るといいことがあるのだとか。


広場を出て街を歩きます。
街角ごとに明日のパレードに出る獅子や麒麟たちが待機中です。


色鮮やか。いかにも中国のお祭りって感じです。

一度小屋に戻り、少し休んでから飲みに行きます。
荷物をほどいて、シャワーを浴びてさっぱりしてからビーサンに履き替えて出かけました。

島のとてもローカルなカラオケバーみたいなところに連れて行ってもらいました。
「とてもローカルなとこでおしゃれしていくとこじゃないよ。タバコもすごいから
Keep dirty(汚いかっこのまま)でね。」
とアドバイスを受けて。

あまりにも暗い店だったので写真がうまく撮れませんでした。
お酒飲みながら他のテーブルの歌に拍手したり、自分たちも歌ったり、楽しかった。

広東語の古めの歌が人気あったみたい。王傑、サミー、張学友、許子安。
香港では室内で喫煙できないはずですが、ここは無法地帯のようでした。
お酒も持ち込み、おつまみも持ち込み。
どうなってるのかよくわからないシステム。

おしゃれとは程遠い、昔の香港映画の世界みたいでした。
途中トイレに行きたくなったのですが
「店のトイレはきれいかどうかわからないから」
という理由で、ジョニさんの奥さん(エンジェルさん)が外の公衆トイレに連れて行ってくれました。(が、結局紙がなかったので、家まで帰ったという・・・)
ホントに小さな町です。

12時過ぎまで飲んで歌って帰りました。

香港らしい乗り物、トラム(路面電車)に乗ります。
2階に座ってゴトゴト揺られながら街を眺めるのも楽しいものです。
トラムは2.3ドルの一律料金。
降りるときに払います。


2階席の眺め。
もちろん一番前が空いていればそこに座るところです。


これは湾仔辺りかな。


銅鑼湾までトラムに乗りました。
ネットで見つけた「お汁粉屋さん」に行こうと思ったけど、お店なかった。
移転したのか閉店したのかは不明です。
そのかわりその近くにあった「恭和堂」に入りました。


亀ゼリー。他、健康飲料のお店です。


帰りは地下鉄にのりました。
運賃はセントラルまで5ドル。
この駅名表示かっこいいですね。
有名な書家の人が書いたのでしょうか?


中環に戻り、荷物をピックアップしてフェリー乗り場へ。
夜景が綺麗です。
セントラルの海辺には大きな観覧車ができていました。
その周りも再開発中でした。
何ができるんでしょうね?


これはスターフェリーの乗り場。
趣がありますね。
今回は時間がなくて九龍半島側には行きませんが、もし時間があればこのスターフェリーは逃せないですね。香港らしさを旅情たっぷりに味わえる乗り物です。

これからフェリーで長洲島へ渡ります。
長洲島へは二種類の船があり、30分おきに出発してます。
船酔いしやすいのであまり揺れない大きなフェリーに乗るつもりでいたのですが、ちょうど大きなフェリーが出たばかりだったので小さい速い方の船に乗ることにしました。
8時発です。