シャーロック・ホームズのエピソードのなかに、引っ越してきたばかりで部屋の飾り付けができていないが、「一部屋だけ居心地よく飾り付けられた部屋があった」っていう話が出てくる。
「黄色い顔」かな?
それを読んで、イギリスでは部屋というのは飾り付けないと居心地良くならないのか~と思った。
振り返って自分の生活では・・・
引っ越し直後の何もないような部屋のほうがいい、圧倒的にそっちの方がいい。
和室なら尚更。
年の瀬、ごちゃごちゃ度を増した部屋を眺めてそんなコトを考えた。
そろそろ引っ越したいなー。
カテゴリー: ☆SHERLOCK祭
「221B in Seoul」 SHERLOCK主題CAFE
旅行記でも触れましたが、改めてSHERLOCKカテゴリーに、まとめます。韓国ソウルにあるSHERLOCKをテーマにしたらしいカフェに行ってきました。
221B in Seoul
旅行のしばらく前にネットで存在を知って、ソウルに行くならぜひ訪ねてみたいと思っていました。場所を調べると江南で、滞在場所からもそれほど遠くないみたい。
詳しく住所を調べたら、江南区庁駅から歩いてすぐのようです。(韓国のグーグルマップは、お店の登録があまり進んでいないようで、みんな他のアプリ使ってるのかな?NAVERとか?)
確信はないけど歩いていきます。
でも果たしてちゃんとありました。
店の前のベンチにインバネスコート姿のホームズ銅像。写真撮影用ですね。撮らなかったけど。で、このホームズ像は顔が完全にベネさん!ここは、ホームズカフェではなく、SHERLOCKカフェなんだと確信。でもこの像、なんであのディアストーカーかぶってないんでしょうね?
お店は地下です。
階段を降ります。
降りきったところに入り口。
あのパスワードが!
ソフトクリームもあるのかな?
入りました。(この写真は帰る前に撮ったものなので人がいっぱいいます)
オーダーカウンター。
ここもソウルに山ほどあるカフェ同様、先払い方式の気軽な店です。
お店の人に英語通じますヨ。
レジにも221Bの文字が。
おしゃれですね。
ホームズ関係の本が色々おいてあります。
日本語の本もありますね。
下の方の段には、ロンドンのホームズ博物館のオミヤゲやさんの紙袋までおいてある!
何でもアリか?
こちらはSHERLOCK関係かな。
ジョンとシャーロックとハドソン夫人の人形が可愛い。
ソファ席。
奥の鏡には、SHERLOCK関係の映像がスライドショーでずっと映っていました。
パソコンのモニタになっているようですね。
クッションにもあの文字が!
あとからグループ客が入ってきたので席を譲ったのですが、その中の若い男の子、ずっとこのクッションを抱いてた。深い意味はないんだと思うけどw
このシカの頭って見たことある。
1-3で爆発する前は部屋にあったのこれだったっけ?
注文できたよお知らせブザーも凝ってます!
レシートにWIFIパスワードがあるんだけど、見えますか?sherlockedですよ。うふふふふふ。
sherlockcoffeeデス。
この他にプレーンヨーグルト食べました。サンドイッチとかクッキーなんかもあります。
お昼前に入ったら、全然人がいなかったんですが、すぐに混みだしました。近隣にお勤めしてる人たちが昼休みにやってきたのかしら?ご飯は食べられないけど。隣のソファ席に座ってた4人組の若者たち、コンビニで買ってきたみたいなポテチなどのスナックを広げて食べてた。持ち込みOKなのかしら??
概ね居心地の良いお店でした。
お店の人にはシャーロック話などは振らなかったんですけど、一定の知識はある人たちなんだろうか??ファンなんだろうか??
次に行く人聞いてみてくださいなー。
SHERLOCKカフェ
SHERLOCKについて、色々いちゃもんつけたようになってしまった前回の記事でしたが、先日、早川書房が開催してる期間限定イベントSHERLOCKカフェに行ってきました。
愛はあるのですよ。
ここ数年夏場にオープンしてて、ホームズ関連のトークショーなんかも開かれたりして楽しませていただいてます。
今年は、延長に延長を重ね、9/16(土)までやってるそうですから、興味のある方、急げ!!
場所は、神田の早川書房のビル内1階にあるカフェクリスティ。
住所:東京都千代田区神田多町2-2
今回も、ネットを通じて知り合ったシャロ友さんと一緒に行ってきました。
ホームズ話をしながらホームズカフェでお茶&お酒なんていい時間だわ。
Nさんいつもありがとうございます♪
写真をどうぞ。
看板
ウィンドウ
メニュー、ホームズやSHERLOCKに関係するネーミング!
5つのオレンジの種とコカジン7%溶液!ホームズ愛用のコカインではなく(当たり前です)コーラとジンのジンコークです。昔よく飲みましたね~。
早川書房の茶封筒にはあの文字が!!
そして封筒の中にはちゃんと5粒入ってました。凝ってる!(入ってたのはオレンジの種ではなくてナッツ^^)
ホームズパンケーキ
店内ではクイズに挑戦できます。
これが難しい!
出版社ならではのマニアックな楽しい企画です。
閉店まで粘ってしまった!
店内の様子です。
SHERLOCKのパネルあり。
これで記念撮影した人多いでしょうね。
インバネスコートで記念撮影もできるよ!
一人で来ていた若い女性がお店の方に写真撮ってもらっていました。
オマケ
帰り道に行ってみた新宿伊勢丹のショーウインドウ
BBCの「SHERLOCK」は一応の完結を見てしまいましたけど、来年もやってくれるかしら?
SHERLOCK 第4シリーズの感想
英国版DVDを手に入れたのは早かったけど、結局英語では1話しか見ずに、NHKの放映まで待ちました。英語だけで見るのってものすごく大変なんですもの。細かくポーズボタン押して英語字幕を読み進めなくてはいけないから‥。
今回も3エピソードあります。
見終わった印象だと、BBCドラマSHERLOCKはここで一旦完結のようですね。
では、感想をチラチラかいていきましょう。
第一話「六つのサッチャー」
言わずと知れた「六つのナポレオン」が下敷きです。
正典ではナポレオン像が壊される事件が続いて・・・ですが、同じようにサッチャー元首相の胸像が連続で壊されます。
サッチャーさんってああいう風に崇拝されるひとなんですね。そういえば、第2シリーズの「バスカヴィル」に登場したバリモア少佐もサッチャーファンでしたね。
正典からの引用はほかにもいろいろ、犬のトビーが登場して大追跡が行われたり(四つの署名)、ここまではまぁ通常運転だったのですが・・・・
イギリスでこれが放映されて以後、インターネット上にはいろいろな情報が溢れていたのですが、ネタバレしたくない思いからそれらから完全に離れて過ごしていました。
ようやく見終わったので、他の人の感想などちょっと見て回って、ビックリ!
ケチョンケチョンに書いてある。
ほほほー、やはり愛が深い分だけ辛口になってしまうのでしょうね。分かる…。
私も今回の3エピソードもそれなりに楽しみましたが、ゆっくり反芻してみると、これは何度も見返したくなった第1~2シリーズとは相当かけ離れたものになっていることに気がつきます。
お話は派手だし、予算も使ってるし、俳優さんたちはうまいし。
楽しめることはもちろんなのですが、カルト的にはまってしまうような内容ではなかったなぁ。
なぜかなと分析してみたのですが、これは私の「ホームズ物語」への愛情のせいだろうという結論に至りました。
結局、子供のころから慣れ親しんで何度も何度も読み返してる、ホームズ物語の範囲で現代版が描かれることに興味があったので、正典を離れて新しい創作で飛ばされると振り落とされてしまうんだなぁと。
それと、もう一つ。
私は 特に映像作品に多い、モリアティーが敵役として大活躍したり、アイリーンアドラーをファムファタルとして大きな位置づけにすることにアレルギーがあって、 いわゆる「パスティシュ」があまり面白いと思えないのですが、SHERLOCKもやはりその点はもとから不満ではあったんです。
まあ、30年にわたって60作品書いたドイルと違って、短期決戦になってしまうから仕方がないんだとは思ってますけど。
シリーズ3以降はパスティシュの一つになっちゃったなぁ。と言う感覚ですね。が、今回のシリーズ4ではそこも越えていましたね。ある意味相当すごいわけですけど、私の見たかったのはこれじゃなかったかな。
では、何が見たかったのかと言うと…シリーズ1の第2エピソード「死を呼ぶ暗号」のような話を畳かけてきてほしかった。
これにつきます。
死を呼ぶ暗号にもモリアーティの影はあるんだけど、まぁあれくらいは許容範囲。
そもそも、私の抱いてるホームズ物語の魅力と言うのは、宿敵モリアーティとの対決ではなく、もちろんアイリーンとの恋愛未満物語でもなく、ワトスンとの友情物語でもなく、やはり頭脳明晰でちょっと変人の紳士ホームズが、当時の世界最先端の都市で奇妙な犯罪や社会問題を相手に謎解きしていくってトコに尽きるわけ。ホームズ物語を読むと、あの世界に生きているようなリアリティがあって、依頼しに行ったりできるかも?みたいなのがいい!
よく言われることだけど、あの時代のロンドンが主役みたいなもんなんですよ。(私にとっては)
SHERLOCKも、ピンク色の研究のときはそのテイストが色濃くて「わかってるじゃーん」って思ったんですが。
でも、贅沢言うのはやめよう。
自分と趣味がちょっとくらい合わなくても、素晴らしい作品です。それは間違いない。関わった人たちは出世してるし、めでたいことだ。
それに私もお友達できたしね。
英語の勉強にもなったし。
ありがとう
SHERLOCK!
個別の感想は気が向いたら書くかもしれません。
シャーロック4DVD
今日郵便受けを見たら、これが入ってた。
イギリスの友人が送ってくれた。
やったーーー!
シャーロックの第4シリーズについては、完全にネタバレ回避してきたので、何も知らない状態。
楽しみ。
びっくりさせてくれるかな。
でも英語字幕だけなので、多分あんまり理解できないだろうな。
日本でも確か7月にテレビで放送するはず。
種明かしはその時に。
この話はなんでしょう?
ホームズで英語の勉強。
桐原書店の「きくeigoシリーズ」
わかった人いますか?
原作をとても簡単に書き換えてくれてます。
(でもいろいろ間違う私)
熊本益城町から届いたSherlock
益城の友達からゆうパックが届いた。
地震以来、益城という地名に敏感になった。
きっと日本全国、この地名の読み方も浸透したことだろう。
益城出身でイギリス在住の同級生。
地震が起きるよりもかなり前に、6月頃帰省するというので、シャーロックの「忌まわしき花嫁」DVDを頼んでたのでした。帰国してすぐうちに寄ってくれたんだけど、ロストバゲージのため受け取れなかったら、熊本から送ってくれました。
DVDの他にもいろいろ入ってる。チョコレートやコーヒーに紅茶。それに、お米?!何だろお米って。わざわざイギリスで買ったのかな??そして、熊本のお菓子と思われる「長鮮棒」これもなんだろう??朝鮮飴の仲間だろうか?いろいろ不思議な組み合わせでたのしい。
ありがとうね。
SHERLOCK 忌まわしき花嫁 初見感想【ネタバレ注意】
平日に仕事を休んで見てきました。
TOHOシネマズにて。
トーホーシネマをトーキューシネマとごっちゃにしており、109シネマに行ってしまいました。
「あ!ちがう。ここじゃない」と気がついてよかった。
それというのも、ずーっとネタバレを回避してきて、必要な情報さえもシャットアウトしていたため映画館情報もあやふやだったという…。
初見の感想をメモしておきます。
これから他のサイトなんかの感想とか読みに行くつもりだけど、その前に自分の感想を書いておきたい。
おおっ!意外に大きな会場だ。スクリーンも大きい。
最近マイナーなものばかり見てて、大きなスクリーンは久しぶり。スタートレック以来か。
字幕が見えにくいと嫌だなと5列目に座ったけど、逆に近すぎて見づらい。
でも、初めてこの巨大スクリーンで見られるのだし、どうせDVD買うだろうし、SHERLOCKを全身に浴びるつもりでいましょう。
以降、すべてネタバレです。
おっと、いきなり、モファットさんが登場?
よれっとしたポロシャツが気になる。
もう少しきれいな服装でお願いしたい…
でも内容はイチイチ笑える。今回のビクトリアン221Bのセットに美術さんたちがどれだけこだわったかの話。それを本編前に入れるという親切振り。オタクワールドにいきなり引きずり込まれます。
なんかもうね、ホームズ好きの人々のオフ会かなんかで、自慢のコレクションを披露しあってるようなそんな気持ちになってきます。
基本的に221Bの間取りは19世紀も21世紀も同じです。
ただし21世紀のキッチンの場所は、19世紀はキッチンにみえません。なんでも男子厨房に入ることは違法だったためとモファットさんの解説。じゃ、一人暮らしの人は?コックさんは?男所帯なら?などといろいろギモンが湧きましたが、先へ。
ここは映画館、自分の都合で巻き戻しボタン押せません。
オープニング。21世紀版の1-1と同様、アフガン戦争のジョン・H・ワトソンから。
おっと!
いきなり左肩を負傷。
ちゃんと撃たれるシーンが入っています。親切…。
オープニングテーマ。(がここで流れたんだっけ?)
おなじみの映像。
ここで涙が出ました。
ああ、SHERLOCKが始まる!あの世界にまた行ける!
じーん。
・・・・へ~私って、こんなにSHERLOCKのこと好きだったんだなぁ。
あらためて確認しました。
けっこう熱冷めてると思ってたんですけどね。
ビクトリア朝のロンドン。
復員してきたワトソン博士。
原典のモノローグが入ります。
完全に同じかはわかりませんが。
そして、クライテリオンバーのとこ、なんて言ったっけ、あ、ピカデリーサーカスだ!・・で、ワトソンとスタンフォド(青年)がばったり出会います。ここ21世紀版と同じ。
そして、21世紀版では公園のベンチで紙コップのコーヒーでしたが、ちゃんとクライテリオンバーへ入って飲んでます!嬉しい。
マイク・スタンフォドとの会話は、21世紀と似てた。
姉の話などは出てこないし、ワトソンは21世紀のジョンほど心を病んでいるようにも見えないケド。
そしてバーツへ。
21世紀の青白いモルグと違い、イメージ通りのこげ茶色のダークなモルグ。
死体に鞭打つホームズ。
打ちすぎじゃ?何回打ってるの???死体がずたぼろになってしまいそう。
ここのホームズのワトソンへの推理は不自然なくらい、性急に感じました。
そして、221Bの言い方、21世紀版は two-two-one と言ってたと思うけど、19世紀は two hundred twenty one といってた。ウインクはなかった。残念。
そこから一気に時は流れて、おそらく1895年。
モファティス(モファットさんとゲイティスさんのこと)が使うなら絶対この年でしょう。
もう有名になってるシャーロックホームズとワトソン博士。
路上の新聞売りもストランドマガジンを持っています。
なんかジーンとする…
ワトソンは新聞売りに「ブルーカーバンクル(青い紅玉)はどうだった?」なんて尋ねています。
雪の舞うベーカー街。
クリスマスなんですね。
あとで「メリークリスマス」というセリフも出てきますが、きっとこれ、本国でクリスマス特番だったんでしょう。「青い紅玉」もクリスマスの話ですし。雰囲気を盛り上げていますね。
221Bのドアを開けるハドソンさん。
性格は、21世紀と同じみたい。
「新作面白かったですか?」とワトソンにたずねられ、ちょっと間をおいて「NO!」一言。
笑いました。
その理由は、私の出番が少ない!セリフが少ない!というもの。
確かに。原作のハドソンさんはあまりしゃべりませんものね~。
うふふふふ。
19世紀の221Bの1階にも「Speedy'S」があります。テントの色も同じです。
店の名前は少し違ってた。
覚えてませんが。
そして、レストラード。
このキャラも、21世紀の延長・・いや、もっとなんというか、労働者階級の人っぽくなってます。
19世紀のレストレード警部なら、グラナダ版のイメージを勝手にインプットしておりましたが、御者の方が似合いそうな感じです。
アンダーソンも健在。
もして、モリーフーパーもいます!でもひげが生えてる。
そして、ホームズに喰ってかかる。
なぜひげが生えてるのかは、やはり死体安置所の職員に女性というのは19世紀的には無理があるからかな?
でもそこのところの無理は、後半上手く回収してくれましたね。
そしてそして、われらがお二ーちゃん、マイクロフト。
これがまた面白かった。
ディオゲネスクラブはまるっきり21世紀版と同じ建物。
こういうことできるのがヨーロッパってすごいね~。
でも、マイクロフトは正典どおりでした。
でっぷりと太っていました。
あの特殊メイク時間かかっただろうなぁ。
指までデブデブでしたもの。
そして、21世紀版での「また太ったのか?」というシャーロックのセリフがここでも登場し、大笑いです。
いえ、映画館だったので、くすくす笑いにとどめました。
めちゃくちゃ食べまくっていましたね。
それとディオゲネスクラブの受付で、手話をするシーン。
あれはほんとの手話なのかしら???
ワトソンが笑いパートを引き受けていました。
メアリのことも書いておかねば。
メアリが留守がちな夫に会うために依頼人を装う、とか面白い。
そしてメアリの使ってる香水をジョンはわからないというもの21世紀からのラインですね。
この調子で書いていくと、映画一本まるまる書いてしまいそうですが、そんなに細かく覚えていないので安心してください。
モリアーティ。
221Bでの対面シーン。
「ポケットで拳銃をもてあそぶのは…」原典のセリフだ。
21世紀版にもあった?S3-E3はまだ和訳してないのでちょっとあやふや。
モリアティー辺りも、原典と21世紀版のセリフがごろごろを繰り返されます。
滝のシーンなんかもあって、もうサービスしまくり。
モリアティーの中の人、相変わらず気持ち悪くていいですね。
あと、第一の犠牲者「リコレッティ」。
これは、確か語られざる事件の一つですよね。
それから、もう一人の犠牲者である「サー・ユーステス」 という人物は正典の中で殺されてる人の名前と思ったが、誰だったっけ?
字幕では「ユースタス」になってたけど。
これだけは気になって調べました。
「アベ農園」(この邦訳どうしても日本の地名みたいに思っちゃう)で、殺される暴力亭主ですね。
あ、ぴったりその通りなわけか・・・。
とにかく、お遊びだらけで、モファティスさんたちの得意げな顔が目に浮かぶようです。
「テレビで当たったから劇場版を作った!」というような作品ではなく、ひたすらにテレビ&正典その他のホームズファンのマニア心をくすぐるために、凝りに凝って作ったスペシャル作品と言えるでしょう。
テレビシリーズ見てない人が見てもさっぱりわからないと思います。
その辺潔いくらいでした。一応、「これまでのお話」的なものはありましたが、あれじゃ、わからない。
そもそも「マインドパレス」。あれ自体、2-2「バスカヴィル」見てなきゃ全く理解できないだろうし。
1-3見てなきゃ、後頭部吹き飛ばされた死体が蘇ることもなんのこっちゃだろうし。
3-3見てなきゃ、なんで飛行機?ってなるだろうしね。
いや~おもしろうございました。
ゴシックホラーは好みでないんので、ホームズでなければ見てないけどね。
グロイのもヤダ。目つぶってました。映画館の大画面でグロイのは耐えられません。
それに何でもかんでも廃教会での闇儀式みたいに展開させるのは、あちらの映画のお約束なのかな…
でもあの種明かしは面白かった。
キャスト紹介みたいな感じで。
この辺で書きたいことはあらかた書きました。
ストーリーについては、改めましょう。
パブ シャーロック・ホームズの帰還
先日こちらでご案内いたしました、早川書房さんの企画「パブシャーロックホームズの帰還」のトークイベントに出かけてまいりました。
ネットで検索するとこのパブ(7/31~9/30までの限定オープン)のことはいろんな人が話題にしているので、そちらを読んでいただくことにして(最近このフレーズよく使ってるなぁ‥)感想だけ不親切に書きまくりますよ。
早川さんのお知らせによると、
「ホームズ研究家の日暮雅通氏と、ライター、評論家の堺三保氏によるトークショー」とのことです。残念ながら私は不勉強なもので、どちらの方の本も読んだことはなく、お名前もあまり存じ上げていないのですが・・・・。「ホームズの話なら、何となくでもついて行けるだろう。
あ、トークショーは予約制の貸切だったので、席があるかななどと心配することもなく行けましたです。
まずお店ですが、神田駅からも淡路町(小川町)の駅からも近くわかりやすい場所にあります。早川書房ビルの1階の「カフェ・クリスティ」が正体です。このお店が夏の間だけ、「パブシャーロックホームズの帰還」になるという趣向ですね。
一人で申し込んだのですが、ネット上のホームズ友である「21世紀探偵」のナツミさんが行かれると知り、さらにナツミさんも単身参加と知り、「ぜひごいっしょせせてくださ~い」とメールを送ったのでした。
トークショーもさることながら、ナツミさんに会える!ということで興奮してしまい、前の晩はよく眠れませんでした。そして当日もかなりテンション高めでしたね。私。
SHERLOCK関係の展示も多かったです。
やはり正典関連の本より、SHERLOCK関連の方が売れますよね。
出版社さんとしては。
かわいい。
中に入ると、インバネスコートに鳥打帽というスタイルで記念撮影ができるよう準備されていました。やっぱりこういうのはお約束のサービスですね。
受付をして、飲み物を注文します。
今日は、2500円のフード&ドリンクセットを頼むことになっています。
これでした!
なかなかおいしかった。
ホームズの絵がプリントされたクッキー。芸が細かいですね。
飲み物はいろいろ登場人物にちなんだ名前がつけられてるらしく、私はビールを頼んじゃいましたが「ハドスン夫人ひとつ~」とか「シャーロックふたつ」とか「ピンク色の研究~」なんてオーダーが飛び交ってました。
もうそれだけで楽しい!!
参加者は8:2で女性が多かった。
4人がけのテーブルで相席するのですが、私とナツミさんのテーブルには他に現役女子大生がお二方座ってました。(友達ではないみたいでしたが、たまたま二人とも英文科で卒論にホームズを取り上げる・・・と言ってました。)いいなぁ~。大学生時代にこんなイベント参加できて!
しかも、ものすごくこゆいファンの方のようで、私の半分以下の年齢なのに、知識の量がすごかった。それと面白いと思ったのが、「ホームズモノに入ったきっかけ」が、ガイリッチー版の映画だったらしいこと。世代ごとに原体験が違うのですね~。
もっといろいろおしゃべりしたかったですが、トークショーなので、私語厳禁w。
トークショーは、「映像作品にみるホームズ物語」というようなテーマで進みました。私は「SHERLOCK」は例外的にはまりましたが、基本は「正典派」でパスティシュや映像作品はあまり見ておらず、ついていけない話が多かったのですが、興味深かったです。
壁には映像化作品のDVDジャケ写真がずらり!
この分野だけ追って行ってもかなり楽しめそうですね。
昔の映像作品の話もありましたが、ガイリッチー版(ロバートダウニージュニア&ジュードロウの)のとBBCのご存知「SHERLOCK」とそれとアメリカで今放映されてるテレビドラマ「エレメンタリー」の話が中心でした。
「エレメンタリー」はいまアメリカで第3シーズンまで終わってるらしいですが、私は今、テレビ東京で第一シーズン見てるとこなので、結構なネタバレ爆弾を落とされて「うぎゃ~!」となりました。
うわっ!それ言っちゃうんですか堺さん!!!(笑)
トークショーは2時間。
途中休憩が入りましたので、その間に飲み物のお代わりをしました。
やはりここは「メスシリンダービール」でしょ!
じゃーん!
「SHERLOCK」の第三シリーズでジョンとシャーロックがダメになりすぎるくらい酔っぱらうシーンに出てきたメスシリンダーですよ。これ飲んでる人多かったです。
これ、学校の図書館にはる壁新聞ですね。
いいですね~~。
今度じっくり読みに行きたい。
というわけで、楽しいゆうべでした。
なんといっても、あそこに集ってた人たちはみなホームズ好きなんだと思うと、それだけで愉快でした。
中学生の頃一人でホームズが好きでもあまり誰にも話ができず、高校生になってもホームズ友はできず、仕方ないから一人で校内新聞にホームズ特集組んで編集したりしたこともありました。情熱のぶつける先がそこしかなかった…
大学になっては、いくらか理解してくれる人があらわれたものの、私と同じ好き加減ではなかった…・。しかし今、この目の前にいる大学生は、明らかに私よりも行っちゃってる!!(笑)となりに座ってるナツミさんは師匠のような人だし。
幸せな空間でしたね~。
時間がもっとあればよかった。
あそこにいた人全員と話がしたかったくらいです。
帰り道、ナツミさんとコーヒー屋さんであれこれしゃべって、閉店になり、駅までの道すがらもしゃべって、さらに駅の改札の中でも立ち話。
初対面なのに、話は尽きませんでした。
ナツミさんありがとうございました~。
どうやら、このお店では9月にもトークイベントやるらしいですよ。
ちぇきら!
「パブ・シャーロック・ホームズの帰還」トークショー
久々のSHERLOCK関係のエントリーです。
ネットで見かけた情報で以下のようなものがありました。
「パブ・シャーロック・ホームズの帰還」トークショーのお知らせ
早川書房さんの会社にある「カフェクリスティ」っていうお店で、夏の間のイベント「パブ・シャーロック・ホームズの帰還」というのをやってるらしいです。たぶんメニューなんかもそれに合わせて変わるのでしょうね。
「帰還」というネーミングは去年の夏やって好評だったから今年もってことにちなんでいると思われます。
イギリスでは、シャーロックホームズ博物館をはじめ、パブシャーロックホームズに行ったり、SHERLOCKロケ地であるSPEEDY'sに行ったりした私ですが、日本では一度もゆかりの地やテーマレストランなどに行ったことがないのです。
ネット上以外で同じファンの人と交流したこともなし。
でも今回初めてこのトークショーに申し込んでみました。
きっとやってくる人たちは、結構濃いファンの皆様なんでしょうね。
ワクワクします。
行ってきたらまたご報告いたします。
三谷版 シャーロック・ホームズ(人形劇)
ご覧になっていますか?
今NHKでやっているシャーロックホームズの人形劇。
三谷幸喜氏の作で、少年シャーロックホームズが活躍する学園ドラマです。
この出来がものすごく素晴らしい!
ひそかにこれは世界をとれる作品ではないかと思っています。
シャーロック・ホームズ物語のファンもそうでない人も楽しめるつくり。子供も楽しめるし、大人はもっと楽しめる。人形劇なのにしっかり内面を表現できてるのにも驚きます。
BBCの「SHERLOCK」もそうですが、作り手がホームズ物語の「オタク級」のファンと思われ、小ネタが満載です。「21世紀探偵」のナツミさんがSHERLOCKの元ネタ検証をやっていらっしゃいますが、こちらの人形劇も探すの大変なくらいちりばめてある感じです。ナツミさんもう一個ブログ立ち上げませんか?(えへへっ)
「三銃士」のときから印象的だった人形が魅力的!
学園ものだから凶悪事件が起きないのも安心。
正典の主要人物がみんな学園内にいるという斬新な設定。
モリアティもアイリーンアドラーもロイロットも一堂に会してしまうのですよ!なんて豪華!
そしてシャーロックのキャラが何とも愛らしい。
これはSHERLOCKでもグラナダホームズにもなかった描かれ方で、私は萌え死しそうになってます。(たぶんそういう方多数でしょうね)
設定が少年というだけで何割増しにも魅力的になるのに、保健室のアイリーンアドラー先生に薬を飲ませてもらう学友を羨ましそうに見たり、アイリーン先生が部屋にやってきたら大急ぎで部屋を片付けるとか、可愛すぎ。
推理の物語も原作を何重にもひねってあったりして楽しめます。
あと何話やるんでしょうか?
どんどん作って楽しませてほしいです。
三谷版 シャーロック・ホームズ(人形劇)
ご覧になっていますか?
今NHKでやっているシャーロックホームズの人形劇。
三谷幸喜氏の作で、少年シャーロックホームズが活躍する学園ドラマです。
この出来がものすごく素晴らしい!
ひそかにこれは世界をとれる作品ではないかと思っています。
シャーロック・ホームズ物語のファンもそうでない人も楽しめるつくり。子供も楽しめるし、大人はもっと楽しめる。人形劇なのにしっかり内面を表現できてるのにも驚きます。
BBCの「SHERLOCK」もそうですが、作り手がホームズ物語の「オタク級」のファンと思われ、小ネタが満載です。「21世紀探偵」のナツミさんがSHERLOCKの元ネタ検証をやっていらっしゃいますが、こちらの人形劇も探すの大変なくらいちりばめてある感じです。ナツミさんもう一個ブログ立ち上げませんか?(えへへっ)
「三銃士」のときから印象的だった人形が魅力的!
学園ものだから凶悪事件が起きないのも安心。
正典の主要人物がみんな学園内にいるという斬新な設定。
モリアティもアイリーンアドラーもロイロットも一堂に会してしまうのですよ!なんて豪華!
そしてシャーロックのキャラが何とも愛らしい。
これはSHERLOCKでもグラナダホームズにもなかった描かれ方で、私は萌え死しそうになってます。(たぶんそういう方多数でしょうね)
設定が少年というだけで何割増しにも魅力的になるのに、保健室のアイリーンアドラー先生に薬を飲ませてもらう学友を羨ましそうに見たり、アイリーン先生が部屋にやってきたら大急ぎで部屋を片付けるとか、可愛すぎ。
推理の物語も原作を何重にもひねってあったりして楽しめます。
あと何話やるんでしょうか?
どんどん作って楽しませてほしいです。
嬉しいニュース~ユリイカ 2014年8月臨時増刊(シャーロックホームズ特集号)
シャーロック・ホームズファンのブログ友達、「21世紀探偵」のナツミさんがジャーロキアンとしてメジャーデビューされました!!
パチパチパチ~!
よくわからないことを書いてしまいましたが、つまりこういうことです。
この夏、ユリイカという文芸雑誌がシャーロック・ホームズ特集の別冊を出したんですけど、この雑誌、私が12歳の頃お小遣いをはたいて買ってずっと宝物だった「パシフィカ名探偵読本シャーロック・ホームズ」に匹敵する多彩な執筆陣です。で、我等がナツミさんが、その多彩な執筆陣の中に名を連ねていらっしゃるとこういうわけなんです!!
ユリイカの編集者にも「21世紀探偵」のファンがいたと見えます。