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今週から2週間有給休暇を使って出勤を減らすことにしました。
友人からは「有給使うなんて!」という声もありましたが、今週は週休4日、来週は週休3日です。

休みなので心身をリフレッシュしよう。
人のいないところで体を動かします。
具体的にはウォーキングとかサイクリングです。
・バスや電車に乗らない
・スーパーなどに行って買い物しない
・外食しない
これが私のコロナ対策の基本方針。
これに則して休みを楽しみたいと思います。
(電車だけは出勤日にはどうしようもないけども)
在宅勤務している友人の中には「もう1週間、家から一歩も出ていない」という人もいましたが、パニック障害の既往もある私は、心の状態も健全にしておきたいので閉じこもりっきりは避けたいところ。
歩かないと腰痛も出やすいし。
目的があった方がハリが出るので、おそらくもうすぐお別れのカモの姿を見に行くことにしました。
目的地は自宅から3.5キロ〜歩いて50分位のところにある公園の池です。
そこへたどり着くまでには最低でも2つは丘を越えて行かなくてはならないのでいい運動になるはず。
まずは家の裏山とも言える横浜山手へ登ります。
イタリア山庭園から富士山が見えることに今まで気がつきませんでした。
犬の散歩の人々が集っていました。
近寄らずに通り過ぎましょう。

そのまま歩いて山手公園へ。

ここからも富士山が見えるかしらと思ったのですが、あいにく角度違いで見えませんでした。
そびえるヒマラヤ杉。
ここ横浜山手は日本で初めてヒマラヤ杉が持ち込まれた場所だそうで大木がたくさんあります。
山手公園のテニスクラブ。先週まではみなさんテニスを楽しんでいましたが、閉鎖されていました。
テニスは接触が少ないスポーツだと思うのですけどね・・・。
緊急事態だから仕方ないのかな。

山を下って上野町の商店街をつっきって西ノ谷町から本牧へ入ります。
また山を登っていくと、本牧山頂公園に到着。しばらく尾根伝いに山頂公園を楽しみましょう。
ここは戦後アメリカ軍に接収され80年代までずっと米軍宿舎が置かれていたところです。そのためか、日米友好の木として、ハナミズキがたくさん植えられています。

ここへの途中に貝塚もあり。

ここからも富士山よく見えます。

キャンプのできるエリアがありました。
災害時にも役立ちそうですね。

見晴らしのよい場所に出ました。

向こうに大きな船が見えます。カメラでズームしてみると・・・
ダイヤモンドプリンセスじゃ???
横浜にいるのですね。
本牧山頂公園のほぼ中央から、さらに南側へ下ります。
ここには本牧神社があります。
神社もコロナ対策がなされていました。
不特定多数が触れるものは撤去したようです。
うぐいすが上手に鳴いていました。

本牧神社まできて流石にちょっと疲れてきました。これからカモを見て帰るのはちょっと大変だな。と思って調べると、本牧神社の前に横浜のシェア自転車があることがわかりました。帰りはこれに乗ってかえりましょう。

お腹も空いてきたし(外食はしないことに決めているので、家に帰らなくちゃ)
自転車に乗って向かうのは今日の目的地「本牧市民公園」です。
ここからはすぐ。
昔はここが海岸線だったという崖に出ました。
今は海岸線はずっと向こうになってしまいましたが、この崖下に池が作られ(遺され?)往時の景色をイメージすることができます。
このさきにカモがたくさんいる場所があったはず。
行ってみたら、アオサギがいました。
三渓園でよく見た青鷺とは模様が違いますね。

カモは10羽もいませんでした。
キンクロハジロはオスメス1組のみ。
みんな旅立っていったのでしょうか?
このほかには、ホシハジロのオスメス1組、それとカルガモでした。

これはなんというカモでしょう?

きれいです。

寂しくなっちゃった。

向こうに見える中国風の建物は、上海市と横浜市のゆうこうのために上海から贈られた四阿だそうです。
ちなみにこちらは1か月前のここの様子です。
本牧市民公園2020.3.7
本牧市民公園には運動施設や陶芸センター、トンボの棲む池などいろいろなものがありますが、蒸気機関車とターンテーブルもありました。高島車庫から移築されたものだそうです。

公園を抜け、高速道路の高架沿いに本牧の岬を回ろうと思います。
坂は嫌なのでぐるっと回り込んで帰る計画。
崖の上に奇妙な建物が。
マンションの入り口についたエレベーターと階段のようです。
なんともすごいところにたてたものですね。

高速道路の下に線路がありました。
いまも使われているのかな???
線路をたどっていくと、駅がありました。
神奈川臨海鉄道横浜本牧駅だそうです。
コンテナ用の鉄道なのですね。
線路を辿るなんて調子に乗って走っていたら、帰る道がどんどんずれていってしまいました。
全く人がおらず、大型トレーラーばかりが走るエリアです。
本牧埠頭にやってきたみたいです。

この際だからいけるところまで行ってみます。
と、そのとき、ダイヤモンドプリンセスらしき船の舳先が建物の間からチラッと見えました。
大きい!
この近くに停泊しているのでしょう。
全体像が見たいな。
海釣り桟橋という公共施設のところまで行ってみることにしました。
じゃーん!
見えました。

あとで調べてわかったのですが、ここは本牧埠頭にある三菱重工のドックのようです。
大きなクレーンなどで船内整備をしてるのでしょうね。
ここに来る途中、本牧漁港というところもありました。
貿易港ですが、漁船もあるのですね。でもここは魚市場なんかはないので、おそらく釣り船なんだろうと思います。→ちょっと調べてみると、ここの魚は横浜中央市場へもっていくのだそうです。そして、本牧神社の有名な神事「お馬流し」はこの漁港で行われるのだそう。
海づり桟橋のバス停。
市バスの路線図でここのことは見ていて、いつか行ってみたいと思っていました。
コロナ対策で施設も公園も全て閉鎖されていて、この先には進むこともできませんでしたので、引き返します。
横浜港のシンボルタワーというのがあってのぼれるはずなんですが。
コロナがおさまったらまたこようと思います。

帰り道。

小港橋近くにあった海員生協。
ときどきこの生協のトラックを街中で見かけます。
港町だなぁと感じるものの一つです。

かえりに禁を破ってスーパーへ立ち寄りました。

バターを切らしたのを思い出してしまったのです。
平日の午後でもスーパーには人がいっぱい。
ここまでずっと人に接近せずに過ごしてきたのに、一気に接触が増えました。
反省。
元町まで帰ってきて自転車を返すと120分も借りていました。
家に帰って歩数計を見たら14000歩歩いていました。
かなりくたくたになりました。


マスクの姿を見かけなくなって久しい。
街中の人がみんなマスクをしているからどこかには売っていたりするのだろうけど、もはや伝説上の品物のような気さえしている。
朝早くにドラッグストアの前に並んだりする一握りの人が手に入れられるのだろうと思っていた。
が!
昨日の夕方、パンを買いに行った帰りにマスクをズラッと店の前に並べて売っているところに遭遇した。
そしてそこに全く人だかりもなく、一人のお客さんが眺めているだけだった。
目を疑って近づいてみた。
使い捨てのマスクだ。
色からして海外から送られたものだろう。箱入りだったものを小分けにしているようだ。298円というのも良心的と言える。コロナ以前の日常のようで嬉しかった。
買おうとは思わなかった。
うちはマスク足りてるから。
私は毎日ハンカチマスク使ってるし、花粉症の夫はポリウレタンのマスクを洗って使っている。使い捨てマスクも持っているけど、それは二人のうちどちらかが感染(疑い)して自宅で療養となったときに使おうと思っている。
写真を撮ったけどピンボケしてしまった。あれは夢だったんだろうか??

人との接触を8割減らす生活をしながらも、運動不足やメンタルヘルスを良好にするため、なるべく歩くようにしています。
土曜の仕事は一時間早く上がったので、帰りに一駅手前で下車してみなと横浜を散歩しながら帰宅することにしました。
神奈川県庁。 
知事室に灯りが灯っていました。
知事室は前に見学したのでどこにあるか知ってるんです。
「黒岩さーん、神奈川もしっかり頼みますよ!!!」と叫んでおきました(笑)
県庁前の日本大通りの花壇は花々で溢れていました。

象の鼻突堤から大桟橋を望む。
大桟橋には世界一周クルーズをキャンセルした日本郵船の飛鳥Ⅱが停泊中。
山下公園の花々もきれいに咲いていましたが、横浜中で開催予定だった花のイベントも中止になりました。遠くの方は来られないと思うので写真でお楽しみください。

翌日曜日。
夫と近所を2時間ほど散歩。
「行動変容」が求められていますので、店にはいかず(食料品などはすべて生協で配達してもらっています)公園の散歩です。
まずは、元町中華街駅真上の「アメリカ山庭園」
モッコウバラが花盛り。
港の見える丘公園内のイングリッシュガーデン。
ここにはバラがたくさん植えられています。あと半月もすれば、どんどん咲き始めるのではないかな?
港の見える丘公園内の沈床花壇。
もともと、花のイベントがあるはずで、早春からずっと手入れが行われていました。
花壇ごとに色合いなども微妙に違っていて、とても見ごたえがあります。
奥に見える建物は大佛次郎記念館(休館中)です。
もともと人出はそれほどない場所ですが、今はほかの施設が軒並みしまっているので、犬の散歩をしたりする人など心なしかいつもより多いように思いました。
それでも、混みあうという感じではないですね。
三渓園が閉まってしまったので、横浜山手は安全な場所として残りますように。
横浜元町商店街。
望遠レンズで撮ると、人が多いように見えますが、そうでもないです。
いつも通り歩行者天国になっているので、人と間隔をとって歩けます。
毎日通勤で通る道ですが、この商店街は高級品を扱う店も多く、かなりのお店が休業しています。
散歩の終わり、家の近所のレストランがテイクアウトを始めたので、夫がお昼ご飯を買いに行きました。私は先に帰宅。
店内を混雑させないように、買い物は一人で行くことも大事ですネ。

ショック!
心のオアシス三渓園が閉まってしまった。施設の人、毎日写真撮って池の様子とか見せてほしいな。
カモの様子が気になります。

先週末の様子です。





この一角が一番気に入っています。

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昨日「緊急事態宣言」が行われました。

これまでもできるだけの自粛はしてきているのでしばらくは私の生活は変わりません。
夕飯後、月を見に夜の散歩に出てみました。手持ちのコンパクトデジカメでもこんなにキレイに撮影できるんですね。
手ブレとの戦いでした。
夜の散歩も気持ちのいい季節になってきました。

外出自粛の日曜日、近所を散歩しました。
うちの近所には台地が広がり結構な高低差があります。わが家は低地にあり、普段は段差のない生活をしていますが、運動不足の解消に急坂上りをしてみましょう。
元町商店街から汐汲坂を上ると途中に幼稚園があります。この坂は車道で階段がない分とても急なので、引っ越してきた頃一度通ったっきりで、普段は避けているところです。
今日は運動目的の散歩なので、張り切って登ります。
途中に中島敦の文学碑があるのに気が付きました。


文学碑は幼稚園の園庭にあるの勝手に入ることはできません。

望遠レンズでズームしてみました。
山月記は教科書にものってる有名な小説ですね。
わたしも新潮文庫のを持っていたと思います。
それにしても中島敦という人は、彗星のように現れて去っていった作家だったのですね。

先週の出来事。
枝垂れ桜に舞い降りたアオサギ。
大都会ヨコハマでこういう里山チックな風景を見られるのが三渓園。
人が密に集まる場所ではないし、私は自転車で行くのでリスクは低いのですが、こういうところまで閉まってしまうとかなり気持ちが落ち込みそう。
そうなりませんように。

昨夜、都知事から一段階進んだ「行動変容」の要請が出された。
これは想定されたことで、それほどの驚きはなかったものの、やっぱりきたか。
昨日書いた「専門家会議の提言」にも書いてあったことだけど、コロナ感染状況の発表は、実際の感染から1〜2週間の時間差がある。つまり、今見えてる感染者増加は、実際には3月上旬の出来事の反映。
3月上旬といえば、中華街に人が全然いないような頃で、街の雰囲気もピリピリ警戒していた。その時の感染状況がいま見えているわけで、ここ数日の人出などを考えるときっと来週あたりにはかなり増えているんだろう。
また、買い占めとか起こるかな。
ちょっとうんざりだけど、そういうものも含めて「市民生活に大きな影響」というんだろうし、耐えなくては。
自分が感染しないように気をつける方法は、
昨日書いた通りで、3つの「密」を避けるのと「手洗い」
それしかない。

昨日通勤途中、中華街で見かけた「手洗い案内」の貼紙。
中華街は食べ歩きが多いからこういう案内はいいよね!
最近は公衆トイレでもちゃんと石けんおいてあるところが多くて助かる。

日本の新型コロナウイルス状況について、3/19に政府の専門家会議から出された提言書を読んでみた。
メディアのまとめ情報よりよく理解できた。
メディアの意味がない。
こういうものを分かりやすく伝えるのがメディアの役目のはずなのに・・・。
でもこれを読んで、今の状況がよく分かったので、自分のやるべきことや、気を付けるべきことなどがわりにシンプルになり、かなり不安が軽減しました。
1.国は爆発的感染が進むことを憂慮している
政府の施策は「爆発的感染拡大の抑止」が目的。
だから、「密閉」「密集」「密接」の3つの条件を避けてください。
と呼びかけている。
わたしは、「これだけだと感染は防げないよね?生ぬるいのでは?」と感じていたのだけど、それは当たり前だった。
なぜなら、
「爆発的感染拡大の抑止」と「個人が感染しない」こととはイコールではないから。
国の施策はあくまでも、国としてパンデミックを避けたいということで、感染者は一定数いることは織り込み済み。
2.個人が感染しないためには、プラス「手洗い」が大事
国は医療のキャパを超えない程度には、感染者の増大を想定している。
でも私たちは「自分はかかりたくない」と思ってる。
そのためには、「密閉」「密集」「密接」の3つの条件を避けることはもちろんだけど、そこにプラスして「手洗い=手指消毒」が重要になる。今まで見聞きした情報をまとめると、手洗いを効果的に行えば、かなり感染の可能性は低くなると思う。
外出からの帰宅時、食事の前、トイレの後は徹底石鹸手洗い。
あとは顔を触らないこと。
これだけ。
と思ったら、かなりシンプルになった。
2月ごろ、手をむやみやたらと洗って皮膚炎起こしたのだけど、今は洗うタイミングがわかってきたから大丈夫。回数を洗えばいいというものではないというのも分かってきた。
正しく恐れて、乗り切りましょう。
出勤前の桜見物。
これは厳島神社境内。

元町公園

アメリカ山公園のラベンダー

山手外国人墓地からみなとみらい方向。

元町公園

我国塗装業発祥の地

時差通勤一ヶ月。
ようやく乗るべき電車を見つけた。
行程の3分の2がこのくらいの込み具合なら許容できる。
最近は電車も窓を開けて走ってるしね。

・家を出てから電車に乗るまで、外のものに何も触らない。
・電車の中では髪の毛をひっつめにしてマスクしてじっとしてる。
・職場についたらまず何より先に手指消毒
・それからコートを脱ぎハンガーにかけてから洗面所で石鹸手洗い(ハッピーバースデーを2回歌いながら)

・仕事場のドアノブ、テーブルなどを界面活性剤でフキフキ

・キーボード、マウス、スマホ、電話などをアルコール消毒
・コピー機や機器のボタン、電灯スイッチやエアコンのリモコンなどもアルコール消毒
・来客には入口で手指消毒をお願い(ボトル持っていく)
・ヤクルトさんや運送屋さんにはお願いしないけど、対応したあとは自分の手指消毒。
・トイレのあとは毎回石鹸手洗いのあとアルコール
・食事やおやつの前には石鹸手洗い
・手洗い時に水道のコックも石鹸洗い
・手をふくのはマイハンカチもしくはペーパー
・帰宅後は玄関でアルコール手指消毒
・それから靴を脱いで服脱いで、洗面所で石鹸手洗い
・外用のバッグは玄関近くに保管
・外食は特に制限していないケド、店に入って席に着いたらオーダー前にまず洗面所で石鹸手洗い。
 ☆その時、洗面所から出るとき、ドアノブを素手で触らないよう注意(ペーパータオルや袖口などを伸ばして対応。アルコール置いてあるところはドアノブ消毒してから触る)
・1月以降「飲み会」はやってない。2~4人での食事は何度かやったし、夫婦でのんびり飲むのはよくやってる。
 ☆5人以上になってテーブルが広くなると、それだけ大きな声を出さないと会話ができなくなるから、リスクが高まるような気がする(これは気がするだけで、根拠はないけど)。
・休みの日はなるべく電車やバスに乗らないようにしている
出かけるのは特に制限なし。スーパーや商店での買い物も気にしない。図書館や博物館も開いてないので、散歩が増えた。山下公園や中華街もよく行ってる。

3連休は日本全国大変暖かく、人出も多かったようですね。
わたしも歩いて行ける範囲だけですけど、いろんな花を見て回りました。
きれいだった。
「自粛ムードが一気に緩んだ?」
との警告も出ていますが、屋外で花を楽しむくらいは問題ないはずですね。
引き続き、
密閉 密集 密接 の 3密 を避け、
しっかり手洗いしましょう。

今日も天気がとても良かった。
そこで今日も近所の散歩へ。
昨日に輪をかけて人がたくさん歩いていた。
みんな、もう自粛に疲れている&屋外なら安全かなと言うことなんでしょう。
港の見える丘公園へ行って海を見ていたら、ベイブリッジの向こうに見覚えのある船が。

ズームしてみたら、ダイヤモンドプリンセスです。ここから見えていたんだ。 とてつもなく大きいなぁ。

横浜は昨日桜の開花宣言がありました。(基準木はどこにあるのかな?)
横浜元町にある谷戸橋のたもとにシドモア桜があります。
ワシントンポトマック河畔の桜が里帰りしたものだそうです。
 今朝見たら0.5分咲きくらいでした。

今日からまた気温が上がるらしいのでどんどん咲いていくでしょう。楽しみです。

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昨日まで寒かったですが、今日からは四月の陽気だそう。出勤前に散歩しました。

まずはまだ静かな始動前の中華街。
まだ臨時休業してる店も多いですが。
こうしてみると、ゴミ一つ落ちていなくて清潔な街ですね。

それから定番の山下公園へ。

今は、花壇の手入れが終盤かな。
散歩にいい季節。どうか日本で外出禁止令など出ませんように。

まだスズガモたちがいます。

いつ頃旅立つのかな?
この時間はまだ寝てるみたい?

早咲きの枝垂れ桜とホテルニューグランド。

友達に中華街で食事しようと誘われて、でかけてきた。真冬の寒さがぶり返した土曜(雪も降った)。
いつも行列ができている愛群という店だけどお昼前に行ったらすんなり入れた。いま中華街お客減ってるし、雨だしね。と思っていたら、みるみる行列ができ始めた。

いつも行列ができてるのも頷ける。
接客がとてもいい。人懐っこいママさん(?)がまるで昔からの知り合いのように接してくれる。(初めて行った店)
料理も美味しかった。
最近横浜の歴史に興味を持ってる私に友人が貸してくれたのがこの本。
10年以上前の本だが、開港〜関東大震災、震災復興〜敗戦、戦後の3つの時代ごとの地図とその解説、ま他いろいろなコラムで構成されている。
翌日晴れたので、その本を片手に散歩にでかけた。
まず向かったのは、本の中で「不思議な道」というコラムで紹介されていた元町商店街の「元町百段通り」。堀川にかかる前田橋から昔の元町百段(浅間神社への参道石段)に伸びる道で、関東大震災で元町百段が崩れ落ちてしまったあと、今となってはただの路地のようになってしまっているが、道幅に工夫がほどこされているのだとか。

中華街のある前田橋側から百段(画像上)に向かって道幅が細くなっている。

グーグルマップで見ても確かに道幅が細くなってる!
毎日通っていたのに気がついていなかった!
下の写真は前田橋から昔の百段方向を見たところ。石段部分は現在、土地自体が崩れてしまっているけど、フランス料理店「霧笛楼」の看板が見える。

この視覚効果か!道が向こうへ行くに連れ細くなることで、その先に続く石段のそびえる感じがより迫って感じられたはず。

往時の元町百段(上の写真と同じ角度)

石段も上に行くに従って幅が細くなってると思われる。

今日はもともと帰省する予定で休みをとっていた。コロナの影響で予定を延期したが、休みはそのまま。どっちみち仕事もヒマだし。

今日は気温も20度近くまで上がるという予報で気持ちがいい。いつもなら、横浜観光コースへ出かけるところだけど、今日は違う。
トイレットペーパーを買いに行くのだ。
普段こういうものは生協で買っている。
置き場所もないのでギリギリまで買わない。が、今回のトイレットペーパー騒ぎで生協にも注文が殺到したらしく、2週連続で抽選に外れた。もう最後のひと巻きで残りもわずか一日分程度!
めんどくさいけど、最寄りのホームセンターの開店に合わせて自転車を走らせる。おそらく入荷がなかったのだろう、箱ティシュは山積みなのにトイレットペーパーのところは空。仕方なく、大型店をあと2軒回ってみたけどどこも同じ状況だった。
どうなっているのかな。
仕方がないので山積みになってるティシュペーパーを一つ買う。トイレに流せないけど、まぁ用は足りる。
買い物を済ませ、コーヒーをポットに入れて山下公園に来た。観光客は減ってるはずだけど、人が多い。子どもたちも行くとこないしね。

ところでトイレットペーパーの買い占め現象の仕組みはわかる気が
僅かなコストで満足感や安心感を得られるので、やめられなくなるんだろうということ。
理由はどうあれ、トイレットペーパーが無いという現象があったとき、

無い!(ここでぐっと気持ちがマイナスに。更に探してみて見つからないとどんどんマイナスが募る)
あった!買えた!
満足!
この満足感は、欠乏が続けば続くほど大きくなる。かかるコストは高々300円〜500円くらいで、費用対効果が大きい。
だれでも簡単にできるストレス解消&不安解消法で、おそらく買えたとき脳内に何らかの物質が分泌されるのではないか?これだけ品不足が続くのはこの行為がやめられない人が相当いると思われる。

今、コロナ不安が経済不安にも波及してるから不安解消のためこういう行為が有用なのだろう。
株価の暴落もこういう集団不安かな。
山下公園でのんびりしたあと、帰りにドン・キホーテ行ってみたら、トイレットペーパー、各種たくさん売ってた。タイミングなのかな。とりあえず一個購入。私の脳内にもやっぱり何かが分泌された気がする…幸せホルモン的なものが(笑)。

時差出勤で朝1時間くらいゆとりがあるので、うんと遠回りして山手を回って駅まで行くことにしました。
桜のつぼみもかなり膨らんでいます。
横浜のソメイヨシノの開花予想は3/16、満開予想は3/25です。
イタリア山庭園。
「外交官の家」、閉館中です。庭にも入れないのかしら???
(調べたら庭園には入れるようです。ヨカッタ)
 
カトリック山手教会と
山手本通り(バス通り)です。
学校が多いところですが、きっとどこも休校中でしょうね。
正面に見える茶色の建物はフェリス女学院(中高)です。
 
山手カトリック教会の隣の建物。
洋館ベーリックホールは設備の改装中で、もともと休館していました。
作業してる人がいます。
 
元町公園にある「エリスマン邸」も改装中です。
山手234番館。
お花がきれいですね。
でもここも休館中。
山手資料館(まだ入ったことない)
の前の白い桜が結構咲いていました。なんていう品種かな?
山手の外国人墓地からみなとみらい方面が一望できます。
天気がいまいちですけどね。夜景もきれいですよ。
 
横浜気象台隣の緑地(私はここを「猫のブラフ」と呼んでいます)にはいつもどおり猫がいます。沈丁花が植えられてていい香りが一面に漂っていました。
港の見える丘公園へ。
風が強いです。
ミツマタと沈丁花と菜の花で「春のコラボレーション」!
 
大佛次郎記念館も休館かぁ。
山手のイギリス館(旧英国総領事公邸)とバラ園。
朝早くから草取り作業してる人が何人もいました。ご苦労様です。
バラが咲くのも楽しみです。
アメリカ山公園から横浜マリンタワーを望む。
マリンタワーはずっと改装休館中です。
アメリカ山をくだって駅へ。
時差出勤しまーす。
中国語勉強するフリ(笑)しながら。

オリンピックの時期のホテル不足を解消するべく、東京港と横浜港には、豪華客船をチャーターしてホテルシップとして運用という計画があるのですが、どうなりますでしょうか?
写真は一昨日の山下埠頭。
ここには、あのダイヤモンドプリンセスと同じ会社の「サンプリンセス」という1000人収容の豪華客船が来ることになっています。(東京港のはもっと巨大なコスタ系5000人規模)
泊まる人はいないでしょうね‥‥
計画も流れてしまうのでしょうか?
それよりも、オリンピックもなくなるかもしれませんね。

朝の満員電車のリスクについて、昨日の「高リスクの場所」の中には入っていませんでしたが、一日の中で一番人口密度が高いところにいるのは間違いなく満員電車です。
零細企業でテレワークなど望むべくもない我が社では、せめてもの策として、時差通勤をはじめました。
社長に「満員電車はリスク高いと思うんですよねー」ともちかけ、いつもよりも1時間遅く出て良いことになりました。社員交代でっていう話しでしたが、バス通勤の人が、自分はずらさなくていい、と言ってくれたので、アポなどがない限りずらします。
朝の時間が1時間ずれるとすごく気持ちに余裕が出ますね。
駅前でお茶してから電車乗ることもできるし、

朝からシェアサイクルで散歩だってできちゃいます。

今朝は天気が良かったので自転車で中華街から山下公園まで行ってきました。

平日朝の山下公園は気持ちがいいですね!
そしていつもよりも一時間半遅い電車に乗ります。普段は混むのが嫌で鈍行ですが、遅い時間は所要時間が短くて済むし特急でも空いてるので一時間の時差なのに一時間半遅らせて良いのです。
どのくらい空いているかというと、下の写真くらい。これは私の通勤経路で最も混む区間です。普段は立錐の余地無しなのですが、こんなにスカスカ。
高校生もいない効果もあるのかな??

ところで、出勤時間をずらすと言っても、終業時間は同じなので毎日遅刻してるだけなんですけどね。

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先週に引き続き、三渓園へ。
先週は雨で人出もまばらだったけど、今週は天気が良い。
春一番の吹いた翌日、風は強いけど春の陽ざしが暖かい。
花粉症のため気が進まない様子の夫をそそのかし(鬼?)一緒に出掛ける。
誘い出す文句は、
「三渓園には原三渓さん考案の『三渓そば』なる名物があるらしいよ!なんでも茶席出席者の着物を汚さないように汁なしのそばだったんだって」
先週、ボランティアガイドさんに教えてもらった話を繰り出す。
夫は「お茶席」とかそれにまつわる話に弱いところがあるので、しっかり興味をそそられてくれた様子。さささっと出かける用意を始めてくれた。
まず、入り口で年間パスポートを購入。夫に聞くと「僕も」とのこと。二人で5000円。(4回くれば元が取れます)
昨日ほどではないケド、風がある。
夫の花粉症が悪化傾向、わたしも鼻水が…。
早くそばを食べねば!
園内にはいくつも茶店がある。教えてもらった茶店はどこだったっけ?
天気が違うと見ためでわからないぞ。
仕方ないので、ネットで検索。
「待春軒」だ。
行ってみると、奥まっているせいかお客も少ない。
さっそく、「三渓そば」を注文。
これです。

美味しかった。
そばじゃなくて細いうどんでした。
明治のころはけっこう「ハイカラ」な食べ物だったのでは?
コロナの影響で定時のボランティアガイドツアーは中止になっていました。
案内所には猫いっぴき。
ボにゃんティアガイド?
亀の甲羅干しの姿が面白い。
「花粉がきつい」ということになり、軽く園内半周位しただけで帰ることに。
年間パスポートも買ったことだし、また来ましょう。
そして翌日。
今日も天気がいい。
家で本を読んでいたけど、こもっていたくないな~。
買い物の用事もあるし、自転車で出かけてみるか。
と、お昼を食べた後やってきました。
自転車だと15分くらいです。
今日は昨日より人が多い。昨日は午前中だったからかな?
65歳以上は入場料が安いせいか、年配者が圧倒的に多い。
昨日もいたけど、婚礼写真を撮影中のカップルも何組もいました。
さて、今日の私のお目当ては鳥たちです。
これはカワウ。
三渓園には1羽だけいるようです。

こちらはアオサギ。

昨日と同じとことに陣取って、お客さんを喜ばせています。
これはバードウォッチングのセンパイの皆様。
どうやら蓮池のカワセミを狙ってるらしい。わたしも見つけたけど、写真に撮るのは無理ですね。当面鴨サイズ以上を撮影いたします。
季節ごとに訪れたい景色です。

三渓園3回目にして、やっと三重塔のところまで登りました。

三重塔と同じ高さに展望台もあり(三重塔には登れません)根岸湾が一望。
むかしはきれいな海岸線が一望だったのでしょうけど、今はコンビナートの景色です。
梅が満開でしたが、写真に撮るの忘れました。
次は桜の季節かな?

2

三渓園ということろは、原三渓という横浜で成功した商人の私邸を公開した庭園です。
自身も絵を描く人であり、 茶人であり 、美術コレクターであり、 芸術家のパトロンでもあった 原三溪さんは、相当太っ腹な人だったようで、 自分の家のために作った庭園も 生前から広く一般に公開していました。(この方は、商人でしたが関東大震災のあとは、横浜復興のために大変尽力されたひとでもあるらしい)
その一般開放の公園部分(外苑)と元々のお屋敷の部分(内苑) 全てを現在は横浜市(正確には財団)が管理しています。三溪さんの時代は無料開放でしたが、いまは700円の入場料が必要です。
元の地形をうまく生かした造園がなされているのですが、 一見自然に見える地形もかなり手が入っているらしく、石や樹木も日本各地から集められたとか、谷川の流れもポンプでくみ上げているとか、まったく人工の計算されつくした庭なのです。さらに、園内には日本各地から 移築された 茶室やお寺の本堂 などなどたくさんの日本建築が並んでいます。 三重塔までも!
これは 明治から大正にかけて由緒ある古いお寺が廃仏毀釈のあおりを受け、その多くがが荒れ果てた廃寺となっていたという背景があります。
住職もいなくなり荒れるにまかされていた古い建物を惜しみ、買い取ってここに移築したのだそうです。そのようなものに価値を認めて、運んできたのはまさに慧眼。
貴重な建物を保存している施設はさまざまにありますが、三渓園はそれを個人の力によってなしたこと、それがとても美しく調和していること、さらにそれを使いこなしていたことなど、スケールが大きいですね。
初めて行ったので普通に入場料700円を払いました。
年間パスポートが2500円だそうなので、次に行くときは年パス買います。
ボランティアによるガイドツアーもあって、雨もあってか参加者は私1人でした。マンツーマンで案内していただけて贅沢でした。それでもまだん半分くらいしか見てないので、花の季節が変わるたびごとに来てみたいと思います。
ここ茶店のお料理も特徴があるそうなので、次はそんなのにもチャレンジしてみたいです。
三重塔。
京都からの移築。
関東地方に現存する一番古い三重塔らしい。
秀吉が母のために建てたお寺も廃寺同様になってたらしいです。
これはお墓を守る建物の扉の彫刻。

変わった形の建物。
船のような形をしているらしいです。
年に2回、この建物の上のほうまで歩道が解放されて建物を見下ろすことができるそうです。
鬼瓦と桃。
三渓さんの時代にも、ここで茶湯のサービスがあったそうです。
焚火と茶釜、いいですね。
これは鎌倉の縁切寺として名だかい東慶寺のもの。
東慶寺も廃寺のようになっていたのだそう。
いまは観光客でにぎわうお寺ですね。
ダムに沈むはずだった岐阜の豪農の合掌造りの邸宅もここへ移築されました。
ここは入って見学できます。

三渓園には大きな池があり、今の季節は鴨たちが滞在中。

数が多いのは白黒くっきり、キンクロハジロ。

コロンとしてて可愛い。

そしてご存知、マガモ

なかなか珍しいアオサギ。

キリリとしてます。

ダイサギ。

こちらは渡らないカモ。

カルガモ。

花の名所でもある三渓園。

今は梅が見頃でした。雨でしたけど。

臥竜梅。

何本もあって見応え十分。

大寒桜。もう咲いていました。

今年は温かいですね。

新型コロナウィルスの流行も新段階に入ったと見える日本。

手洗いうがいの徹底のほかに、
不要不急の外出は避ける
人込みにいかない
という措置も必要に思われます。
それでも休みに家に閉じこもっていたくない。
ということで、人の少なそうな所へ行ってきました。
雨の三渓園
お客も少ない雨の中、猿回しやってました。
日光さる軍団の人らしい。
終わりの方少ししか見られなかったけど、伝統芸能を支えたい思いで、ご祝儀だしました。お客はパラパラだったけどみんな出してた。人数少ないほうがかえって良いのかもしれないと思いました。

横浜に来てから近隣に博物館資料館が多いことに気がついた。休みのたびにできるだけ出かけているけどまだ全館制覇までは遠い。
こういう博物館に共通のパスなんかあればいいのに。(東京にはある。東京に住んでいるときに利用すればよかった…)
せめて、年間パスポートはないのか?
博物館に行くたびに少し気をつけていたところ、ついに年パスのある博物館に出会った。
企画展も含めた共通の入館料は300円で、年パスは1500円。5回以上行けば元が取れる計算。そんなに行くだろうか?と思ったが、もうすでに4回行ってる。
展示も面白いのだけど、私の目当てはユーラシア文化館にある小さなライブラリー。シルクロード関係、美術関係、横浜関係の本が置いてある。
そしていつ行ってもすいているので、時間があるときに行っては本を読んでいる。(図書館より近い)

今読んでいる本はこれ。

「横浜華僑の記憶 : 横浜華僑口述歴史記録集」中華会館, 横浜開港資料館編(2010.10)
元横浜開港資料館の研究員で、今ユーラシア文化館の副館長をされている、伊藤泉美さんがかかわった本。横浜華僑の古老にインタビューしたもの。(前に記事にした陳天璽さんもインタビュアーとして参加されてた。世界はつながる)
こういう「聞き書き」というのは面白い。読みにくい部分もあるけど、生の声だから面白い。
そのトップバッターとして登場していたのが、今日の記事のタイトルに挙げた「奇珍楼」先代店主の黄礼祥さん(1912~1999)。山下町(現中華街)で生まれて、お父さんが本牧十二天に「奇珍楼」をオープンするので引っ越し、関東大震災の時には12歳でかなり記憶が鮮明。震災後は一時神戸に避難、そして太平洋戦争中、海岸には外国人を住まわせられないという理由で、立ち退きを迫られ今の麦田町に移転したのだそう。
関東大震災の日は、学校をサボって(?)家にいたら出前を頼むお客が来たので家の場所を確認しにお客さんについていった、その帰りに本牧十二天の鳥居の前で揺れが来たらしい。鳥居が崩れてきて危ないとこだったとか。
ご本人はもう20年ほど前に亡くなられていて、いまはそのお子さんたちが店を引き継いでいるということで、行ってみた。うちから歩いて10分くらい。
店は古いが、お客は入っている。
2棟を中でつないでいる構造。休みの昼時だったので、当然のように相席になった。
グルメ誌にも載ってるようだけど、何も見てこなかったから何を食べたらいいかわからない。とりあえず、サンマーメンにした。
甘めの味付けで美味しかった。
店内には店の歴史の写真などが貼られていた。

今年の春節は1月25日でした。
せっかく中華街のそばに住んでいるので中華街の春節を見に行ってみよう!
大晦日(除夕)の夕食を華都飯店へ軽く食べに行きました。

元日に当たる土曜日は出勤だったのと、友人が遊びに来たので中華街には行かず、日曜にランチから行ってみました。

「聞き書き中華街物語」を読んで以来いつか行ってみたいと思っていた老舗高級店「萬珍樓」。お昼のコースなら行けるかな。

一番安いお昼のコース3000円(7品)に、春節料理(中華おせち4品盛)一皿追加。さすが高級店です。店内ゆったりしてて、店員さんの接客も素晴らしい(堅苦しくなくてフレンドリー)


カンボジア人のウエイターさんにはカンボジアのお正月のことを教えてもらいました。夫がその場でネットで調べたクメール語を(カタカナの発音で)話すと
「外国人の発音としては大丈夫です」とのこと。オモシロイ言い方。

お店のロビー(広い)には正月料理やランタンの展示も。

昼食後は近くの博物館を見て、それからまた中華街にもどり、春節のパレードを見ます。

博物館から向かって一番近かったパレードルートが善隣門の前。どうやらここは通るだけじゃなくて、パフォーマンスも見られるみたい。パレードくるまでまだ時間あるけどここで場所を確保。そのまま待ちます。

どんどん人が集まってきました。


パレードの様子。30分位くらい続きました。

爆竹の鳴らし方が面白かった。

緑の服の前にある手押し車が爆竹入れの箱(金網製)になっていて、その中で鳴らします。音や煙はそのままですが、ゴミが飛び散らない工夫のようです。

パレードが終わったらうす暗くなってました。人だらけの中華大通り。

先日、夕ご飯を中華街へ食べに行った。
夫と待ち合わせしてたのだが、店に現れた夫の手にはその本があった。
著者のご家族であるお店の人に本を見せて感想を伝えようということらしい。(もちろん、私も感想は伝えるつもりだったのだけど、ご本人は今海外にいらっしゃると翻訳者である友人に聞いていたので、本を持っていこうとまでは思わなかった)
注文をすませて、お店の人に本を見せて
「読みました!すごく感銘を受けました」
などと話してたら、
「さっきまで本人いたんですよ。一時帰国していて今夜の飛行機でまた戻るんです。またあとできますから、ゆっくり食べていらしたら会えるかも。」
とのこと。
なんと!
会えるかも。
そしたら、直接本の感想が伝えられるじゃないか!
ラッキー。
ゆっくり食事していたら、果たしてご本人登場。
彼女を訪ねてきたお友達もいらしたり、お客さんの中には顔見知りの人もいるらしく、あちこちから引っ張りだこの様子。
そんな中、わたしたちのテーブルにも来てくれた。本の感想や大学のこと、本に出てくるお父様のお話などして、本にサインをもらった。
お店には中国語版もあり、翻訳をした友人のこととか、なぜ翻訳が出ることになったかなどを聞いた。(中文版も買ってそっちにもサインもらった^^)
よく知らなかったが、私の友人は日本に留学していた10数年前、何かの調査でこのお店を訪ねてお父様にインタビューをしたことがあったのだそうだ。その後友人は台湾に帰国し、さらにアメリカに渡り、いまは台湾に戻っている。
あるとき、ある台湾大学の先生が来日中に陳天璽さんの「無国籍」をたまたま本屋で手に取って、読んだのだそう。そしてぜひ台湾で出版したいと思ったらしく、その翻訳を私の友人に頼んだらしい。私の友人も学生時代に会ったことのある家族の話でもあり、喜んで引き受けたのだそうだ。
この本にも登場するそのお父さんにご挨拶したいと思っていたが、その日は、旅立ち前の一家団欒になるだろうし、あんまりお邪魔しても申し訳ないと思って、店を出てきた。そうしたら、道の途中でお父さんと陳天璽さんが一緒にいるところにばったり出くわした。
ラッキー!
99歳になるとはとても思えない、かくしゃくとしたご様子に圧倒されて思わず「握手してください!!」とお願いした。
満州~台湾~日本と激動の時代を生き抜いてきた、力強さと温かさを感じる大きな手。感激した。またお店に行ったらご挨拶しよう。
陳天璽さんとそのまま道端で立ち話(忙しいのにすいません)
で、話はいま彼女が滞在しているマレーシアのジョホールバルのことになった。
「ジョホールバルには友人居るんですよ。あちらの華人と結婚してて・・・」
というと
「え?日本人ですか?もしかして私その人に会ったことあるかもしれないです」
まさかね。
と思ったが、彼女の家族構成とかを話していくと、どんどん条件が当てはまる。
えええ?
ほんとうに、私の友人と陳天璽さんの言う人物は同じだった。
おなじマレー語のレッスンを受けてるのだそう。マレーシアに住んでる日本人だってたくさんいるはずなのに、なぜ知り合いがつながるんだ?!
世間は狭い。
というか、きっとこの人とは縁がつながっているってことなんだろう。
30歳を過ぎるころから、こういう体験を幾度となくするようになってきた。
知り合う人と何重にもつながっていることがわかるとか、
同じ人に「なぜここで?」というような再会をするとか、
そんな時は、きっと前世からの縁でつながってるんだろうと思うことにしている。
陳天璽さんともそのご縁のなかにいるのかもしれない。

「請指正」と書いてある。
意味が分からずたずねると「YOKOさんは(大学の)先輩ですから、間違いがあったら指摘してくださいという意味です」とのこと。辞書で調べたら「ご叱正を乞う」というのが載ってた。「叱正 」も知らない言葉だった 。使うことないものね。
大いに苦笑したのでした。

横浜に来たので9区を応援に行ってみようと、台湾から帰ってきた翌日、自転車ででかけました。

快晴。自転車気持ちいい。
今回はなんと筑波大26年ぶりに出場ということで、友人達と応援したいね!なんて話してましたが、お正月はみんな家族単位で忙しいもので、結局一人で観戦することに。
筑波の応援グッズ持ってる人とかいたら合流したいなと思ってずいぶん自転車で走り回りましたが見つけられず、そのうち場所もなくなってきたので、日本大学の幟を持ったおじさんの隣に陣取りました。

選手が来るとワーッと声援が上がるのでわかります。


カメラが来て、白バイが来ます。

何枚も写真撮りましたが、なんとかうまく写った一枚。学生連合。噂のナイキのシューズ履いてますね。

残念ながら筑波の選手は最下位で、鶴見中継所でタスキがつながらなかったのですが、応援しました。
私の目の前を駆け抜けていった筑波の9区はなんと医学生(医学専門学群5年)だって!カッコイイ!

応援のあとは箱根駅伝の応援旗を自転車に挿して横浜観光地巡りしながら帰宅しました。赤レンガ倉庫。

開港記念会館

山下公園

そして、中華街へ行って華都飯店(『無国籍』の著者のお家)でお昼ご飯食べました。

2

運河がたくさんあったころの横浜中心部の地図(濱ブリッジのサイトから)
 
 
横浜中心部(中区)は干拓地、埋め立て地が多く、以前はたくさんの運河が走っていました。
しかし、主な交通が陸上へ移るにつれ、運河の多くが埋め立てられたり、暗渠になったりしていて、川や運河は放置され汚れていき、次第に目を背けられる存在になってしまったそうです・・・。
 
近年大岡川を中心に美化運動が盛り上がりつつあり、その一環で11月16日(土)に「よこはま運河チャレンジ」というイベントが行われるそうです。
 
いろんな催しが企画されているようですが、私が気になったのはコレ
堀川~中村川~大岡川~ハンマーヘッド~山下埠頭などを川船で回るというもの。海側はいまでも「シーバス」などで体験できますが、堀川~中村川~大岡川の川の部分は、定期便など無いしまたとないチャンス。
 
プレイベントとして日曜日にも体験乗船やってたので出かけてきました。
船の本数はそれなりにありますが、小さな船だし、並ばないと乗れないかな?なんて心配してたのですが・・・ガラガラ。
 
拍子抜け。
 
なぜ?
こんな楽しそうなイベントなのに?
どうして誰も来ないの??
 
元町と中華街をむすぶ「前田橋」付近に作られた仮設の桟橋。
観光客がどっと押し寄せるエリアなのに、閑散としてします。
 
朝から出かけて、お昼に出る船のチケットを買っておきました。
「ベネチア」という細長い船です。
 
受付のところ。
行列できてるかと思ったのに・・・・。
 
奥の青いライフジャケットの人たちは、大学生のボランティアガイドさんです。マイクを使って、川の歴史などを話してくれます。
 
前田橋から堀川をさかのぼります。
「西の橋」のところにある、なぞの船というか桟橋というか‥‥
 
JR石川町駅の下をくぐります。
 
溶接技術が導入されるより前のピンでつなぐ工法の橋としては日本に現存する最古の橋らしいです。
中村川の「浦舟水道橋 」
もともとは「西の橋」として明治26年にかけられたものだそうです。
 
中村川と掘割川と大岡川のジャンクション。
蒔田(まいた)公園のあたり。
ここ、自転車で通るときはとても道が渡りにくいのだけど、船だとスムーズ。もともとはこっちが主役だったのだと納得。
 
 大岡川に入ると、上に覆いかぶさっていた首都高速の高架もなくなり、開放的な船旅です。京急線も見えます。
電車は撮り損ねました。
 
橋の下を通るときはこんなすれすれになります。
 
「人」という字をモチーフにした「一本橋」(昭和3年10月竣功の震災復興橋 )
彫刻家澄川喜一の作とのこと。
船から見ると「入」に見えちゃいますね。
 
道慶橋 どうけいはし(昭和2年9月竣功の震災復興橋 )
 
京急線を走る電車を捉えました!
 
太田橋(昭和3年1月竣功の震災復興橋 )
 
日ノ出桟橋に到着。
約40分の船旅でした。
 
ここは常設の桟橋。
 
悪臭を放っていた(らしい)大岡川も管理奇麗になっているそうです。
川岸にはたくさんの桜が植えられていますし、桜の時期にこういう企画があったら是非また乗りたいと思います。
 
 
 

毎年、さくらと紅葉の季節には来日する台湾のお姉さんが今年は横浜に来てくれました。とにかく旅行好きで、ホステル泊をしながらいろんなところに出かけていく行動派です。

日本には毎年来るのですが、最近は地方ばかりに行くのでなかなか会えません。(台湾の訪日客はリピーターが多いので、九州、関西、四国、東北、北海道といろんなところに直接言っちゃうことが多いですね)

今年の紅葉の季節は東京にもよるということで、日曜の晩に近所まで来てくれました。その日も、日中は茨城の「国営ひたち海浜公園」でコキアの丘を見て来たとのこと。

 

近所のお寿司屋さんでお寿司を食べて、元町から港の見える丘公園のあたりを散歩しました。翌日は日光に行くというので、わずか4時間くらいでしたが、旧交を温めました。