そもそもこの日栃木へ行くことにしたのは、小山のイオンモールに台湾人歌手のPiAが来て歌う、という情報を知ったことがきっかけでした。ライブは午後二時半からとのことなのでその前に何かもう一つアトラクションを、と思って天平の丘公園へ行ったのでした。
小金井駅で自転車を返して、電車に乗って小山駅へ行きます。駅からイオンモールまでは路線バスに乗るつもりですが、1時間に1〜2本なので早めにね。
小山駅でバスに乗ろうとしたとき、後ろからワッと声をかけられました。振り返ると、友人が立ってました。埼玉県在住の彼女もPiAを見に来たらしい。すごいタイミングで出会ったなー。びっくり。3人で仲良くバスに乗りイオンモール小山へ。
今日の会場はレストラン街のエスカレーター前のちょっとしたスペースに作られたステージ。椅子席が30くらいセットされています。
到着したときは、前の組のアイドルグループが歌ってました。お客は多くはなく椅子席も半分くらいは空いてます。買い物途中で足を止めて立って聞いてる人も結構いましたが。
その中にPia本人がいるのに気がついた夫が声をかけていました。彼は先日千葉でやったライブにも一人で行って話したので顔見知りになってるみたい。
東京から来てくれたんだ!
と驚いた様子で、遠かったでしょう?などとおしゃべり。日本語と中国語混じりでイナゴを食べた話などひとしきりして、彼女はスタンバイしに行きました。音楽がガンガンなっているところでのおしゃべりは難易度高いけど、でも彼女の中国語は陳昇に比べたら天国みたいに聞き取りやすい。
日本滞在も2週間になり、かなり疲れも溜まっている様子で、心なしか一段とほっそりした様子だった。でも、ステージになれば元気一杯でした。プロだね!
最前列には本気のカメラを抱えた男性たちが陣取ってた。ライブの臨場感あふれる写真はSNSなどで共有され、ファンを増やすことにもつながってるんでしょうね。
ショッピングモールでの無料ライブなのでPiaを見に来た人はほんの一握りだったと思われます。まだ日本では知名度がそれほどでもないし、これからの人ですからね。
でも、その状況にちゃんと合わせた選曲だったのにはうなりました。誰のアイディアかな??
はじめは彼女のオリジナルの中国語曲、そして今年のNHKテレビの中国語講座のテーマ曲になった曲(すごいよねー!)、その後は日本の曲のカバーを3曲。この選曲が良かった。テレサ・テンの「時の流れに身をまかせ」を日本語と中国語で。橋幸夫の「雨の中のふたり」を台湾語で、アンルイスの「グッバイマイラブ」を日本語で。
このメロディーは日本の大人たちに耳馴染みがあって買い物客の足もふっと止まったかもしれません。アイドルたちの時より見てた人は多かったのでは?
そして最後は、彼女の日本語のオリジナル曲、とてもキャッチーな「とりあえず、生」。
楽しいライブでした。
こんなところで演奏するのは、いろいろ大変だろうとは思うのですが、表現者にとってはすごく良い経験になるんじゃないかなと思います(ナンダ、この上から目線発言は。笑)
頑張れ、PiAちゃん!
そのPiAですが、本日4/17のNHKテレビで中国語にゲスト出演しますよ!
お見逃しなく!
いいな!
羨ましいです!PiAさんと中国語で話をするなんてご主人も素敵!
こういうライブの情報はどうやって入手するんですか?
Re:いいな!
こういうライブの情報源はネットです。あと、友達からというのもあります。好きな歌手のSNSをフォローしていくと、大体の情報は手に入りますよ。いい時代ですよね。
ただ、追いかけてないとなかなか手に入りませんので、ツイッター、FB、igなど、いろんなものを使ってチェックです。
小山会議
時代がかつたコメントですが、小山市と言えば、まず思い起こすのは「小山評定」ですね。
この評定の主役は「福島正則」でした。西軍と戦うことが秀頼様に弓を引くことにならざるを得ない、という理屈が、この秀吉子飼いの猛将にはどうしても解らなかった。
三成憎しに凝り固まって家康に味方してしまい、ついには自分も改易の憂き目に遇ってしまいます。
そういう日本史のドラマがこの「小山評定」から始まったのでした。1600年7月25日のことでした。
礁さん
小山評定...知りませんでしたよ。
戦国時代にあまり興味がなくて、加藤清正が関ヶ原で徳川方についたこともこないだ知ったくらいですよ。
小山に行こうとしたとき、まず小山の史跡や遺跡を調べたんです。当然「小山評定跡」と言うのもあったのですが、何のことかよくわからず、地味だなぁ~と思ってもっと古い考古学方面の史跡へ行ってきました。
小山評定のあとは小山城のあとのようです。また機会があれば訪ねてみようと思います。