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SHERLOCKで英語 ピンク色の研究-16

事件解決、パトカーで毛布をかけられてるシャーロック。
レストレードに狙撃主のプロファイルをするところから、ジョンとご飯を食べに行こうとするところまで。

赤文字:意味や文法がわからないところ
青文字:(私にとっての)新出単語

例により、できるだけ前から訳してるので、日本語はちょっと変です。


SH: Why have I got this blanket? They keep putting this blanket on me.
何でこの毛布をかけられるんだ?さっきからずっと毛布をかけられてるんだけど。


L: Yeah, it's for shock.

そうだ、ショック用だ。

SH: I'm not in shock.
ショックなんか受けてない。

L: Yeah, but some of the guys want to take photographs.
そうだな、でもあいつらの誰かが写真を撮りたいんだよ。

SH: So, the shooter. No sign?
それで、撃った奴は?手がかりなしか?

L: Cleared off before we got here. But a guy like that would have had enemies, I suppose. One of them could have been following him, but...we've got nothing to go on.
我々が到着したときにはもう消えていた。だが、ああいう奴には敵がいるもんだ。そういう敵の一人がつけてきたのかもな。しかし....我々には手がかりが無い。

「手がかりが無い」でいいのかな?

※英語の話じゃないけれど、この台詞のところで、レストレードも狙撃者が誰かわかりましたよね?「One of them could have been following him」と自分で言ったところで、ジョンがシャーロックを乗せたタクシーを追ってきたことを思い出したんですよね。で、視界の先にジョンがいて、一瞬チラッと見てますよ。で、「手がかりがない」って、気づかなかった振り?だとするとめちゃかっこいいんですけども・・・・。

SH: Oh, I wouldn't say that.
いや、僕ならそうは言わない。

L: OK. Give me.
よし、教えろ。


SH: The bullet they just dug out of the wall's from a handgun. A kill shot over that distance, that's a crack shot. But not just a marksman, a fighter. His hands couldn't have shaken at all so clearly he's acclimatized to violence.

銃弾は、壁から掘り出されたばかりだが、拳銃から(発射された)ものだ。死の銃弾はあの距離を越えて飛んできた。射撃の名手だ。だがただの名手じゃない。戦士だ。彼の手は全く震えていなかったはずだ。だから、明らかに、暴力に順応しているとわかる。

crack shot:射撃の名手
marksman:射撃の名手
acclimatized:慣れた、順応した

He didn't fire until I was in immediate danger though, so strong moral principle. You're looking for a man probably with a history of military service, and...nerves of steel... Actually, do you know what? Ignore me.

彼は発射しなかった。ぼくが直接の危険にさらされるまでは。だから、強い道徳原則がある。君らが探しているのは、おそらく、兵役の経験があって、そして、...鉄のような神経を持ってて....
実をいうと、わかるかな?僕の言ったことは無視してくれ。

nerves of steel:豪胆、心臓に毛が生えてる、鉄の心

L: Sorry?
え?

SH: Ignore all of that. It's just the er...the shock talking.
全部無視してくれ。ただの..ええと..ショックで言ったんだ。

L: Where are you going?
どこへ行く?

SH: I just need to...talk about the rent.
僕はただ...家賃の相談をしないと。

L: I've still got questions.
まだ質問があるんだ。

SH: What now? I'm in shock - look, I've got a blanket.
何を今?ショックを受けてるんだよ。見ろ。毛布をかけられてるだろ?

L: Sherlock!
シャーロック!

SH: And, I just caught you a serial killer... More or less.
それに、連続殺人犯を捕まえてやっただろ。とにもかくにも。

More or less:多少なりとも、大なり小なり、多少

L: OK. We'll pull you in tomorrow, off you go.
わかった。明日また呼ぶからな。行けよ。

※そいでもってレストレード、このあと、ジョンに向かって歩いて行くシャーロックを見やって、少し笑いますよね。ぜったいわかってますよね。ジョンが撃ったってコト。


JW: Erm - Sergeant Donovan has...just been explaining everything. The two pills...Dreadful business, isn't it? Dreadful.

あ..ドノヴァン巡査が..全部説明してくれたよ。2つのカプセル...ひどい話だな。なぁ、ひどいよ。

Dreadful:恐ろしい、ひどい

SH: Good shot.
いい射撃だった。

JW: Yes. Yes, must have been. Through that window.
そうだね。そうだったに違いない。あの窓越しだ。

SH: Well, you'd know. Need to get the powder burns out of your fingers. I don't suppose you'd serve time for this, but let's avoid the court case. Are you all right?
そう、君なら知ってるな。指の硝煙を洗わないといけない。このために君が服役するとは思わないけど、でも裁判は避けようじゃないか。大丈夫か?

serve time:服役

JW: Yes, of course I'm all right.
ああ、もちろん、大丈夫だ。

SH: Well, you have just killed a man.
そう、たった今人を殺したところだ。


JW: Yes...That's true. But he wasn't a very nice man.

ああ....そのとおりだ。だけど、すごくいい奴というわけじゃなかった。

SH: No. No, he wasn't, really, was he?
そうだ、奴はいい奴じゃなかった。ほんとに、そうだろ?

JW: Frankly a bloody awful cabbie.
はっきり言うと、相当ひどい運転手だった。


SH: That's true, he was a bad cabbie. You should have seen the route he took us to get here.

そのとおりだ。ひどい運転手だった。ここに来るまでのルートを見ただろ?

JW: Stop it! We can't giggle, it's a crime scene. Stop it.
やめろよ!笑っちゃだめだ。ここは犯罪現場なんだぞ。やめろ。

giggle:くすくす笑う

SH: Well, you're the one who shot him.
そう、それで、きみがその犯人。

JW: Keep your voice down. Sorry, it's just erm...nerves, I think.

声を小さく。(すれ違うドノヴァンに)失礼しました。これはその...神経が高ぶってて。

SH: Sorry.
失礼。

JW: You were going to take that damn pill, weren't you?
あのくそカプセルを飲む気だっただろ?そうだろ?


SH: Course I wasn't. Biding my time. Knew you'd turn up.

もちろんそんなことは無かったさ。タイミングを見てた。君が来ると知ってたし。

bide one's time:好機を待つ

JW: No, you didn't. That's how you get your kicks, isn't it - you risk your life to prove you're clever.
ちがう、そうじゃない。あれが君の楽しみ方だろ?そうだな?命を賭けて、自分の頭の良さの証明をする。

get your kicks:楽しむ。(ルート66ですね)

SH: Why would I do that?
なぜ僕がそんなことをする?


JW: Because you're an idiot.

なぜなら、君が馬鹿だから。

SH: Dinner?
夕飯は?


JW: Starving.

おなかペコペコだ。


SH: End of Baker Street there's a good Chinese. Stays open till two. You can tell a good Chinese by the bottom third of the door handle.

ベーカー街の端っこに、おいしい中華屋があるんだ。午前2時まで開いてる。おいしい中華料理屋は、ドアノブの下3分の1からわかる。

6 thoughts on “SHERLOCKで英語 ピンク色の研究-16

  1. しましま

    Unknown
    YOKOさん

    あー、ついに、ここまで!!楽しいですね!ここ!今回も特に英語のコメントはないですけど。。。。

    ええ!レストラードがシャーロックより先にジョンのことを気づいていた?!

    そう言われると確かに、ジョンはタクシーで追跡中に警察に電話してるから、
    「つけてきたのかもな」につながりますね。
    ありゃー、全然そういうふうには思いつかなかったです!

    台詞の間で確かに何かをチラ見してるけど、ジョンかどうかは不明ですよね?

    それと、シャーロックが自分で説明しながらジョンに目を留めて「はっ」と気づいた時の様子にレストラードが何も反応してないし・・・うーむむむ。

    確かに歩み去るシャーロックの後でニヤリ笑いしてる。気づいてるのか?!
    この「ニヤリ」は?!

    私にとって、ここにきて掘り起こされた疑問です。

    あともう1歩でエピソード1が終わるのですね~
    90分ドラマ全訳なんてすごいです。パチパチ!!

    返信
  2. YOKO

    レストラードは気づいていたか?

    > ええ!レストラードがシャーロックより先にジョンのことを気づいていた?!
    > 台詞の間で確かに何かをチラ見してるけど、ジョンかどうかは不明ですよね?

    たしかに不明です・・
    ほんとのところは違うのかもしれません。
    でもココでわかってるんだったらいいな~、と希望的な妄想です。てへへ。

    > それと、シャーロックが自分で説明しながらジョンに目を留めて「はっ」と気づいた時の様子にレストラードが何も反応してないし・・・うーむむむ。

    そうなんです、そこが不満です(笑)

    > 確かに歩み去るシャーロックの後でニヤリ笑いしてる。気づいてるのか?!
    > この「ニヤリ」は?!

    子のにやりは、普通に考えたら、いつも鼻っ柱が強くて、
    へし折りたくなりるほどの自信満々のシャーロックが、
    「いぐのあみー」
    っていうコトが面白かったってコトなんでしょうね。

    > あともう1歩でエピソード1が終わるのですね~
    > 90分ドラマ全訳なんてすごいです。パチパチ!!

    ありがとうございます。
    しましませんせいのおかげで続けてこられました。
    英語にこんな情熱傾けるとは自分でも全く驚きです!

    返信
  3. しましま

    レストラードはわかっていたか
    YOKOさん、さっきパイロット版をちょっと見ていて、感想が出てきました。
    レストラードは、少なくともシャーロックがはっと気づいた時にはわかっていなかったのがパイロット版では明らかです。その後シャーロックがジョンと話して、現場を立ち去る時に警部サンは「おいおい待てよ」とまた話に入って来る。それでジョンも交えて3人で話すんですよね。その時にレストラードはうすうすジョンの関与に気がつくみたい。
    その結果シャーロックが発砲犯人について言及したメモノートを破ってるし、最後に「シャーロック・ホームズとドクター・ワトソン」と言うのは彼なんですね~~~!!
    だから本編でも、気づいたのはシャーロックが先で、そのシャーロックの様子でなんとなくジョン?に気づき半信半疑で「ニヤリ」するんじゃないかなーっと思いました!!

    もちろん、パイロット版から本編製作に当たって変更があった可能性はありますけれども、やっぱりこの時点では警部さんより先にシャーロックが気づくという筋が私好みなのでこういうふうに解釈したいのかも。。

    それにしても、パイロット版って、本編よりもシリアスでシャーロックとジョンの関係が緊張に満ちてて、見返したらすごくおもしろかったです!!

    返信
  4. YOKO

    PILOT
    しましまさん
    パイロット版ではマイクロフトの代わりにレストラードが最後の台詞をキメるんですよね~。

    確かに、話の流れとしても、シャーロックよりレストラードが先に真実に気づくなどあってはならないことですね~。

    パイロットでもメモを破く動作があるので、あレストラードは気が付いて、「あの二人ともあやしい」って思ってるんですよね。すべてわかったかは別として。

    本編では、視線や表情だけだから、「なぞかけ」のようにしくまれたのかもしれません。「そうもみえるけど、そうじゃないよ~」みたいな。

    それとも、単に、中の人が台詞を言いよどんだだけだったとか?だとしたら、偶然の産物ですが、でも撮り直しをしなかったのは、そう見えるのも面白いと、演出家が思ったのかもしれません。

    で、ころっとだまされる私みたいなのが出現するという・・・ww

    パイロットはシャーロックは若くて軽い感じがありますが、ジョンが怖いですよね。軍人っぽさがよりにじんでるというか。ハードな感じです。
    パイロット、何気に好きです。マイクロフトが出ないのはイマイチですが、モリアーティを出さないところが◎。ピンクにモリアーティは不要(ベルグレーヴィアにも不要!)だと思ってるので、その点すっきりしてて好きなんです。

    返信
  5. Yoon

    助かりました!
    最後の文章--” You can tell a good Chinese by the bottom third of the door handle.”--が特に問題でした。おかげでよく解決しました。本当にありがとうございます。:)
    Clearly, my Japanese got rusty. My apologies. Anyway, I'm a Korean fan of Sherlock. Since the subtitle that I had was so awful, I was correcting errors. In the meanwhile, I got stuck this particular sentence above. Thanks to you, I could get a fair translation. Glad to meet other Sherlokian!

    返信
  6. YOKO

    Yoon 씨
    어서 오세요!

    U+C800U+B3C4 U+B9CCU+B098U+C11CU+BC18U+AC11U+C2B4U+B2C8U+B2E4.U+D55CU+ADF9U+B9D0 U+C544U+C8FC U+C608U+C804U+C560 U+ACF5U+BD80U+D588U+C74DU+BA74,U+B300U+BD80U+BD84 U+C785U+C5C8U+C2B5U+B2C8U+B2E4.

    韓国語を書いてみたのですが、文字化けしているかもしれません。

    私の韓国語は、とても下手ですみません。学生時代に勉強していたことがあるのですけど、ほとんど忘れてしまいました。

    コメントありがとうございました。
    お役に立てて嬉しいです!

    I am very happy to hear that my blog helps you.
    Please come again and talk together more!

    返信

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