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SHERLOCKで英語 ベルグレービアの醜聞-2

ベルグレービアの醜聞の第二回目。
シャーロックたちがどんどん事件に携わっている様子が描かれます。
前回は「まだらの紐」「ギリシャ語通訳」でしたが、今度は「海軍条約文書事件」ですね。


<凡例>
赤文字:英語がよくわからない、解釈できない部分。
青文字:(私のとっての)新出単語
紫文字:感想、原作(正典)との比較など。
灰色文字:ト書き
日本語として滑らかにすることよりも、なるべく直訳して英語のまま理解したいと考えています。


GL:レストレード
IA:アイリーンアドラー
MrsH:ハドスンさん

(空き地)
GL:There was a plane crash in Dusseldorf yesterday. Everyone dead.
昨日デュッセルドルフで飛行機事故があった。全員死亡した。

SH:Suspected terrorist bomb. We do watch the news.
テロリストによる爆破の疑いだとか。僕たちもニュースは見てる。

JW:You said boring and turned over.
つまらないといって、消したじゃないか。


GL:Well, according to the flight details, this man was checked in on board. Inside his coat he’s got a stub from his boarding pass, napkins from the flight, even one of those special biscuits. Here’s his passport, stamped in Berlin airport. So this man should have died in a plane crash in Germany yesterday, but instead he’s in a car boot in Southwark.

さて、フライトの詳細によると、この男は搭乗手続きをしていたんだ。彼のコートには搭乗券の半券があった。飛行機のナプキンに、スペシャルビスケットまであった。これが彼のパスポートだ。ベルリン空港のスタンプが押されている。ということは、この男は昨日ドイツの飛行機事故で死んでいるはずだったんだ。しかしその代わりに(そうではなくて)サザークの車のトランクの中にいる。

boot:トランク

JW:Lucky escape.
うまいこと逃げたな。

GL:Any ideas?
何か考えがあるか?

SH:Eight, so far. Okay, four ideas. Maybe two ideas.
8個、今のところ。よし、4個だ。たぶん、2個。

(221B)
SH:No, no, no, don’t mention the unsolved ones.
やめろ、やめろ、未解決事件など書くなよ。

JW:People want to know you’re human.
みんなお前が人間だということを知りたいんだ。

SH:Why?
なぜ?

JW:Because they’re interested.
なぜって、みんな興味があるからさ。

SH:No, they’re not. Why are they?
いや、興味なんか無い。何で興味を持つ?


JW:Hmm, look at that. One thousand, eight hundred and ninety-five.

ふーん。これを見ろ。1895だ。

SH:Sorry, what?
ごめん、何?

JW:I reset that counter last night. This blog has had nearly 2,000 hits in the last eight hours. This is your living, Sherlock. Not 240 different types of tobacco ash.
カウンターを昨夜リセットしたんだ。このブログは2000近くのアクセスがあったんだ、この8時間の間に。これがお前のたつき(生計)だ、シャーロック。240種類のタバコの灰じゃないよ。

SH:Two hundred and forty-three.
243種類だ。

(事件現場 劇場?)
SH:So, what’s this one? “Bellybutton Murders”?
それで、今度は何だ?「おへそ殺人」?

Bellybutton:へそ

JW:“The Navel Treatment”?
「おへそ治療」?

navel:へそ

※これは、正典の「海軍条約文書事件」-The Naval Treaty のもじりですね。

GL:There’s a lot of press outside, guys.
外にたくさん報道陣がいるぞ。お前たち。

SH:Well, they won’t be interested in us.
でも、彼らは僕らに興味を持たないよ。


GL:Yeah, that was before you were an internet phenomenon. Couple of them
specifically wanted photographs of you two.

ああ、それは、お前たちがインターネット現象になる前の話だ。報道陣の2~3人は特別にお前たち二人の写真を撮りたがってたぞ。


SH:For God’s sake! John.

なんてこった!ジョン。


JW:Hmm?

ん?

SH:Cover your face and walk fast.
(帽子を渡しながら)顔をかくして速く歩け。

GL:Still, it’s good for the public image, big case like this.
でも、パブリックイメージにはいい(機会な)んじゃないか、こういう大きな事件なら。

SH:I’m a private detective, the last thing I need is a public image!
僕は私立探偵だ。パブリックイメージなんて一番必要の無いものだ。

(新聞記事!)
net phenomenon
ネット現象

IA:Hello. I think it’s time, don’t you?
もしもし。そろそろ時間じゃないかと思うんだけど、どうかしら?

(221B)
MrsH:Oh! Ugh! Oh… Oh, dear! Thumbs?
まあ、うわ、まぁ..親指?

MAN:The door was… The door was…
ドアが・・・ドアが・・・

MrsH:Boys! You’ve got another one! Oh…
坊やたち!新しい依頼人よ!まぁ・・・

SH:Tell us from the start. Don’t be boring.
僕たちにはじめから話せ。退屈にならないようにな。

あ、赤文字の部分無かった・・・

4 thoughts on “SHERLOCKで英語 ベルグレービアの醜聞-2

  1. くっこ

    Unknown
    YUKOさん、こんにちは。

    「ベルグレービアの醜聞」、大好きなストーリーが始まりました(笑)
    ありがとうございます。

    “Bellybutton Murders”と“The Navel Treatment”
    の掛け合いは楽しいところですよね。

    私は皆様のように訳についてコメントできるような英語の理解力がなくて申し訳ないのですが(汗)・・・
    こうして楽しませていただけて、また自分の訳のイメージと照らし合わすことができてとてもありがたいです。

    返信
  2. くっこ

    Unknown
    YUKOさん、こんにちは。

    「ベルグレービアの醜聞」、大好きなストーリーが始まりました(笑)
    ありがとうございます。

    “Bellybutton Murders”と“The Navel Treatment”
    の掛け合いは楽しいところですよね。

    私は皆様のように訳についてコメントできるような英語の理解力がなくて申し訳ないのですが(汗)・・・
    こうして楽しませていただけて、また自分の訳のイメージと照らし合わすことができてとてもありがたいです。

    返信
  3. YOKO

    くっこさん
    コメントありがとうございます。
    お好きなんですね!ベルグラービア。
    私は正典からのアイリーネアドラーアレルギーで、このエピも素直に楽しめてないんですよ。訳して行くうちに楽しくなるかなぁ、これは自分に対しての宿題みたいなものでもあります。

    一緒に楽しんでいただけたらとても嬉しいです。
    英語のことじゃなくてもいろいろ疑問が出てくると思いますので、是非ご意見をおきかせくださいませ。

    おへそ殺人。
    シャーロックのネーミングのセンスもなかなかですね。ここの台詞は、シャーロックとジョンというより、製作者のモファティス両名の会話が聞こえてくるようです。
    たのしんでますよね。脚本家たち、間違いなく!

    返信
  4. YOKO

    くっこさん
    コメントありがとうございます。
    お好きなんですね!ベルグラービア。
    私は正典からのアイリーネアドラーアレルギーで、このエピも素直に楽しめてないんですよ。訳して行くうちに楽しくなるかなぁ、これは自分に対しての宿題みたいなものでもあります。

    一緒に楽しんでいただけたらとても嬉しいです。
    英語のことじゃなくてもいろいろ疑問が出てくると思いますので、是非ご意見をおきかせくださいませ。

    おへそ殺人。
    シャーロックのネーミングのセンスもなかなかですね。ここの台詞は、シャーロックとジョンというより、製作者のモファティス両名の会話が聞こえてくるようです。
    たのしんでますよね。脚本家たち、間違いなく!

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