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SHERLOCK~BBC製作『シャーロック』


カテゴリー「映画」にいれましたが、テレビドラマです。

<ネタバレ>注意

凝り性で、熱しやすく冷めやすいことでは、私も到底敵わない我が父は、いま寅さん映画にはまっているそうです。
もう何度目かのブーム到来でないかと思います。
私も過去に寅さんブームが何度ありました。
寅さん大好き!
で、父が寅さんのDVDを送ってくれて、週末にでもゆっくり見ようかな~
と思っていましたが、それどころでない事態が生じてしまいました。

「シャーロック」です。

あのシャーロック・ホームズです。
またやってきてしまいました。
ブームが。

思い返せば小6のころ、父に買ってもらった「シャーロック・ホームズの冒険」の文庫本からそれは始まったのでした。父は「新潮文庫の訳がいい」といいつつ、なぜか最初に買ってくれたのは講談社文庫でしたが・・・
それからあれよあれよという間にはまってしまい、お小遣いで新潮文庫版を買いそろえ、研究本といわれる分野にも少し手を出し、当時わが街で一番の本屋さん-紀伊国屋書店の洋書コーナーで英語版を買ったり(高かった!)もしてました。読んでないけど。
(洋書はその後、海外旅行時にも探して何とか全巻そろえました。読んでないけど

高校生のころには、図書委員の新聞担当だったので、シャーロックホームズ特集なんかを自分の趣味で編集したり、大学生のころにはホームズ物語誕生100年の記念本が山ほど出版されてたので、それを片っ端から買って読んだり。
卒業旅行でイギリスに行って、もちろんベーカー街に行き、シャーロックホームズパブへ行き、ダートムーアに一泊旅行し、ジェレミー・ブレッド主演のホームズの舞台(お芝居)を見に行きました。

そんなわけで、かなりのホームズ好きではあるのですが、
今回のドラマはノーマークでした。

今回のドラマって、これです。

BBC Sherlock Trailer

イギリスBBC製作のテレビドラマ。

これを去年NHKで放映したっていうのは知ってたんです。
で、かなり評判がいいって言うのも。
でも見逃してしまって、この夏の再放送でやっと見ることができたんです。

ひゃっほー!

面白い!
面白すぎる!

ガイ・リッチーの映画「シャーロック・ホームズ」は飛行機の中で見ました。
まぁまぁ面白かったんですが、冗長で途中寝てしまいました。
でもホームズの「ダメダメ人間」っぷりにはけっこう納得で、見る前は「ロバートダウニーJr.がホームズなんて!」と思ってましたが「案外はまってるじゃん」と思いましたし。

ま、ホームズが出てくれば8割がたなんでも許せちゃうんですけども。

今回のドラマには完全に120%いや200%くらい持っていかれました。

ご存知の方も多いと思うので、いまさらな話ですが、
このホームズシリーズは、舞台が現代です。
現代とはいってもタイムスリップしてきたわけではなく、
ホームズ物語を知る人のない「現代」にホームズが存在してるドラマなんです。

話の舞台が現代だったら、こんなだっただろうな~というのが満載で、
とにかく楽しい!
スマホやメールを駆使するホームズ。
辻馬車の変わりにロンドンの黒いタクシー。
ワトスンが事件譚を発表するのはブログ。

キャラクター設計も、原作にかなり忠実です。
書き出すときりがないですが、ホームズってこういう困った人だったんだな~。
頭がよすぎて人の心を余り斟酌せず、エキセントリックで自分勝手。
すごくうなずけます。

で、そんなホームズになぜワトスンがずーっと友情を感じているのかもすごく納得いく作りになってます。そのあたりは原作よりも深く考察されていて、二人の関係性をしっかり浮き彫りにしてくれている。

Sherlock BBC: Holmes and Watson first meeting

ホームズとワトソンの邂逅場面。
有名な「あなた、アフガニスタンに行ってきましたね?」
のせりふは、現代では
「アフガニスタン?イラク?」って。
100年以上たっても同じせりふでいけるところが、人間って哀しい・・・

で、先週の日曜日にNHK-BSで放送された「バスカヴィルの犬(ハウンド)」を見て、もうメロメロになりました。
日曜日の夜から、起きてる時間のほとんどの時間、頭からジョン&シャーロックが離れなくなってしまいました。

どうしよう(笑)。

何がどうしたのか、自分でもわからないですが、
飛行機に乗ってロンドンに行けば、あの二人がいるような気がして、
嬉しくてしょうがないって言うのもあるし、
ふたりの人間の可愛らしさが好きすぎる!!っていうのもあるし。

なんだかよくわからないけど、このドラマの魅力にすっかりはまってしまって、今週はご飯を作るのもそこそこにシャーロック関係の動画ばかり見ています。
(確実に晩御飯のおかずの種類は減ってる・・・ゴメンナサイ)

これが世間で言うところの【萌え】って言う感覚なのかしら?

しばらくは、この状態が続きそうです。
この状態を楽しんでます。
ちょっと「恋」をしてるような気分でもあります。
対象がドラマ全体って言うのがちょっとアレですが・・・。

とりあえず、今週の日曜日に第2シリーズの最終回(3作目)
「ライヘンバッハ」!!があります。
死んじゃうのね、ホームズ、じゃなかった、シャーロック。

そう、このドラマでは、ホームズ&ワトスンはお互いをファーストネームで呼び合います。だからタイトルも「シャーロック」なのでしょう。

原作では、大して衝撃を受けなかった「最後の事件~ライヘンバッハの滝」ですが、このドラマではJとSの関係がかなり丁寧に描かれているので、Sを死んだと思っているJの心中を思って、私も辛くなりそう・・・。
心配。

萌えすぎ注意報発令中です・・・笑

たぶん、地デジ化以来もっていなかったDVDデッキも、このシャーロック萌えによって我が家にやってくる気がする。しかもブルーレイで。
それとおっきな画面のテレビもそのうち買っちゃったりして。
それもこれもシャーロック見たいから。

「萌え」って経済に多大な好影響をもたらすんだなぁ。

8 thoughts on “SHERLOCK~BBC製作『シャーロック』

  1. YOKO

    aripさん
    ロンドンからお帰りなさいませ。
    いいんです。
    失礼なんてことはないです^^;
    ・・・とまぁこんなわけなんです。

    返信
  2. YOKO

    aripさん
    ロンドンからお帰りなさいませ。
    いいんです。
    失礼なんてことはないです^^;
    ・・・とまぁこんなわけなんです。

    返信
  3. arip

    Unknown
    卒業旅行でロンドンに行かれていたんですね。
    今回はBaker Streetの方は全然行きませんでした。知っていれば行ってみたかも。

    返信
  4. arip

    Unknown
    卒業旅行でロンドンに行かれていたんですね。
    今回はBaker Streetの方は全然行きませんでした。知っていれば行ってみたかも。

    返信
  5. YOKO

    aripさん
    そうなんです。大学生のときにロンドン行ったんです。23年前ですから変わってるでしょうね。
    当時のメモを引っ張り出して旅程を確認しました。
    記憶はかなり上書きされていることを発見しました。面白い。

    返信
  6. YOKO

    aripさん
    そうなんです。大学生のときにロンドン行ったんです。23年前ですから変わってるでしょうね。
    当時のメモを引っ張り出して旅程を確認しました。
    記憶はかなり上書きされていることを発見しました。面白い。

    返信

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