「あと1枚、足りない」
父は地方職員共済の年金を受け取っています。
その源泉徴収票だけが、どうしても見つかりません。
帰省は3泊4日。e-Taxで確定申告を終わらせるには、この1枚がどうしても必要です。
しかも今回は、医療費の領収書も揃っていない。医療費控除を受けるにはマイナンバーカードで情報を取得する必要があるが、そもそも源泉徴収票がなければ申告書自体が作れない。
最初のハードルは、思っていたより高いものでした。
地方職員共済の年金の源泉徴収票の再発行分は間に合わず
実は、来る前に対処はしていたんです。帰省の数日前、東京の窓口に電話して再発行を依頼しました。
父に「届いてる?」と聞くと、
「いや、まだのごたる」
再発行を依頼してまだ数日。しかも連休中です。
今回の帰省中に届く見込みは薄い…。うーん、どうしよう。
電子取得への期待と絶望
それでも分かる範囲でe-Taxに書き込みを始めようと、マイナポータルを開き、連携サービスを眺めていると、目に飛び込んできました。
地方職員共済の源泉徴収票の文字!
e-私書箱で電子取得できるっぽい!
急いでe-私書箱のアカウント登録をして連携を申し込みました。
「これで間に合う!」
……と思った矢先、スマホで調べてみると、
「電子交付は即日ではなく、数日かかる場合があります」
帰省はあと2日。詰んだ…。
新聞の山、崩す
これはいよいよ、e-Taxではなく、父に税務署に行ってもらうしかないのか…。
半ばあきらめかけていました。
が、家じゅうの書類の山を探したら、もしかしたら見つかるかもしれない。
リビングの隅。積み上げられはあきらめて
「こんなところにあるわけない」と思いながらも、一枚ずつ崩していく。
10分後。
新聞の間から、ビニールに入った複数の郵便物らしきものが発掘された。
開けると、そこには——
地方職員共済の源泉徴収票。
しかも、再発行してもらったはずの国民年金の源泉徴収票も、ダイレクトメールなどと一緒に入っていました。
「あったよ…」
よく見つかったなと思います。
なぜ埋もれたのか
うちの実家では、郵便受けから新聞や郵便物を取り出すのは母の役割らしいです。
後から母の行動を想像しました。
- 郵便受けから書類を取る
- 「あとでちゃんと見よう」と、その辺の袋に入れる
- 袋を、よく読む新聞の横に置く
- その上に新聞が積まれ、埋もれる
おそらくそんな感じだったんでしょうね。
私は源泉徴収票について、父に何度も電話で確認していたんです。
そのたびに父は「書類箱を全部かき回したけど、見つからない」と答えていました。
だから、年金事務所に行って再発行をしてもらったし、共済のは電話をかけて再発行手続きをしました。
答えは…母でした。
母のところで止まっていました(笑)
「届いていない」は、高齢の親の家では「どこかにある」の同義語ですね。
電子より、まず紙を探す
制度としては、e-私書箱で取得できます。
でも、即日とは限らない。
そして高齢の親の家では、
「届いていない」は
「どこかにある」の意味だったりします。
電子取得の手続きも大事。
でもまずは、
新聞の山を崩す。
今回の学びは、それでした。
【おまけ】e-私書箱での取得方法(簡易版)
せっかくなので、今回調べた電子取得のルートをまとめておく。
- ① どの共済か確認(地方職員・公立学校・KKRなど)
- ② 各共済のオンライン窓口にログイン(例:地方職員共済は「マイナ手続きポータル」)
- ③ e-私書箱連携を申し込む(本人確認にマイナンバーカード必要)
- ④ 源泉徴収票の電子交付を申し込む(対象年を指定)
- ⑤ 数日後、e-私書箱でPDFダウンロード
あなたの実家にも、埋もれた書類はないですか?
確定申告を終えたその日の午後、郵便受けに一通の封筒が届いていました。
帰省前に電話で再発行を依頼しておいた、地方職員共済の源泉徴収票(紙)です。
(依頼から約1週間で到着)
新聞の山から出てきたのと同じ書類が、また届いた。
タイミングが悪すぎて、笑うしかなかった。きっと、e-私書箱で頼んだ電子での源泉徴収票も、マイナポータルにひっそりと届いていることでしょう。確定申告が終わったので、もう確認することもないんですけどね。
あなたのご実家にも、「届いたはずなのに見つからない書類」、眠っていませんか?
よかったら、コメントで教えてください。

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