実家に帰省して親のサポートをする。口で言うほど簡単じゃないですよね。
今回、私は3泊4日で父の確定申告を終わらせるべく帰省しましたが、そこで待っていたのは、デジタルだけでは解決できない『家族の現実』でした。
「え、外貨預金もう解約してたの?」
「母のマイナンバー暗証番号、あと1回でロック…」
「プリンター設定で地獄を見る」
目的は父の確定申告のはずだったのに。
でも、蓋を開けてみれば、スマホ設定、書類整理、そして60年前の結婚式の招待状の発見まで。
親の確定申告、そろそろやばいな……と思っているあなたへ。
この記事では、実際に直面した『暗証番号ロック寸前』や『謎の書類山』をどう突破したのか、3泊4日の全工程を時系列で公開します。
読み終わる頃には、あなたの帰省準備リストができあがっているはずです。
遠隔娘が帰省してe-Taxで親の確定申告をやった実録

初日は、両親が取っておいてくれた通帳や年金関係の書類、源泉徴収票の確認から始めました。
テーブルに並べて、順番に目を通していきます。
その中にあったのが、外貨預金の通帳。
解約済み。
え?
さらに、解約時の計算書まで入っています。
父、自分でやっていたのです。
去年は「一人では心もとないから一緒にやってくれ」と言っていたのに。
外貨預金の円転と確定申告が心配だったはずなのに。
今回は一人で銀行へ行き、外貨を円転し、口座も解約。
しかも、きちんと計算書を持ち帰っている。
拍子抜けと安堵と、少しのざわつき。
できていたのだから、よかった。
銀行の予約はその場でキャンセル決定しました。
(※外貨預金の詳細や為替差益の計算は、別記事でまとめています)
マイナポータルに入れない?マイナンバーカード暗証番号の現実
今回は税務署に行く時間がありません。
すべてe-Taxでやるつもりでした。
そのためにはマイナンバーカードが必須。
マイナポータルに入るには暗証番号が必要です。
父は控えをちゃんと持っていました。
問題は母。
医療費控除を使うには母の分も計上したい。
でも暗証番号を書いた紙が見つからない。
あと1回間違えるとロック。
この状態で暗証番号を試すのは、爆弾の赤い線を切る気分でした。
結局、区役所で再設定。
帰省の日程に平日を入れておいて本当によかった!
マイナポータルで医療費を確認し、e-Taxで送信。
税金は引き落とされるように申し込みました。
両親は「もう何もしなくていいんだよね?」と。
その一言で、帰省の半分は終わりました。
高齢の親の書類整理は10年以上分との戦い

家のあちこちに分散して保管された10年以上分の書類。いや、もっとあったかも。平成18年とかの書類も平気で見つかりましたし。
通帳。
年金通知。
保険。
謎の封筒。
探す。
分ける。
いらないものを処分する。
確定申告よりも体力を使ったかもしれません。
その途中で、60年以上前の両親の結婚式の招待状を発見。
初めて見るものでした。
税金の計算書と、人生のはじまりの紙が、同じ机の上に並ぶ。
少し泣きそうになりました。
親のスマホサポートとパソコン設定も同時進行(Googleフォト・LINE・プリンター)
プリンター2台を設定。
LBP6030は、何度やっても地獄です。(※もし同じ機種で詰まっている方がいたら、別記事の裏技を試してください)
父のスマホとパソコンのGoogleアカウントを統一。
Googleフォトをパソコンで見られるよう導線を作り、ダウンロードフォルダのショートカットも設置。
紙の手順も書いて渡しました。
LINE通話の直通アイコンも設定。
Googleマップでカーナビも使えるように。
ある日、父が言いました。
「どうもバッテリーが持たん。交換した方がいいんじゃないか」
見ると84%。
翌朝100%まで充電されているのを確認。
それでも「48%って出とる」と言う。
よく見ると、天気ウィジェットの湿度48%。
大笑いでした。
(※Googleフォト導線やスマホ設定は、別記事で詳しくまとめます)
生活サポートはデジタルより大事かもしれない
帰省のサポートは、両親バランス良くが基本です。父親のサポートが中心になってしまっているので、母親がやきもちはやくかもしれない(笑)
母へのサポートもやってきましたよ。
母は膝が悪いのに、炊飯器を床に置いて中腰で使っていました。
棚の上に移動。
母が50年以上続けているコーラスグループ。その練習場所が最近変わったそうで、そこまでのバス路線も何パターンか紙に書き出しました。
小さな改善ですが、毎日の安心が少し増えました。
母も喜んでくれたと思います。
半日のドライブ
両親は私が帰省すると一緒に出かけるのを楽しみにしています。今回はそんな余裕はないかと思ったんですが、なんとか時間を作ってドライブしました。
母の実家。
昔、家族で住んでいた場所。
車の中で思い出話が止まりませんでした。
確定申告よりも、この時間のほうが、あとで残るのかもしれません。
達成感ありつつも、どっと疲れた3泊4日
確定申告。
お金の整理。
書類の分別。
スマホとパソコンの設定。
生活動線の改善。
そして、思い出の時間。
遠隔で支えているつもりでも、帰省すると全部一気に動き出します。
「お前が来てくれて本当によかった。」
と、父。
少し誇らしくて、でも、どっと疲れた3泊4日でした。
この3泊4日で起きたことは、確定申告だけではありません。
マイナポータル、外貨預金、書類整理、Googleフォト導線設計、プリンター地獄。
遠隔で親を支えている人の、具体的な手順書になればうれしいです。
それぞれを、実用編として詳しく書いていきます。
ところで、あなたのご実家には「謎の封筒」、眠っていませんか?
よかったらコメントやSNSで教えてください。

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