遠隔サポート大失敗!──親PC、まさかの買い替え事件
前回の帰省で、私は親のパソコンに Googleリモートデスクトップ を仕込んでおきました。その後、何度か実際に遠隔サポートもできて「これなら大丈夫」と安心していたんです。
それから数ヶ月後。再び親からSOSが。
「パソコンの調子が悪い、遠隔で見て」と。
よし来た!と思って接続すると…画面には 「オフライン」 の表示。あれ?どうして?
まずは電話で「電源は入ってる?」と確認。入っているとのこと。ならなぜオフライン?と首をひねりながら、原因を調べるために「デスクトップにGoogleのアイコンはある?」と聞いてみました。ところが何度聞いても「ない」との返事。
本当にないのかな?と思い、デスクトップ画面をスマホで撮ってLINEで送ってもらうことに。届いた写真を見ながら電話で操作を誘導する作戦です。ついでにキーボードの写真も送ってもらいました。スクリーンショットを撮ってもらいたかったからです。
ところがここでまさかの展開。「キーボード」という言葉が通じない…。
以前は絶対に知っていたはずなのに。
「老いていく」というのはこういうことかもしれません。
日常で使わなくなると、少しずつ抜け落ちてしまうんですね。
Googleが見つからない攻防戦(電話口)

スタートボタンを押して、『すべてのアプリ』を開いてみて。A・B・C…って進んで、Gのところに Google Chrome ってない?



ないよ。Google Chromeなんて見当たらない



(心の声):もしかして横文字が読めていないのでは…?
『G』から始まって、『オー』が2つ並んで、そのあと『グル』って続くやつ。Google っていう横文字、ない?



いやぁ、Gのところには「ゲームなんとか」っていうのが一つあるだけだよ



……どういうこと???
頭を抱える私。
Google Chromeがないなんて、そんなはずは…。と思っていたら、親からサラッと爆弾発言。



あ、こないだからパソコンの調子が悪くてね。だから、新しいパソコンにしたよ
──はい?! それ、先に言って…!
とほほ。
そりゃ、つながらないはずだよ。前回の帰省時の仕込みは、見事にリセットされていました。
今回の気づき
- 親世代にとって「PC買い替え」は、事前報告の対象外である。
- 「Edgeがあるから大丈夫」=Google(Chrome)は必須ではない世界線。
- 遠隔サポートはまず現状確認(端末・OS・ブラウザ・既存設定)から。
というわけで、次回の帰省ではまた一から仕込み直しです。ああ、再セットアップの旅は続く…とほほの、ほ。でも後から振り返ると笑えてしまうんですよね。「それはつながらないはずだよ!」って。
余談ですが、Windows標準のリモートサポートという機能もあるらしいので、次はそちらも試してみる予定。こちらは別記事でレポートします。
みなさんのお家でも“ひっそり買い替え事件”、ありますか?
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